環境に優しい太陽光発電を紹介!【メリット・デメリット】
「太陽光発電って環境に良いって言われるけど、どうして?」
「太陽光発電のメリットとデメリットを知りたい!」
このように考えている方はいませんか。
太陽光発電は環境に優しい発電方法である、と世界中から注目を集めています。
そして、現在では一般的な家庭にも設置できるようになりました。
しかし、太陽光発電にもデメリットがあります。
そこで今回は、太陽光発電が環境に良い理由、メリット・デメリットを見ていきましょう。
目次
太陽光発電は環境に良い!【デメリットを上回るメリット】
まずはなぜ太陽光発電は環境に良いのか、そしてどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
環境に優しい理由は太陽光発電の仕組みにある
太陽光発電が環境に良い理由は、その発電方法を見ると分かりやすいです。
太陽光発電を構成するものは、太陽電池・アレイ、接続箱・集電盤、パワーコンディショナーです。
そして、太陽電池の基本単位である「セル」を樹脂や強化ガラス等で保護することによって強度を高めています。
これが太陽電池モジュール、つまりソーラーパネルと呼ばれるものになり、ソーラーパネルを複数並べて接続したものがアレイと呼ばれます。
そして気になる発電方法ですが、屋根に設置された太陽電池モジュールに太陽光が当たり、太陽の「光エネルギー」を「電気エネルギー」に変換することで生み出します。
太陽光という枯渇しないエネルギーを使い、二酸化炭素を生み出さないため、環境に良いとされています。
現在では、日本全体の再生可能エネルギーのうち、太陽光発電が最も多くの割合を占めています。
これからも伸びていくことが予想されるでしょう。
太陽光発電のメリット
ここからは太陽光発電のメリットを6つ紹介します。
光熱費を大幅削減
1つ目は、光熱費を大幅削減することです。
太陽光発電を導入するメリットとして最も魅力的なものが光熱費の削減と言えるでしょう。
ご家庭の電力使用状況に応じた料金プランと太陽光発電・蓄電池などのシステムをうまく組み合わせると、最大80%の節約につながります。
初期費用はかかるものの、約80%抑えることができたら、とてもお財布には嬉しいですよね。
売電収入を得られる
2つ目は、売電収入を得られることです。
日中仕事で外出して家にいるのは夜だけ、という家庭もあるでしょう。
その場合「せっかく電気を作ったのに無駄になる」と感じますよね。
太陽光発電はそのような不安も解消します。
太陽光発電で生み出した電気は、蓄電池に貯める、もしくは電力会社に売ることもできます。
売る際には面倒な手続きや作業は不要で、毎月電力会社から売れた分の電気代が口座に振り込まれます。
また、電力会社の料金プランには、「夜間の電気料金単価を低くし、日中の単価を高くする」プランが存在します。
このプランを利用することで、「買う」電気代を抑えつつ、「売る」電気代を増やす、ということが実現できます。
賢く電気と付き合っていきましょう。
電力の見える化
3つ目は、電力の見える化によって省エネ意識が芽生えることです。
太陽光発電を取り入れた場合、月々の電力使用量の目標と使用状況が視覚的に分かります。
表示もわかりやすいため、家族みんなで確認することができます。
「今月はこれだけ節約できた!」
「今月はこんなにも使ってしまった。」
このように家族内で話し合いをする機会が増え、省エネ意識を高く保つことができるでしょう。
災害時にも安心
4つ目は、災害時にも安心できることです。
日本は災害が多く、それに伴い、停電が起きることもありますね。
停電で電気が使えない状況ではとても不安な時間を過ごすことになります。
しかし、太陽光発電があれば安心です。
専用のコンセントに電気製品を差し込むことで、自家発電した電気を使ってラジオやテレビ、スマホの充電などを行うことができます。
現在の状況を知ったり、家族などの安否の連絡をしたりすることは大きな安心につながりますね。
停電に備えて太陽光発電はお勧めのアイテムと言えます。
断熱効果
5つ目は、断熱効果が期待されることです。
太陽光パネルを屋根に設置しますが、パネルによって物理的な断熱効果を発揮します。
