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エコキュートのメンテナンス完全解説|やらないリスクとプロに頼むべき作業とは?

エコキュート 2025年10月02日更新

※本記事は、事業者から提供を受けた商品・サービスのPRを含む広告コンテンツです。

 

従来の給湯設備に比べて省エネ性能が高いだけでなく、ガスを使わない「環境への優しさ」でも注目されているエコキュート耐震性耐久性の高さもメリットですが、「日々のお手入れ」や「定期点検」を怠ることで、配管の詰まりなどのトラブルが起きやすくなることをご存じでしょうか?

 

この記事では、エコキュートのメンテナンスが重要な理由や、放置した場合のデメリット自分でできる「5つのお手入れ方法」や、プロに点検を依頼するメリット・費用の目安までくわしく解説していきます。

 

本記事を参考に、メンテナンスに対する正しい知識を身につけて、エコキュートを末長く安心・快適に使い続けるポイントを押さえていきましょう!

 

そもそもエコキュートにメンテナンスは必要なの?

耐久性の高いエコキュートのことを、「メンテナンスいらず」と誤解している方も少なくないでしょう。しかしながら、長期間お手入れせずに使い続けると、「お湯がにごる」「フィルターが詰まる」などの不具合が起きる確率が上がってしまうもの。

 

ここでは、エコキュートの仕組みメーカーの公式アナウンスをもとに、メンテナンスの重要性をわかりやすく解説していきます。

 

①「メンテナンスの重要性」をエコキュートの仕組みと一緒に解説

エコキュートは「ヒートポンプ」で取り込んだ熱でお湯を作り、「貯湯タンク」に貯めて家庭へ供給する仕組みです。以上の構造上、タンクの底には水道水に含まれる不純物が蓄積しやすく水質低下の一因となります。

 

また、フルオート機種に多く搭載されている「追いだき」機能は、お風呂のお湯をタンクの熱交換器に循環させる仕組みです。循環させる際に、風呂あかや入浴剤の成分が配管に蓄積しやすく、お風呂のお湯の水質低下につながります。

 

以上の不具合を放置し続けると、「配管の詰まり」などのより大きなトラブルを引き起こすことも。定期的に配管・タンクの洗浄を行うことで予防できるため、やはりメンテナンスは重要といえるのです。

 

②製造メーカーも定期的な点検を推奨している

実は国内の主要メーカーも、エコキュートを安心して使い続けるために定期的な点検やメンテナンスを推奨しています。たとえば、パナソニックは公式サイトや取扱説明書などで「貯湯タンクの排水(水抜き)は年2〜3回」「洗浄剤による配管洗浄は半年に1回」と明記し、3年に1度は専門業者による有料点検を受けるべきと案内しています。

 

ダイキンも同様に「浴槽フィルターのお手入れ」「風呂配管の洗浄」「タンクやヒートポンプ外装の清掃」などをユーザー自身に呼びかけており、「エコキュートには定期的なメンテナンスが必要です」と断言しています。

 

参考:パナソニックパナソニック ホームズ クラブダイキン工業

 

エコキュートをメンテナンスしないとどうなる?考えられる「3つのデメリット」

製造メーカーも推奨しているエコキュートの定期的なメンテナンス。実施せずに使い続けると、お湯の水質低下や配管の詰まりといった不具合だけでなく、「電気代が高くなる」といった困った事態を招くこともあるのです。

 

ここでは、エコキュートをお手入れせずに放置した場合に起こりうる「3つの代表的なデメリット」について、よりくわしく確認していきましょう。

 

デメリット①:お湯のにおい・にごりなどの給湯トラブル

エコキュートを長期間メンテナンスせずに使い続けることで、まっさきに現れやすいトラブルが「お湯のにおいやにごり」です。

 

原因のひとつは、貯湯タンクの底にたまる鉄サビやカルシウムといった水道水に含まれる不純物。これらがお湯に混じることで、お湯の透明感が失われたり、にごりや気になるにおいの発生につながります。

 

フルオート機種では、追いだき配管に風呂あかや入浴剤の成分が付着することで、雑菌やカビが繁殖しやすくなります。雑菌やカビは衛生的に問題なだけではなく、お風呂のヌメリや嫌なにおいといった「精神的なストレス」の要因にもなります。

 

デメリット②:配管の詰まり・各部の故障で修理費がかかる

定期的な配管・フィルター洗浄などのメンテナンスを怠ると、配管内部に汚れが蓄積し、詰まりを起こすことがあります。特に、浴槽のお湯を循環させる追いだき配管は汚れが溜まりやすいため、放置するとお湯が流れにくくなる原因に。

 

また、メンテナンス不足は「浴槽フィルターの目詰まり」「逃し弁の動作不良」といった不具合にも発展しやすく、結果的に給湯が安定しない、エラー表示が出るなどのトラブルにつながります。

 

こうした不具合を放置すると、部品交換や修理が必要になり、場合によっては数万円単位の出費になることも。定期的なお手入れで軽く済むはずの問題が、大きな修理費用につながるのは大きなデメリットといえます。

