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蓄電池って購入した方が良い?レンタルした方が良い?

2024年08月06日更新
蓄電池って購入した方が良い?レンタルした方が良い?

「蓄電池を導入したいけれど、購入した方が良いのか、レンタルかリースした方が良いのかわからない。」

「蓄電池の購入、レンタルのメリットとデメリットを知りたい!」

このような考えを持っている方はいませんか。

蓄電池は太陽光発電の流行とともに、多くの家庭で導入され始めました。
しかし、導入方法には購入・レンタル・リースがあるので、悩む方もいらっしゃると思います。

そこで今回は蓄電池を購入・レンタルするメリットやデメリットを紹介します。

蓄電池にはレンタル・リース・購入がある!

まず初めに、レンタル・リース・購入のそれぞれの違いを理解しましょう。

レンタルとは提供元の所有物を借りる

まずはレンタルについて説明します。

レンタルとは、蓄電池のレンタルを行っている会社から蓄電池を借り受けて利用する方式です。
レンタル会社が在庫としている機種であれば、メーカーに関わらず使用できます。

つまり、提供元であるレンタル会社が所有物を貸し出す、と認識しておきましょう。
そのため、借りる側はすぐに物品を使用することができます。
ただ、あくまで一時的な貸し出しで、多くが中古物品であることにも注意しましょう。

また、レンタル期間の終了後ですが、撤去するか利用を継続するかを選ぶことができます。

リースは”借りる側の所有”と考える

続いては、リースの説明をします。

リースはレンタルと同じような認識を持っている方も多いでしょう。
確かに、蓄電池を借りる点ではレンタルと同じです。
違いとしては、リース会社の在庫にあるものではなく、利用者が希望する機種をリース会社が代わって購入し、それを借り受けることが挙げられます。

つまり、リースとは借りる側の要望のもと、物品を提供元のリース会社が購入し、それを提供するという方式です。
リース会社は購入代金を月額のリース料金という形で借りる側から払ってもらいます。
あくまで所有権はリース会社にありますが、新品を安価で使用できるというケースが多いです。

購入では返却しなくて良い

最後は購入を説明します。

購入とは、利用者が希望する機種を販売店から購入する方式です。

返却する必要がないのが大きな違いとして挙げられますね。

蓄電池のレンタル・リース・購入のメリット・デメリットを紹介

ここからは蓄電池のレンタルとリースと購入のメリット・デメリットについてみていきます。

概要は以下です。

 

メリット

デメリット

レンタル

  • 初期費用を抑えられる
  • 導入後の手間がかからない
  • 期間中に解約できない
  • 最適な蓄電池を選べない

リース

  • 新品の蓄電池を使用できる
  • 初期費用を抑えられる
  • 中途解約ができない
  • 保守や修繕の義務がある

購入

  • 自宅に合った蓄電池を選べる
  • 長期間使用の場合はお得になる
  • 初期費用がかかる
  • メンテナンス費用がかかる

蓄電池を購入するメリット

まずは蓄電池をレンタルするメリット2つ見ていきましょう。

初期費用を抑えられる

1つ目は、初期費用を抑えられることです。

初期費用を抑えることはレンタルを選ぶ最大のメリットと言えるでしょう。

家庭用蓄電池を導入する場合、蓄電池本体の費用に加えて、設置のための工事費用なども発生します。
そのため、合計で100万円以上かかるのが一般的です。
一般的な家庭において、100万円以上を支払うのは躊躇してしまいますよね。

しかし、レンタルサービスを利用する場合は設置工事の費用もレンタル料金に含まれており、多額の初期費用がかかることはありません。
とにかく初期費用を抑えたいと考えている方には特におすすめです。

導入後の手間がかからない

2つ目は、導入後の手間がかからないことです。

家庭用蓄電池はすぐに壊れる可能性はとても低いですが、長期間使用する場合、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

蓄電池をレンタルした場合、定期的なメンテナンスをレンタル会社側が行ってくれます。
そして、蓄電池が故障した場合や寿命で廃棄する場合でもレンタル会社が行います。
メンテナンスや故障といった面倒な手続きをレンタル会社が行ってくれるのは嬉しいですね。

