エコキュートの点検が重要な理由は?実施したい点検と業者を呼ぶ際の注意点も解説!

他の給湯器に比べて初期費用が割高傾向なエコキュートだからこそ、寿命を全うしたいと願うのは当然のこと。そのためにも定期的な点検は欠かせません。
そこで今回の記事では、エコキュートで点検が必要といわれる理由を紹介するのはもちろん、エコキュートで実施したい点検の数々や点検を業者にお願いする場合の相場や注意点を解説します。
エコキュートの購入を検討している方はもちろん、エコキュートを既に所有している方も必見です。
目次
エコキュートの点検が重要なのはなぜ?主な理由を解説します!
冒頭で少し触れた通り、エコキュートの寿命を全うするためには定期的な点検が必要だといわれています。そこでまずは、エコキュートの点検が重要視されている主な理由を3つ紹介します。
点検が重要な理由①綺麗なお湯を使うため
綺麗なお湯を使うため、定期的な点検は必要不可欠です。
配管の掃除はもちろん、貯湯タンク内の汚れを定期的に除去してあげる必要があります。点検を怠ると、浴槽にお湯を張った際に不純物が浮いたり、お湯から悪臭が漂う恐れがあるでしょう。
点検が重要な理由②エコキュートの不具合を最小限で抑えるため
エコキュートの不具合を最小限で抑えるためにも、定期的な点検は必要です。
点検を怠ることで消耗品の劣化に気づくのが遅れ、故障してから発見というケースが懸念されます。また、点検を怠っているため、配管やフィルターの詰まりなどが蓄積され、そもそも内部の故障が起こりやすくなる恐れも…。
点検を怠ると、このようにエコキュート本体の寿命を縮める可能性があります。不具合を最小限で食い止めたいのであれば、定期的な点検を行いましょう。
点検が重要な理由③ランニングコストを抑えるため
ランニングコストを抑えるためにも、エコキュートの点検は定期的に行いましょう。
フィルターや配管の掃除を怠ると汚れが付着します。すると、給排水機能が正常に稼働せず、お湯の温度が安定しなかったりお湯を溜める機能が正常に起動しなかったりする恐れがあります。
稼働率が下がることで必要とする電力も多くなるため、ランニングコストの上昇が懸念されるでしょう。
点検を怠るとデメリット多数!エコキュートで実施したい主な点検は?
エコキュートの点検は、多方面から見ても重要だということがわかりました。では、具体的にどのような点検を行う必要があるのでしょうか。
ここからは、エコキュートで実施したい主な点検を7つ紹介します。
①水漏れの点検
日々行いたい点検として挙げられるのが、水漏れの確認です。
エコキュートでは稼働時にドレン排水が排出されますが、これは正常な水漏れなので安心してください。ドレン排水と異常な水漏れを区別する方法は、晴れている日のお昼ごろまでに水漏れが完全に乾くか否かです。
水漏れが乾くようであればドレン排水の可能性が高いため、水漏れを目視で確認できるものの異常事態ではありません。一方、水漏れが夕方以降も続く場合は異常な水漏れが発生している可能性が高いです。水漏れしている場所を特定できる場合は特定し、特定できない場合はエコキュートの稼働を止めて業者に連絡を入れましょう。
②リモコンのお手入れ
リモコンのお手入れも定期的に行いたい点検です。
埃をかぶると正常運転が危ぶまれるため、定期的に拭き掃除を心がけたいものです。また、エコキュートに不具合が生じるとリモコンにエラーコードが表示されます。ですので、日ごろからエラーコードが出ていないかの確認も行いましょう。
③浴槽フィルターの掃除
1週間に1度のペースで、浴槽フィルターの掃除や点検を行いましょう。
掃除や点検を怠ると、水垢が溜まって目詰まりを起こす可能性があるからです。やり方は簡単。浴槽フィルターを取り外して水洗いをするだけです。
④貯湯タンクの水抜き
半年に1回程度のペースで構わないので、貯湯タンクの水抜き点検も行いましょう。
貯湯タンクの水抜きを行うと、貯湯タンク内に蓄積されたゴミなどの不純物を除去できます。貯湯タンク内の水質保持のためにも、定期的に必ず行いたい点検です。
ちなみに、貯湯タンクの水抜き点検を定期的に行ったとしても、貯湯タンク内のお湯は飲料水としては使えません。水質の基準に満たない恐れがあるからです。