屋根の上にあることで、夏は熱を吸収しにくくし、冬は室内の暖気を逃しにくくします。
その結果、室内を一定の温度に保ってくれて、快適に過ごしやすくなるでしょう。
断熱効果が発揮されると、空調を使わなくてよくなり、更なる節電・節約にもつながります。
購入前はあまり知られていませんが、購入した方の多くはこの効果を実感しています。
蓄電池との最強の組み合わせ
6つ目は、蓄電池と組み合わせるとさらに効果を発揮することです。
蓄電池は電気を貯めることができるアイテムです。
太陽光発電で生み出した電気を溜めておくことができるので、太陽が出ていない夜間にも電気が使えるだけでなく、停電時のバックアップ電源としても利用できます。
太陽光発電のデメリットは何がある?【環境に左右される?】
ここまでで太陽光発電のメリットを紹介してきましたが、デメリットも存在します。
そこで、ここからは5つのデメリットを見ていきましょう。
取り付けが高価
1つ目は、取り付けが高価であることです。
太陽光発電を行うためには太陽光パネル等を設置しますが、最低でも120万円程度の費用が必要になります。
昔に比べて安くはなっているものの、一般的な家庭では簡単に支払える金額ではないですよね。
対策としては、価格の安いメーカーを選ぶ、もしくは国や自治体が行っている補助金制度を活用することなどが挙げられるでしょう。
発電状況が天候に左右される
2つ目は、天候に発電状況が左右されることです。
太陽光発電は、名前にある通り、太陽の光を使って発電を行います。
そのため、雨の多い梅雨の時期や日照時間の少ない冬は、思うように発電できないことがあります。
太陽光発電だけで賄えない場合、電力会社から電気を購入する必要があります。
もちろん電気代がかかってしまい、節約にはつながりません。
ただ、年間で見ると、まとまって雨が降る時期や日射量が少ない時期は限られています。
そのため、「天候が悪かったから損をした」という事態が起こる可能性は極めて低いでしょう。
設置できないケースもある
3つ目は、設置できないケースがあることです。
メーカーによって異なりますが、太陽光パネルは1枚あたり15kgの重量があります。
一般的な家庭の場合、20〜30枚程度取り付けて太陽光発電を使っていきます。
つまり、パネルの取り付けだけで、300〜450kgの負荷が屋根や住宅にかかることになります。
一点集中ではないため、耐久性が下がることは考えにくいですが、家の構造や土地によっては設置できないケースも考えられます。
太陽光発電をそもそも導入できない可能性があることを覚えておきましょう。
売電価格の低価格化
4つ目は、売電価格が低価格化してきていることです。
太陽光発電の売電制度は2009年に始まりましたが、その価格は1kWhあたり48円でした。
しかし、10年後の2019年には24円にまで下がっています。
この流れはこれからも続くことが予想されています。
ただ注目しておきたいことは、初期費用も下がってきていることです。
そのため、全体的に見れば大きな収支の差は無いと言えるでしょう。
定期的なメンテナンス
5つ目は、定期的なメンテナンスが必要であることです。
2017年4月1日より、太陽光発電のメンテナンスが義務化されました。
費用は1回で5万円ほどかかり、実施しない場合は罰金対象となります。
このメンテナンス費用がかかることはデメリットと考えられるでしょう。
しかし、メーカーによっては定期的なメンテナンスや修理を無料で行ってくれます。
4年に1回、10年に1回などメーカーによって異なりますが、このメンテナンスの回数もメーカーを選ぶ際に考慮すると、メンテナンス費用は抑えられるでしょう。
デメリットが少ない太陽光発電がおすすめ!【環境に優しい】
今回は、太陽光発電のメリットとデメリットを紹介しました。
太陽光発電は環境に優しかったり、節約にもつながったりと、さまざまなメリットがあります。
デメリットもいくつか存在していますが、いくつかは対処可能なものです。
メリットとデメリットを十分に把握してから太陽光発電を導入しましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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