エコキュートの交換費用の相場や価格差が生じる理由は?賢い選び方も解説!

エコキュートの導入を検討する上で、交換費用はいくらほどになるのかが気になることでしょう。
そこで今回の記事では、エコキュートの交換費用の相場や交換費用の相場に大きな差が生じる理由、エコキュートの賢い選び方を紹介します。エコキュートの導入を検討している方は必見です。
目次
エコキュートの交換費用の相場は?補助金制度を利用した時のお得度についても!
最初に支払うものが多いといわれているエコキュート。実際にかかる交換費用は、いくらを想定しておけば良いのでしょうか。
まずは、エコキュートの交換費用の相場や補助金制度について解説します。
エコキュートの交換費用の相場
エコキュートの交換費用の相場は、50〜100万円前後といわれています。
他の給湯器は50万円未満が相場のものもあるため、エコキュートの交換費用が割高傾向であることがわかるでしょう。
交換費用が高くても補助金制度を利用できるからお得!
実際のところ、交換費用が割高なゆえに、エコキュートの導入を諦めざるを得ない家庭も多いようです。ただ、国や自治体が補助金制度を実施しているため、自己負担額を多少は抑えることができます。
受けられる補助金額は選ぶエコキュートによりますが、基本補助額は6万円、省エネ性能の高いものに関しては13万円の補助を受けられます。
これを「安い」と見るか「高い」と見るかは人それぞれ。ですが、せっかく補助金制度が実施されているのですから、制度を利用したほうがお得感はあります。
補助金制度の具体的な内容を知りたい方は、ぜひ弊社「リノベステーション」までお気軽にお問合せください。
エコキュートの交換費用はピンキリ!交換費用に差が生まれる主な理由は?
平均で50万円ほどの価格差があるエコキュート。「安すぎるのはちょっと…」と懸念する方も多いでしょう。しかし、比較的安価なエコキュートを選んだほうがお得感がある家庭、少々割高感のあるエコキュートを選んだほうが良い家庭はそれぞれです。
そこでここからは、交換費用に差が生まれる代表的な理由を紹介します。
交換費用に差がある理由①給湯タイプが違うから
交換費用に差がある理由は、給湯タイプが違うからです。
エコキュートには、
- 給湯専用タイプ
- セミオートタイプ
- フルオートタイプ
以上の3種類があります。
手動での給湯で問題ない家庭では「給湯専用タイプ」を、自動での給湯を求める家庭は「セミオートタイプ」を、全自動かつ性能の高さを求める家庭は「フルオートタイプ」を選べると良いでしょう。
当然、機能が単純な給湯専用タイプは安く、高性能なフルオートタイプは高い傾向です。1〜2人暮らしであれば、初期費用の安い給湯専用タイプもしくはセミオートタイプで問題ないかと思います。
交換費用に差がある理由②貯湯タンクの容量が違うから
貯湯タンクの容量の違いもあります。
貯湯タンクは大きく分けて「大」「中」「小」と3タイプで展開されています。
容量が大きいものほど交換費用は高くなりますが、世帯人数が多かったりお湯の使用量が多い家庭では容量の大きい貯湯タンクを選ぶ必要があります。
交換費用に差がある理由③快適性能が違うから
快適性能の違いも交換費用に差が生じる理由のひとつです。
エコキュートの中には、
- マイクロバブル泡で快適なバスタイムを実現できる
- 配管の自動洗浄機能が搭載されていて常に綺麗なお湯を使える
- お湯の使い方を自動的に学習して家族に合ったお湯の温度設定ができる
など、特にバスタイムに対する快適性能が整っている機種があります。
そういった機種は使い勝手が良い分、当然のことながら交換費用は割高になります。
交換費用に差がある理由④省エネ性能が違うから
省エネ性能の違いも、交換費用に差が生じる理由のひとつです。
たとえば、
- AI機能が搭載されていてお得な時間に給湯を行ってくれる
- お湯の使用量を見て適切なお湯の量を給湯してくれる
