三菱エコキュートの魅力とは?特徴や価格・メリットや注意点を解説!
「ガス給湯器からエコキュートへの交換を検討しているけど、どのメーカーを選べばいいかわからない…」とお困りではありませんか?
そんな方には、国内トップクラスのシェアを誇り、性能・コスパともに充分以上の水準を満たす「三菱」を最初に検討することをおすすめします。
本記事では、三菱エコキュートの「販売実績や特徴」、「価格相場や保証内容」について初心者にもわかりやすく解説していきます。
記事の後半では、三菱エコキュートならではの「メリット・デメリット」もご紹介していますので、自分に合ったエコキュートをお探しの方はぜひご一読ください!
目次
三菱エコキュートの特徴や種類・価格相場をくわしく解説!
まずはじめに、エコキュートメーカーとしての三菱の実績や、販売するエコキュートの特徴、価格相場や充実の保証内容について解説していきます。
【実績】三菱エコキュートのシェアは「国内トップクラス」
自動車・家電大手企業として知られる三菱は、エコキュートの販売実績も「国内トップクラス」のシェアを誇る定番人気メーカーです。
高効率給湯器の専門誌「QTOPIA」の推計によると三菱はパナソニックを上回る「約30%」の国内シェアを獲得しており、その人気の高さを裏付けています。
また、三菱は1964年に日本で初めて電気温水器を販売した企業でもあり、2001年にいち早くエコキュートを手掛けるなど、電気給湯器のベテランメーカーとしての一面も持っています。
【特徴】雑菌を抑える「キラリユキープPLUS」が人気の秘訣
三菱のエコキュートは、業界初の「深紫外線」ユニットにより入浴中・入浴後のお湯を清潔に保つ「キラリユキープPLUS」などの最新機能が人気の秘訣となっています。
以下に、三菱エコキュートの独自機能を確認していきましょう。
- 0.01ミリの微細な泡で湯冷めしにくい「ホットあわー」
- 残り湯の熱を再利用し電気代を節約する「ホットりたーん」
- 線を抜くだけで配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」
- 2箇所の同時給湯・3階でも給湯できる「ハイパワー給湯」
- 大きな文字・見やすい液晶で使いやすい「スマートリモコン」
ほかにも、スマホアプリ「MyMU」での遠隔湯はり機能や太陽光発電とのリンク機能なども搭載されており、便利に、経済的に給湯の管理ができます。
【種類・価格】シンプル機能モデルなら「20万円台」で買える
三菱エコキュートは機能・性能ごとに4つのシリーズに分類されており、もっともシンプルなSシリーズなら「20万円台」で購入できるコスパも魅力です。
以下に、シリーズごとの特徴と価格相場をまとめました。
シリーズ名 | 特徴 | 価格相場 |
Pシリーズ | 最新機能をすべて搭載。保温効率も業界トップレベル | 24〜43万円 |
Sシリーズ | 性能とコスパのバランスに優れ、家庭での導入実績が最も多い | 21〜39万円 |
EXシリーズ | ZEH住宅・オール電化に最適。消費電力の低さが魅力 | 21〜36万円 |
Aシリーズ | シンプルな機能に絞ることで、驚きの低価格を実現 | 15〜27万円 |
【保証内容】「最長10年」の延長保証も強み
三菱エコキュートには、無償保証として以下の保証期間が設けられています。
- 本体…2年間
- 熱交換器・コンプレッサー…3年間
- 貯湯タンク(缶体)…5年
さらに、約1〜3万円の延長保証料を支払うことで、保証期間が「最長10年間」まで延ばせるプランも提供されており、万が一のトラブルにしっかり対応してくれます。
保証期間中の自然故障や不具合であれば、何度でも無償で修理・交換対応が受けられますので、安心のためにも延長保証には加入しておいたほうがいいでしょう。
三菱エコキュートならではの「3つのメリット」をご紹介!
