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太陽光パネルは火災保険の補償対象?保険未加入の危険性についても!

太陽光発電 2024年01月04日更新

メンテナンスフリーといわれるほど、機能面で優れている太陽光パネル。

しかし、平均寿命はが30年以上ということで、万が一を考えて保険に加入すべきか迷っている方も多いでしょう。

今回の記事では、太陽光パネルは火災保険の補償対象なのか、保険未加入の場合の危険性、メーカー保証のみでも大丈夫なのかについて解説します。

太陽光パネルの保険について悩んでいる方、必見です

太陽光パネルは火災保険の補償対象?有償の場合と無償の場合を紹介!

太陽光パネルは、火災保険の補償対象なのでしょうか。

さっそく見ていきましょう。

無償の場合は対象外になることがほとんど

太陽光パネルは、メーカーや施工会社が独自に保証制度を持っています。

しかし、メーカーの保証はあくまでも太陽光パネルの初期不具合や劣化スピードがあまりにも早すぎるなど、元々の機器の故障に対する保証です。

施工会社が持っている無償保証は、施工不良と認められた場合に対応できる保証内容です。

つまり、メーカーや施工会社の無償保証では、火災保険は対象外になります。

有償の場合は基本的には補償の対象になる

太陽光パネルは、有償で保証に加入できるメーカーもあります。

有償保証の場合、落雷・火災・水害・風災・雪災など、自然災害による太陽光パネルの故障などに対応してもらえます。

しかし、補償の範囲や年数などはメーカーによって様々なので、加入前にしっかり内容を確認することをおすすめします。

太陽光パネルは火災保険の補償対象!保険未加入における危険性は?

太陽光パネルの保険に限らず「保険」といわれる商品は、基本的に「いつか起こるかもしれない非常事態のための積立資金」です。

したがって、そもそも保険に必要性を感じておらず、保険加入に対して後ろ向きな家庭も多いでしょう。

しかし、太陽光パネルを所有しているにも関わらず保険に未加入だと、様々なリスクが生じる可能性があります。

具体的に見ていきましょう。

自然災害で機器が故障してしまった場合に危険

太陽光パネルは、メンテナンスフリーといわれている商品なので、基本的には非常に丈夫です。

しかし、常に屋外にあるシステムのため、台風や大雨、雷などといった自然災害で機器が故障してしまうリスクは常に隣り合わせになります。

仮に保険未加入時に自然災害で何らかのトラブルが生じた場合、太陽光パネルを改修する費用は全額自腹になります。

とても大きな費用になることは明確なので、家計が火の車状態に陥ってしまうことでしょう。

台風などで他人に怪我を負わせてしまった場合に危険

最近では自然災害の脅威が増しているので、台風が原因で太陽光パネルが飛散し、近くにいた通行人に怪我を負わせてしまうという事故に遭う確率も完全に0ではありません。

この場合、怪我を負わせてしまった方への保証はもちろん、自宅の太陽光パネルの修繕費も必要です。

保険未加入の場合、これらを全額自腹で賄わなければならず、家計は大きな負担を強いられるでしょう。

太陽光パネルは火災保険の補償対象!メーカー保証のみでも大丈夫?

太陽光パネルは火災保険の補償対象です。

では、メーカーの保証のみでも大丈夫なのでしょうか。

具体的に解説します。

メーカー保証では不十分な可能性も

太陽光パネルを製造しているメーカーや施工会社は、独自に太陽光パネルの機器保証だったり施工不良時に対応してくれる瑕疵(かし)保証を持っている場合がほとんどです。

したがって、特に天災などがなく、ごく普通に太陽光パネルを使っていくだけの場合は、メーカー保証のみで問題ないといえるでしょう。

ただ、自然災害はいつ発生するか分かりません。

太陽光パネルの平均寿命は30年以上といわれていますから、その30年の間に大きな天災がないとは言い切れません。

したがって、万が一のためを思って、メーカー保証外できちんと保険に加入しておくと安心できるでしょう。

個人がメーカーの自然災害補償に加入はできない

「メーカー保証や施工会社の無償保証ではちょっと不安…」と思う場合、メーカーなどが持っている有償保証に加入することができます。

しかし、あくまでもメーカーが持っている業者向けの自然災害補償になるため、個人での加入はできません。

つまり、有償保証として自然災害補償を持っているメーカーの太陽光パネルを購入しない限り、自然災害補償を受けることはできないということです。 

住宅用火災保険への加入が安心できる

最も安心できるのは、住宅用火災保険への加入です。

恐らく、住宅を所有しているほとんどの方が住宅用火災保険へ加入していることと思いますが、太陽光パネルは住宅用火災保険の建物のほうの補償対象となります。

メーカーの有償保証を申し込むより住宅用火災保険に加入したほうが良い理由は、メーカーの有償保証はいつか終わりが訪れるからです。

しかし、住宅用火災保険は、その住宅に住み続ける限り継続する保険かと思います。

だからこそ、保証がほぼ一生涯続くので、万が一の際にも安心できるでしょう。

太陽光パネルは火災保険の補償対象!保険を決めて安心安全に使おう!

今回の記事では、太陽光パネルが火災保険の補償の対象になるのかを紹介しました。

メーカーの有償保証に加入すれば火災保険の対象になりますが、おすすめなのは住宅用火災保険への加入です。

いざという時に保険が切れていて保険の適用外になってしまったというトラブルが発生しないよう、基本的に保険が途切れることのない住宅用火災保険への加入を検討してみてください。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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