メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

蓄電池 停電時 使えない理由と対策

2025年09月18日更新

蓄電池が停電時に使えない主な原因

電力変換装置(パワーコンディショナー)の停止

蓄電池が停電時に使用できない最も一般的な原因は、パワーコンディショナーの機能停止です。
パワーコンディショナーは、蓄電池から供給される直流電力を家庭で使用できる交流電力に変換する重要な装置です。

停電が発生すると、多くのパワーコンディショナーは安全機能として自動的に運転を停止します。これは電力系統の復旧作業中に作業員の安全を確保するためや、系統電力の復旧時に機器を保護するための重要な機能です。

(※電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります)

自立運転機能の設定不備

家庭用蓄電池の多くには自立運転機能が搭載されていますが、この機能が適切に設定されていないと停電時に蓄電池の電力を使用することができません。 自立運転機能は手動での切り替えが必要な機種が多く、事前の設定確認が欠かせません。

また、自立運転時には使用できる電力容量に制限があるため、すべての家電製品を同時に使用することはできません。一般的には1.5kw程度の出力制限があることが多く、必要最小限の電化製品のみの使用に留める必要があります。

配線・接続の問題

蓄電池と住宅の配線が適切に接続されていない場合や、停電時用の専用回路が設置されていない場合も、停電時に蓄電池を使用できない原因となります。特定負荷型の蓄電池では、停電時に電力を供給できるコンセントが限定されているため、事前に接続確認が必要です。

蓄電池の種類による停電時対応の違い

特定負荷型蓄電池

特定負荷型は、停電時に電力を供給する箇所を事前に指定しておく方式です。指定された回路のみに電力が供給されるため、停電時に使用したい機器を事前に特定負荷回路に接続しておく必要があります。

メリットとして、重要な機器に確実に電力を供給できる点があります。一方で、指定外の機器は使用できないという制限があります。

全負荷型蓄電池

全負荷型は、停電時に住宅全体に電力を供給する方式です。普段と同様にすべてのコンセントや照明を使用できますが、蓄電池の容量や出力の範囲内での使用に限定されます。

全負荷型であっても、エアコンや電子レンジなど消費電力の大きい機器を同時に使用すると、出力制限により一部の機器が使用できなくなる場合があります。

停電時に蓄電池を確実に使用するための対策

自立運転機能の事前確認と操作習得

蓄電池の自立運転機能を正常に動作させるため、平常時から操作方法を習得しておくことが重要です。
多くの機種では、停電発生時に手動でのモード切り替えが必要になります。

取扱説明書を参考に、実際に自立運転モードへの切り替え操作を練習しておくことをお勧めします。また、自立運転時の表示ランプや音声案内についても事前に確認しておきましょう。

停電時使用機器の優先順位設定

蓄電池の容量は限られているため、停電時に使用する機器の優先順位を事前に決めておくことが大切です。 照明、冷蔵庫、通信機器など、生活に欠かせない機器を優先的に使用できるよう計画を立てましょう。

一般的な家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)の場合、容量1kWhあたり20万円~30万円程度の費用相場となっており、導入時は100万円~200万円程度が目安となります。

定期的なメンテナンスと点検

蓄電池の性能を維持し、停電時に確実に動作させるためには、定期的なメンテナンスが必要です。メーカー推奨の点検スケジュールに従い、専門業者による点検を受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

蓄電池の寿命は30年前後とされており、最新のリチウムイオン蓄電池では充放電サイクル数が6,000回から12,000回程度となっています。適切なメンテナンスにより、この性能を長期間維持することが可能です。

蓄電池と太陽光発電の連携による停電対策

ハイブリッド型システムの活用

太陽光発電システムと蓄電池を連携させたハイブリッド型システムでは、停電時でも日中の太陽光で発電した電力を直接使用でき、同時に蓄電池への充電も可能です。 これにより、長期間の停電にも対応できる体制を構築できます。

太陽光発電システムの費用相場は1kwあたり35万円~40万円程度で、一般的な家庭用システム(4kw~5kw)では140万円~200万円程度が目安となります。

自家消費優先設定の重要性

停電時の電力確保を重視する場合は、平常時から自家消費を優先する設定にしておくことが効果的です。売電よりも蓄電池への充電を優先することで、常に一定量の電力を確保できます。

住宅用太陽光発電(10kw未満)の売電価格は1kWhあたり15円となっており、設置年度や電力会社によって異なります。経済性と停電対策のバランスを考慮した運用方針の検討が重要です。

