エコキュートは購入だけでなくリースも可能！

「エコキュートを導入したいけれど、初期費用が高い！」

「エコキュートをリースする方法があるって聞いたけど、メリットはあるの？」

このように考えている方はいませんか。

エコキュートはオール電化住宅が増えるにつれて、より注目されるようになりました。

しかし、初期費用の高さがネックです。

そこで今回は、初期費用を抑えるリースについて紹介します。

エコキュートのリースとは？詳しく紹介します！

ここでは、まずはエコキュートの概要、次にリースについて、そしてリースのメリット・デメリット、手続き方法について紹介していきます。

エコキュートとは

まずはエコキュートの概要について知っていきましょう。

導入するメリットがたくさん

エコキュートは電気を主なエネルギーとして利用する給湯器です。

その中でも、空気中に存在する大気熱を利用して、効率よくお湯を沸かします。

この仕組みによって稼働効率が高くなり、エコな給湯を実現しています。

また、料金の低い夜間電力を使ってお湯を沸かすと、電気代の節約にもつながります。

このように様々なメリットがあるのがエコキュートです。

初期費用の高さがネック

しかし、エコキュートを導入するのは簡単ではありません。

最も大きな理由は初期費用の高さです。

現在の初期費用は30〜75万円程度かかります。

発売された当初はもっと高かったですが、今でも十分高いですよね。

よく比較されるガスや通常の電気温水器は15万円程度で購入できます。

倍以上の価格であるので、多くの方にとっては購入を妨げる要素でしょう。

修理屋メンテナンスも高額

エコキュートがここまで高いのは、寿命が長いことにも起因しています。

長い目で見てコストを回収できるほどの価格です。

しかし、長年使うためには定期的なメンテナンスが必要となります。

故障した場合には修理が必要になるかもしれません。

そういった際にはコストももちろん発生し、初期費用を含めた合計費用はどんどん大きくなっていくでしょう。

リースという方法も

「エコキュートは初期費用が高すぎて買えない！」と困っている方におすすめの方法がリースです。

ここからはリースについてみていきましょう。

リースとは

そもそもリースとはどういったものでしょうか。

リースはわかりやすくいうと、レンタルです。

毎月決められた料金を支払って機器を使用します。

期間中の故障等はリース会社が負担します。

そのため、購入した場合には自分で負担するはずの費用が抑えられます。

持ち主はリース会社となることを覚えておきましょう。

似た言葉としてローンを連想する方もいるでしょう。

ローンも毎月決まった金額を支払うという店では同じです。

しかし、持ち主が異なります。

リースはリース会社が持ち主でしたが、ローンの場合はお客様が持ち主となります。

月々のリースの価格は5,000円前後

では、毎月どの程度のお金を払うのでしょうか。

月々の目安は5,000円です。

高性能になればより高くなる可能性もあるので注意しましょう。

期間

そして、期間についてですが、最も主流となっているのは10年となっています。

リース会社によっては5年・8年・12年などの期間が設けられています。

自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

機種

また機種に関してはリース会社や地域によって異なります。

とはいえ、基本的にはどこのリース会社でも最新機種を取り扱っています。

どういった性能のエコキュートが欲しいか決めてから相談に行くとスムーズに決められるでしょう。

買取との価格の比較

エコキュートは買取かレンタルで月々支払うリース契約を選択します。

最後に価格についてみていきましょう。

ここではPanasonicのエコキュート460Lフルオートで比較します。

買取の場合

本体代金：500,000円

架台工事：30,000円

電気工事：20,000円

配管・取付工事：60,000円

合計：610,000円

リースの場合

契約開始〜10年：6,000円

11年以降：4,200円

修理代金：0円

配管・取付工事：0円

架台工事・電気工事：50,000円

10年間使用した場合、買取では61万円ですが、リースの場合は77万円となります。

リースでは初期費用が抑えられる分、合計金額は高くなります。

リースするメリット

続いては、リースするメリットについて3つ紹介します。

初期費用が無料または低額

1つ目は、初期費用が無料または低額です。

初期費用はシンプルな給湯専用タイプでも30万円、お湯はりや追い焚き機能のついたフルオートタイプだと50万円ほどかかります。

一般的な家庭において、この額を支払うのは大変ですよね。

しかし、エコキュートのリース契約であれば、基本的にこの初期費用が必要ありません。

毎月定額のリース料金を支払えばエコキュートを利用できます。

これは大きなメリットですね。

リース契約中は修理費がかからない

