フローリングの掃除方法は?基本から裏技まで紹介
目次
フローリングの正しい掃除方法を知りたい!
「フローリングの掃除をしたいけど、正しい掃除方法が良く分からない」「より効率的な方法が知りたい」
そう考える方は多いのではないでしょうか。
実は、フローリングは間違った方法で掃除していると、逆に劣化してしまうこともあるんです。
本記事では、フローリングの特徴から掃除方法まで、わかりやすく解説していきます!
種類別の特徴を押さえてフローリングの掃除方法を考えよう!
フローリングには「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類があります。
それぞれの特徴について解説します。
無垢フローリング
無垢フローリングは、100%本物の木を使っているフローリングです。本物の木ならではの温かみを感じることができます。
元々は店舗の床などに用いられることが多かったのですが、近年では住宅においても人気が高まってきています。
天然の木は環境の変化によって伸縮する性質があるため、調湿機能に優れています。このことは何となくイメージしやすいのではないでしょうか。
ですがその分、隙間ができてしまったり、汚れが付きやすくなってしまったりするのがデメリットです。
複合フローリング
複合フローリングは、複数の板を張り合わせたものの表面に、薄い天然木の板を張り付けたフローリングです。
無垢フローリングよりも伸縮しないため、ねじれや隙間が生じにくいというメリットがあります。
ただし、自然な感じが出にくく、若干硬い踏み心地になってしまうのがデメリットです。
とはいえ、近年では技術の進歩によって無垢フローリングと遜色ないものも出てきています。
フローリングの掃除方法は?ポイントはきちんと汚れを落とす!
毎日のフローリング掃除は、ホコリや汚れ、髪の毛を取り除き、雑巾やモップで乾拭きするだけで大丈夫です。
「それだけでいいの…?」と思った方もいるかもしれません。
ですが、毎日継続してやるには、このくらいササっとできる方がいいんです!
「掃除があまり好きではない…。」という方でも、このくらいなら気軽にできますね。
ここでのポイントは「乾拭きをする」ということです。
フローリングは基本的に水に弱いため、水拭きを頻繁にすると傷んでしまいます。
どうしても汚れがひどい場合には、しっかりと絞った雑巾で落としてから、仕上げに乾拭きをしましょう。
汚れ別で考えるフローリング掃除方法3選!【だいたいこれです】
ここでは、毎日の簡単な掃除では落としにくい「油汚れ」「カビ」「黒ずみ」に対する掃除方法を、それぞれ紹介します。
油汚れ
油汚れには、「重曹」と「クエン酸」を使うのがおすすめです。重曹は油汚れを落とす効果がありますが、アルカリ性でワックスをはがしてしまう可能性があります。
そのため、クエン酸の酸性で中和をする、というわけです。
重曹は3%~5%、クエン酸は20%~30%に薄めて使用します。
先に重曹水をしみこませた雑巾で汚れを落とし、その後にクエン酸水を吹きかけて乾拭きしましょう。
カビ
カビはアルコールスプレーを吹きかけ、その後に乾拭きすることできれいにすることができます。
絶対にやってはいけないのが、カビが発生しているところを掃除機で吸うことです。カビの胞子を空気中にばら撒くことになってしまいます!
また、アルコールスプレーはモノによってはフローリングの色落ちに繋がってしまう場合があります。
一度目立たない所で使ってみて、色落ちしないかどうかチェックしてください。
黒ずみ
床が黒ずんでしまう原因はいくつかありますが、最も一般的なのは皮脂によるものです。
このタイプの黒ずみは、食器用洗剤を使うと意外にもきれいに落とすことができます。
また、ワックスが経年劣化したことによる黒ずみに関しては、ワックスを上から塗るだけではきれいにできません。ワックスを一度はがしてから、新たに塗る必要があります。
掃除だけじゃない!ワックスがけの方法【フローリング長持ち】
上に書いた毎日の掃除以外に、半年に一回ほどワックスがけをすることで、フローリングをきれいに保つことができます。
ここでは、手順に分けて説明していきます。
フローリングの汚れを取り除く
上述した掃除方法で、フローリングの汚れを取り除きます。
汚れが残っているとワックスをはじいてしまうため、普段よりも念入りにおこなうことが大切です。
必要に応じて家具等も移動させておきましょう。
水拭きをする
しっかりと絞った雑巾で水拭きをします。洗剤等を使用した場合には、完全に拭き取るようにしましょう。
ワックスをかける
水滴がなくなり完全に乾いたら、ようやくワックスをかけます!
