三菱のエコキュートのシリーズごとの特徴や魅力は?選び方のポイントも解説!

三菱のエコキュートのシリーズごとの特徴や魅力は?選び方のポイントも解説!
三菱電機のエコキュートは、昨今需要が高まっています。
そこで今回の記事では、三菱電機のエコキュートのシリーズ3種類それぞれの特徴や、具体的な魅力やエコキュートの賢い選び方を紹介します。エコキュートのメーカー選びに難航している方は必見です。
目次
三菱のエコキュートは3シリーズ展開!シリーズそれぞれの特徴は?
三菱のエコキュートは2025年現在、3シリーズ展開です。そこでまずは、それぞれのシリーズの主な特徴を見ていきましょう。
Pシリーズの主な特徴
Pシリーズは、三菱の最上位クラスのエコキュートです。
省エネ性能が抜群だったり、快適なバスタイムを実現できる快適機能がフルスペックで搭載されていたり、とにかく機能性抜群なシリーズになります。
特に、0.001mmの微細なマイクロバブル泡を出すことができる「ホットあわー機能」、お風呂の残り湯の熱を回収して沸き上げのエネルギー量を減らせる「ホットりたーん機能」が搭載されているのはPシリーズだけ。
「エコキュートをせっかく購入するのなら、とにかくフルスペックのものを…!」とお考えなのであれば、Pシリーズがおすすめです。
Sシリーズの主な特徴
Pシリーズには及ばないものの、Sシリーズも省エネ性能や便利機能をほぼ網羅しています。Pシリーズとの違いは、先ほど少し触れた「ホットあわー機能」と「ホットりたーん機能」が搭載されていないことです。よって、Pシリーズに比べて数万円ほど安く販売されている傾向です。
Vシリーズの主な特徴
Vシリーズは、ベーシックタイプのエコキュートです。
夜間の割安電力を利用して給湯したり、時には太陽光発電と連携してお得な給湯を目指せる、非常にシンプルな構造になっています。「エコキュートを導入したいけれど、様々な機能を使いこなせる自信がない!」という家庭におすすめです。
三菱のエコキュートは魅力が豊富って本当?具体的な魅力8選!
三菱電機のエコキュートは豊富な魅力があるといわれています。そこでここからは、主な魅力を8つ紹介します。エコキュートのメーカー選びに苦戦している方は必見です。
読み進めていてわからない点・もっと詳しく聞いて見たい点などがあれば、お気軽に弊社「リノベステーション」までお問合せください。家庭に合うエコキュート選びをお手伝いさせていただきます。
魅力①550Lの貯湯タンクを選択できる
三菱電機のエコキュートの魅力として、550Lの貯湯タンクを選択できることが挙げられます。
5~7人世帯に推奨される550Lタンク。実は、540Lや560Lの貯湯タンクの販売は他メーカーであるものの、550Lの貯湯タンクを販売しているのは三菱電機だけになります。
エコキュートで経済的メリットを実感するためには、世帯人数やお湯の使用量に合った貯湯タンクを購入する必要があるといわれています。そのため、540Lでも560Lでもなく「550L」が最適とされる家庭にとって、三菱電機のエコキュートは救世主ともいえるでしょう。
魅力②水圧の強い機種が販売されている
水圧の強い機種が販売されているのも魅力です。
エコキュートは、給湯したお湯を貯湯タンクに溜める必要があるため、貯湯タンクが破裂しないように減圧したものを貯湯しなければなりません。そのため、ガス給湯器の半分ほどの水圧しか出ず、それがエコキュートの懸念点とされてきました。
しかし、三菱電機は水圧の強い機種の販売があるため、水圧を重視する家庭におすすめです。
魅力③省エネ制御機能が搭載されている
省エネ制御機能が搭載されているのも嬉しい魅力です。
同機能を搭載している機種であれば、
- 翌日の天気予報を自動で学習し、夜間の沸き上げ量を最適なものにできる
- 過去2週間分のお湯の使用量を学習し、最適な湯量を沸き上げしてくれる
など、自動的に節約が叶うでしょう。
魅力④非常用水を簡単に取り出しできる
非常用水を貯湯タンクから簡単に取り出しできるのも魅力です。
貯湯タンク内に溜めてあるお湯を簡単に使うことができるので、万が一の際も慌てることはなくなるでしょう。
魅力⑤コンパクトタイプの貯湯タンクが販売されている
コンパクトタイプの貯湯タンクの販売も、魅力のひとつです。
エコキュートでは、給湯を担う「ヒートポンプユニット」と貯湯を担う「貯湯タンク」の2種類の設備を設置しなくてはなりません。ヒートポンプユニットはエアコンの室外機ほどの大きさですが、貯湯タンクは1日に使う分のお湯を溜める設備のため背が高くてそれなりに設置場所を取ります。よって、狭小住宅や近隣との距離が近すぎる場合は、設置ができない可能性も…。
