【おすすめ】カナディアンソーラーの太陽光発電の価格やメリットを解説!
「高性能・高耐久ながら国内メーカー品より安価」という強みで着実にシェアを拡大する、「カナディアンソーラー」という太陽光発電メーカーをご存じですか?
本記事では、カナディアンソーラーの会社概要や太陽光パネルの魅力、2023年の価格相場や保証内容をくわしく解説していきます。
記事の後半では、国内メーカーを差し置いてカナディアンソーラーを選ぶメリット・デメリットもご紹介していますので、コスパの良いパネルをお探しの方はぜひご覧くださいね!
目次
カナディアンソーラーってどんなメーカー?実績や評判を解説!
カナディアンソーラー(Canadian Solar Inc.)は、2001年にカナダで設立された太陽光発電メーカーであり、全世界で23の子会社を持つ大手企業です。
アジアと南北アメリカに20の製造施設を持ち、現在までに「70GW」を超える太陽光パネルを出荷するなど、世界の太陽光業界をリードする存在といえます。
国内では2009年から太陽光パネルの販売を開始した同社は、「高品質で低価格」な商品が人気を呼び、2020年・2021年には「国内シェアNo.1」を記録しています。
カナディアンソーラーの太陽光発電の特徴や価格・保証内容をご紹介!
つぎに、カナディアンソーラーが販売する太陽光発電の特徴や気になる価格相場、保証内容についてご紹介していきます。
特徴:発電力と耐久性の高さを両立!故障時のサービスも充実
カナディアンソーラーの太陽光発電はパネル1枚あたりの「最大出力」が非常に高く、発電性能を示す数値である「変換効率」においても優秀であることが特徴です。
売れ筋モデルである「CS6R-410MS」は、「変換効率21.0%・最大出力410W」という高いスペックを実現しており、国内メーカー品にもまったく引けを取りません。
また、カナディアンソーラーは独自の「長期耐久試験」をクリアした商品を出荷しているため、10年、20年と使い続けても「発電量の低下」が少ない点も魅力といえます。
価格:国内相場より1kWあたり「3〜7万円」も安く設置できる
カナディアンソーラーの太陽光パネルは、「出力1kWあたり18〜23万円」ほどが2023年の相場価格となっています。
経済産業省の調べによる国内相場は「1kWあたり25〜26万円」ですので、カナディアンソーラーを選ぶだけで「3〜7万円」も初期費用を節約できる計算となります。
驚きの低価格設定ながら耐久性や発電力、保証内容などは国内メーカー品と比べても遜色ないため、コスパを重視する方には非常におすすめのメーカーです。
保証:25年の長期保証に加えて「10年の自然災害補償」で安心
カナディアンソーラーは「安心の長期保証」も魅力のひとつであり、以下の保証を「無償」で利用することができます。
無償保証の種類 | 保証内容 |
出力保証(25年) | 25年後に本来の発電量の「83.1%」を下回った場合、無料で修理または交換を行う |
モジュール保証(25年) | 通常使用において太陽光パネルの不具合や自然故障が発生した場合、無料で修理または交換を行う |
製品保証(15年) | 通常使用において太陽光システムの不具合や自然故障が発生した場合、無料で修理または交換を行う |
さらに、以上の通常保証では対応できない「火災や災害による損害額」を補償してくれる「災害補償制度」も用意されています。
災害補償制度の利用には加入料の支払いが必要ですが、補償期間が「10年間」と長いため、特別な理由がない限り加入しておいたほうが良いでしょう。
カナディアンソーラーならでは!「3つのメリット」を徹底解説
つづいて、カナディアンソーラーの太陽光発電だけが持つ「3つのメリット」についてくわしく解説していきます。
メリット①:国内メーカー品より断然コスパが高い
カナディアンソーラーの太陽光パネルの最大のメリットは、国内大手メーカー品に比べて「数十万円」もの設置コストを節約できることです。
同程度のスペックの国内製品は「出力1kWあたり3〜7万円」も高くつくため、一般的な4〜5kWのシステムを設置すると「12〜30万円」ものコスト差が生まれます。
