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エリーパワーの蓄電池の魅力は？商品展開やデメリットについても！
2000年代に入ってから蓄電池業界に参入したエリーパワー社。
大手メーカーと比べて知名度こそ低いですが、安心の製品を販売していると話題になっています。
そこで今回の記事では、エリーパワー社が販売している蓄電池の主な魅力や各種類の紹介、主なデメリットを紹介します。
エリーパワーの蓄電池が気になっている方、必見です。
目次
エリーパワーの蓄電池が気になる！主な魅力は何がある？
エリーパワーという会社名を耳にしたことがある方は、残念ながら少数派でしょう。
しかし、実は大手メーカーに引けを取らない魅力的な蓄電池を販売している会社なのです。
では、エリーパワーが販売している蓄電池の主な魅力は何なのでしょうか。
具体的な魅力を3つ紹介します。
エリーパワー蓄電池の魅力①幅広い温度範囲に対応している
エリーパワーの蓄電池は、幅広い温度範囲に対応しているという魅力があります。
蓄電池の多くは、稼働可能な温度範囲を－20℃〜+ 40℃前後に設定しています。
ただ、昨今の地球温暖化の影響で、+ 40℃という可動範囲は少々心もとないものではないでしょうか。
その点、エリーパワーの蓄電池の稼働可能な温度範囲は－20℃〜+ 60℃。稼働可能な温度範囲が広いので、1年を通して蓄電池を安心して使っていけることでしょう。
エリーパワー蓄電池の魅力②国内の自社工場で生産していて安心
国内の自社工場で生産していて安心というのも、エリーパワーの蓄電池の特徴です。
世界的な蓄電池の価格競争が激化している昨今、蓄電池のすべてを国内の自社工場で生産している企業は一握りになります。
エリーパワーはその中の1社ということで、安心安全の国内生産された蓄電池が欲しいという方におすすめです。
エリーパワー蓄電池の魅力③長寿命を実現している
エリーパワーの蓄電池は、長寿命を実現しているという魅力もあります。
蓄電池の平均寿命は15年前後といわれていますが、エリーパワーの公式ホームページには「15年繰り返し利用しても電池の容量保持率が70％という高水準をキープできる」と記載があるのです。
つまり、蓄電池の平均寿命を迎えても、まだまだ許容範囲内の蓄電ができるということ。
蓄電池は150万円前後の初期費用が必要といわれている高額商品なので、平均寿命を全うできる可能性が高いエリーパワーの蓄電池は、とても魅力的だといえるでしょう。
エリーパワーの蓄電池の種類は？各種類の概要や特徴を徹底解説！
続いて、エリーパワーが販売している主な家庭向け蓄電池を種類別に徹底解説します。
エリーパワーの蓄電池の購入を検討している方、必見です。
蓄電池の種類①POWER iE5 GRID
エリーパワーが販売しているPOWER iE5 GRIDの主な特徴は、以下の通りです。
- ハイブリッド型蓄電池
- 全負荷型蓄電池
- 200V対応型
- 蓄電池を2台まで増設可能
- 蓄電容量は1台5.4kWhと平均的
ハイブリッド型蓄電池というのは、太陽光発電との連携を大前提とした蓄電池のこと。
エネルギーの変換効率が良く、発電した電力を無駄なく蓄電し、家庭で使うことができます。
さらに、停電時に家庭内すべての回路に送電できる全負荷型、オール電化家庭にも対応可能な200V対応型という点も、大きな特徴です。
蓄電池の平均寿命は15年ですが、15年もあれば家族構成が変わったりライフスタイルも変わるはず。
だからこそ、POWER iE5 GRIDは2台まで増設可能なので、中長期的に見ても安心できるでしょう。
蓄電池の種類②POWER iE5 Link
エリーパワーが販売しているPOWER iE5 Linkの主な特徴は、以下の通りです。
- 200Vはもちろん100Vにも対応可能
- 全負荷型蓄電池
- AI機能搭載
- 塩害地域でも使用可能
POWER iE5 Linkは、オール電化でも安心の200V対応なのはもちろん、最新家電があまりない100V型家庭でも使えるのが魅力です。
