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エコキュート徹底比較と口コミ評判!後悔しないメーカー選びの全知識

その他リフォーム 2025年11月07日更新

エコキュートの導入や買い替えを検討する際、「どのメーカーを選べば良いのか分からない」「実際の口コミや評判が気になる」という悩みはつきものです。国内主要メーカーはそれぞれ独自の高機能モデルを打ち出しており、比較が難しいと感じる方も多いでしょう。

結論から言えば、エコキュート選びで成功する鍵は、各メーカーの「強み」と「弱み」を理解し、ネット上の「口コミ」を鵜呑みにせず、ご自身の家庭環境や優先順位(省エネ性、清潔性、予算など)と照らし合わせて比較することです。

この記事では、エコキュートの比較検討で失敗しないために、以下の3つのポイントを軸に、専門家の視点で詳しく解説します。

  • 主要6大メーカーの比較: パナソニック、三菱電機、ダイキンなど、各社の最新機能、得意分野、そして実際の口コミ・評判の傾向を徹底分析します。
  • 比較すべき5つの軸: 省エネ性能、清潔機能、給湯パワー、独自機能、保証・価格の5つの観点から、メーカーごとの違いを明確にします。
  • 後悔しないための選び方: 家族構成や設置場所、予算に応じた最適な製品を見極めるためのチェックポイントと、信頼できる業者選びのコツを紹介します。

この記事を最後まで読めば、カタログスペックだけでは分からない各メーカーの「本当の実力」と「口コミの裏側」が理解でき、あなたのご家庭に最適なエコキュートを選ぶための確かな知識が身につきます。


目次

エコキュート主要メーカー比較の「5つの軸」

エコキュートを比較する際、単に価格やタンク容量だけで選ぶと「お湯の水圧が弱くてストレス」「電気代が思ったより下がらなかった」といった後悔につながりがちです。まずは、ご家庭が何を重視するかを明確にするために、以下の「5つの比較軸」で各メーカーを評価することが重要です。

メーカー各社がどの軸に強みを持っているのかを意識しながら、次の章のメーカー別比較をご覧ください。

  1. 省エネ性・効率(電気代)
    エコキュートの最大のメリットであるランニングコストの削減に直結します。各社とも省エネ性能を競っていますが、特にパナソニックの「エコナビ」やコロナの「ES制御」のように、AIやセンサーを活用して無駄な沸き上げを抑える機能に注目です。年間の給湯光熱費の目安も比較材料になります。
  2. 清潔機能(配管洗浄・除菌)
    お風呂は毎日使うものだからこそ、清潔さを重視する家庭が増えています。三菱電機の「キラリユキープ(UV除菌)」やダイキンの「おゆぴか(UV除菌)」、パナソニックの「キレイキープコート」など、菌の繁殖を抑える機能が充実しているかを確認しましょう。自動配管洗浄機能は多くのメーカーに搭載されていますが、その方式(バブル洗浄など)にも違いがあります。
  3. 給湯パワー・快適性(水圧)
    「エコキュートは水圧が弱い」というのは過去の話になりつつありますが、メーカーやモデルによって差は歴然です。特に2階や3階でお湯を使う場合、ダイキンの「パワフル高圧」や日立の「ナイアガラ出湯(水道直圧)」など、高圧給湯モデルが快適です。口コミでも水圧に関する不満は多いため、重要な比較ポイントです。
  4. 独自機能(付加価値)
    メーカーの個性が最も表れる部分です。三菱電機の「マイクロバブルバス(P・Vシリーズ)」による温浴効果や、パナソニックの「酸素入浴」といった美容・健康を意識した機能、さらにはスマホアプリでの遠隔操作や見守り機能など、ご家庭のライフスタイルに合う付加価値があるかを比較します。
  5. 保証・アフターサービス(価格)
    エコキュートは10年〜15年使う家電です。初期費用(本体+工事費)の価格比較はもちろん重要ですが、メーカー保証の期間(通常1〜2年、延長保証で5〜10年)や、万が一の故障時に迅速に対応してくれるアフターサービス体制も比較すべきです。東芝のように長期保証を標準で付けているメーカーもあります。