ワックスは直接フローリングに流すのではなく、まず雑巾に含ませます。そしてポタポタ垂れない程度に絞ってから、木目に沿ってかけましょう。
ムラならないようにかけるのが最も重要なポイントです。
完全に乾かす
ワックスが完全に乾くまで、フローリングの上を絶対に歩いてはいけません!
完全に乾いていない状態で立ち入ってしまうと、つやのある部分とない部分ができてしまいます。
場合によっては足跡がついてしまうこともあるので、絶対に避けたいですよね。
乾かす時間は、30分以上と考えておけば大丈夫です。
【補足】フローリング掃除方法の裏ワザ【天然成分を使おう】
ここでは、少し特殊なフローリング掃除の裏ワザをいくつか紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
フローリングワイパー×プチプチ
フローリングワイパー用のシートの中には、凹凸がなく、ごみやホコリを吸着する力が弱いものがあります。
それを改善するために、プチプチを利用します。プチプチは衝撃吸収に使われるもので、自宅に余っているという方も多いのではないでしょうか。
「シートとワイパーの間にプチプチを入れる」ことで、凹凸を利用して吸着力がアップします!
天然ワックス
「ワックスは頻繁にはかけないけれど、つやのある床をキープしたい」「子どもがいるからワックスは安全面で不安」という方も多いと思います。
そんな方には、ワックスではなくてもワックスのような働きをする「天然ワックス効果」を利用しましょう。
米のとぎ汁、ミカンの皮の煮汁、牛乳などは天然ワックスの効果があります。雑巾に含ませてから拭き上げてみると、いつもよりピカピカになっているはずです!
しかし、これらの天然ワックスは場合によっては臭いにつながる事もあります。目立たない部分で試してみて、ご自身が結果に納得できるかどうかを確認してから試した方がいいでしょう。
アルコール×スチーム
ワックスをかける前には、古いワックスをきれいに剥がすことが大切です。中途半端に剥がれた状態のままワックスをかけ、変な模様ができたり、黒ずんだりすると嫌ですよね。。
ワックスは、アルコールをスプレーで吹きかけ、スチームアイロンをあてることで格段に剥がれやすくなります。
もちろんその後にきちんと乾拭きをし、水分を完全にとってくださいね!
フローリングの傷対策【掃除方法と合わせてやろう】
フローリングを傷つけないためには「敷物を敷く」「脚にカバーをつける」ことが手っ取り早く、効果的です。
あまり移動させない家具の下には敷物を敷き、頻繁に移動させる家具の脚にはカバーをつけましょう。
現在では100円ショップでもデザイン性が高いものが売られているので、悩んでいる方は購入してみてはいかがでしょうか。
しかし、注意していても傷がついてしまうことはありますよね。そんな時でも、浅い傷であれば、自身で直せる可能性があります!
はじめに、濡れたタオルを傷の上に敷き、スチームアイロンを上から数十秒当ててみましょう。熱と水分を利用して変形が直る場合があります。
また、着色したロウで傷を埋める、という方法もあります。
それでもダメな場合は、ホームセンターなどに床材用の補修液が売っているので、フローリングのカラーに合わせて使用することをおすすめします。
フローリングを長持ちさせる方法【正しい掃除方法でキレイに!】
ここでは、フローリングを長持ちさせるために、注意すべきポイントを紹介します。
これまでの内容と重複する部分もありますが、復習のつもりで確認してみてください!
湿度
フローリングは乾燥しすぎるとひび割れにつながり、水分が多すぎると腐敗・劣化に繋がってしまいます。
加湿器などを利用して、適切な湿度になるように調整しましょう。
また、窓の近くは雨が入ってこないようにしたり、結露にも注意したりする必要があります。
熱
熱を長時間加え続けると、ひび割れや反り、ねじれを引き起こします。
そのため、フローリングにホットカーペットを直接敷くのは良くありません。使用する場合には断熱材を間に敷き、あまり高温に設定しないように心がけましょう。
また、ヒーター・エアコン等も長時間は使わず、最小限に抑えるとより良いですね。
重さ
重いものを同じ所に置き続けていると、重さでフローリングが変形してしまう可能性があります。
専用の敷物を敷いたりすることで、重さによる圧力を分散させるように心がけましょう。
また、定期的に家具の配置を変えてみるのも効果的かもしれません。
【まとめ】掃除方法をしっかり理解して快適なフローリングに!
フローリングの掃除方法について理解していただけたでしょうか。
注意するポイントを押さえて毎日掃除することで、きれいな部屋を保つことができます。
ピカピカのフローリングで、気分を上げていきましょう!
リノベステーションではシャープや田淵電機を始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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