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V2H対応車種の今後の展開と最新動向

EV・V2H 2025年09月17日更新

V2Hシステムとは何か

Vehicle to Home(V2H)システムは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の大容量バッテリーを活用して、住宅への電力供給を可能にする革新的なエネルギーマネジメントシステムです。災害時の非常用電源としてはもちろん、平時においても電気料金の削減や太陽光発電との連携による効率的なエネルギー運用を実現します。

V2Hシステムの導入により、電気自動車が単なる移動手段を超えた「走る蓄電池」として機能し、家庭のエネルギー自給率向上に大きく貢献します。特に昨今の電気料金高騰や災害時の停電リスクを考慮すると、その価値はますます高まっています。

現在のV2H対応車種一覧

国産メーカーの対応車種

トヨタ

  • プリウスPHV
  • bZ4X
  • RAV4 PHV

日産

  • リーフ
  • アリア
  • サクラ
  • e-NV200

三菱

  • アウトランダーPHEV
  • eKクロスEV
  • ミニキャブ・ミーブ

ホンダ

  • ヴェゼル e:HEV
  • Honda e

スバル

  • ソルテラ

輸入車の対応状況

現在、輸入車でV2H対応が確認されているモデルは限定的ですが、欧州を中心とした自動車メーカーも対応車種の拡大を計画しています。特にドイツ系メーカーでは、今後数年間で対応モデルの大幅な増加が期待されています。

今後のV2H対応車種拡大予測

2025年の展望

2025年には、主要自動車メーカーの新型EV・PHVの大部分でV2H対応が標準化される見通しです。特に以下の動向が注目されています:

  • トヨタの電動車戦略において、2025年発売予定の新型EVラインナップ全車種でのV2H標準搭載
  • 日産のアライアンス戦略により、ルノー・三菱との共通プラットフォーム車両でのV2H統一規格採用
  • ホンダの2030年カーボンニュートラル計画に基づく、全電動化車両でのV2H機能標準装備

2026年以降の長期展望

2026年以降は、V2H対応がEV・PHVの基本機能として定着する時代に突入すると予測されます。政府の2035年カーボンニュートラル目標や、住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)普及政策との連携により、以下の発展が期待されています:

  • 軽自動車EVクラスでもV2H対応の普及
  • 商用車・トラック分野での本格的なV2H展開
  • 双方向充電の高速化と効率化技術の実用化

V2H対応車種選択のポイント

バッテリー容量と性能

V2H対応車種を選択する際は、バッテリー容量が家庭の電力使用量と適合しているかが重要な判断基準となります。一般的な家庭での1日の電力消費量は10kWh程度のため、40kWh以上のバッテリー容量があれば3~4日間の電力供給が可能です。

充放電効率と対応規格

車種によって充放電効率や対応する急速充電規格が異なるため、既設または計画中のV2H機器との互換性確認が必須です。CHAdeMO規格対応車種が現在の主流ですが、今後はCCS(Combined Charging System)対応車種も増加する見込みです。

メンテナンス性と保証内容

V2Hシステムは長期間にわたる運用が前提となるため、バッテリーの劣化特性やメーカー保証の内容を慎重に検討することが重要です。特に充放電サイクル数やバッテリー容量保証期間について、各メーカーの条件を比較検討しましょう。

V2H導入時の補助金制度

国の補助金制度

2025年度も継続されている国のV2H補助金制度では、V2H機器導入に対して最大75万円、対応車両購入に対して最大85万円の補助金が設定されています。これらの制度は環境省や経済産業省が所管しており、脱炭素社会実現に向けた重要な政策支援の一環となっています。

地方自治体の独自支援

多くの地方自治体でも独自のV2H導入支援制度を設けており、国の補助金と併用することで導入コストの大幅な軽減が可能です。自治体によっては追加で20万円~50万円程度の補助金を受けられるケースもあるため、お住まいの地域の制度を確認することをお勧めします。

技術革新と今後の発展

双方向充電技術の進歩

現在のV2H技術は着実な進歩を遂げており、充放電効率は90%以上を実現し、系統連系時の安全性も大幅に向上しています。今後は無線給電技術との組み合わせや、AI制御による最適化システムの実装が期待されています。

スマートグリッドとの連携

V2H対応車種の普及は、地域全体のエネルギー需給バランス最適化を担うスマートグリッド構想と密接に関連しています。2030年頃には、EVが地域の電力インフラの一部として機能する社会の実現が見込まれており、これにより電力の安定供給と料金の平準化が期待されます。

導入検討時の注意点

設置環境と工事要件

V2Hシステムの設置には、適切な設置スペースと電気工事が必要です。設置場所は屋外でも対応可能ですが、機器の性能維持のため直射日光や雨水を避けた場所が推奨されます。また、分電盤からの配線工事や系統連系のための各種手続きも必要となります。

運用コストと経済性

V2H導入後の運用コストには、機器のメンテナンス費用や電気料金プランの見直しが含まれます。太陽光発電システムとの組み合わせにより、長期的には電気料金の大幅な削減が期待できますが、初期投資回収期間を適切に算出することが重要です。

設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

まとめ

V2H対応車種は2025年以降急速な拡大が予想され、各メーカーの電動化戦略の中核を担う重要な機能として位置づけられています。現在でも多くの選択肢がありますが、今後はさらに多様なニーズに対応した車種が登場する見込みです。

導入を検討される際は、ご家庭の電力使用パターンや設置環境を十分に検討し、長期的な視点での経済性を評価することが重要です。また、補助金制度を活用することで初期コストを大幅に軽減できるため、最新の制度情報を確認して最適なタイミングでの導入を計画しましょう。

よくある質問

Q1: V2H対応車種を購入すれば、すぐに家庭で電力を使用できますか?

A1:
V2H対応車種だけでは家庭への電力供給はできません。別途V2H機器(パワーコンディショナー)の設置と電気工事が必要です。また、電力会社への系統連系申請も必要となり、申請から承認までに通常3ヵ月~6ヵ月程度の期間を要します。

Q2: 軽自動車のEVでもV2H機能は利用できますか?

A2:
はい、日産サクラや三菱eKクロスEVなど、軽自動車EVでもV2H対応モデルが発売されています。バッテリー容量は普通車より小さめですが、非常時の電源確保や電気料金削減効果は十分に期待できます。

Q3: V2Hシステムを使用すると車のバッテリーが劣化しやすくなりますか?

A3:
適切に管理されたV2H使用では、バッテリーへの影響は限定的です。最新のリチウムイオンバッテリーは6,000回から12,000回程度の充放電サイクルに対応しており、V2H使用による劣化加速はわずかです。ただし、電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります。

Q4: V2H対応車種の購入時に利用できる補助金はありますか?

A4:
2025年度現在、国のV2H補助金制度では対応車両購入に対して最大85万円の補助金が設定されています。また、多くの地方自治体でも独自の補助金制度があり、国の制度と併用可能です。申請条件や締切日は自治体により異なるため、購入前に最新情報を確認することをお勧めします。

Q5: 今後V2H対応車種はどの程度普及する見込みですか?

A5:
政府の2035年カーボンニュートラル目標や各メーカーの電動化戦略により、2026年以降はEV・PHVの大部分でV2H対応が標準化される見通しです。特に2025年には主要メーカーの新型電動車の大部分でV2H機能が標準搭載される予定で、選択肢は大幅に拡大します。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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