蓄電池をレンタルするデメリット

次に、レンタルで蓄電池を使うデメリットを紹介します。

期間中に解約で違約金

まずは、契約期間中に解約する場合、違約金が発生することです。

初期費用を抑えることができますが、「想像以上に節約できない」「もう使わない」などといった理由から途中で解約する場合、高額な違約金が発生します。

10年以上は使用するとイメージしておくことが大切です。
「10年は長い」と感じる方もいると思いますが、一般的に蓄電池は10年以上使用します。

将来のことも見据えて契約しましょう。

最適な蓄電池を選べない可能性も

次は、家庭に最適な蓄電池を選べない可能性があることです。
蓄電池を購入する場合、今のライフスタイルやどのような電力を使っているかなど、さまざまなことを考慮に入れて選びます。

しかし、レンタルの場合はレンタル会社が所持している蓄電池の中から選ぶことになります。
指定された蓄電池を導入することになるため、「使い勝手が悪い」なんてことになる可能性もあります。
そして解約するとなっても高額な違約金が発生します。

蓄電池をリースするメリット

次に、蓄電池をリースするメリットを紹介します。

新品の物品を使用できる

まずは新品の物品を使用できることです。
前述の通り、借りる側の要望によってリース会社が購入を代行するため、新品の状態で使用することができます。

最新モデルを購入した時と同様の感覚で使用できるでしょう。

初期費用を抑えられる

次に、初期費用を抑えられることです。
これはレンタルのメリットとも重なりますが、やはり初期費用を大幅に抑えられます。

「手元にまとまった資金がないけれど蓄電池が欲しい!」と考えている方でも導入できます。

蓄電池をリースするデメリット

蓄電池をリースするデメリットを2つ紹介します。

中途解約ができない

1つ目は、中途解約ができないことです。
リース契約の場合、レンタルと違って、中途解約を行えません。

そのため、使用を初めて不満を覚えても、契約期間中は使い続ける必要があるので注意しましょう。

保守や修繕の義務がある

2つ目は、蓄電池の保守や修繕を行う必要があることです。
リースする場合、実質的に借りる側が所有しているため、メンテナンスや修理の費用は借りる側が負担します。

定期的にメンテナンスが必要な製品ですので、費用が発生することを覚えておきましょう。

蓄電池>を購入するメリット

続いては、蓄電池を購入するメリットを紹介します。

自宅に合った蓄電池を選べる

まずは、自宅に合った蓄電池を選べることです。
蓄電池を購入する場合、全てのメーカーの、あらゆる蓄電池が購入対象になります。

そのため、今のご家庭のライフスタイルや設置目的にかなった蓄電池を自由に選べます。
長期間に渡って使用するものであるため、最も適したものを導入できるのは大きなメリットですね。

長期間使用の場合はお得になる

次に、長期間使用する場合はお得になることです。
購入した場合は蓄電池本体が寿命を迎えるまで、ずっと使用することができます。

レンタルやリースの場合は費用を支払い続ける必要があります。
10年以上は蓄電池を使うと考えている方は購入した方が安く抑えられるでしょう。

蓄電池を購入するデメリット

最後に蓄電池を購入するデメリットを見てみましょう。

初期費用がかかる

まずは初期費用がかかることです。
購入する場合は最低でも100万円、機種によっては200万円以上かかることもあります。

10年以上使用すると考えても高く感じますよね。
高額な初期費用は購入する際のデメリットになるでしょう。

メンテナンス費用がかかる

次は、メンテナンス費用がかかることです。
故障や不具合が起こった際、修理費用の一部、もしくは全額を負担する必要があります。

全額か一部かに関しては保証内容で異なります。
購入する際に補償内容・範囲を入念に確認する必要があるでしょう。

蓄電池を購入・レンタル・リースは状況に合わせましょう!

今回は、蓄電池を購入・レンタル・リースするメリットやデメリットについて紹介しました。

蓄電池は長期間に渡って使用するものであるので、自分に合った導入方法を選ぶことは大切です。

それぞれのメリットとデメリットを把握し、蓄電池を導入しましょう。


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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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