まとめ:これらの5つの軸を基に、ご家庭の優先順位(例:1位 省エネ性、2位 清潔機能、3位 価格…)を決めておくと、メーカー比較がスムーズに進みます。


徹底比較!主要6大メーカーの特徴と口コミ・評判

ここでは、国内の主要エコキュートメーカー6社(パナソニック、三菱電機、ダイキン、コロナ、日立、東芝)について、前章で挙げた「5つの比較軸」に基づき、それぞれの強み、特徴的な機能、そしてよく聞かれる口コミ・評判の傾向を比較・解説します。

メーカー別 比較早見表(2024年-2025年モデル基準)

各社の強みや独自機能を一覧で比較します。ご家庭のニーズと照らし合わせてみてください。

メーカー 省エネ性 (代表機能) 清潔機能 (代表機能) 給湯パワー (代表機能) 独自機能 (強み) 口コミ・評判の傾向
パナソニック ◎ エコナビ (AI) ○ キレイキープコート ○ パワフル高圧 ◎ 酸素入浴 / 温浴セレクト 美容・健康機能への満足度が高い。AIによる省エネ効果を実感する声も。
三菱電機 ◎ かしこい沸き上げ ◎ キラリユキープ (UV) / ホットあわー ○ パワフル高圧 ◎ マイクロバブルバス (P・V) バブル機能の洗浄力や保温効果が好評。「お湯が柔らかい」との口コミも。
ダイキン ○ スマート貯湯 ◎ おゆぴか (UV) / 銀イオン ◎ パワフル高圧 (業界トップクラス) ○ 耐塩害/寒冷地仕様に強み 「シャワーの水圧が劇的に改善した」という口コミが多数。シンプルな操作性も評価。
コロナ ◎ ES制御 (AI) ○ 銅イオン管 / 自動配管洗浄 ○ 高圧給湯 ○ 寒冷地性能 / 比較的安価 寒冷地での信頼性が高い。コストパフォーマンスを評価する口コミが多い。
日立 ○ インテリジェント制御 ◎ きらりUVクリーン (UV) ◎ ナイアガラ出湯 (水道直圧) ◎ 井戸水対応モデル 「お湯張りが早い」「キッチンとシャワー同時でも水圧が落ちない」点が強み。
東芝 ○ 標準的 ◎ 銀イオンの湯 (Ag+) ○ パワフル給湯 ◎ 5年/8年長期保証 (一部) 長期保証の手厚さが安心材料。シンプルな機能性を求める層に選ばれる傾向。
※「◎」は特に強みがある点、「○」は標準的または特定モデルでの対応を示します。機能はモデルのグレードにより異なります。

以下、各メーカーの詳細な特徴と口コミの分析です。

1. パナソニック (Panasonic)

特徴と強み:
総合家電メーカーとしての技術力を活かし、「省エネ性」と「美容・健康機能」に強みを持つメーカーです。AIが湯量や沸き上げ温度を最適化する「エコナビ」は、業界でもトップクラスとされる省エネ性能が特徴です。また、「酸素入浴」や肌へのうるおい(角質層まで)に配慮したとされる「温浴セレクト」など、女性や美容に関心の高い層から強い支持を得ています。

口コミ・評判の傾向:
「エコナビのおかげか電気代が目に見えて下がった」「酸素入浴は体がポカポカする」といった省エネ性や独自機能への高評価な口コミが目立ちます。一方で、多機能な分、操作パネルが複雑に感じるという声や、他社に比べてやや高価格帯であるという指摘も見られます。

2. 三菱電機 (Mitsubishi Electric)

特徴と強み:
給湯器分野で長い歴史を持つ三菱電機は、「清潔機能」と「快適な入浴体験」を追求しています。深層UV照射で菌の増殖を抑える「キラリユキープ」や、洗浄力の高い「マイクロバブルバス(P・Vシリーズ)」が代名詞です。特にマイクロバブルは、毛穴の汚れ除去や湯冷め防止効果が期待できると人気です。

