太陽光発電と蓄電池の賢い見積もり方法は?一括見積もりの善悪も!
太陽光発電と蓄電池の購入を検討する上で、複数業者から見積もりをもらうことが大切です。理由は、太陽光発電と蓄電池それぞれの相場が明確になり、平均的な工事費用や保証内容も目視で認識できるからです。
そこで今回の記事では、太陽光発電と蓄電池の見積もりをもらった際の業者選びのポイント、一括見積もりのメリットとデメリットを解説します。
目次
太陽光発電と蓄電池の見積もりが欲しい!業者選びのポイントは?
太陽光発電と蓄電池の購入を検討しているのであれば、複数業者から見積もりを取って、見積もりの内容をしっかり精査していく必要があります。では、太陽光発電と蓄電池の業者選びのポイントには何があるのでしょうか。具体的に解説します。
ポイント①複数社の中で最も納得できる業者であること
複数社の中で最も納得できる業者であることが、太陽光発電と蓄電池の業者選びで最も重要なポイントです。太陽光発電は30年以上、蓄電池も15年前後と、比較的長い期間使える設備です。だからこそ、複数社から見積もりを取って納得できる業者を見つけ、契約を結ぶ必要があります。
ポイント②口コミ評判の良い業者であること
太陽光発電と蓄電池は、口コミ評判が良い業者を選ぶことがポイントです。とはいえ、口コミが良すぎる業者は、口コミを捏造している可能性があるので注意してください。良い口コミと悪い口コミを総合判断し、納得できる業者と契約を結びましょう。
ポイント③施工実績が豊富な業者であること
施工実績が豊富なことも、太陽光発電と蓄電池の業者選びで重要なポイントです。
たとえば、太陽光発電では施工実績が100棟以上あると安心です。イレギュラーな事案にも柔軟に対応できる可能性が高いので、納得の施工をしてもらえる期待が高まります。蓄電池に関しては、施工実績が1,000件を超えていると安心です。施工実績が多いということは、軽量鉄骨や木造住宅など、様々な家の施工実績があるということ。つまり、家庭に合う蓄電池を提案してもらえる可能性が高まります。
ポイント④見積もりの内訳がわかりやすい業者であること
太陽光発電と蓄電池は、見積もりの内訳がわかりやすい業者もおすすめです。というのも、太陽光発電と蓄電池は、請求額を安く見せておいて実は後から工事費用が追加で請求されたり、請求額が安い代わりに保証関係が乏しかったりなど、見積もりに記載されている情報が全てではない可能性があるのです。
太陽光発電と蓄電池を購入する際には、本体費用と工事費用が適正であるかを見極めるのはもちろん、内訳の中に保証に対する具体的な説明が入っているかも確認しましょう。
ポイント⑤補助金制度に詳しい業者であること
補助金制度に詳しいことも、太陽光発電と蓄電池の業者選びで重要なポイントです。
太陽光発電と蓄電池をそれぞれ完全実費で購入するとなると、合わせて250万円前後が必要です。もちろん、太陽光発電と蓄電池を運用していくことで利益が生まれ、初期費用は確実に回収できるといわれていますが、なかなか衝撃的な初期費用だと思います。
ただ、太陽光発電と蓄電池には国や自治体が補助金制度を出しています。補助金制度を上手く利用することで初期費用を大幅削減でき、最終的な黒字額も大きくなるでしょう。
とはいえ、それぞれの補助金制度は内容が複雑。太陽光発電は単体での補助金制度はなく、省エネ住宅を新築もしくはリフォームする場合に補助金制度を利用できる形です。蓄電池は、3つの補助金制度が存在するといわれていますが(2024年3月現在1つの補助金制度の存続は決定済み)、申請できるのは3つのうち1つなので、どの補助金制度に申請を出すべきなのかをしっかり見極めなくてはなりません。
補助金制度に詳しい太陽光発電や蓄電池の業者であれば、家庭にとってよりお得な購入手段を導いてくれるでしょう。確実に外せないポイントだといえます。
ポイント⑥マイナス面をきちんと伝える業者であること
太陽光発電と蓄電池の業者選びで重要なポイントは、マイナス面をきちんと伝えてくれる業者であることです。太陽光発電と蓄電池を所有することで、電気代の削減や停電対策などのメリットを実感できます。しかし、残念ながら全ての家庭におすすめできる設備ではありません。具体的には、十分な日射量が確保できない家庭、場合によっては塩害地域や豪雪地域への設置も推奨されていません。
こういった「設置に不向き」というマイナス面をきちんと伝えてくれる業者は、自社の利益よりも消費者のことを最優先してくれている可能性が高いです。太陽光発電と蓄電池に存在しているデメリットをきちんと伝えてくれる業者を、しっかり見極めましょう。
太陽光発電と蓄電池の見積もりが欲しい!一括見積もりのメリットは?
