SHARPのEV用コンバータの魅力は?導入の注意点についても!
日本を代表するメーカーのひとつであるSHARP。そのSHARPが製造・販売しているV2Hが、今回の記事で紹介するEV用コンバータ(JH-WE2301)です。コンパクトが売りのEV用コンバータですが、具体的にどのような特徴がある設備なのでしょうか。
そこで今回の記事では、SHARPのEV用コンバーターの魅力や導入時の注意点をそれぞれ紹介します。V2Hの導入を検討していて、その中でもSHARP製のEV用コンバータに興味がある方、必見です。
目次
SHARPのEV用コンバータが欲しい!主な魅力は何がある?
まずは、SHARPのEV用コンバータ(JH-WE2301)の概要と主な魅力を紹介します。どういった特徴があるV2Hなのか、具体的に見ていきましょう。
SHARPのEV用コンバータとは?
SHARPのEV用コンバータ(JH-WE2301)とは、SHARPが販売しているV2Hです。V2HはEVと家庭を繋ぐ設備で、専用のケーブルを使うことで電力を受送信し合うことができます。
V2Hが家庭に導入されていればEVの電力を家庭で使えるので、停電時に大きく役立つことでしょう。また、夜間の割安電力や太陽光発電が自家発電した無料の電力をEVに溜めることができるので、電気代の削減はもちろん、地球環境を考えた生活を送ることも可能です。
ガソリン車の新車販売が数年で終了するといわれている中で、EVの需要が高まっているのは周知の事実でしょう。そのEV車を車としてだけではなく、家庭の電源として使えるようにするV2H。EV同様、需要が高まっているのは言うまでもありません。
SHARPのEV用コンバータの主な魅力を徹底解説!
ここからは、SHARPのEV用コンバータ(JH-WE2301)の主な魅力を見ていきましょう。具体的に6つの魅力を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
魅力①3設備を上手に連携できる
SHARPのEV用コンバータは、太陽光発電/家庭用蓄電池/EVの3設備を上手に連携できる魅力があります。上記3設備を連携することで、平常時は電気代の大幅削減が可能で、停電時は停電を長期的に免れることが可能です。
仮に停電地域が限定的だった場合、通電している地域までEVを走らせて充電してくることができれば、自宅の停電を免れることができます。
魅力②業界最小&最軽量で狭小住宅でも安心できる
業界最小&最軽量で狭小住宅でも安心できるのも、SHARPのEV用コンバータの魅力です。具体的なサイズ感は、幅505×高さ347×奥行き194mmと小ぶり。重量は23kgと、非常に軽量です。コンパクト設計なので基礎工事も不要で、壁掛けが可能なのも魅力のひとつでしょう。
魅力③HEMSを連携すれば非常時に安心できる
SHARPの「COCORO ENERGY」というHEMSを連携することで非常時に安心できるのも、SHARPのEV用コンバータの魅力です。
具体的には、EVが充電器に非接続だった場合に通知が届いたり、何かしらの緊急警報が発令されると自動的に充電が開始し、万が一の停電に備えることが可能です。EVで外出中に緊急警報が発令された場合は、家庭用蓄電池に自動的に電力が溜まります。
このように、先ほど紹介した3設備を連携しておけば、いざという時にCOCORO ENERGYというHEMSが自動的に家庭にとって最適な対策を講じてくれます。緊急事態がいつ発生したとしても、電力不足になる心配は最小限で済むため、安心感を得られるでしょう。
魅力④充実のアフターサービスで安心できる
充実のアフターサービスを持っているのも、SHARPのEV用コンバータの魅力のひとつです。具体的には、5年間の無償の保証期間があります。
さらに、損害保険ジャパン株式会社が提供する保険「動産総合保険」に有償で契約すれば、24時間365日対応のコールセンターを利用できる他、台風や豪雪などによる自然災害や偶発事故による損害補償を行ってもらえます。
魅力⑤直流電力を蓄電できる
SHARPのEV用コンバータは、太陽光発電が発電した直流電力をそのままEVに蓄電できる魅力もあります。
電力には直流電力と交流電力の2種類があり、太陽光発電が発電するのは直流電力、家庭で使うのは交流電力です。つまり、自家発電した電力を家庭で使うためには、電力の変換が最低でも1回は必要です。
