一条工務店のV2Hはお得?電力”大”革命のメリットデメリットを徹底解説!
地球温暖化対策として省エネ住宅が大きく売り出されています。大手ハウスメーカーである一条工務店も当然のごとく省エネ住宅を取り扱っており、その中でもV2Hをお得に導入できる「電力大革命」が有名です。
今回の記事では、そもそもV2Hとは何なのかはもちろん、一条工務店でV2Hを設置できる「電力大革命」を徹底解説します。
目次
一条工務店でV2Hは設置可能?V2Hの概要や注目され始めた理由!
一条工務店で家を建てる際、有名になっている「電力大革命」を利用することでV2Hを設置できます。では、そもそもV2Hはどういった設備なのでしょうか。具体的に解説します。
一条工務店でV2Hは設置可能?電力大革命の特徴を解説!
V2Hはとても魅力的な設備であることがわかりましたが、一条工務店でV2Hを設置するためには「電力大革命」というパッケージプランを注文する必要があります。そこで今回の章では、一条工務店の電力大革命の概要と契約するメリットを紹介します。
一条工務店の「電力大革命」とは?
一条工務店の「電力大革命」は、”これからの暮らしが劇的に変わる”と称した省エネ住宅を実現するためのパッケージプランです。具体的には、以下の省エネ設備をお得に導入できます。
- 自家発電できる太陽光発電
- 発電した電力や夜間の割安電力を溜められる蓄電池
- 電気自動車と家庭を繋ぐV2Hシステム
家を新築するタイミングで各設備を導入すると、工事費用を抑えることができる他、初期費用を住宅ローンにまとめられるメリットがあります。また、早くから電気代の削減が見込め、停電対策も可能です。
一条工務店の太陽光発電は2022年、年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社としてギネス世界記録に認定されました。蓄電池に関しても、一般的な蓄電池の倍の12,000サイクルを実現したものを取り付けてもらえるので、寿命を気にせずに蓄電池を長期間使えます。V2Hに関しては、今後電気自動車が主流になるといわれている世の中で、よりお得な日常生活を送っていくための設備です。
そもそもV2Hとは?
V2Hは、電気自動車と家庭を繋ぐ設備のことです。専用のケーブルを利用して、電気自動車の蓄電残量を家庭に送電します。電気自動車には夜間の割安電力や太陽光発電が発電した無料の電力を蓄電できるので、最終的な電気代の削減を実感できるでしょう。また、自家発電した電力を100%蓄電できるので、停電対策としての恩恵を受けることもできます。
ただ、電気自動車と家庭がケーブルで繋がる距離にある必要があったり、V2Hに対応している電気自動車を購入する必要があったり、様々なデメリットの存在も…。導入の際は、V2Hが持っているデメリットを許容できるか、しっかり検討が必要です。
V2Hが注目され始めた理由
V2Hが注目され始めたのは、
- 電気自動車が今後普及していくと予想されていること
- 省エネ生活が推奨されていること
などが理由です。
電気自動車を電気自動車としての意味だけで所有するのは費用対効果がとても薄く、デメリットになり得ます。しかし、V2Hを併用すれば電気自動車を蓄電池としても使えるようになり、電気代削減や停電対策の恩恵を肌で実感できるでしょう。電気自動車の購入を検討しているのであれば、V2Hの購入も前向きに検討すべきといえます。
一条工務店の電力大革命を契約する主なメリット
電力大革命を契約する主なメリットを3つ紹介します。
メリット①省エネ設備をお手頃価格で導入できる
電力大革命を契約する最大のメリットは、省エネ設備をお手頃価格で導入できることです。具体的には、太陽光発電と蓄電池がセットで220万円前後、V2Hは30万円前後で導入できるということです。
ちなみに、それぞれ単体で導入した場合は、以下の初期費用がかかるといわれています。
- 太陽光発電…100万円前後
- 蓄電池………150万円前後
- V2H…………80~190万円前後
このように、電力大革命を契約することで、省エネ設備の初期費用を大きく抑えることができるのです。一条工務店の電力大革命が注目されているのも、納得ではないでしょうか。