その点、三菱電機のエコキュートはコンパクトサイズの販売があるので、設置場所に懸念がある場合でも安心です。
魅力⑥太陽光発電と連携できる
太陽光発電と連携できるのも魅力のひとつです。
エコキュートと太陽光発電を連携すれば、給湯パターンを選択できます。
- パターン①夜間の割安電力を使って給湯→お湯切れが発生したら太陽光発電を利用して沸き増し
- パターン②太陽光発電が発電した電力を使って無料の給湯→不足分を夜間に沸き増し
太陽光発電と連携することで日中の割高電力を使った給湯を最小限にでき、電気代の節約が叶うでしょう。
魅力⑦スマホと連携できる
スマホと連携できるのも魅力です。
専用のアプリをダウンロードする必要がありますが、外出先でエコキュートを稼働させたり沸き上げの停止設定ができたりと、何かと重宝するでしょう。
魅力⑧保証期間を延長できる
保証期間を延長できるのも魅力です。
以下の表は、デフォルトで付帯されている保証期間と保証内容です。
| 保証内容 | 保証期間 |
| エコキュート本体 | 2年 |
| 冷媒系統/水熱交換器 | 3年 |
| 貯湯タンク | 5年 |
こちらでも他メーカーとほぼ同レベルの内容ですが、エコキュートの平均寿命は10〜15年。ですので、必要であれば最大10年間の延長保証を申し込みましょう。追加される料金は以下の通りです。
| 延長保証期間 | 料金(税込み) |
| 5年 | 11,880円 |
| 8年 | 25,562円 |
| 10年 | 31,220円 |
保証をどれくらいの期間付けるのかは、家庭によって変わります。ただ、選択肢が多いのは嬉しい特徴といえるでしょう。
三菱のエコキュートは魅力的!どの機種を選ぶべきかポイントを解説!
三菱電機のエコキュートには、様々な魅力があります。そこで最後に、失敗しないエコキュート選びをするための「選び方のポイント」を4つ紹介します。
読み進めてみて「もっと具体的に知りたい!」「ちょっと意味がわからないから教えてほしい!」という場合は、お気軽に弊社「リノベステーション」までお問合せください。
選び方のポイント①貯湯タンク容量を決める
選び方のポイントとして、貯湯タンクの容量をしっかり決めることが求められます。
貯湯タンク選びを怠ると、割高電力で給湯する回数が増えたり無駄な給湯が増えたりするなど、節約に結びつかない使い方を強いられる可能性が高いからです。
貯湯タンク容量は大きく分けて「大」「中」「小」と3種類あるため、世帯人数やお湯の使用量に合わせたものを選ぶようにしてください。
選び方のポイント②給湯タイプを決める
給湯タイプを決めることも大切です。
エコキュートでは、手動での給湯ができる「給湯専用タイプ」、自動での給湯ができる「セミオートタイプ」、自動での給湯+配管の自動洗浄+追い炊きなどができる「フルオートタイプ」の中から家庭に合うものを選びます。
性能が低い給湯専用タイプは販売価格が抑えられており、性能の高いフルオートタイプは割高傾向です。エコキュートは毎日使うものなので、初期費用と日々の暮らしの快適度を天秤にかけて、家庭に合う給湯タイプを選びましょう。
選び方のポイント③お住まいの地域を確認する
エコキュートには標準地仕様・塩害地仕様・寒冷地仕様の3種類があり、お住まいの地域に合ったエコキュートを購入・設置する必要があります。仮に地域に合わないエコキュートを使った場合、保証対象から外されるのはもちろん、エコキュートが故障する原因となるため注意しましょう。
選び方のポイント④設置場所の確認をする
設置場所の確認も必要です。
エコキュートは貯湯式の給湯器で、電力単価が割安の「夜間」をメインに給湯します。したがって、設備の設置場所が近隣住宅と近すぎると騒音問題に発展するリスクがあるのです。
設置場所については業者が選定するかと思いますが、不安な点があれば納得のいくまで質問や疑問をぶつけてみましょう。
三菱のエコキュートは豊富な魅力が!不明点はお気軽にご相談ください!
今回の記事では、三菱電機のエコキュートについて見てきました。
他メーカーにはない魅力がある三菱電機のエコキュート。人気になっているのも納得ですね。
ただ、選び方を間違えると、せっかく良い機種を購入しても台無しとなります。「家庭に合うエコキュート選びをする」ことを大切に、疑問点や不安点を解消した上で製品購入に進むようにしてください。
参考資料①
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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