口コミ・評判の傾向:
「マイクロバブルでお湯が柔らかくなり、肌がすべすべになった」「配管の汚れを気にしなくて良くなった」など、特に「Pシリーズ」や「Vシリーズ」のバブル機能に関する満足度の高い口コミが圧倒的に多いです。バブル非搭載モデルとの価格差をどう捉えるかが選択のポイントになります。

3. ダイキン (Daikin)

特徴と強み:
空調メーカーとして培った技術を活かし、「給湯パワー(水圧)」と「耐久性」で他社をリードしています。業界トップクラスの「パワフル高圧給湯」は、シャワーの水圧に不満を持つ家庭(特に2階・3階)にとって大きな魅力です。また、寒冷地や沿岸部(耐塩害)向けの製品ラインナップも充実しています。

口コミ・評判の傾向:
「シャワーの水圧がガス給湯器時代より強くなった」「2箇所同時に使っても湯量が安定している」という、給湯パワーに関する絶賛の口コミが非常に多いのが特徴です。機能は比較的シンプルですが、「余計な機能は不要で、基本性能と耐久性を重視したい」という層から選ばれています。

4. コロナ (Corona)

特徴と強み:
エコキュートを世界で初めて開発したメーカーであり、「省エネ技術」と「寒冷地性能」に定評があります。AI制御による効率的な沸き上げ「ES制御」や、高効率な「コンプレッサー」技術が強みです。また、他社に比べて比較的リーズナブルな価格設定のモデルも多く、コストパフォーマンスを重視する層にも人気です。

口コミ・評判の傾向:
「寒冷地に住んでいるが、冬場でも安定してお湯が使える」「導入費用を抑えられたが、機能は十分」といった、信頼性とコストパフォーマンスを評価する口コミが中心です。多機能性よりも堅実な性能を求めるユーザーに支持されています。

5. 日立 (Hitachi)

特徴と強み:
日立は「水道直圧給湯」という独自技術(一部モデル)で差別化を図っています。これは、タンクのお湯を直接使うのではなく、熱交換器で水道水を瞬時に温める方式で、これにより「ナイアガラ出湯」と呼ばれる非常に高い水圧を実現しています。また、井戸水対応モデルのラインナップも豊富です。

口コミ・評判の傾向:
「お風呂のお湯張りが非常に早い」「水道直圧なので水が新鮮で飲用にも使える(※要確認)」といった、水道直圧ならではのメリットを評価する口コミが多く見られます。ただし、構造が複雑なため、他社製品より高価になる傾向があります。

6. 東芝 (Toshiba)

特徴と強み:
東芝キャリア(現:日本キヤリア)が展開するエコキュートは、「長期保証」と「清潔性」が特徴です。業界トップクラスの「5年または8年」の長期保証を標準(またはオプション)で提供しており、安心して長く使いたいというニーズに応えています。また、「銀イオンの湯(Ag+)」による除菌・防臭機能も搭載しています。

口コミ・評判の傾向:
「万が一の故障を考えると長期保証は必須」「シンプルな機能で使いやすい」といった、堅実な運用を望む声が寄せられています。一時期、事業撤退の噂がありましたが、現在は安定して供給されており、保証の手厚さを重視する層からの比較対象となっています。

まとめ:各メーカーが独自の強みを打ち出しており、どれが「一番良い」とは一概に言えません。省エネのパナ、清潔・快適の三菱、水圧のダイキンなど、ご家庭が何を最優先するかで、最適なメーカーは変わってきます。

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「A社の高機能モデルとB社のコスパモデル、結局どちらが得なんだろう?」「訪問販売で提案されたメーカーは、本当にうち合っているの?」 メーカー比較や口コミだけでは、ご家庭の状況に最適な判断を下すのは難しいものです。すでに他社様のお見積もりをお持ちなら、その内容が妥当か、もっと良い条件がないか、専門家が無料で診断します。

