IHコンロの掃除の掃除方法は？汚れの原因やNG掃除方法についても解説！

「掃除が楽」といわれているIHクッキングヒーター。
とはいえ、掃除が一切不要というわけではありません。

また、ガスコンロと違って、IHコンロならではの掃除方法があり、掃除方法をきちんと守らなければいけないのです。

今回の記事では、IHコンロの汚れの原因、おすすめの掃除方法、NG掃除方法を解説します。
IHコンロを長期的に使っていくため、掃除方法をしっかり頭に入れておきましょう。

IHコンロの掃除をしたい！汚れの原因は？

IHコンロは、ガスコンロと違って汚れが付きにくいといわれています。
しかし、汚れが付かないわけではありません。

まずは、IHコンロが汚れる主な原因を2つ紹介します。

鍋底が汚れている

IHコンロが汚れる原因は、鍋やフライパンの底が汚れているからです。

IHコンロもガスコンロ同様、長年使っていると鍋やフライパンの底に汚れが溜まります。
しかも、鍋やフライパンの底に汚れが溜まることで、熱効率を大きく下げてしまう原因を作ってしまうことも。

IHコンロの汚れ防止のためにも、熱効率を常に一定で保つためにも、鍋やフライパンの底面は定期的にしっかりメンテナンスをしていきたいですね。

調味料の噴きこぼれ

調味料の噴きこぼれによる汚れも、IHコンロが汚れる原因の一つです。

性能の良いIHコンロであれば、鍋が必要以上に沸騰しないように調整する機能が搭載されています。
しかし、調味料の噴きこぼれを防止してくれる機能が搭載されている機種は極めて少なく、多くのメーカーが販売しているIHコンロは、鍋の噴きこぼれに対する対策はなされていません。

つまり、ガスコンロ同様に、調味料の噴きこぼれが発生してしまう可能性は十分にあるのです。
IHコンロが汚れてしまう原因になっていることは、すぐに分かりますよね。

IHコンロを掃除したい！おすすめの掃除方法は？

IHコンロを掃除する方法はいくつかあります。
今回の章では、IHコンロの掃除で特におすすめな方法を4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

天板の掃除方法

まずは、天板の掃除方法です。
天板には、調味料がこぼれたり、鍋が噴きこぼれたりした際の汚れが付着しています。
これらの汚れを掃除する方法は、以下の通りです。

1. クレンザー（or重曹）を汚れている個所に付ける
2. ラップで汚れをこする
3. キッチンペーパーでクレンザー（or重曹）を取り除く

 以上になります。とても簡単ですよね。

ここで注意して頂きたいのは、クリームタイプのクレンザーを使用するということ。
クレンザーには粉末タイプもありますが、粉末タイプには研磨剤が入っているため、使用すると天板が傷付いてしまう恐れがあります。十分に注意してくださいね。

排気口の掃除方法

排気口の掃除方法は、ガスコンロと同じで構いません。

カバーとパネルを取り外し、洗剤をかけてブラシでこするなどして汚れを落としましょう。
最後に、水洗いをして洗剤の泡を落とせば、掃除は完了です。

排気口の内部に関しては、直接洗剤を付けてしまうと故障の原因になります。
雑巾などに洗剤をかけて、優しく拭いてあげるようにしましょう。

グリルプレートの掃除方法

使用頻度の高いグリルプレートも、定期的にしっかり掃除していきたいものです。
食器用洗剤で洗ったり、雑巾などに洗剤をかけてこすり洗いをしたり、部位に合わせた掃除方法が求められます。

しつこい汚れには「重曹＋セスキ水」が効果的

毎日使用するIHコンロですが、つい「今日は疲れているから掃除はまた今度」と、汚れを見つけたにも関わらず、掃除を後回しにしてしまうケースもあるでしょう。
掃除しない日が蓄積されることで、どうしても「しつこい油汚れ」になってしまうのは否めません。

しつこい油汚れにまで発展してしまった場合、掃除方法として効果的なのは「重曹＋セスキ水」です。

重曹洗剤の作り方は、以下の通り。

• 重曹…大さじ2杯
• セスキ水（orお酢）…大さじ1杯

上記を混ぜ込み、汚れの気になる個所にピンポイントで置き、その上からラップでパックをして1時間ほど放置します。
そうすることで、汚れが浮き、しつこい油汚れと別れを告げることができますよ。

IHコンロを掃除したい！NG掃除方法は？

最後に、IHコンロのNG掃除方法について解説します。

ここで紹介するものは、IHコンロの掃除方法としては相応しくないものばかりです。
IHコンロの寿命を縮めるだけではなく、火災の発生の要因を作ってしまうことにもなります。

絶対にやらないようにしてくださいね。

金属製の掃除道具を使う

IHコンロのNG掃除方法は、金属製の掃除道具を使うことです。
理由は一目瞭然。コンロの天板が傷ついてしまうからです。

金属製の掃除道具を使えば、しつこい汚れも一撃できるでしょう。

しかし、IHコンロが傷付くだけではなく、傷付いたIHコンロから発火の原因を作ってしまうことにもなります。
IHコンロには決して金属類の掃除道具は使ってはなりません。

汚れ防止用シートを敷く

IHコンロの汚れを除去するため、汚れ防止用シートというものも販売されています。

しかし、そもそもIHコンロは天板と鍋底にあるヒーターで温度調整をしているため、天板に薄いシートを敷いてしまうと温度調整が上手くいかなくなる可能性が高いです。

また、汚れ防止用シートから発火の可能性もゼロではなく、とても危険といえます。絶対にやめましょう。

IHコンロの掃除は意外と簡単！毎日こまめに掃除していこう！

今回の記事では、IHコンロの掃除方法を解説しました。

巷で噂されている通り、IHコンロの掃除方法はとても簡単そうですよね。
しかし、汚れが付かないというわけではないので、ぜひ「使ったら掃除をする」を徹底し、汚れ知らずのIHコンロで料理作りを楽しんでもらえたらと思います。

仮に汚れが溜まってしまったとしても、今回の記事で紹介したNG掃除方法だけは真似しないでくださいね。

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