Looopでんきは魅力的?会社概要や導入時のデメリットも解説!
電力業界に新規参入した、いわゆる「新電力」の中の1社であるLooop(ループ)でんき。
新電力の中でも比較的有名で、契約者数も軒並み上昇中といった、非常に人気の電力会社の一つです。
そんなLooopでんきは、どのような魅力あふれる電力プランを持っている電力会社なのでしょうか。
今回の記事では、Looopでんきの概要を紹介すると共に、Looopでんきの魅力やデメリットを徹底的に紹介します。
電力会社の乗り換えを検討している方、必見です。
目次
Looopでんきは魅力的?会社概要や電力プランの魅力を徹底解説!
新電力の中でも、比較的有名どころのLooopでんき。
では、どういう電力会社で、どういった魅力があるのでしょうか。
具体的に解説します。
Looopでんきの概要
Looopでんきは、株式会社Looopが親会社の新電力です。
2011年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市などに赴き、ソーラー発電セットを無償譲渡したことを機に設立された会社になります。
Looopでんきは、次々と斬新な電力プランを打ち出しているため、新電力の中でも契約件数が非常に多いことで知られています。
契約件数が非常に多いということで、新電力にマイナスイメージを持っている方も安心して契約できるでしょう。
Looopでんきの魅力5選
需要が高まっているLooopでんきですが、一体どういった魅力があるのでしょうか。
ここからは、Looopでんきにある主な魅力を5つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
魅力①基本料金が無料
Looopでんきの魅力1つ目は、基本料金が無料ということです。
大手電力会社をはじめ多くの新電力は、基本的には契約アンペア数に応じた基本料金を支払う必要があります。
具体的な基本料金は10Aで295.24円前後なので、一般的な40Aで1,180.96円、50Aで1,476.20円を支払う必要があります。
基本料金は、電気使用量に関係なく毎月一律です。
したがって、基本料金が無料のLooopでんきは、それだけでお得ということです。
魅力②燃料費調整額が無料
燃料費調整額が無料なのも、Looopでんきの魅力のひとつです。
燃料費調整額とは、エネルギーを輸入する際にかかる費用を電気契約している消費者全員が負担するものです。
電気代の検針票を見ると、燃料費調整額が毎月しっかり請求されていることに気づくでしょう。
ちなみに、昨今の電気代高騰の要因になっているのは燃料費調整額が高騰しているからともいわれています。
燃料費調整額の単価は電力会社ごとに異なりますが、円安などの影響を受けて燃料費調整額が高騰しているのは事実です。
だからこそ、燃料費調整額が無料なLooopでんきは、とてもお得だといえるでしょう。
魅力③解約手数料が無料
Looopでんきの魅力として、解約手数料が無料なのも挙げられます。
電力会社の乗り換えを検討している方の中には、ネット検索に疲れて「とりあえず契約してみよう」と思ってしまう場合もあるでしょう。
しかし、契約期間がある場合、期間中に解約すると解約手数料が取られてしまうなど、無駄な出費を覚悟する必要があります。
その点、Looopでんきは解約手数料を取られることはないので「ひとまず契約してみよう!」と考えている方も安心できるでしょう。
魅力④30分ごとに電気料金単価が変動する
30分ごとに電気料金単価が変動するプランの存在も、Looopでんきの魅力のひとつです。
多くの電力会社は電気料金を3段階に分け、電気使用量が多くなればなるほど単価が高くなるように設定しています。
しかし、Looopでんきは30分ごとに電気料金単価が変動するという、面白い電力プランを持っているのです。
具体的には、平日の昼間や深夜といった電力需要が落ち着く時間帯の電気代単価は安く、平日の夕方以降や休日の昼間といった電力需要が高まる時間帯の電気代単価は高くなります。
その電気代単価が30分ごとに設定されているということです。
今は、レジャー施設も需要が高い時期のチケット代が割高で、需要が落ち着く平日はチケット代が割安に設定されている場合がほとんど。
Looopでんきの電気代単価も、レジャー施設と同じような仕組みということです。
魅力⑤電気+ガス契約でセット割が適用される
Looopでんきは、東京電力管内にお住まいの方限定にはなりますが、電気+ガス契約でセット割が適用されるという魅力もあります。
具体的には、以下のような魅力を実感できるでしょう。
- 電気料金単価が-1kWhになる
- ガスの基本料金が1,000円の定額制
- ガスの従量料金が128円/㎡の定額制
東京電力管内の方がLooopでんきのセット割を利用することで、最終的に年間4,800円前後の節約を見込めるのだとか。
電気代が高騰していたり、物価が上昇している今、毎月必ず引き落としされる光熱費が安くなるのは嬉しい特徴といえるでしょう。
Looopでんきで契約したい!主なデメリットには何がある?