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エコキュート選びで失敗しないための「4つの確認点」

メーカー比較と並行して、ご家庭の状況に合わせた「製品仕様」を選ぶことが、後悔しないエコキュート選びの鍵となります。メーカーや機種が決まっても、この選択を間違えると「湯切れを頻繁に起こす」「設置できなかった」といった失敗につながります。

ここでは、導入前に必ず確認すべき4つのポイントと、費用や補助金について解説します。

1. タンク容量(家族構成別の目安)

エコキュートは深夜電力でお湯を沸かし、タンクに貯めて日中使います。タンク容量が小さすぎると「湯切れ」を起こし、逆に大きすぎると無駄な沸き上げで電気代が余計にかかります。

家族構成別 タンク容量の目安

家族構成 タンク容量の目安 補足
2〜3人 370 L 最も一般的なサイズ。迷ったらこれを選ぶ家庭が多い。
4〜5人 460 L お子様がスポーツをしているなど、お湯の使用量が多い場合。
5人〜(または二世帯) 550 L 以上 将来的に家族が増える予定がある場合も考慮。
※あくまで目安です。お湯の使い方(シャワーの回数、浴槽の大きさ)によって必要な容量は変わります。

口コミでは「大は小を兼ねると思って大きめを選んだら、電気代が思ったより高い」という声と、「ギリギリの容量にしたら、来客時や冬場に湯切れして困る」という声の両方があります。迷った場合は、現状より「やや余裕のある」サイズ(例:3人家族なら370L)を選ぶのが無難です。

2. 給湯タイプ(フルオート/オート/給湯専用)

お風呂の機能によって、主に3つのタイプに分かれます。

  • フルオート: 最も人気のあるタイプ。お湯張り、保温、追いだき、足し湯まで全て自動で行います。浴槽の栓を抜くと、配管の自動洗浄が始まる機種も多いです。
  • オート: お湯張り、保温(一部機種)、足し湯は自動ですが、追いだき機能がありません。お湯が冷めた場合は「高温さし湯」で対応します。
  • 給湯専用: 蛇口をひねってお湯を出すだけのシンプルなタイプ。浴槽へのお湯張りも手動で止める必要があります。価格は最も安いですが、利便性は低くなります。

現在の主流は「フルオート」です。価格差はありますが、毎日の利便性や清潔機能(自動配管洗浄)を考えると、フルオートを選ぶ価値は高いという口コミが多数です。

3. 設置場所と地域仕様

エコキュートは「ヒートポンプユニット(室外機)」と「貯湯タンク」の2つを設置するスペースが必要です。特に都市部では、タンクの形状(角型/薄型)が重要になります。薄型は狭い場所にも設置できますが、価格は割高になります。

また、お住まいの地域に合わせた仕様を選ぶ必要があります。

  • 寒冷地仕様: 外気温がマイナス10°Cを下回る地域(北海道、東北、北陸など)では必須です。凍結防止機能が強化されています。
  • 耐塩害仕様: 海岸から約300m〜1km以内の地域では、サビ対策が施された耐塩害仕様(または重耐塩害仕様)を選ばないと、早期故障の原因となります。

4. 導入費用(本体+工事費)と補助金

エコキュートの導入費用(本体価格+標準工事費)の相場は、一般的に40万円〜70万円程度とされています。ただし、これは機種のグレード、タンク容量、追加工事(基礎工事、電気工事、配管延長など)の有無によって大きく変動します。

現在、国や自治体は脱炭素化推進のため、高効率な給湯器の導入に対して補助金制度を設けています。例えば、経済産業省の「給湯省エネ事業」などでは、要件を満たすエコキュート1台あたり10万円以上の補助金が交付される場合があります。

ただし、これらの補助金は予算上限があり、申請手続きも複雑です。また、「補助金が出るから」と高額な機種や不要なオプションを勧めてくる業者もいるため、注意が必要です。

まとめ:メーカー比較と同時に、ご家庭の人数、設置スペース、地域特性を正確に把握することが重要です。特に費用面では、補助金情報も含めて信頼できる業者に相談し、複数の見積もりを比較することが失敗を防ぐ鍵となります。

その見積もり、補助金を考慮しても「高すぎ」ませんか?

