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ツートンの外壁塗装で気を付けるポイントは?工事費用についても!

屋根・外壁塗装 2024年01月04日更新

外壁塗装をツートンでやると、粋な雰囲気になってオシャレですよね。
しかし、オシャレなイメージのツートンカラーも、選び方によってはダサい仕上がりになる可能性もあります。

今回の記事では、外壁塗装をツートンカラーでやる場合にダサくならないポイント、単色と比べて工事費用は高くなるのか、色選びのポイントについて解説します。
外壁塗装をツートンカラーでと考えている方、必見です。

外壁塗装はツートンカラーで!ダサくならないポイントは?

外壁塗装をツートンカラーで行うと、とてもカッコイイ印象の家にすることができます。
しかし、ツートンカラーの選び方を間違えてしまうと、一気に「ダサい家」の称号を手に入れることになるでしょう。

まずは、ツートンカラーでダサくならない家にするポイントを4つ紹介します。

メインカラーをしっかり選んでおく

ツートンカラーでダサい家にしないため、メインカラーをしっかり選ぶことが重要です。

メインカラーは、家全体の6〜7割程度に当たる重要なもの。
メインカラーをしっかりブレずに選んでおくことで、もう1つ(2つ)のカラーも決めやすくなります。

メインカラーは家の見た目を決める重要な色なので、家族でしっかり話し合って決められると良いですね。

カラーシミュレーションを行う

カラーシミュレーションを行うのも、ツートンカラーで失敗しないための方法です。
カラーシミュレーションとは、パソコンやタブレットを使って、塗装後の家を目視することです。

とはいえ、ネットで洋服などを買ったことがある人は分かると思いますが、画面上で見るものと実物は若干色合いが異なるので、カラーシミュレーションを行ったからといって、それが完成図であるとは認識しないでください。
あくまで、カラーシミュレーションと同じような雰囲気の家に仕上がる可能性がある、ということです。

ツートンにする場所を考える

ツートンカラーで失敗しないため、ツートンにする場所をしっかり考えることも重要です。

ツートンカラーの主なイメージは、以下のようなものではないでしょうか。 

  • 1階と2階で完全に色を分ける
  • 縦のラインにアクセントカラーを入れる
  • バルコニーなど出っ張っている部分だけ色を変える

たとえば、昨今主流になっている3階建ての建売住宅でツートンカラーを行う場合、1階・2階・3階と各階で色を変えてしまうとクドイ印象を与えてしまうので注意が必要です。

また、平屋なのに縦のラインにアクセントを入れるのもおすすめできません。
バルコニーなど出っ張っている部分だけ色を変えるのは、狭小住宅におすすめです。

この作法を使うことで、家が大きく見える効果が期待できるからです。

このように、お住まいの住宅によってツートンにする場所を検討していけると良いですね。

付帯部の塗装の有無を考える

付帯部の塗装の有無を考えるのも、ツートンカラーで失敗しないための方法です。

外壁塗装は、基本的に屋根や窓枠などの付帯部には塗装しません。
つまり、外壁塗装を家全体の色塗り直しと思っている場合、外壁塗装終了後に「あれ?なんかダサい」と思ってしまう可能性があるのです。

外壁塗装終了後にダサいと感じることのないよう、予め付帯部の塗装の有無について家族で話し合っておきましょう。

外壁塗装でツートンカラー!単色と比べて工事費用は高くなる?

ツートンカラーの工事費用は、単色時と比べて高くなってしまうのか気になりますよね。

ここからは、外壁塗装でツートンカラーを行いたい場合に気になる費用面について具体的に解説します。

基本的には使う塗料の数で金額は変動しない

外壁塗装は、使う塗料の数で金額が決まっているわけではありません。

外壁塗装では、塗装する面積(合計㎡)、選ぶ塗料によって金額が変動します。
したがって、単色にしようがツートンカラーにしようが金額は変わらないので、安心してツートンカラーで外壁塗装を行ってくださいね。

塗料のグレードを上げると工事費用は高くなる

外壁塗装は塗料のグレードを上げると工事費用が高くなります。

外壁塗装で使われる主な塗料と、平均金額は以下の通りです。

 

耐用年数

費用の相場(/㎡)

ウレタン

5~10年

1,700~2,500円

アクリル

3~8年

1,000~1,800円

シリコン

7~15年

2,300~3,500円

フッ素

12~20年

3,500~4,800円

たとえば、メインカラーを比較的割安なウレタンで、追加カラーを割高なフッ素でとなる場合、ウレタンとフッ素の差額分、請求金額は高くなるということ。

上記の表を見てもらうと分かる通り、1㎡あたりの金額が安い塗料は耐用年数も短く、逆も然りです。

つまり、次回の外壁塗装のタイミングを合わせるためにも、できれば選ぶ塗料は同じにして、同じ塗料の中から選ぶ色だけを変えられると良いでしょう。

ツートンカラーの外壁塗装!失敗しない色選びのポイントは?

外壁塗装をツートンカラーで行う場合、色選びで失敗してしまうと全てが終わります。

最後に、ツートンカラーで外壁塗装を行う場合、失敗しない色選びのポイントを3つ解説します。

同系色を組み合わせる

ツートンカラーでは、選ぶ色は同系色のものにしましょう。

たとえば「白とグレー」「黒とグレー」など、あまり不自然にならない同系色を選びます。
不自然な組み合わせになってしまうと、落ち着きのないゴチャゴチャした印象の家になってしまいます。

6:4もしくは7:3の配色バランスにする

ツートンカラーで失敗しないための色選びのポイントとして、配色バランスを「6:4」もしくは「7:3」に定めることも重要です。
1階と2階が完全に同じ面積であるのならば、5:5の配色バランスでも良いでしょう。

1階の面積が最も広く、上へいくにつれて面積が小さくなっていく家の場合は、6:4もしくは7:3の比率を守ってくださいね。

セパレーションカラーを導入する

「同系色を使っているのになんだか引き締まらない」「なんかパッとしない」などといった悩みがある場合、セパレーションカラーを取り入れるのも手です。

セパレーションカラーとは、ツートンカラーの2色の境目に入れるカラーのことで、全体の引き締め効果が期待できます。

外壁塗装でツートンカラー!色選びは単色時より慎重に進めよう!

今回の記事では、外壁塗装でツートンカラーをする際の色選びや守りたいポイントを解説しました。

ツートンカラーにしたからといって、単色の時と比べて金額は変わりません。

しかし、労力は大きくなります。
配色バランスが合っているか、どういう形のツートンカラーにするかなど、悩むべきポイントが多くなるからです。

とはいえ、ツートンカラーの塗装に見事成功すれば、単色塗装よりも豪華に見える家が完成することは間違いありません。
選ぶ色や配色などを十分検討して、カッコイイ家を作ってくださいね。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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