節電だけは時代遅れ!電気代を安くしたいなら蓄電池を導入せよ!
目次
電気代が高い…電気代は今後どうなっていくの?
「電気代が高い…」請求書を見てほとんどの人が感じていると思います。実際電気代は値上がり傾向にあり、今後も値上がりが続くと考えられています。
また再生エネルギーの生産増加に伴う再エネ賦課金による価格上昇も確実とされており、安くなることはまず考えられません。実際に2030年までの値上がりはもう防ぎようがない模様です。
現段階でも高い電気料金ですが、今後も上がり続けていくと考えると恐ろしいですよね…。本記事では電気料金を削減する方法をご紹介します!
もう電力会社には頼れない!電気は自分で作る時代に!
先ほどご紹介したとおり、電気料金の高騰にはもう成すすべがありません。地球温暖化を筆頭とする環境問題に対応するためにも電気料金の値上がりは仕方がないことなのかもしれません。
ただそうとは言っても対策もせずに電気料金の高騰を見守っているだけでは家計が苦しくなってきます。それではいったいどうすればよいのでしょうか。
電力会社の電気が高くなるのは止めようがないです。タイトルからお気づきの方もいるかもしれませんが、そうとなれば自分で電気を作ってしまえばいいのです。
最近では散歩中に屋根を見上げればあちこちに太陽光発電システムを見かけるようになりました。少し前までは非常に高額な商品だった太陽光発電システムも、決して安くはありませんが手に届く値段にまで落ち着いてきました。このように先に得をしている人は数多くいます。さらに多くの方がすでに利用しているためデータも出そろってきており、利益計算もしやすく以前より安心して導入できるようになっています。
太陽光発電システムを導入すれば電力会社に頼らなければいけない比重がかなり低くなります。今後は値上がりが続くと予想されているため早めの導入をオススメします!
作った電気は溜めてさらにお得に!蓄電池のメリットとは?
太陽光発電の魅力について紹介しましたが、太陽光発電システムにも弱点があります。それは電気は作れるがとっておくことはできないという点です。もちろん日中も電気を使いますが、太陽の出ていない夜間にも使うはずです。そんな時に発電した電気を使えず、高い電気料金を払って電気を使っていては少し損をした気分になってしまいますよね。
そこで「蓄電池」が役に立ちます。蓄電池は太陽光発電で作った電気を溜めておくことができるのです。そうすれば日中に作った電気を夜間にも使用することができます。
このように太陽光発電システムの弱点を補える蓄電池を導入することによって、さらにお得に電気を利用することができるのです!
どれだけ安くなる?蓄電池を導入すればこれだけお得に!
先ほど蓄電池について紹介しましたが、実際に蓄電池を導入するとどれだけお得になるのでしょうか。メリットがあるとはいえ蓄電池は100万円を超えるような高額な商品もあります。それを考えるとかなりお得にならなければ元は取れないはずです。
ここでは蓄電池単独でのメリット、そして後半では蓄電池と相性バツグンの太陽光発電と併用した場合のメリットを詳しくご紹介します!
夜間電力を使うとこれだけ安くなる!【電気代シミュレーション】
ここでは蓄電池単独でどれだけの経済効果を生み出せるか計算していきます。
蓄電池単独で経済効果を生み出そうとする場合、安い夜間電力を電気会社から購入して電気代の高い昼間に使うことになります。
ここでは例として4人家族の例を見ていきます。
省エネルギーセンターが発表している4人家族の年間消費電力は平均5500kWhとなっています。今回はこの値を利用して計算していきます。また電力会社の料金設定は昼間料金を25円/kWh、夜間料金を10円/kWhとします。
昼間料金と夜間料金の差は15円/kWhですから、1kWh使うごとに15円得することになります。年間5500kWh使用しますが、昼に使用する電気量を3500kWhとするとその分だけ夜間料金で利用することができます。計算すると、3500kWh×15円/kWh=52500円 となり、年間5万円強の経済効果を生むことができます。
一番得できる例として、仕事などの都合で夜間料金適用時にしか電気を使用しない家庭があげられます。2人世帯として考えると年間使用量は40000kWhほど、経済効果は6万円/年となります。
もちろん蓄電池の利点は経済効果だけでなく防災効果などもありますが、正直経済効果がこれだけだと購入するか迷ってしまいますよね。ここからは蓄電池を最大限に活かす、太陽光発電との併用について紹介します!