「補助金が使えるから、実質〇〇円です」という言葉だけで契約を決めていませんか? 補助金制度は魅力的ですが、それを理由に不当に高い工事費を請求するケースも報告されています。ご提示された見積書(工事内容、機種、金額)が、現在の市場相場や補助金制度に照らして適正かどうか、私たちが無料で診断します。契約前の最終確認としてぜひご活用ください。

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後悔する前に知るべき「口コミ」の罠と業者の見極め方

エコキュートの比較検討において、「口コミ」や「評判」を参考にする方は多いでしょう。しかし、ネット上の情報を鵜呑みにすると、かえって判断を誤る可能性があります。また、どれだけ優れた製品を選んでも、設置工事の品質が悪ければ、性能を十分に発揮できず、早期故障の原因にもなります。

この章では、口コミの正しい見方と、エコキュートの寿命を左右する「業者比較」の重要性について解説します。

1. 「口コミ」を比較する際の3つの注意点

口コミは貴重な情報源ですが、以下の点に注意して客観的に判断する必要があります。

  • 極端な評価は参考程度に: 「絶対に最高」「最悪の製品」といった極端な口コミは、個人の主観が強すぎるか、あるいは意図的な書き込み(サクラや競合他社の妨害)の可能性があります。それよりも、具体的なメリットとデメリットが併記されている口コミを重視しましょう。
  • 時期と状況を確認する: 「水圧が弱い」という口コミが、10年前の古いモデルに対するものかもしれません。また、「すぐに故障した」という口コミも、製品自体の問題ではなく、設置工事の不備(施工不良)が原因である可能性も高いです。
  • ご自身の状況と一致するか: 「タンク容量が小さすぎた」という5人家族の口コミは、2人家族のご家庭には当てはまりません。口コミの投稿者がどのような状況(家族構成、地域、設置業者)で使っているかを想像しながら読むことが重要です。

2. 失敗の多くは「施工不良」? 業者比較の重要性

エコキュートに関する消費者センターへの相談事例では、「設置後すぐに水漏れが始まった」「冬場にお湯が出なくなった」「騒音がひどい」といったトラブルが報告されています。これらの多くは、製品の初期不良ではなく、設置業者の「施工不良」が原因です。

よくある施工不良の例:

  • 配管の接続ミス(水漏れ、湯切れ)
  • 基礎工事の手抜き(タンクの傾き、転倒リスク)
  • 電気配線の不備(漏電、故障)
  • ヒートポンプユニットの設置場所不備(騒音、効率低下)

エコキュートは、ガス給湯器と異なり、冷媒配管や複雑な電気工事、重量物(貯湯タンク)の設置を伴う専門性の高い工事です。価格の安さだけで業者を選ぶと、経験の浅い作業員による施工不良のリスクが高まります。

3. 優良な施工業者を見極める比較ポイント

メーカー比較、製品比較の最終段階として、最も重要なのが「業者比較」です。

  1. 見積書の透明性: 「エコキュート一式 〇〇万円」といった雑な見積もりではなく、「製品型番(定価)」「標準工事費」「追加工事費(配管延長、基礎工事など)」の内訳が明確に記載されているか。
  2. 施工実績と資格: エコキュートの設置実績が豊富か。メーカーの施工IDや電気工事士などの公的資格を保持しているか。
  3. 保証内容: 製品本体のメーカー保証(通常1〜2年)とは別に、業者独自の「工事保証(例:10年)」が付いているか。万が一の施工不良に無償で対応してくれるか。
  4. アフターフォロー体制: 故障時にすぐに駆けつけてくれるか。地域密着で信頼できる業者か。