海外メーカー品とはいえ、カナディアンソーラーの品質や保証内容は世界トップクラスの基準を満たしていますので、安心して長期間使い続けることができます。
また、地方自治体の補助金制度は「海外メーカー品でも申請可能」なケースも多々ありますので、申請することで初期費用をさらに抑えられます。
メリット②:独自の災害補償制度で地震や火災にも対応できる
カナディアンソーラーの太陽光パネルの見逃せないメリットとして、独自の「災害補償制度」の内容が非常に充実している点が挙げられます。
以下に、災害補償制度の詳細を確認していきましょう。
補償期間 | システム設置完了日から10年間 |
補償金額 | 1システムあたり200〜1,000万円 |
補償対象となる機器 | ・太陽光パネル ・パワーコンディショナ ・架台や接続箱、ケーブル類 ・蓄電池 |
補償対象となる事例 | 火災、爆発、落雷、風災、ひょう災、雪災、水災、土砂崩れ、落石、倒木など |
地震や台風などの自然災害による損害はもちろん、火災や「外部からの物体の衝突」などもカバーしてくれるのは安心ですよね。
また、太陽光パネルと「蓄電池」をセットで購入した場合は、蓄電池も補償の対象となる点も非常に大きなメリットといえます。
メリット③:寒冷地や塩害地域・台風の多い地域でも設置できる
カナダ生まれのカナディアンソーラーの太陽光パネルは、「積雪による重み」はもちろん、毎年襲来する「台風や強風」にも充分耐えられる頑丈な造りもメリットのひとつです。
カタログスペック上の積雪荷重強度は「5,400Pa」と設定されており、「2m」を超える雪が積もっても、架台やパネル本体に問題は起こりません。
風圧に対する強度も「2,400Pa」が保証されており、「風速60m」を超えるとてつもない強風にも耐えられるように設計されています。
「毎年必ず雪が降る地域」や「台風がよく通過する地域」にお住まいの方は、抜群の耐久性を持つカナディアンソーラーを選ぶメリットは大きいでしょう。
要確認!カナディアンソーラーの「2つのデメリット」とは?
さいごに、カナディアンソーラーの太陽光発電を設置する前に確認すべき「2つのデメリット」について解説していきます。
デメリット①:屋根の形状によっては設置スペースがムダになる
カナディアンソーラーは「長方形」の太陽光パネルしか販売していないため、「寄棟(よせむね)屋根」やデザイン住宅などの特殊屋根にはフィットしない可能性があります。
幅767mmのスリムタイプ「CS6RB-270MS」などを組み合わせることでスペースのムダを解消できますが、いわゆる「台形タイプ」の取り扱いがない点はデメリットです。
一方で、同社のパネルは1枚あたりの発電量が「315〜410W」ほどと非常にハイパワーですので、屋根全体にパネルを敷き詰めなくても充分な電力を確保できます。
デメリット②:国内メーカーに比べて取扱業者が少ない
世界的には知名度の高いカナディアンソーラーですが、日本国内ではまだまだ取扱業者が少ないため、見積もりの比較がスムーズにいかないというデメリットもあります。
太陽光パネルの販売価格は業者によって違うことが当たり前ですので、少なくとも2〜3社の見積もりを比較しないと、「別の店のほうが安かった…」と後悔する原因となってしまいます。
カナディアンソーラーの太陽光パネルは国内相場よりはるかに安いため「高すぎて後悔」する可能性は低いものの、契約前には他の販売店の見積もりも比較しておくと安心です。
まとめ:カナディアンソーラーは発電力の高さと充実保証が魅力!
カナディアンソーラーの太陽光パネルは、国内相場より「1kWあたり3〜7万円」も安い価格設定ながら、「21.0%」という高い変換効率や確かな品質で人気を集めています。
最長25年の長期保証に加えて、地震や台風による損害もカバーする「災害補償制度」も利用できるため、保証内容を重視する方にもおすすめのメーカーです。
2mを超える積雪にも耐えうるタフな設計も魅力ですので、ぜひ選択肢のひとつに取り入れてみてくださいね!
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この記事の監修者
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