電気代削減最強コンビ!太陽光発電と組み合わせるとどうなる?
太陽光発電システムを持っているから蓄電池を検討している、という方も多いと思います。それだけ蓄電池と太陽光発電の相性はいいのです。先ほど蓄電池のみの経済効果を紹介しましたが、太陽光発電と合わせるとどのようになるのでしょうか。
太陽光発電システムで発電できる電気量は1kW当たり年間1000kWhとなっています。4人家族では年間5500kWh消費すると先ほど紹介しました。そのため5.5kW以上の太陽光発電システムを持っている場合、電気使用料金はタダということになります。もしそれ以下の発電量だとしても夜間に電気を買えば普通に買うよりも安く買うことができるので高くはつきません。
このように計算をするまでもなくお得なのがこの組み合わせ。導入した後に電気代がほぼかからないと考えるとびっくりですよね。
蓄電池もできるだけ安く買いたい!どれを買えばいいの?
お得がいっぱいの蓄電池ですが、蓄電池はいつどこで買えばいいのでしょうか。
実は蓄電池はここ1,2年が買い時と言われています。なぜかというと、補助金がもうすぐなくなるかもしれないのです。
蓄電池自体の価格はここ10年でかなり下がっており、今後も少しずつは下がっていくと思われます。ただ何十万円単位で出る補助金を逃してしまっては次にいつその値段で購入できるかわかりません。そのため補助金があるうちに買っておいたほうが結果的に安く購入することができるのです。
さらに蓄電池の本体価格自体もそれほど下がらないのではないかと言われています。その原因は蓄電池に使用されているレアメタルです。
蓄電池にはリチウムやコバルトなどのレアメタルが数多く使用されています。しかしそれらのレアメタルの需要は今急激に高まっており、レアメタル単体で見れば高くなっているものもあります。最近よくCMなどで見る電気自動車も電池が搭載されているのでそこにも使用されています。
地球に優しいイメージの電気自動車ですが、レアメタルもかなり使われているのです。これからも電気自動車や蓄電池の需要は確実に増えていきます。それに伴ってレアメタルの価格も高くなっていくと考えると蓄電池本体の価格も下がりにくなることが十分考えられますね。
決して安くはない蓄電池。後悔しないためにもプロに相談を!
今は安く購入できるとはいえ蓄電池は100万円を超えるものもある高額な商品です。さらに種類も多く、その家庭に適した容量ももちろん違ってきます。購入の際には慎重に検討しましょう。
中には悪質な業者に卒FITのタイミングであまり説明もされずに購入させられてしまい、大損をしたという方もいます。蓄電池は容量が増えるとかなり値段が動きます。不必要な分の容量はただ無駄になってしまうので容量もよく考えてから購入することをオススメします。
もし蓄電池の購入を考えていてイマイチどの蓄電池が合っているのかわからないという方は蓄電池のプロに相談してみることをオススメします。1kWh増えるだけでも十数万高くなるものですので相談する価値は十分にあります。また用途別にも適した蓄電池メーカー・型があります。それらを総合的に判断してその家庭にあった蓄電池選びをお助けします!以下のページからお問い合わせください!
蓄電池を利用してお得に電気を使っちゃおう!
蓄電池は賢く使えばお財布に優しく、災害時にも役に立つ頼もしい存在になります。ただし買うもの、場所を間違えると損をしてしまうこともあります。購入時には慎重に検討して、お得に電気を使いましょう!
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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