太陽光発電と蓄電池の見積もりが欲しいと思っても、複数社の見積もりをもらいに行くのは時間が必要です。だからこそ、一括見積もりを使ってみてはいかがでしょうか。今回の章では、一括見積もりのメリットを3つ紹介します。
メリット①簡単に複数社の見積もりを手にできる
一括見積もりの最大のメリットは、簡単に複数社の見積もりを手にできることです。ちょっとした空き時間にパソコンやスマホを操作するだけで複数社の見積もりを手にできるので、太陽光発電と蓄電池の購入の検討を始めた段階で試してみて、色々な相場を確認できると良いでしょう。
メリット②契約時に特典を受けられる可能性が高い
契約時に商品券をもらえたり、数%の割引券をもらえたりするのも、一括見積もりのメリットです。キャンペーン中に契約できれば、よりお得に太陽光発電や蓄電池を手にすることができます。
メリット③基本的には無料で利用できる
一括見積もりは、基本的に無料で利用できるのがメリットです。
自分の足で複数社に見積もりをお願いする場合、現地に出向く交通費が必要になります。しかし、一括見積もりはネット上で簡潔するので、通信費以外の費用は基本的にかかりません。蓄電池を購入するか否かを検討している段階では、販売店に行く交通費が無駄になる可能性がありますが、一括見積もりでは検討段階での出費を抑えることができます。
太陽光発電と蓄電池の見積もり!一括見積もりのデメリットは?
とても使い勝手が良いように思える一括見積もりですが、残念ながらデメリットも存在しています。今回の章では、一括見積もりにあるデメリットを紹介します。
デメリット①複数業者から連絡が来るリスクがある
一括見積もりは、複数業者から連絡が来るデメリットがあります。一括見積もりの登録業者は、個人情報を得る代わりに見積もりを無料で提示しているからです。
ネット上で簡潔する一括見積もりですが、見積もりをお願いする際には個人情報を入力する必要があります。名前を知らないような業者から連絡が来るケースもあるため、注意が必要といえるでしょう。
デメリット②会社が倒産するリスクがある
会社が倒産するリスクがあるのも、一括見積もりのデメリットです。一括見積もりサイトに登録してある会社の多くは、中小零細企業になります。会社の名前や具体的な企業内容を消費者に知ってもらうため、積極的に一括見積もりサイトに登録しているのです。
第1章で紹介した業者の選び方を抑えてもらえれば特に問題はありませんが、中小零細企業は大企業に比べて倒産リスクが高いです。だからこそ、見聞きしたことがない企業との契約には、細心の注意を払う必要があるでしょう。一般的に安かろう悪かろうの業界なので、安いからといって契約を結ぶのは止めましょう。
デメリット③施工実績が少ない会社が多い
施工実績が少ない会社が多いのも、一括見積もりのデメリットです。
一括見積もりに出てくる企業の多くは、施工実績が少なく、知名度が低い企業です。だからこそ、契約後にリスクを抱えてしまう可能性があります。注意しましょう。
太陽光発電と蓄電池の一括見積もりは慎重に!家庭に合う業者選びを!
太陽光発電と蓄電池はそれぞれ長寿命なので、家庭に合う業者選びをする必要があります。第1章で解説したポイントを頭に入れ、業者選びをしてきましょう。一括見積もりの利用もおすすめですが、表面上のデータだけではなく、しっかり口コミや施工実績などを確認し、納得ができた上で契約を結べると良いですね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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