メリット②電気代の削減が期待できる
電力大革命を契約するメリットとして、電気代の削減が期待できることも挙げられます。理由は、太陽光発電が自家発電できるため、電力会社からの買電量を減らすことができるからです。さらに蓄電池を導入することで、電力会社との電力契約を「夜間:割安電力」「日中:割高電力」に変更できます。夜間の割安電力を積極的に蓄電していけるのも、電気代の削減が期待できるポイントです。
太陽光発電と蓄電池を併用すれば、日中も蓄電できます。日中の割高電力の買電頻度を最小限にできるので、電気代の削減量をより大きなものにできるでしょう。
メリット③停電対策ができる
停電対策ができるのも、電力大革命を契約するメリットになります。
一般的な蓄電池の平均容量は5〜7kWh、電気自動車の蓄電容量は40〜60kWh前後です。つまり、電気自動車を所有することでより多くの電力を蓄電でき、より強固な停電対策が望めるということです。一条工務店の電力大革命では、電気自動車の蓄電残量を家庭に送電できるV2Hも導入できます。より強固な停電対策を望む家庭にとって、最適なパッケージプランだといえるでしょう。
ちなみに、1か月の電気使用量の平均値は、一戸建て住まいの4人家族で400kWh前後です。つまり、電気自動車とV2H設備を整えておけば、最低でも1週間は停電を免れることができるかもしれません。ライフラインの中では電気の復旧が最も早いといわれているので、一切停電せずに地域一体の停電期間を終えられる可能性も考えられます。
一条工務店でV2Hは設置可能?デメリットについて
最後に、一条工務店でV2Hを設置できる電力大革命のデメリットを2つ紹介します。
デメリット①停電時しかV2Hの恩恵を受けられない
一条工務店の電力大革命を利用してV2Hを導入できますが、停電時しかV2Hの恩恵を受けられないデメリットがあります。
ちなみに、V2Hを導入した場合の基本的な使い方は以下の通りです。
- 夜間の割安電力を電気自動車に溜める
- 早朝に電力を使う場合は①の残量から(V2Hを使って家庭に送電)
- 太陽光発電が発電した電力を溜める
- 夕方以降に電力を使う場合は③の残量から(同様)
- ①に戻る
先ほど、V2Hを導入すると電気自動車を蓄電池として利用できると紹介しましたが、上記のような使い方ができるが故のことです。しかし、電力大革命で導入できるV2Hは、電気自動車から家庭へ送電できるのは停電時のみと限定されています。
つまり、平常時は「電気自動車の走行に必要な電力を蓄電できる」だけの恩恵しか実感できないのです。
デメリット②V2Hが補助金の対象にならない
V2Hが補助金の対象にならないのも、電力大革命のデメリットです。
V2HにはCEV補助金(令和5年度の補正予算)という補助金制度があり、不備なく申請すれば、以下のような充実した補助金を受け取れる可能性があります。
- 設備費として最大75万円
- 工事費として最大40万円
ただ、同補助金は平常時も使えるV2Hを導入した場合に適用されるので、一条工務店の電力大革命で導入できるV2Hは適用外になってしまうのです。
とはいえ、お伝えしている通り、電力大革命を使えば破格でV2Hを導入できます。補助金制度を使えないとはいえ、家計の負担はそこまで大きなものにはならない可能性が高いでしょう。
一条工務店のV2Hは破格でお得!デメリット許容OKならおすすめ!
今回の記事では、大手ハウスメーカー・一条工務店が展開している「電力大革命」でお得に導入できるV2Hについて紹介しました。電力大革命では、太陽光発電・蓄電池・V2Hをお手頃価格で導入できますが、V2Hの使い勝手については少しばかり妥協が必要です。逆をいえば、電力大革命で導入できるV2Hのデメリットを許容できるのであれば、一条工務店の電力大革命を契約するのがお得でしょう。メリットとデメリットを家族でしっかり話し合い、納得のいく形で契約できると良いですね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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