 

デメリット③:「給湯効率」の低下で余計な電気代がかかる

「省エネ給湯器」として人気のエコキュートですが、メンテナンス不足で内部や外部に汚れが溜まると、本来の給湯効率を発揮できなくなります。たとえば、貯湯タンクの底に溜まった不純物は熱効率の低下を招き、必要以上に電力を消費する一因です。

 

さらに、浴槽フィルターや配管が目詰まりを起こすとお湯のスムーズな流れを妨げ、ヒートポンプに余計な負荷がかかることに。また、屋外に設置されているヒートポンプのファンに、枯れ葉や雑草などが詰まったままだと送風効率が低下し、これらも消費電力の増加につながります。

 

自分でできる!エコキュートの「5つのメンテナンス」

「エコキュートの点検・メンテナンス」と聞くと、難しいイメージを持たれる方も少なくないでしょう。しかし、取扱説明書や本記事を参考にひとつずつ手順を進めれば、誰でも意外とかんたんにお手入れできることも事実。

 

ここでは、家庭ですぐ実践できて効果の高い「5つのメンテナンス」の流れを、やるべき頻度も踏まえてわかりやすく解説していきます。

 

①浴槽フィルターの掃除【週1回】

「浴槽フィルター」は、追いだき配管に入る前のお湯を「ろ過」する役割を持つ部品です。入浴時に出る髪の毛や皮脂、入浴剤の粒子などはここでキャッチされるため、お手入れを放置すると目詰まりを起こし、循環不良やお湯のにごり、嫌なにおいの原因になります。

 

実際のメンテナンス手順としては、「週1回」を目安にフィルターを取り外し、水でやさしく洗い流すだけで十分です。頑固な汚れがある場合は、歯ブラシや中性洗剤を使って、あくまで軽く掃除しましょう。

 

たった数分の作業で、配管の詰まりや雑菌繁殖を防ぎ、快適なお風呂環境を維持できます。

 

②貯湯タンクの「水抜き」【年2〜3回】

貯湯タンクの底にだんだんと蓄積していく不純物を取り除くために、各メーカーでは年に2〜3回の「水抜き」を推奨しています。水抜きとは、タンクに溜まった水(お湯)を排水することで沈殿物を排出し、内部の清潔を保つ重要なメンテナンスです。

 

水抜き作業の流れは各メーカーともにほとんど同じ。今回は、三菱エコキュートを例に、具体的な手順を確認していきましょう。

 

  • エコキュートの電源を切る
  • (脚部カバーが付いている場合)脚部カバーを外す
  • 給水配管専用止水栓を閉じる
  • 逃し弁操作窓を開けて、逃し弁レバーを手前に起こす
  • 排水栓を約1〜2分開く(熱湯注意)
  • 排水栓を閉じる
  • 給水配管専用止水栓を開く
  • 排水溝から勢いよく水が出たら、逃し弁レバーを戻す
  • エコキュートの電源を入れる

 

タンク内の状況によっては、作業中に熱湯が排出される可能性もあります。水抜きを行う際には、長袖やゴム手袋などを着用し、ヤケドに注意して進めていきましょう。「硬水」と呼ばれる硬い水質の地域では、特にカルシウムやミネラル成分がタンクに蓄積しやすいため、定期的な水抜きを習慣化してください。

 

参考:三菱エコキュート 取扱説明書|三菱電機 

 

③逃し弁・漏電遮断器の動作チェック【年2〜3回】

「逃し弁」はタンク内の圧力が高いときに自動でお湯を排出する装置で、万一の破損を防ぐ役割があります。「漏電遮断器」は電気系統に異常が起きた際に自動で電源を遮断し、感電や火災を防ぎます。

 

これらの装置は、いざという時に正常に働くことが重要のため、「年に2〜3回」の動作確認が推奨されています。今回は、パナソニック製エコキュートの取扱説明書を参考に、2つの作業の手順をご紹介します。

 

【漏電遮断器の点検手順】

  • タンク上部にある漏電遮断器のふたを開けて、テストボタンを押す
  • 漏電遮断器が「切」になるか確認する
  • 漏電遮断器を「入」にし、ふたを閉める

 

【逃し弁の点検手順】

  • タンク上部にある逃し弁のふたを開け、逃し弁レバーを上げる
  • 排水口、または排水配管からお湯が出ることを確認する(約10秒)
  • 逃し弁レバーを下げ、お湯が止まることを確認する
  • 逃し弁のふたを閉める

 

漏電遮断器が「切」にならない、逃し弁レバーを上げても排水されない、といった不具合がある場合は、念のため施工店や専門業者、製造メーカーに相談することをおすすめします。

 

参考:パナソニック ホームズ クラブ

 

④「配管洗浄剤」を使った手動洗浄【半年に1回】

皮脂や入浴剤の成分が付着しやすい追いだき配管。最近ではお風呂の栓を抜くだけで自動洗浄してくれる機種も増えましたが、徹底的に汚れを洗い流すためにも、「半年に1回」は専用の配管洗浄剤を使った手動洗浄がおすすめです。手順は以下のとおり。