蓄電池のタイプ別価格と停電時性能

小容量タイプ(3kWh~5kWh)

小容量タイプの蓄電池は100万円~150万円程度の価格帯で導入でき、短時間の停電や最低限の電力確保に適しています。 冷蔵庫や照明、通信機器など、生活に必要最小限の機器を数時間から半日程度使用できます。

中容量タイプ(6kWh~10kWh)

中容量タイプは150万円~200万円程度の価格帯で、1日程度の停電に対応できる電力容量を持っています。 基本的な生活に必要な機器を長時間使用でき、バランスの取れた容量として多くの家庭で選ばれています。

大容量タイプ(10kWh以上)

大容量タイプは200万円~350万円程度の価格帯で、数日間の長期停電にも対応できる豊富な電力容量が特徴です。 エアコンなど消費電力の大きい機器も使用でき、普段に近い生活水準を維持できます。

蓄電池の標準的な設置工事費用は20万円~35万円程度で、設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

停電時に使用できない場合のトラブルシューティング

基本的な確認事項

停電時に蓄電池が使用できない場合は、まず以下の基本事項を確認しましょう。蓄電池本体の電源ランプや表示パネルで動作状況を確認し、取扱説明書に従って適切な手順で自立運転モードに切り替えます。

また、蓄電池の残量が十分にあるかも重要な確認ポイントです。普段から50%以上の残量を維持しておくことで、停電時に安心して使用できます。

専門業者への相談

適切な手順を実行しても蓄電池が動作しない場合は、機器の故障や設置時の配線不備の可能性があるため、専門業者への相談が必要です。 自己判断での修理や改造は危険を伴うため、必ず資格を持った技術者に依頼しましょう。

基本的には保証期間内であれば無償での点検や修理が受けられる場合が多いため、購入時の保証内容を確認しておくことも大切です。

まとめ

蓄電池が停電時に使用できない主な原因は、パワーコンディショナーの停止、自立運転機能の設定不備、配線接続の問題などが挙げられます。これらの問題を未然に防ぐため、導入時の適切な設置工事と定期的なメンテナンス、操作方法の習得が重要です。

太陽光発電システムとの連携により、より効果的な停電対策を構築することも可能です。蓄電池の導入や設定でご不明な点がございましたら、お気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

Q1: 停電時に蓄電池の電源が入らないのはなぜですか?

A1:
停電時に蓄電池の電源が入らない主な原因は、自立運転機能が自動で切り替わらない設定になっているか、パワーコンディショナーが安全機能により停止している可能性があります。取扱説明書を確認し、手動での自立運転モードへの切り替えを試してください。それでも改善しない場合は、機器の故障や配線の不備が考えられるため、専門業者への相談をお勧めします。

Q2: 蓄電池があるのに停電時に家全体の電気が使えないのはなぜですか?

A2:
特定負荷型の蓄電池をご使用の場合、停電時に電力が供給されるのは事前に指定された回路のみです。全ての部屋や機器に電力を供給するには全負荷型の蓄電池が必要です。また、蓄電池の出力制限により、消費電力の大きい機器を同時に使用すると一部の機器が使用できなくなる場合があります。

Q3: 停電時に蓄電池からエアコンが使えないのは正常ですか?

A3:
エアコンは消費電力が大きいため、蓄電池の出力制限により使用できない場合があります。一般的な蓄電池の自立運転時の出力は1.5kw程度に制限されることが多く、エアコンの起動電力がこれを上回ると使用できません。大容量の蓄電池や高出力対応の機種であれば使用可能な場合もありますが、事前に仕様を確認することが重要です。

Q4: 蓄電池の自立運転モードはどのように切り替えるのですか?

A4:
自立運転モードへの切り替え方法は機種により異なりますが、一般的には蓄電池本体やリモコン、専用アプリから操作します。停電発生時には、表示パネルでモード切り替えボタンを長押しするか、設定メニューから自立運転を選択する方法が多いです。機種によっては自動切り替え機能もありますが、手動切り替えが必要な場合が多いため、平常時から操作方法を習得しておくことをお勧めします。

Q5: 停電時に蓄電池が使えない場合の応急対策はありますか?

A5:
蓄電池が使用できない場合の応急対策として、まず蓄電池の電源をいったん切って再起動を試してください。また、ブレーカーの状態確認や、特定負荷型の場合は指定回路への機器の接続変更も有効です。それでも解決しない場合は、携帯型の小型蓄電池やポータブル電源を備蓄しておくことで、最低限の電力確保が可能です。根本的な解決には専門業者による点検が必要です。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!