など、電気代を自動的に削減できる可能性の高い機種もあります。ただ、高性能なので平均よりも割高になるのは否めません。
交換費用に差がある理由⑤水圧の強さが違うから
水圧の強さによっても交換費用が異なります。
エコキュートは、一般的にはガス給湯器よりも水圧が弱いです。貯湯タンクを必要とするため、タンクが破裂しないように減圧するからです。
しかし昨今では、水圧を強くした機種も販売されるようになりました。水圧をガス給湯器と同程度まで近づける技術を搭載しているため高性能。よって、交換費用が多少割高になるのは否めないでしょう。
交換費用に差がある理由⑥使う場所が違うから
エコキュートは、標準地仕様・塩害地仕様・寒冷地仕様の3種類で展開しています。
販売価格は標準地仕様を基準とすると、塩害地仕様や寒冷地仕様のエコキュートは若干ではあるものの割高です。
仮に塩害地や寒冷地で標準地仕様のエコキュートを使った場合、保証の対象外になるのはもちろん、故障のリスクが増します。
交換費用だけに捕らわれず、使う場所に沿ったエコキュートを購入しましょう。
エコキュートを交換する際の注意点!交換費用だけを見てはダメって本当?
エコキュートを交換しようと思うと、数十万円の出費は避けられません。だからこそ、交換費用だけを見て「できるだけ安い機種にしよう」と思いがち…。しかし実際には、交換費用だけを見て購入するエコキュートを決めるのはNGです。
交換費用とランニングコストの両方を見て判断できるとGOOD
エコキュートは、交換費用とランニングコストの両方を見て購入する機種を選びましょう。
お伝えした通り、基本的には交換費用が高い機種ほど高性能で使い勝手も良い傾向です。したがって、ランニングコストが抑えられ、毎日のバスタイムも充実したものになる可能性が高いでしょう。
おおげさかもしれませんが、
- 交換費用は割高だが、ランニングコストの減少を期待しやすい
- 交換費用は安い傾向だが、ランニングコストの減少を期待しにくい
金銭面で見ると、この方式が成り立ちます。
最初に重きを置くのか、長期的な部分に重きを置くのか、家庭でしっかり話し合えると良いでしょう。
補助金制度の利用の有無を最初にハッキリできると◎
家庭に合うエコキュートを購入したいのなら、補助金制度の利用の有無を最初にハッキリさせましょう。
補助金制度を利用すれば、金銭面でお得感を実感できます。しかし、補助金制度の対象となる機種には制限があります。さらに、申請期日も決まっているため、注意が必要です。
補助金制度を利用しないのなら、販売されている全てのエコキュートで購入を検討できます。より家庭に合うエコキュートを購入できるでしょう。
何にせよ家庭に合うエコキュートの購入がベスト!
ここまで色々と見てきましたが、エコキュートの寿命が尽きるまで(10〜15年ほど)ストレスなく付き合っていくためには、最低でも「家庭に合うエコキュート」「納得のいく業者との契約」がマストです。
エコキュートに何を望むのか、必要な機能や性能は何なのかを家庭で話し合ってください。また、補助金制度の利用の有無を明確にすることで、機種の選択肢が増えたり減ったりします。
交換費用はピンキリ!家庭に合うエコキュートを選んでお得を実感しよう!
今回の記事では、エコキュートの交換費用について見てきました。
他の給湯器に比べて交換費用が高めのエコキュート。ですが、ランニングコストを抑えられる可能性が高いために注目されています。
ランニングコストをいかに削減できるのかは、交換するエコキュートによって異なります。初期費用だけを見るのではなく、ランニングコストの削減率も併せて見て判断できると良いでしょう。
参考資料①
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!
蓄電池
太陽光発電
パワーコンディショナ
エコキュート
IHクッキングヒーター
外壁塗装
ポータブル電源











蓄電池の選び方


