 

  • 浴槽の循環口から10cm以上、水またはお湯をためる
  • 浴槽に洗浄剤を入れる
  • リモコン「諸設定→洗浄運転」を選択する
  • 再び、浴槽の循環口から10cm以上、水またはお湯をためる
  • 浴槽の栓を抜き、浴槽と浴槽フィルターをすすぎ掃除する

 

特に、小さな子どもや敏感肌の方がいる家庭では、安心して入浴するためにも、半年に一度の手動洗浄は欠かせないメンテナンスといえるでしょう。

 

参考:パナソニック ホームズ クラブ

 

⑤貯湯タンク・ヒートポンプの外観チェック【随時】

貯湯タンクやヒートポンプは屋外設置が基本。常に風雨や生い茂る雑草など、トラブルの原因に日々さらされています。そのため外観チェックは「気づいたときに随時」行うことが大切です。

 

確認するポイントは以下の3つ。

  • タンクや配管に水漏れやサビ、傷などはないか?
  • ヒートポンプの周囲や内部に落ち葉やゴミがたまっていないか?
  • ヒートポンプのファンの前に障害物(雑草など)がないか?

 

特にヒートポンプのファンは、枯れ葉や雑草などが入り込むと送風効率が落ち、電気代の増加や故障の原因になります。掃除は電源を切った状態で、ブラシや掃除機を使って軽く取り除く程度で十分です。日常的な点検を心がければ、思わぬトラブルを防ぎ、機器を長持ちさせることにつながります。

 

エコキュートのメンテナンスはプロに頼むべき?費用・頻度・注意点を解説

定期的な水抜きや配管洗浄などで大半のトラブルは予防できるものの、エコキュートには、プロに任せた方が安心なメンテナンスもあります。特に、タンク内部の点検や電気系統のチェックなどは、専門知識や専用機器が必要です。

 

ここでは、メンテナンスを業者に頼むメリット費用相場依頼のタイミング注意点について解説していきます。

 

①費用とおすすめ頻度は?プロに頼むならこのタイミング!

エコキュートの点検・メンテナンスを業者に依頼する場合、費用の相場はおよそ「1〜3万円」ほどです。メーカーや依頼先によって差はありますが、作業内容としてはタンク内部の点検や配管洗浄、電気系統のチェックなどが中心となります。

 

多くのメーカーが推奨するおすすめの頻度は「3年に1回程度」。日常のお手入れでカバーしきれない部分を定期的にリセットすることで、突然の故障や高額な修理を未然に防げます。

 

参考:カインズリフォーム

②業者に頼むと何が違う?自分でできない3つのポイント

プロに点検を依頼すると、「素人では触れない細かな部分」まで、しっかり診断したうえで、確実な洗浄やメンテナンスを受けられます。ポイントは大きく分けて以下の3つ。

 

  • 水抜きでは完全に落とせないタンク底の沈殿物を洗い流す
  • 手動洗浄では落としきれない追いだき配管の汚れもしっかり除去
  • ヒートポンプやタンクの細かな電気系統の動作を確認し、問題があれば解決

 

業者ならではの高度なメンテナンスを実施することで、設備の状態を最善に近づけることが可能です。安心して長く使うためにも、3年に一度のプロ点検を習慣化しましょう。

 

③訪問の点検業者のトラブルに注意!よくある手口と対処法

近年、訪問の点検業者によるトラブルが増えており、「必要のない修理を勧められた」「高額な部品交換を契約させられた」といった被害も少なくありません。こうしたトラブルを避けるには、身元をしっかり確認するなど、まずは業者の信頼性を確かめることが重要です。

 

また、訪問業者に点検を依頼しようか迷ったときは、契約前に料金や作業範囲を確認し、見積もり書に不明点がないことを確かめてください。とはいえ、プロによる点検は、突然やってきた訪問業者より、メーカー推奨の正規業者や、信頼できる施工店に依頼するのが無難です。

 

まとめ:エコキュートのメンテナンスは「放置しない」が正解!今日から始めよう

結論からいえば、エコキュートのメンテナンスは「放置しない」ことが基本です。日常のフィルター掃除や貯湯タンクの水抜き、配管の簡単な洗浄は初めてでも意外とかんたんですので、設備の長持ちのためにもひとつずつ覚えていきましょう

 

また、タンク内部や追いだき配管の徹底洗浄、電気系統の細かな点検といった「素人ではできない作業」は、プロに任せるのが安心です。信頼できる業者に3年に1回ほどの頻度で依頼し、思わぬトラブルを予防しましょう。

日々のお手入れとプロの定期点検を組み合わせることで、給湯トラブルや電気代の無駄を防ぎ、機器寿命も延ばすことにもつながります。今日から少しずつでも始めて、快適で安全なエコキュート生活を維持しましょう!

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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