AI機能搭載なので、人間の手で稼働モードを変更する手間がないのも魅力のひとつ。
翌日の天気を自動で学習し、夜間の蓄電量を決めてくれるので、とても簡単に節約ができるといったメリットを実感できるでしょう。
また、オプションにはなりますが、塩害地域でも使える仕様の蓄電池の販売もあるので安心です。
蓄電池の種類③POWER YIILE3
エリーパワーが販売しているPOWER YIILE3の主な特徴は、以下の通りです。
- 小型＆超軽量の可動型蓄電池
- スマホとの連携が可能
- 蓄電容量は2.5kWhと最小限
POWER YIILE3の最も注目したいポイントは、可動型蓄電池という点になります。
蓄電池の多くは、重量のあるものだと屋外にコンクリート基礎を作って固定する作業が必要だったり、室内置きのものでも床の耐荷重を計算したりするなど、設置にあたって細かな調整が必要です。
しかし、POWER YIILE3は小型かつ超軽量蓄電池なので、どこかに固定する必要がなく、必要な時に必要な場所へ動かすことができます。
停電時に大きなメリットを実感できることでしょう。
また、スマホとの連携が可能なことも大きな特徴。
出先でも蓄電池の状況を逐一確認できるので、安心できるでしょう。
エリーパワーの蓄電池のデメリットは何がある？主なマイナス点3選！
とても魅力的なエリーパワーの蓄電池。
ですが、万人受けする商品はこの世に存在しないため、当然のごとくエリーパワーの蓄電池にもデメリットは存在しています。
最後に、エリーパワーの蓄電池に挙げられるデメリットを3つ紹介します。
デメリット①取り扱い店舗が少ない
エリーパワーの蓄電池は、取り扱い店舗が少ないというデメリットがあります。
取り扱い店舗が少ないということは、エリーパワーの蓄電池の魅力やデメリットを客観的に判断できる人間が少ないということ。
競合他社の蓄電池との比較がしにくいので、結果として「情報が少ないエリーパワーの蓄電池は選択肢から外そうか」という考えに至ってしまう人が多いのも事実です。
デメリット②保証内容が薄い
保証内容が薄いというのも、エリーパワーの蓄電池にあるデメリットです。
エリーパワーで保証を受けるためには、無料の「ごあんしんサービス」に加入する必要があります。
無料なので加入するに越したことはないですが、加入したとしても10年間の蓄電池ユニット保証しか受けることができません。
蓄電池の平均寿命は15年ですし、エリーパワーの蓄電池は15年経過後もそれなりの蓄電量を確保できるといわれています。
だからこそ、保証内容の手薄さが懸念点になってしまうでしょう。
デメリット③大容量蓄電池の取り扱いがない
エリーパワーは、大容量蓄電池の取り扱いがないというデメリットもあります。
蓄電池の購入目的として、停電対策や電気代の節約を挙げる方が多いでしょう。
特に停電対策として蓄電池の購入を検討している場合、容量が大きければ大きいほど大きな恩恵を実感することができます。
エリーパワーの蓄電池の最大容量は10.8kWhです。
これでも容量は大きいほうですが、競合他社では30kWh近い大容量蓄電池の販売もあります。
容量だけを比較すると、受けられる恩恵が少なくなってしまうのは当然です。
大家族でそもそもの電気使用量が多い家庭、万が一のためにできるだけ大容量蓄電池を購入したい家庭は、エリーパワーの蓄電池には心もとなさを感じてしまうでしょう。
エリーパワーの蓄電池は安心感が高い！前向きに購入の検討を！
今回の記事では、エリーパワーの蓄電池の魅力や主な種類、デメリットを紹介しました。
今の世の中では珍しい、国内生産にこだわっているエリーパワーの蓄電池。
だからこそ、国内生産主義の方にとって、エリーパワーの蓄電池はとても魅力的なものになるでしょう。
ただ、取り扱い店舗が少なかったり大容量蓄電池がないというデメリットもあるため、購入時は注意してくださいね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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