村田製作所のAll in One蓄電池システムって実際どう?
太陽光発電システムと相性の良い家庭用蓄電池。
近年、国内国外含めて多くのメーカーから蓄電池が販売されています。
今回は、数ある蓄電池のメーカーの中でも評判の良い、村田製作所のAll in One蓄電池システムを紹介します。
目次
All in One蓄電池システムを販売している村田製作所って?
村田製作所は、1950年に設立された電子部品を作っている会社です。
テレビCMが頻繁に放送されているので「村田製作所」という名前を知っているという方も多いのではないでしょうか。
村田製作所は、All in One蓄電池システム以外にも、さまざまな電子デバイスを製造・販売しています。
All in One蓄電池システムの特徴は?
村田製作所のAll in One蓄電池システムは、蓄電池のセルを国内製造し、蓄電池を国内で組み立てていることが特徴です。
また、パワーコンディショナー(以下パワコン)に蓄電池が内蔵されているので、パワコンと蓄電池を別で取り付ける手間が省けます。
特徴① 蓄電池内蔵パワーコンディショナー
村田製作所のAll in One蓄電池システムは、パワコン内部に蓄電ユニットが内蔵されているので、蓄電池の設置スペースが少なくて済みます。
蓄電池の設置で家の外観を崩したくない方や、設置する設備を減らしたい方におすすめです。
また、蓄電池は専用ユニットを増設することが可能なので、大容量の蓄電容量を実現することが可能です。
電気の自給自足や長期的な停電対策に必要な大容量蓄電池を導入することが可能なので、幅広いニーズに答えることができるといえるでしょう。
特徴② 蓄電池セル国内製造&国内組み立て
村田製作所のAll in One蓄電池システムは、国内で組み立てられています。
さらに、蓄電池セルが国内で製造されているので「国内メーカーだと安心だ」と感じる人に向いています。
海外で製造・組み立てされたからといって、安全性が低いわけではありません。
しかし、村田製作所のAll in One蓄電池システムは、国内で組み立てることによって、品質の安定化を図っています。
特徴③ 15年の長期保証
村田製作所のAll in One蓄電池システムは、機器保証と容量保証ともに15年の保証が無償で付帯しています。
15年保証は、蓄電池メーカーの中でも長期保証だと言えるでしょう。
特に、国内メーカーで15年保証を謳っているメーカーは少ないので、国内メーカーで保証が充実している蓄電池を導入したい人には有力候補のメーカーとなります。
【価格も!】All in One蓄電池システムの全ラインナップを紹介!
村田製作所のAll in One蓄電池システムは、1台のAll in One蓄電池システムに対して1台の蓄電ユニットを接続することが可能です。
All in One蓄電池システムは、1つのリモコンに対して2台取り付けることができます。
1つリモコンに対し、最大で2台のAll in One蓄電池システム、さらに2台の蓄電ユニットを接続することができます。
NEW!3.5kWh【MPR01S5535MR】
All in One蓄電池システムの新製品である「MPR01S5535MR」は、蓄電容量3.5kWhの蓄電池です。
運転コースは、自動運転コース、夜間充電優先コース、自家消費優先コース、備蓄優先コースの4種類のコースが搭載されています。
「MPR01S5535MR」のメーカー希望小売価格は税込2,490,400円です。
2.3kWh【MPR01S4023MR】
「MPR01S4023MR」は、蓄電容量2.3kWhのAll in One蓄電池システムです。
運転コースは「MPR01S5535MR」と同じで、パワコンに蓄電ユニットが内蔵されています。
「MPR01S4023MRのメーカー希望小売価格は、ホームページやカタログなどで確認することができませんでした。
蓄電ユニット【MPR01H2035MR】
蓄電ユニットである「MPR01H2035MR」は、All in One蓄電池システムに接続することで、蓄電容量を増やすことができます。
「MPR01H2035MR」の蓄電容量は3.5kWhです。
All in One蓄電池システムの「MPR01S5535MR」1台と蓄電ユニット「MPR01H2035MR」1台を導入することで7kWhの蓄電容量を実現することができます。
All in One蓄電池システムの「MPR01S5535MR」2台と「MPR01H2035MR」2台を導入することで、蓄電容量を最大14kWhに増やすことも可能です。
「MPR01H2035MR」のメーカー希望小売価格は、税込1,650,000円です。
All in One蓄電池システムのメリットは質の高さ◎!