まとめ:「どのメーカーを選ぶか」も重要ですが、「誰に設置してもらうか」はそれ以上に重要です。ネット上の口コミや価格比較サイトだけでなく、必ず複数の業者から見積もりを取り、担当者の説明の分かりやすさや誠実さも含めて比較検討してください。

その業者、本当に信頼できますか? 契約前の最終確認を

「価格が安いから」という理由だけで施工業者を決めてしまうのは危険です。エコキュートの寿命は「施工品質」で決まると言っても過言ではありません。「提示された工事保証が十分か分からない」「見積もりの内容が専門的すぎて判断できない」…。そんなご契約前の不安や疑問を、専門のアドバイザーが解消します。他社の見積もりを基に、工事内容の妥当性や保証の十分性を無料で診断いたします。

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エコキュートの比較と口コミに関するよくある質問(FAQ)

Q1. エコキュート比較で最も重要な点は?

エコキュートの比較で最も重要なのは、「メーカーごとの強み」と「ご家庭の優先順位」を一致させることです。

例えば、シャワーの水圧を最優先するならダイキンや日立(水道直圧)が有力候補ですし、美容機能や省エネ性を重視するならパナソニック、お風呂の清潔さや快適性を求めるなら三菱電機が候補になります。口コミや価格だけで判断せず、以下の点を総合的に比較してください。

  • 省エネ性能(AI制御など)
  • 清潔機能(UV除菌、配管洗浄)
  • 給湯パワー(高圧給湯、水道直圧)
  • タンク容量(家族構成に合っているか)
  • 保証と施工業者の信頼性

※カタログスペックだけでなく、実際の生活でどの機能が役立つかをイメージして比較することが重要です。

Q2. メーカーごとの口コミの傾向は?

メーカーごとに、その「強み」を評価する口コミが多い傾向があります。

  • パナソニック: 「エコナビで電気代が下がった」「酸素入浴が気持ちいい」
  • 三菱電機: 「マイクロバブルで肌が潤う」「キラリユキープで浴槽がキレイ」
  • ダイキン: 「シャワーの水圧がガス並み(以上)になった」
  • コロナ: 「寒冷地でも安定している」「コスパが良い」
  • 日立: 「ナイアガラ出湯(水道直圧)で湯張りが早い」

逆に、口コミで「水圧が弱い」「機能が少ない」といった不満が出る場合、そのメーカーの弱点であるか、あるいは(水圧の場合)高圧給湯モデルではない下位機種を選んでしまった可能性があります。口コミを比較する際は、どのモデルに対する評価なのかも確認することが望ましいです。

Q3. 結局、どのメーカーがおすすめ?

すべてのご家庭に共通する「おすすめNo.1メーカー」はありません。ご家庭の状況によって最適解は異なります。

例えば、以下のようにニーズ別に比較するのが良いでしょう。

  • 水圧重視(2階風呂など): ダイキン、日立(水道直圧)
  • 清潔さ・美容機能重視: 三菱電機、パナソニック
  • 省エネ・電気代重視: パナソニック、コロナ
  • 寒冷地・耐久性重視: コロナ、ダイキン
  • 長期保証・安心感: 東芝、または各社の延長保証

※最終的には、複数のメーカーを取り扱っている信頼できる施工業者に現地調査を依頼し、ご家庭の状況に最適な機種の提案を受け、比較検討することをおすすめします。

Q4. 導入費用(本体+工事費)の相場は?

エコキュートの導入費用は、機種のグレード(機能)やタンク容量、工事内容によって大きく変動しますが、本体価格と標準工事費込みで約40万円〜70万円が相場とされています。

ただし、これはあくまで目安です。例えば、薄型タンクを選ぶ場合や、設置場所の基礎工事、古い給湯器の撤去・処分費、電気工事(電圧切替)などが別途必要になる場合、総額が上がる可能性があります。逆に、型落ちモデルや機能を絞ったモデルを選ぶと、30万円台で設置可能なケースもあります。

※金額はあくまで参考目安です。必ず複数の業者から詳細な内訳の入った見積もりを取得し、比較してください。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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