2つ目は、リース契約中は修理費がかからないことです。

リース契約の場合、期間中にエコキュートが故障したら無償で修理または同等機種に交換してもらえます。

普通に購入した場合はメーカー保証で修理できる期間は1〜5年ほどです。

それ以上の補償を希望する方は購入時にメーカーの延長保証に有償で加入する必要があります。

また、リース会社によっては、メーカー保証ではカバーしていない自然災害による故障にも対応しています。

こうした、故障修理による費用負担の心配がないというのは購入するときにはない魅力です。

ただし、ユーザー側の過失や故意による故障は認められません。

この点には注意しましょう。

運営会社がしっかりしている

3つ目は、運営会社がしっかりしていることです。

エコキュートのリースを行っている会社には以下があります。

• 株式会社Eライフ・パートナーズ（東北電力企業グループ）
• TEPCOホームテック株式会社（東京電力グループ）
• かんでんEハウス株式会社（関西電力グループ）
• 株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス（中国電力グループ）

以上のように、エコキュートのリースの場合、サービスを提供している主な会社は、各電力会社のグループ会社です。

つまり、運営会社がしっかりしており、安心して利用できます。

一方、買取を選ぶ場合、大小様々な業者がエコキュートを販売しており、きちんとした業者を選ぶのは少し難しいです。

取り付けをしてもらった会社が倒産・廃業してしまったら、その後のサポートが受けられません。

値段だけを考えるのではなく、後々のメンテナンスやサポートのことも考えて選びましょう。

リースするデメリット

リースにはデメリットもあるので、次はデメリットを3つ紹介します。

契約期間が終わるまで解約できない

1つ目は、契約期間が終わるまで解約できないことです。

契約した場合には5年、8年、10年、12年などの決められた期間は利用を続けなくてはなりません。

やむを得ない事情でエコキュートのリース契約を打ち切りたい場合は、残りのリース期間の料金や解約手数料などが必要となることもあるので注意しましょう。

また、契約中は機種変更することができません。

最初に選んだ機種をリース期間中使う必要があります。

10年目近くになると省エネ性能や機能などに優れたものが発売されていると思いますが、買い替えを行うことはできません。

最終的には自分のものにならない可能性も

2つ目は、最終的には自分のものにならない可能性もあることです。

リース会社によっては、リース契約終了後にエコキュートが「お客様の所有物になる」ケースと、「リース会社の所有物のまま」のケースがあります。

契約期間終了後に自分のものになるものを選ぶと良いでしょう。

ただし中には、リース契約満了時の機器の取り扱いについて、WEBサイトで案内していない業者も存在しています。

リース期間満了後の取り扱いは重要なポイントであるので、WEBサイトに載っていない場合は直接電話で聞くと良いでしょう。

トータル費用は割高

3つ目は、トータル費用は割高であることです。

エコキュートをリースした場合、最終的にエコキュートを購入した場合に比べて割高になります。

リースは月額のみで見れば何十万円で購入するよりも支払い費用は安いですが、10年程度毎月5,000円前後払うことになります。

そのため、トータルで見ると割高になるでしょう。

リース契約する時の手続き

最後に、リース契約するときの手続きについて紹介します。

電話またはWEBから問い合わせ

まずは電話またはWEBから問い合わせを行います。

WEBフォームであれば必要事項を入力するだけで簡単に問い合わせができます。

すぐにでも導入したい場合は電話で連絡を入れるようにしましょう。

担当者が自宅で契約内容を説明

申し込みが完了したら、担当者が日程を調整して自宅を訪問します。

その際には以下のようなことの説明がされます。

• リースの契約内容・機種・取り付け場所
• 工事費用をご負担いただく必要があるか
• ご負担いただく場合の金額

契約締結

契約内容の説明を聞いてリース契約をしたいと思ったら、契約書に必要事項を記載して提出します。

記入された情報をもとに、リース契約締結の可否が判断されます。

虚偽の情報は絶対に記載しないようにしましょう。

工事開始・利用開始

契約を結び終えたら、工事が開始します。

工事はエコキュートの据付工事です。

その工事が終えたら、工事当日から使用できます。

その後は毎月定額のリース料金を支払うようにしましょう。

エコキュートはリースと買取を検討しましょう！

今回はエコキュートのリースについて紹介しました。

エコキュートをリースする場合、初期費用が安くなったり、メンテナンス費がかからなかったりと多くのメリットがあります。

まずは相談をし、不明点を無くしましょう。

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