スマートソーラー家庭用蓄電池の特徴や価格相場を詳しく紹介
太陽光発電システムで作られる電気の買い取り期間は10年で終了します。
いわゆる「卒FIT」と呼ばれる買い取り期間終了後には、これまでとは違う方法で電力を活用したいものです。
太陽光発電システムの有効活用策の1つとして蓄電池を導入するのなら、スマートソーラーの家庭用蓄電池がおすすめです。
ここでは、スマートソーラー家庭用蓄電池の特徴を詳しくご紹介いたします。
目次
スマートソーラーの家庭用蓄電池とは
スマートソーラー株式会社は、蓄電池つき太陽光発電システムの開発販売をおこなう企業です。
現在の社長である手塚博文氏は1980年代から京セラで太陽光発電システムの開発に携わっていました。
その後、2007年にスマートソーラー株式会社を立ち上げ、一般住宅向けの太陽光発電システム開発やメガソーラー事業を手掛けてきました。
そんなスマートソーラーが提供する蓄電池には、単機能タイプとハイブリッドタイプの2種類があり、必要に応じて最適なものを選べます。
スマートソーラー株式会社は建設や設置運用、保守までをワンストップで担当します。
1つの会社に設置からメンテナンスまですべてのサポートを任せられるので、安心して導入に踏み切れるのです。
スマートソーラー家庭用蓄電池の特徴とは
スマートソーラー株式会社は現在、家庭用太陽光発電システムと蓄電システムを活用した電力自家消費生活を提唱しています。
近年では、屋根一体型の太陽光発電システムや、蓄電池つき太陽光発電システムを多く取り扱っています。
ここからは、そんなスマートソーラー家庭用蓄電池の特徴を4つご説明いたします。
1. スマートソーラー家庭用蓄電池にはAIが搭載されている
スマートソーラーの蓄電池の大きな特徴として、AIの搭載が挙げられます。
スマートソーラー蓄電池に内蔵されたAIは、太陽光発電の発電量や蓄電量、電力使用量を常にモニタリングしています。
また、天気予報から発電量を予測できるのもAIが搭載されているメリットです。
AI機能の利用には特別な料金はかかりませんが、インターネット回線が必要となります。
パソコンやタブレット、スマートフォンを活用すれば発電量をチェックしたりモード設定を変更したりといった処置も可能です。
2. 災害に対して万全の備えができる
スマートソーラーの家庭用蓄電池に搭載されているAIは、災害情報を常にチェックしています。
もしも停電が予想されるような情報を受信したときには、蓄電池に優先的に充電がおこなわれるのです。
災害のリスクに備えられるのも、スマートソーラーの蓄電池を導入する大きなメリットといえます。
3. 機械学習によって性能がアップする
利用回数に応じてAIの学習効果が高まっていくのもスマートソーラー蓄電池の特徴です。
スマートソーラー家庭用蓄電池に搭載されたAIは、電気の発電量や消費量を予測し、充放電のバランスを自動で調整します。
売電を優先する売電モードや電気を蓄積して有効活用する自家消費モードなど、運転パターンを選ぶこともできるので、状況に応じて最適な運転が可能となります。
スマートソーラー家庭用蓄電池に搭載された学習機能を活用すれば、無駄なく電気を活用できるようになっていくのです。
4. 設置しやすいスタック構造を採用
大型の蓄電池の搬入が難しいことは、蓄電池導入時の大きな問題点となります。
蓄電池には重さ100kgを超えるものもあり、搬入経路を確保して運ぶためには大きな負担がかかります。
場合によっては設置自体ができないこともあるものです。
スマートソーラーの蓄電池はこういった問題を解決するために、スタック構造と呼ばれる最新のシステムを採用しました。
スタック構造の蓄電池は、複数の部分に分けて運ぶことが可能です。
すべての部品を運び込んだあとには、組み上げる方法で設置をおこないます。
それぞれの部品は1人でも軽々と運べるようなサイズになっているので、搬入や設置の負担が大きく軽減されます。
スマートソーラーの家庭用蓄電池の価格
スマートソーラー家庭用蓄電池の価格は、SBG4-12Aであれば65万8千円という価格で購入できます。
また、SBT3-12Aは69万8千円となっています。
この価格はあくまで本体価格となっており、パワーコンディショナーなどの付帯設備の費用や設置工事費用を含めると、トータルで150万円程度になります。
スマートソーラーの家庭用蓄電池は国内大手メーカーのものに比べると安価です。
スマートソーラーの家庭用蓄電池は、他社の同スペックの製品の3分の1以下という価格帯になっています。
蓄電システムのトータル費用が300万円以上になるケースが多いなか、スマートソーラーのシステムはトータルしても200万円を下回っています。
太陽量かつ高性能な蓄電システムを比較的低価格で導入できるのがスマートソーラーの強みです。
なお、スマートソーラー蓄電池の導入時には各都道府県や市町村の補助金を活用できることがあります。
よりお得に家庭用蓄電池を導入するためにも、補助金の種類や金額を確認しておきましょう。
スマートソーラー家庭用蓄電池の寿命
家庭用蓄電池を導入する上で気になるのは寿命や使用期間のことです。
スマートソーラーの蓄電池には安全性が高く安定的に活用できるリチウムイオン電池が採用されています。
しかし、リチウムイオン電池を採用した蓄電池は、放電や蓄電を毎日繰り返すことによって、次第に性能が低下していきます。
スマートソーラー蓄電池の想定寿命は約6,000サイクルとされています。
蓄電池の寿命を示すサイクルとは、1回の充電と1回の放電をおこなうことをいいます。
スマートソーラー蓄電池で1日に1度充電と放電をおこない1サイクル稼動させることを想定した場合には、蓄電池を約16年間利用できる計算になります。
とはいえ、スマートソーラー蓄電池は実際には20年以上使えることがほとんどだといわれています。
想定される寿命までのサイクル数を6,000と試算していても、実際には10,000サイクル以上活用できるケースが多いのです。
スマートソーラー蓄電池の想定寿命は、他メーカーが提供する家庭用蓄電池の想定寿命とそれほど変わりません。
ただし、長寿命を実現するためにリン酸鉄を採用した蓄電池の寿命は30年以上といわれています。
スマートソーラー蓄電池の寿命はこういった蓄電池に比べると短くなります。
なお、スマートソーラー株式会社が提供する蓄電池の製品保証期間は10年間となっています。
蓄電池の筐体には高耐候性亜鉛メッキ鋼板や高耐候性アルミが使われており、サビや劣化を防ぐことができます。
また、塩害塗装や防水防塵設計が施されているため、屋外に長期的に設置しても安心なのです。
導入後16年前後という長期間にわたって使い続けられるのが蓄電池の魅力です。
蓄電池が寿命を迎えたときには、撤去や買い替え、ユニット交換などの処置が必要となります。
処分時には処分費用がかかることになるので注意しましょう。
スマートソーラーの蓄電池は他メーカーのものに比べて安価で導入できる
スマートソーラーは価格に大きな魅力があります。
また、AIの搭載により柔軟に蓄電量や放電量をコントロールできるのも、スマートソーラー蓄電池を導入するメリットです。
スマートソーラーの蓄電池を導入するときには費用面や寿命などを詳しくチェックしておきましょう。
ランニングコストが気になる場合には、見積りをとって内容を精査するのがおすすめです。
リノベステーションではスマートソーラーやファーウェイを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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