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東京電力の値上げはいくら?過去・現在の価格推移や電気代の節約方法

その他リフォーム 2024年01月04日更新

2023年2月から、東京電力を含む各電力会社は軽減策により電気代の増加を回避しました。

しかし、今後の値上げに対する不安が残ります。

この記事では、東京電力の電気代値上げの理由や将来への対策、節電方法を紹介します。

東京電力で値上がりした電気プランや値上げ率は?

2020年~2023年までの値上げ率や対象プランについて、詳しく紹介します。

電気代が値上がりした対象プランは?

東京電力の値上げ対象となるプランは、規制料金と低圧自由料金です。

規制料金は電力小売全面自由化前のプランで、従量電灯や低圧電力が含まれます。

一方、低圧自由料金は電力小売全面自由化後のプランで、スタンダードプランやプレミアムプランが含まれます。

また、法人向けの標準料金である高圧や特別高圧も値上げの対象になりました。

2020年~2023年までの東京電力の値上げ額は?

2020年~2023年にかけて、東京電力の電気代は燃料調整費の上昇に伴い値上がりしています。

そこで、「過去の燃料費調整のお知らせ一覧」を元に東京電力の12月分の燃料調整費から電気代を比較してみました。

 

2020年12月分

2021年12月分

2022年12月分

2023年12月分

燃料調整費

-5.01円/kWh

-1.09円/kWh

11.92円/kWh

9.67円/kWh

1ヵ月の電気代

6,367円

7,485円

9,126円

7,459円

1年前との差額

+1,118円

+1,614円

ー1,667円

(※30アンペアで低圧プランを使用し、1ヵ月間の電力消費が260kWhの場合、再生可能エネルギー発電促進賦課金、口座振替割引、および消費税を含んだ金額)

 

2020年~2022年まで、燃料調整費の値上がりにより、毎月の電気代は1,500円前後上がっています。

2023年12月時点では、電気代の軽減措置により、電気代は一時的に値下がりしています。

2020年~2023年の再エネ賦課金の値上げ価格

2020年~2023年の再エネ賦課金の値上げ価格は、以下のとおりです

年度

再エネ賦課金

毎月の負担額

年間の負担額

2020年5月分~

2021年4月分

2.98円/kWh

1,299円

15,588円

2021年5月分~

2022年4月分

3.36円/kWh

1,465円

17,579円

2022年5月分~

2023年4月分

3.45円/kWh

1,504円

18,050円

(戸建ての4人家族の平均電気使用量:436kWhの場合)

 

2020年~2023年までの間、再エネ賦課金は0.47円上昇しました。

年間で見ると、約2,000円~2,500円ほど再エネ賦課金が増加しています。

電気代の軽減措置は2023年12月まで!

2023年11月29日、大手電力会社10社が2024年1月の電気料金を発表しました。

そのうち5社(東京電力、北海道電力、中部電力、九州電力、沖縄電力)が値上げを発表しました。

2023年12月分とくらべると、東京電力の電気代が1kWhあたり5円上がる予定です。

主な理由は、火力発電の主要な燃料である天然ガス価格の上昇と円安による燃料の輸入価格の上昇です。

これらの理由から逃れることはできず、電気代の値上げが避けられない状況になっています。

東京電力は2024年から値上げ!家庭で電気代を節約する方法

東京電力は2024年から値上げを発表しました。

電気代の高騰に備えて、家庭でできる電気代の節約方法について、詳しく紹介します。

電力プランを見直す

今契約している電気プランを見直すと、電気代を節約できることがあります。

例えば、従量電灯Bから新しく作られたスタンダードプランに切り替えると、電気を多く使うとその一部が0.02円でお得になり、支払った金額に応じてポイントがもらえます。

東京電力のプランを見直すと、通常よりも電気代がお得になる可能性があります。

電気会社を変えてみる

電気会社を変えてみると、新しい会社のプランでお得になるかもしれません。

新電力は、新規のお客さんを引きつけるために、特典や割引、独自のプランを用意していることがあります。

そのため、初めて利用する人にとっては通常よりもお得になることが期待できます。

ただし、切り替える前には契約条件や違約金、サービス内容などをよく確認し、他の会社と比較することが大切です。

また、地域によって提供される電気会社が異なるので、その地域に合ったプランを選ぶようにしましょう。

省エネ家電に買い替えてみる

省エネ家電に買い替えると、電気の使用量を減らし、エネルギーコストを節約できます。

新しい家電製品はエネルギーを節約しやすく、地球にもやさしい活用ができます。

省エネ家電を使うことは、地球温暖化対策にも効果的です。

結果、電気代の節約になり、地球環境にも良い影響を与えるので、積極的に取り組むのがおすすめです。

太陽光発電と蓄電池を考えてみる

太陽光発電と蓄電池を導入すると、自宅で太陽の光を使って電気を作り、余った電力を貯めておけます。

太陽光発電と蓄電池の導入は、電気代の節約だけでなく、停電時にも安心です。

ただし、始めるには初期費用や場所の確保など考えるべき点もあるので、計画的に進めることが大切です。

導入の際に補助金を使うと、太陽光発電と蓄電池の導入が手軽になります。

初めにかかるお金が少なくなり、同時に環境にも良い影響を与えることが期待できます。

補助金の詳細は地域によって異なるので、具体的な条件や手続きは確認してみましょう。

2024年1月より電気代が値上げ!今から節約に備えよう

今回は、東京電力の2020年~2023年までに行った値上げや節約する方法について紹介しました。

2023年12月までの一時的な経過措置が終わり、2024年1月から東京電力を含む5社が電気代の値上げを決定している状況です。

これにより、支払う電気代が上がる可能性があり、家計に負担をかけるかもしれません。

電気代を節約するためには、電気プランの見直しや省エネ家電の導入が効果的です。

電気代が上がる前に、自家発電できる太陽光発電と蓄電池を検討してみましょう。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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