Looopでんきは魅力的な特徴が様々ありましたが、当然のごとくデメリットも存在しています。
そこで今回の章では、Looopでんきにあるデメリットを6つ紹介します。
デメリット①知名度が低い
Looopでんきのデメリットは、知名度が低いことです。
日本人の多くは多数決の多数派を重んじる傾向にあるので、多くの人は「知名度抜群な大手が最も安心感が高い」と思っていることでしょう。
だからこそ、大手と比べると知名度の低いLooopでんきに対する信頼感が薄いのです。
しかし、Looopでんきは年々契約数を伸ばしているという事実があるので、知名度が上がってくるのも時間の問題といえるでしょう。
デメリット②インターネットからしか契約ができない
インターネットからしか契約ができないというのも、Looopでんきのデメリットです。
オンラインで契約が完結するのはとても便利ですが、オンライン作業に慣れていない方は不便を強いられてしまうでしょう。
デメリット③電気代をWeb上でしか確認できない
Looopでんきは、電気代をWeb上でしか確認できないというデメリットもあります。
とはいえ、今はペーパーレスの時代。
だからこそ、クレジットカードなどの明細もWeb上で確認する機会が多くなっています。
最初は不便を感じてしまうかもしれませんが、電気代をWeb上で確認することに慣れる必要があるのかもしれません。
デメリット④支払いにクレジットカードしか使えない
支払いにクレジットカードしか使えないというのも、Looopでんきのデメリットです。
他の電力会社は口座引き落としやコンビニ払いなどが選択できる場合が多いですが、Looopでんきの支払い方法はクレジットカードの一択です。
今の時代、クレジットカードを持っていないという方は稀でしょうが、光熱費の支払い先をクレジットカードにしたくないと考える方にとってはマイナスになってしまうでしょう。
デメリット⑤元々の電気代が安かった家庭は恩恵を受けにくい
Looopでんきは、元々の電気代が安かった家庭は恩恵を受けにくいというデメリットがあります。
基本料金や燃料費調整額が無料のLooopでんきに乗り換えることで、基本的には電気代が安くなります。
しかし、電気使用量が少ない一人暮らし世帯などでは、Looopでんきに乗り換えることで得られる恩恵は少ないです。
乗り換える手間を考えるのであれば、既存の電力会社で契約を継続するのも考えたいところです。
デメリット⑥電力プランの選択肢が少ない
電力プランの選択肢が少ないのも、Looopでんきのデメリットです。
Looopでんきと2023年現在契約できる電力プランは、スマートタイムONE、東京電力管内で契約できる電気+ガスのセットプランしかありません。
多くの電力会社が提供しているオール電化向けの電力プラン、単身世帯向けの電力プランなどは存在していないので、より家庭に合う電力プランで電力会社と契約したいと望む方にとってはデメリットとなってしまうでしょう。
Looopでんきは魅力的!内容を確かめて前向きに導入の検討を!
今回の記事では、Looopでんきの会社概要や魅力、デメリットを紹介しました。
いま需要を伸ばしているLooopでんき。
だからこそ、メリットとデメリットを天秤にかけ、メリットが勝るのであれば、契約を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者
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