⑤逃し弁の点検
逃し弁の点検も、半年に1回程度のペースで行いましょう。
逃し弁は貯湯タンクの圧力を逃すための大切な部品なので、貯湯タンクの水抜き同様、しっかり忘れずに行いたい点検のひとつです。
点検の方法は、逃し弁カバーをあけてしっかり排水できるかを確認するだけ。とても簡単なので実践してみてください。
⑥配管の点検
配管の点検も、半年に1回程度のペースで行いましょう。
多くのエコキュートには配管の自動洗浄機能が搭載されていますが、細かな汚れは蓄積されます。したがって、定期的に掃除や点検をしなければなりません。
定期的に点検を行っているのであれば、そこまで多くの汚れは蓄積されないでしょう。したがって、ドラッグストアやスーパーなどに売っている、市販の配管洗浄剤の使用で問題ありません。
⑦漏電の点検
半年に1回のペースで漏電の点検も行いましょう。
エコキュートには漏電遮断器が付いているので、それの動作確認をします。漏電遮断器が正常に動かないとなると、万が一の際に家全体の通電がストップしてしまい、ブレーカーを上げても通電しません。
点検方法はとても簡単で、電源の扉を開けて点検ボタンを押し、その後に漏電遮断器が「切」になれば正常です。漏電遮断器を「入」に戻して電源の扉を閉めましょう。
異常が見つかった場合には業者に連絡するなどの対応を取ってください。
エコキュートの点検は業者に任せても良い?相場や注意点を解説!
ここまで、エコキュートを正常稼働させるために行いたい定期点検について見てきました。文字だけを見ているととても簡単そうですが、実際に自分で点検をやってみようとなるといささか面倒に感じる部分もあるでしょう。そういう場合はぜひ業者に点検を依頼してください。
ここからは、エコキュートの点検を業者に依頼する際の相場や注意点を紹介します。
エコキュートの点検を業者に任せた場合の相場
エコキュートの点検を業者にお願いした場合の相場は、数千〜数万円前後といわれています。点検してもらう場所によって相場が異なるので、詳しくはお願いする業者の窓口に確認できると良いでしょう。
ちなみに、簡単なメンテナンスを依頼しただけなのに、実際にエコキュートの内部を覗いてみたら故障に繋がりそうな不具合が見つかる場合もあります。突然、大きな出費を余儀なくされるケースもあるので、予め数万円の出費を想定しておくと安心できるかもしれません。
エコキュートの点検を業者に任せる場合の注意点
エコキュートの点検を業者にお願いする場合における主な注意点は、以下の通りです。
- 即日対応してもらえるかを確認する
- 地域に対応している業者であるかを確認する
- 出張費が発生するのかを確認する
- 追加費用が発生するポイントはあるのかを確認する
エコキュートは毎日使うものだからこそ、点検はすぐにお願いしたいでしょう。地域に対応している業者で、即日対応してもらえるのかの確認が必要です。
また、出張費が別途発生するのか、追加費用が発生するポイントは何なのかの確認もできると、ある程度の出費を覚悟してから点検作業をお願いできるので安心です。
エコキュートの点検は重要!不安な場合は業者にお願いしてみよう!
今回の記事では、エコキュートの点検について詳しく見てきました。
エコキュートを安心安全に使っていくためにも、定期的な点検は必要不可欠です。ご自身で点検作業を行うのは怖い・面倒だと思う場合は、業者に依頼するのも手。出費はあるものの、エコキュートの不具合を指摘してもらえる可能性もあるためおすすめです。
具体的に「いつ」「どういう風に点検を行うべきか」などが不安な場合は、弊社「リノベステーション」までお気軽にお問合せください。
参考資料①
参考資料②
https://www.ac.daikin.co.jp/customercenter/useful/article/38
参考資料③
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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