つづいて、三菱エコキュートだけが持つ、他メーカーにはない「3つのメリット」をくわしくご紹介していきます。
【メリット①】マイクロバブル入浴「ホットあわー」で快適
三菱エコキュートの代表的なメリットは、マイクロバブル機能「ホットあわー」で湯冷めしにくく、お肌のうるおいも長時間続くことです。
三菱のモニター試験によると、湯あがり後の足元の体温は明らかに高くなり、肌水分量も「約1.6倍」にアップするなど、ホットあわーの効果は実証されています。
さらに、ホットあわーと専用入浴剤を使えば自宅でかんたんに「濃密な泡風呂」を作れるため、よりいっそう快適なバスタイムを満喫できます。
ホットあわーのバブルの心地よい刺激は日頃の「ストレス解消効果」も期待できますので、入浴機能にこだわりたい方は特におすすめです。
【メリット②】残り湯の熱を再利用!「ホットりたーん」で経済的
三菱エコキュートの見逃せないメリットは、残り湯の熱を回収し、翌日の給湯に再利用する「ホットりたーん」機能で電気代を削減できることです。
ホットりたーんの操作はボタンを押すだけでかんたんに完了するため、一日の最後に入浴する人に頼めば「夜間のわき上げ」に必要な熱エネルギーを効率よく減らせます。
また、三菱エコキュートはバブルおそうじ機能で「熱交換器まで洗浄する」ため、長年使用しても熱回収率が落ちにくく、ランニングコストに優れる点も強みです。
【メリット③】「ハイパワー給湯」でお湯はりが早い
三菱エコキュートならではのメリットとして、2箇所の同時給湯や、3階での給湯でも圧力が落ちにくい「ハイパワー給湯」機能も挙げられます。
貯湯ユニットの減圧弁や配管を工夫することで「1分あたり4L」の湯量アップを実現しており、家族が洗い物をしているときでも快適にシャワーを楽しめます。
また、Pシリーズ・Sシリーズには「お急ぎ湯はり」機能が搭載されており、180Lの浴槽を湯はりする時間を「約25%(約4分)」も短縮できます。
ハイパワー給湯対応のエコキュートでも節水シャワーヘッドなどは使えるため、「お湯の勢いが強すぎて水道代が高くなるのでは…」といった心配も無用です。
三菱エコキュートのココが気になる!「2つのデメリット」とは?
さいごに、定番人気の三菱エコキュートの弱点ともいえる「2つのデメリット」について解説していきます。
【デメリット①】グレードが上がるほど高額になる
三菱エコキュートの第一のデメリットは、保温性能や便利機能などのグレードが上がるほど、本体の販売価格も高くなってしまうことです。
たとえば、4種類のグレードの中で最もシンプルなAシリーズは「約18万円」で購入できますが、最高グレードのPシリーズは「約37万円」と倍以上の価格相場となります。
グレードが上がるほど「ホットあわー」「キラリユキープ」「バブルおそうじ」などの便利機能が追加されていきますが、できるだけ安く購入したい方にはデメリットといえます。
2023年からは国のエコキュート補助金(1台あたり5万円)が再開されましたので、積極的に利用しつつ、コストと性能のバランスの取れたモデルを選びましょう。
【デメリット②】設置には意外と大きなスペースが必要
三菱エコキュートの第二のデメリットは、貯湯タンク本体やヒートポンプユニットの設置に「意外と大きなスペース」が必要となることです。
たとえば、3〜4人用の人気モデル「SRT‐S376U(370L)」の貯湯ユニットは「高さ183cm・幅63cm・奥行76cm」とかなり大きく、狭い通路などの設置には不向きといえます。
タンク容量が大型になるほど本体サイズも大きくなるため、商品を購入する前にはメジャーなどを使って通行の邪魔にならないか確認しておくべきでしょう。
三菱は狭い場所にも設置しやすい「奥行43cm」ほどのスリムタイプ(SRT-S376UZなど)も販売していますので、設置場所にお困りの方は検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ:三菱エコキュートは根強い人気の大定番!1台目に最適
本記事でくわしく解説してきた「三菱エコキュートならではの特徴や魅力」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- 三菱は、2001年から20年以上にわたってエコキュート販売を手掛けるベテラン企業
- エコキュートの国内シェアでは毎年上位を獲得しており、メーカーの信頼性は高い
- 低価格モデルにも自動洗浄や高圧給湯などの機能を搭載。コスパも総じて高い
- 狭い通路にも設置できる奥行約43cmのスリムモデルも販売し、設置場所を選ばない
- グレードが高いほど高額になりやすいため、自分に合ったモデル選びが肝心
国内トップクラスのシェアを持ち、保温性能や保証内容・コスパにも優れる三菱エコキュートは、はじめての1台として特に最適な選択といえます。
2023年の購入なら「1台あたり5万円」のエコキュート補助金(給湯省エネ事業)も利用できますので、ぜひこのタイミングで導入を検討してみませんか?
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この記事の監修者
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