オール電化で後悔した理由5選!デメリット・対策法も解説!
光熱費を節約でき、IH調理器やエコキュートの便利機能も使えて人気のオール電化。
一方で、選ぶ商品や導入する家庭状況などによって、導入後に後悔してしまうケースもあります。
今回はオール電化で後悔しないために、以下のポイントをくわしく解説していきます。
- オール電化の5つの失敗例・後悔した理由
- オール電化のデメリットと対策法
- オール電化がオススメな家庭タイプ
結論として、オール電化は「節約のコツ」さえ掴めば、ガス併用より光熱費を十分安くできます。
電気代を下げる具体策や、停電対策についても徹底解説していますので、ぜひ本記事でお得知識を身につけてください。
目次
【失敗例】オール電化で後悔した5つのケースとは?原因や解決策もご紹介!
はじめに、よくあるオール電化の5つの失敗例と、原因や改善する方法もあわせて解説していきます。
【後悔①】光熱費が安くならない
オール電化の失敗例でもっとも多いのが「期待していたほど安くならなかった」というもの。
節約できない理由のほとんどが「昼間に電気を使いすぎた」せいです。
オール電化向けの電力プランの多くは、深夜に安く、昼間はむしろ割高に設定されています。
食洗機や洗濯機、炊飯器やIH調理器をタイマー機能で夜に動かすなど、使い方を見直せば節約できます。
【後悔②】暖房の暖まりが遅い
寒冷地にお住まいの方は、「暖房をつけてから部屋が暖まるのが遅い」と後悔するケースもあるそうです。
たしかに灯油やガスの暖房に比べて、エアコンなどの電気暖房は「立ち上がりが遅い」というデメリットがあります。
帰宅時間が決まっているならタイマー機能で部屋を暖めておくなど、うまく工夫すれば改善できるでしょう。
【後悔③】停電すると何もできない
5つの失敗例の中でも一番怖いのが「オール電化は停電すると何もできなくなる」というリスクです。
停電は、家中のほぼすべてを電気に頼るオール電化の天敵。
炊事もエアコンも、シャワーも使えないのは辛いですよね。
太陽光発電や蓄電池があれば停電中でも電気が使えますので、家族を守るために設置を検討してみましょう。
【後悔④】エコキュートがお湯切れすると時間がかかる
エコキュートはいちど湯切れしてしまうと、あらためて沸かすまで長い時間が必要です。
突然の来客などで起こり得るトラブルのようです。
オススメの対策法は1サイズ大きいエコキュートを選ぶこと。
大きめを選べば、余裕を持ってお湯が使えて便利です。
【後悔⑤】IH調理器が使いにくい
「IHの火加減が難しい」「中華鍋が使えない」など、IH調理器ならではのデメリットを後悔する声も。
中華料理や炒め物といった、「火が命」な調理には、残念ながらIHはまだまだ改善点が多いのも事実です。
一方で、ボタンを押すだけのオート調理や、ノンフライ機能など、ガスコンロよりIHは「グリル」が充実しています。
火を使わないIHはキッチンから少し離れて別の家事をしても安心ですし、使いこなせばとても便利です。
【後悔しない】オール電化の3つのデメリットと対策法を徹底解説!
つぎに、オール電化の三大デメリットである「昼の電気代」「停電」「設備費用」に対策する方法をくわしく解説していきます。
①エコキュートや蓄電池で「昼間の電気代」をとことんカット!
昼間の電気代が高いオール電化向けプランですが、エコキュートや蓄電池を深夜に運転させれば解決できます。
朝方にかけてエコキュートでたっぷりお湯を沸かしておけば、抜群の保温性能でほとんど追い焚きせずに過ごせます。
お得な時間帯に蓄電池をフル充電しておけば、普段どおり家事をこなしつつ、昼間の電気を買わずにすむでしょう。
オール電化で節約するには、とにかく昼にムダな電気を買わないことが重要です。
蓄電池やエコキュートは電気代節約の超・優秀設備ですので、補助金などを利用して早めの導入をオススメします。
②弱点の「停電」は太陽光発電や蓄電池で怖くない!
オール電化の天敵ともいえる停電は、太陽光発電や蓄電池で対策することができます。
太陽光発電があれば天気の良い日中に電気が使えるのはもちろん、曇りや雨でも発電するのでしっかり夜に備えられます。
蓄電池には停電に備えて余力を残す機能がありますので、停電復旧まで最低限の生活を維持できます。
真夏や真冬の停電は予想以上に辛いものです。
蓄電池と太陽光発電は節約効果もバツグンですので、ぜひ検討してみてください。
③高価な設備の導入費用はうまく節約すれば回収できる!
エコキュートや蓄電池の設置費用が高いというデメリットも、使い方しだいで十分回収できます。
オール電化電化の深夜の電気代は通常プランより安いため、工夫すれば毎月5,000〜1万円以上の節約も可能です。
ひと昔前は数十万、数百万円だった以上の設備も、海外メーカーの参入などにより値下げしていることも追い風となっています。
さらに、エコキュートや蓄電池は補助金も利用できるため、うまく活用すれば資金回収も短縮できます。
【3つのタイプを紹介】オール電化で後悔しないのはこんな家庭!
さいごに、ガス併用よりオール電化にするべき、3つの家庭タイプをご紹介していきます。
【節約したい】毎月の光熱費をとことん安くしたい
毎月支払い続ける光熱費をとにかく節約したいなら、ガス併用よりオール電化がオススメです。
ガスには深夜プランがないため使った分だけ請求されますが、オール電化なら深夜プランを上手に活用すれば月5,000円以上の節約は難しくありません。
ウクライナ情勢による影響で、天然ガスの価格の高騰が心配されています。
今のうちに切り替えたほうが、オール電化の資金を早めに回収できるでしょう。
【デザイン重視】外観からガスボンベをなくしてスッキリさせたい
せっかくこだわったデザイン住宅にガスボンベを置きたくないという方にも、ガス配管のないオール電化はオススメです。
新築なら都市ガスの引き込み工事費を節約できますし、LPガスの初期費用もかかりません。
リフォームでも請求をひとまとめにすることができます。
さらに、オール電化なら地震や台風による「ガスボンベの破裂事故」の心配がない点も見逃せないメリットですね。
【安全第一】家や家族を地震や火災から守りたい
住まいの安心・安全がもっとも大切という方にも、ガス併用より安全なオール電化がオススメです。
火を使わないIH調理器はガスコンロより格段に火災の心配がありませんし、チャイルドロックや空焚き防止機能など、安心の機能も充実しています。
「ガス」という引火・爆発する物質を家に引き込まずにすむため、万が一の大災害が起きても二次災害のリスクも減らすことができます。
【まとめ】オール電化で後悔しないコツは深夜電力!停電対策も検討しよう
オール電化の電気代が高いと後悔する理由の多くは、昼間の割高な電気の使いすぎから来ています。
洗濯機や食洗機を夜間に使う、エコキュートは夜に沸かして昼は追い焚きしないなど、工夫しだいでは今すぐ節約できます。
設備が高くて後悔したという声も、数年〜10年ほどで元が取れることを考えれば、便利機能のメリットの方が勝るといえます。
停電対策に役立つ蓄電池と太陽光発電は、自治体などから豊富な補助金が出ていますので、ぜひこの機会にご検討ください。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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