ちなみに、電力を変換する際には、少なからず変換ロスというものが発生します。変換ロスを最小限にできるのが、直流電力をそのままEVに蓄電できるSHARPのEV用コンバータです。
魅力⑥運転モードを切り替えできる
運転モードを切り替えできるのも、SHARPのEV用コンバータの魅力です。具体的には、ライフスタイルに応じて「クリーンモード」「経済モード」の2種類から運転モードを切り替えできます。
クリーンモードは、太陽光発電が発電した電力を優先的に自家消費するモードです。日中に太陽光発電が発電した電力を自家消費および蓄電し、余った分は電力会社に売電します。太陽光発電が稼働しない夕方以降および早朝は、EVや家庭用蓄電池の残量を使って生活。蓄電残量が足りない場合のみ、夜間の割安電力を蓄電する流れです。
一方で経済モードは、太陽光発電が発電した電力を優先的に売電するモードです。日中に太陽光発電が発電した電力は売電および自家消費し、夕方以降および早朝はEVや家庭用蓄電池の残量を使って生活。夜間の割安電力を使って蓄電する流れです。
どちらのモードがお得になるのかは、家庭によって異なります。だからこそ、家庭にとってよりお得なモードでEV用コンバータを稼働できるのは、とても大きな魅力といえるでしょう。
SHARPのEV用コンバータが欲しい!導入の注意点には何がある?
SHARPのEV用コンバータ(JH-WE2301)は、紹介した通り数々の魅力があります。だからこそ導入を前向きに検討したいところですが、導入するにあたっての注意点がいくつかあるのは忘れてはなりません。そこで最後に、EV用コンバータを導入する際の注意点を紹介します。
注意点①対応車種に気を付ける
SHARPのEVコンバータはとても魅力的な設備ですが、EVの対応車種に気を付けなければなりません。2024年5月現在の具体的な対応車種は、以下の通りです。
メーカー名 | 車名(型番) |
トヨタ | ・プリウスPHV(6LAZVW52/DLAZVW52) ・bz4X(ZAAYEAM15/ZAAYEAM10) ・レクサス RZ(ZAAXEBM15/ZAAXEBM10) ・レクサス UX300e(ZAAKMA10) ・クラウン SPORT RS(6LAAZSH37W) |
日産 | ・リーフ(ZAAZE1) ・サクラ(ZAAB6AW) ・クリッパー EV(ZABU79V) |
三菱 | ・アウトランダーPHE(5LA-GN0W/5LA-GG3W/DLA-GG2W) ・エクリプス クロス PHEV(5LA-GL3W) ・ミニキャブ EV(ZAB-U69V) ・eK クロス EV(ZAA-B5AW) ・アイ・ミーブ(ZAA-HD4W/ZAA-HA4W/ZAA-HA3W) ・ミニキャブ・ ミーブ バン(ZAB-U68V/ZAB-U67V) ・ミニキャブ・ ミーブ トラック(ZAB-U68T) |
ザっと見ると対応車種が多いように見受けられますが、競合他社のV2Hの中には、ホンダやスバル、メルセデスベンツなどが販売しているEVも対応車種として登録されている場合もあります。全ての情報をまとめ、良し悪しを判断できると良いでしょう。
注意点②設置場所の確保ができるか確認する
設置場所の確保ができるか確認するのも、SHARPのEVコンバータを導入する際の注意点です。
紹介している通り、EVコンバータはEVと家庭を繋ぐ設備になります。専用ケーブルの長さは7.8mなため、7.8m以内にEVと家庭が隣接している必要があります。また、EVコンバータを設置するための場所を整える必要もあります。
SHARPのEV用コンバータは魅力的!導入を前向きに検討しよう!
今回の記事では、SHARPのEV用コンバータ(JH-WE2301)の魅力を解説しました。SHARPは日本を代表するトップ企業なので、それだけで安心を実感する方も多いでしょう。紹介した通り、EV用コンバータはSHARPという社名に恥じない魅力がたくさんあるV2Hです。ぜひ前向きに導入を検討してみてください。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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