All in One蓄電池システムは、国内で組み立てされているので、品質が安定していることがメリットです。
さらに、パワコンと蓄電ユニットを別で取り付ける必要がない点もメリットだと言えるでしょう。
メリット① 質が高い
All in One蓄電池システムは、国内での組み立てにより、品質の安定化を図っていることが特徴です。
さらに、All in One蓄電池システムは、リチウムイオン電池の中でも安全性が高いとされる「オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しています。
安全性や品質に対するこだわりがあるので、質の良い蓄電池を長く使用したいと考えている人に最適です。
メリット② 設置の手間が少ない
All in One蓄電池システムは、パワコンと蓄電ユニットが一体化しているため、パワコンと蓄電ユニットを別々に取り付ける必要がありません。
(増設用の蓄電ユニットを取り付ける場合には、All in One蓄電池システムと蓄電ユニットを設置する必要があります。)
設置する設備が少ないので、設置の手間が少ないのがメリットです。
メリット③ 保証が長い
All in One蓄電池システムは、機器保証と容量保証共に15年の長期保証が特徴です。
リモコンや内蔵されたパワコンも15年保証の対象となるので、蓄電池をなるべく長く使用したい方に向いているでしょう。
All in One蓄電池システムのデメリットは・・?
All in One蓄電池システムのデメリットは、選べる性能が少ないことです。
特に、単機能タイプと全負荷対応を選べない点は大きなデメリットだと言えるでしょう。
デメリット① 蓄電池とパワコンどちらかが壊れると・・
All in One蓄電池システムは、蓄電ユニットとパワコンが一体化している蓄電池です。
蓄電ユニットかパワコン、どちらかが壊れてしまった場合、どちらも交換・修理となってしまいます。
蓄電ユニットとパワコンが一体化していない蓄電池の場合、故障の仕方によっては蓄電ユニットかパワコンどちらかを交換・修理すれば良いケースが多いです。
All in One蓄電池システムは、蓄電ユニットとパワコンが一体化している分、蓄電ユニットだけ交換、パワコンだけ交換ということができないのがデメリットです。
デメリット② 単機能が選べない
All in One蓄電池システムは、ハイブリットタイプの蓄電池です。
All in One蓄電池システムを、単機能タイプに変更することはできないので、単機能タイプの蓄電池を導入したい人には向いていません。
太陽光発電システムとパワコンが一体化しているので、All in One蓄電池システムが故障した場合には、発電した電気を使用することができなくなります。
デメリット③ 全負荷対応が選べない
All in One蓄電池システムは、単機能同様に全負荷対応を選べません。
特定負荷の蓄電池は、停電時にも電気を無駄遣いせず使えるという点は大きなメリットです。
All in One蓄電池システムは、停電時に特定の部屋でしか電気を使うことができないので、家族人数が多い家庭や全部屋で電気を使いたい家庭には向いていないでしょう。
All in One蓄電池システムの保証は15年の長期保証!
All in One蓄電池システムは、国内メーカーの中では特に長い15年の長期保証です。
パワコンを含む機器保証、容量保証ともに15年の保証が付帯するので、保証を充実させたい方にとって安心です。
容量保証は、15年間60%保証されるので、保証期間終了後も蓄電池を使い続けることが可能です。
村田製作所のAll in One蓄電池システムは性能と質がいい蓄電池!
今回は、村田製作所のAll in One蓄電池システムについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
All in One蓄電池システムは、パワコン一体型の蓄電池です。
ハイブリッドタイプで特定負対応の蓄電池を導入したい人にとって、質が良く、保証が長いので、安心して導入できる蓄電池だと言えるでしょう。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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