パナソニックのエコキュートの修理費用の相場は?交換が必要になる例も解説!

パナソニックのエコキュートは、業界の中でもトップクラスのシェア率を誇っています。だからこそ購入を検討している家庭も多いと思いますが、仮に修理となった場合はいくらかかるのでしょうか。
今回の記事では、パナソニックのエコキュートを所有した場合にいつかは訪れる「修理」や「交換」について詳しく解説します。
目次
パナソニックのエコキュートが故障!修理にかかる費用はいくら?
エコキュート業界におけるシェア率がトップクラスの大手メーカー・パナソニック。しかし、エコキュートは電化製品なので、いつかは不具合が生じて修理や交換を余儀なくされます。
そこでまずは、パナソニックのエコキュートを修理する場合にかかる費用について紹介します。
修理にかかる費用は修理する場所によって異なる!
エコキュートの修理にかかる費用は、修理する場所によって異なります。
すぐに修理ができる場所であれば数千円で済んだり、反対に修理が複雑化するような場所であれば数万円かかる場合があるでしょう。複数個所の修理であれば、10万円を超えるような請求が発生する恐れもあるかもしれません。
修理費用は他のメーカーと比べて高くも安くもない!
メーカーによっては、修理箇所におけるおおよその修理費用を公式ホームページで発表している場合があります。しかし、パナソニックは公式に発表はしておらず、他のメーカーと比べて修理費用が高いのか安いのかを明確に示すことはできません。
ただ、他のメーカーと比べて数万円近く高い請求になる可能性は極めて低く、修理費用に対してそこまで構える必要はないかと思われます。
修理費用を抑えたい!パナソニックのエコキュートで出費を抑える方法は?
初期費用が他の給湯器に比べて割高傾向のエコキュート。だからこそ、需要を全うするまで使い続けたいと願うのはもちろん、その前段階として不具合を未然に防いで修理費用も節約したいと願う家庭が多い事実もあるでしょう。
そこでここからは、パナソニックのエコキュートにおける修理費用を抑える方法を解説します。具体的に2つの案を提示するので、ぜひ参考にしてください。
保証期間をできる限り延長する
修理費用を抑える方法として、保証期間をできる限り延長することが求められます。デフォルトで付帯されている保証期間と保証内容は、以下の表の通りです。
| 部位 | 保証期間 |
| 本体 | 1年 |
| ヒートポンプユニット | 3年 |
| 貯湯タンク | 5年 |
エコキュートの寿命は10〜15年といわれており、それはパナソニックのエコキュートでも同様です。ですので、デフォルトの保証内容だと長期的に見た場合にいささか不安な点もあるでしょう。
パナソニックでは、有償にはなるものの保証期間の延長サービスを設けています。具体的な内容は、以下の表をご覧ください。
| 保証期間 | 延長保証の料金(税込み) |
| 5年 | 12,980円 |
| 8年 | 27,280円 |
| 10年 | 31,680円 |
保証期間を延長することで、仮にエコキュートに不具合が生じた場合も無料や無料に近い出費で修理をお願いできる可能性が高まります。
延長保証を付帯させるか否かは、家族でしっかり意見を擦り合わせて納得のいく形を選ぶべきといえるでしょう。
定期メンテナンスを実施する
定期メンテナンスを実施するのも忘れてはなりません。
エコキュートを長期的に使っていくためには、日ごろから行いたいメンテナンス・半年に1回のペースで行いたいメンテナンス・冬の訪れの前に行いたいメンテナンスなど、多くのメンテナンスがあります。
具体的なメンテナンスの内容は、以下の表の通りです。
| メンテナンスの頻度 | メンテナンスの具体的な内容 |
| 日ごろから行うのが推奨されるメンテナンス | 水漏れの目視確認
リモコンの拭き掃除など |
| 半年に1度のペースを推奨されているメンテナンス | 貯湯タンクの水抜き
逃し弁の点検 漏電遮断器の動作確認など |
| 冬の訪れの前に行いたいメンテナンス | 凍結防止ヒーターの動作点検
配管の凍結防止の観点からタオルなどを配管に巻き付けるなど |
面倒を感じるかもしれませんが、エコキュートを寿命まで使うためにも、日ごろからエコキュートを労わってあげられると良いでしょう。
必要であれば業者を呼んで本格的なメンテナンスの実施を!
定期的なメンテナンスが必要なエコキュートですが、実際のところ全てを自分たちで行う必要はありません。必要であれば業者に依頼し、メンテナンスを実施してもらいましょう。
業者にメンテナンスを依頼する場合、数万円の出費は覚悟しなくてはなりません。ただ、自分で説明書を見ながらのメンテナンスはしなくて良いので、精神面的な安心感は得られるかもしれません。
また、業者に依頼することで、メンテナンスを実施する中でエコキュートの隠れた不具合を見つけてもらえる可能性もあります。大きな不調になる前に見つけてもらえるので、エコキュートの故障を防げる可能性もあります。
修理で大丈夫?パナソニックのエコキュートで修理と交換どちらを選択すべき?
大手メーカーなので「壊れにくい」と思われがちなパナソニックのエコキュートですが、当然ながら壊れるときは壊れます。ただ、シチュエーションによって、修理でも良い場合・交換が必要となる場合が異なるため、そのあたりを詳しく見ていきましょう。
修理で済むシチュエーション例
修理で済む可能性が高いのは、エコキュートを導入して数年しか経過していない場合です。この場合、エコキュートの初期不良や施工不良である可能性が高く、メーカーの保証期間の範囲内であれば無償で修理をお願いできます。
また、パナソニックのエコキュートに何らかの不具合が生じた場合、リモコンにエラーコードが表示されます。そのエラーコードの頭文字が「U」であれば、自力でエコキュートを元の状態に戻せる可能性が高いです。
たとえば、以下のようなものが「U」から始まるエラーコードです。
- 断水(断水が解消されるまで待つ必要がある)
- 配管の凍結(凍結が解消されるまで待つ・ぬるま湯を配管にかける)
- 浴槽の栓の閉め忘れ(浴槽の栓を閉める)
- 浴槽が満タンになっている
- 3日間、浴槽にお湯を張りっぱなし
- 貯湯タンクのお湯切れ
リモコンにエラーコードが表示されると慌ててしまうかと思います。しかし、パナソニックのエコキュートでは「U」から始まるエラーコードは慌てる必要はありません。この点は頭に入れておきましょう。
交換が必要となるシチュエーション例
交換が必要となるのは、エコキュートを既に10年以上使っている場合や、エラーコードの頭文字が「U」以外の場合です。
既に経年劣化が始まっているので、仮に修理で直ったとしても、すぐに別の場所で不具合が生じる可能性があります。1つ1つの修理代は安くても、総合すると大きな出費になり得ます。ともなれば、最初から交換したほうが安上りになる可能性が高いでしょう。
エコキュートをどれくらいの期間使っているのかによって、修理と交換どちらかを選べると良いかもしれません。
パナソニックのエコキュートは修理が必要?気になる点は弊社までお問合せを!
今回の記事では、パナソニックのエコキュートの修理費用や交換すべきシチュエーションを紹介しました。
修理費用は特段高くもなく安くもなくといった感じだと思われます。修理で終わらせても良いのは、エコキュートを使い始めてから10年未満。それ以降は思い切って交換を視野に入れられると良いでしょう。
もっと具体的な部分を知りたい方は、ぜひ弊社「リノベステーション」までお気軽にお問合せください。
参考資料①
https://sky-eco.net/column/エコキュートが故障した場合の修理費用は?修理/#:~:text=の目安です。-,パナソニック,程度かかるとしています。
参考資料②
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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