電化上手が最強な理由!【二度と入れない幻のプラン】
- 電化上手とは?2023年も加入できるの?
- 電化上手のプランの情報を詳しく知りたい
- 新プランのスマートライフプランとの違いとは?
上記の疑問にお答えします。
現在、電化上手のプランへ加入することはできません。
加入済みなら、継続的に利用することができます。
ただし電化上手から新プランへの変更には、注意が必要です。
今回の記事では、電化上手プランの仕組みや情報と、スマートライフプランとの違いについて紹介します。
目次
電化上手とは?【新規加入できない最強のプラン】
電化上手とは、東京電力が提供するオール電化住宅向けのプランです。
主に、エコキュート・電気温水器などの電気使用料を安く抑えることができます。
電化上手は、時間帯や季節によって、料金単価が変わります。
夜間の割安な電気を、エコキュートの沸き上げに使ったり、蓄電池に蓄えて昼間に使用することによって電気代が安くなります。
残念ながら現在は、電化上手に加入することができません。
廃止前から加入されているご家庭のみ、継続的に利用できるプランです。
オール電化プランの中で最強と呼ばれるほど、電化上手は支持されています。
電化上手プラン最強の理由【季節・時間帯で料金単価が変わる】
電化上手から他のプランに乗り換える方は、一度プランを見直すことをおすすめします。
ここからは、電化上手の基本料金、時間帯・季節区分の料金単価を紹介します。
電化上手の基本料金
電化上手の基本料金は以下のとおりです。
- 6kVA以下の場合:1,320円
- 7kVA~10kVA以下の場合:2,200円
- 11kVA以上の場合:2,200円(※1kVA上がるごとに286円プラス)
電化上手には、割引サービスが用意されています。
- 全電化住宅の場合:割引対象額の5%割引
オール電化の住宅では、最大2,200円まで割引が適用されます。
料金単価が変わる時間帯は3つ【夏場・昼間の電気代が高い】
電化上手の電力単価は、時間帯や季節によって、4種類のタイプがあります。
- 夏季(7/1~9/30までの期間):34円16銭
- 春・夏・秋の季節:(10/1~6/30まで):30円67銭
- 朝晩の時間帯(7時~10時・17時~23時まで):25円94銭
- 夜間の時間帯(23時~7時まで):15円12銭
夜間帯に電力を使うことで、半額の電気料金で利用することができます。
その分、昼間の電気料金は割高になりやすく、時間帯を気にせず電気を使用すると電気代が上がる原因になります。
タイマーなどを使って、電気の使用時間を心がける工夫が大切です。
電化上手とスマートライフプランを比較【安いのはどっち?】
電化上手とスマートライフプランを比較した結果を紹介します。
10kVA以上契約で月の電気使用量660kWhのオール電化の場合での試算結果は以下のとおりです。
プラン名 | 基本料金 | 1か月の電気代 | 1年間の電気代 |
電化上手 | 2,200円 | 12,243円 | 146,927円 |
スマートライフプラン | 2,860円 | 20,000円 | 243,004円 |
電化上手プランは、スマートプランと違って割引が適用されます。
12ヵ月分の割引適用の内訳は以下のとおりです。
12ヵ月:146,927円
(内訳:全電化住宅割引 7,585円、夜間蓄熱式機器割引18,480円、5時間通電割引 30,360円)
スマートライフとの価格差は、月額7,757円お得になり、年間93,076円の節約になります。
比較した結果、電化上手の方が安い言えます。
電化上手の名義変更のやり方・注意点【新契約にならないための方法】
電化上手は、2016年3月まで加入できるプランです。
契約後、名義変更のやり方を間違えると、新規契約になってしまう場合があります。
電化上手を続けて使用するための名義変更のやり方・注意点を紹介します。
名義変更のやり方
東京電力のホームページの契約内容変更手続きから、名義変更が可能です。
Webからの名義変更のやり方
- Webページの「契約内容変更手続き」をクリック
- 注意事項を一読、変更手続きに進む
- ご契約情報を入力する
- ご契約を選択
- ご契約名義人の隣の変更ボタンをクリック
- 個人情報の取り扱いを一読、次に進む
- 新しいご契約名義人の情報を入力
- 内容を確認後、申し込みをクリック
- 名義変更 完了
クレジットカード支払いの場合はWebページでは名義変更はできません。
しかし、チャット画面から名義変更の手続きが可能です。
東京電力のWebページ右下の緑色アイコンのチャットをクリックします。
チャット画面を開き、選択項目をクリックすると名義変更のお手続きができます。
名義変更するときの注意点
電化上手プランを世帯主の名義で契約している場合、名義変更には注意が必要です。
たとえば、夫が単身赴任などで家を離れ、妻の名義へ契約し直すときは新契約にならないように気をつけなければなりません。
たとえ家族内で名義変更を結ぶ形であっても、新規契約となります。
電化上手を一度、解約してしまうと再び入ることはできず、新プランへ加入することになります。
電化上手を使い続けたい場合は、安易に名義変更はしないで、世帯主の契約を引き継げるように注意しましょう。
電化上手の料金確認の方法【ペーパーレス化によりWebで確認】
電化上手の料金確認は、東京電力のWebページで検針票をみることができます。
TEPCOのWebページから登録せず、確認することも可能です。
紙の検針票で確認したい方は、東京電力のWebチャット画面からお手続きが必要です。
事前に必要なものは以下のとおりです。
- 事業者コード(3桁)
- お客様番号(13桁)
- ご使用場所住所
- ご契約名義
上記をご用意の上、お手続き完了後、紙の検針票を継続的に利用できます。
【買い替えで悩んだら】電化上手のままエコキュートの交換がおすすめ
現在、電化上手に加入している場合、エコキュートの継続がおすすめです。
そのままプランを維持することで、安い電気料金で利用できるからです。
買い替え時期を迎えるご家庭では、エコキュートよりも導入コストの安いガス給湯器で悩む方も少なくありません。
たとえば、エコキュートの買い替え費用とガス給湯器では、半分のコストで済みこの金額の差で気持ちが揺らいでしまう方も多いようです。
電化上手に加入済みの場合は、光熱費が安くなるため、電化上手のプランを継続しつつエコキュートの交換がおすすめです。
電化上手は、新規で加入できないオール電化向けの最強プランといえるでしょう。
▼関連記事はこちら
▼お取扱い商品はこちら
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!