SDGs「安全な水とトイレをみんなに」現状の取り組みを解説!
- SDGsのアルファベットの意味とは?
- 日常生活で自分たちができることは何か?
- 自分たちができることってなんだろう?
上記のことで悩んでいる方に一読してもらいたい内容になっています。
2021年SDGsの日本の現状は、課題・取り組みを少しずつ達成し、世界ランキング18位までランクインしています。
しかし世界的な水不足は、2025年に3分の2まで及ぶそうです。
水不足をこれ以上、加速させないためにも水の使い方の見直しが重要といえます。
今回の記事では、上記の内容をメインに、節水の方法についてご紹介します。
目次
SDGsとは?【17つの目標について解説】
SDGsとは、Sustainable Development Goals(サステイナブル・デヴェロップメント・ゴウルズ)の略称の頭の文字をとった言葉です。
2015年9月に国連で決められた世界共通の目標です。
SDGsには、17つの目標があります。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさも守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
2030年までに世界中の環境問題や人権・差別・貧困問題を解決できるように、世界193カ国が目標達成に向けて取り組んでいます。
SDGsゴール6「安全な水とトイレをみんなに」【2030年までに実現へ】
SDGsゴール6「安全な水とトイレをみんなに」のターゲット概要は以下のとおりです。
6.1 | 2030年までに、全ての人々の、杏衣前で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する。 |
6.2 | 2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な加水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排出をなくす。女性及び女子、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。 |
6.3 | 2030年までに、汚染の減少、投棄廃絶と有害な化学物質や物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模での大幅な増加させることにより、水質を改善する。 |
6.4 | 2030年までに、全セクターにおいて水の利用効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。 |
6.5 | 2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する。 |
6.6 | 2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼などの水に関連する生態系の保護・回復を行う。 |
6.a | 2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用技術など、開発途上国における水と衛生分野での活動や計画を対象とした国際協力と能力構築支援を拡大する。 |
6.b | 水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。 |
【引用:外務省 SDGグローバル指標(SDG Indicators)】
多くの企業では、SDGsの取り組みをおこなっています。
その中でも株式会社LIXILは、ユニセフと共同でプロジェクトを組み、簡易式トイレ「SATO」を開発し、貧困の地域に衛生的なトイレを提供しています。
数多くの企業は、SDGsの指標をもとに、安全な水とトイレをみんなに届ける取り組みを実践しています。
SDGs日本の現状での課題・取り組みについて【2021年版】
SDGsの日本の現状と課題・取り組みについて解説します。
2030年の目標達成に向けて、日本で問題視されている5つの課題をみていきましょう。
2021年:世界ランキング18位にランクイン
2021年SDGsの日本の順位は、世界ランキング18位に入りました。
これまでの日本の順位は以下のとおりです。
西暦 | ランキング | スコア |
2016年 | 18位 | 75.0点 |
2017年 | 11位 | 80.2点 |
2018年 | 15位 | 78.5点 |
2019年 | 15位 | 78.9点 |
2020年 | 17位 | 79.1点 |
2021年 | 18位 | 79 8点 |
日本の順位は、この6年間、20位以内をキープしています。
2016~2021年、日本の平均順位は16位に対して平均スコアは78.5点になります。
2021年の順位は、2016年の最低ランクと並ぶ結果となりました。
2017年の最高ランキングをピークに更新できていないのが現状です。
しかし日本は、少しずつSDGsの達成に向けて積極的に歩みを進めています。
SDGsで日本が優先的に取り組むべき課題は5つ
SDGsの目標で問題視されている5つの課題は以下になります。
- ジェンダー問題
- 気候変動の対策
- 海の豊かさを守ろう
- 森の豊かさを守ろう
- パートナーシップで目標を達成
上記の5つの課題は、取り組みをさらに強化する必要があります。
達成ランクが前年より大幅に悪化した「森の豊かさ」については、問題を重く受け止めなければなりません。
悪化した原因には、地球温暖化や森林伐採などが指摘されています。
このような課題は、自治体や企業はもちろん、ひとり一人の行動や心がけ次第で、問題解決につながるでしょう。
SDGsの取り組みで自分たちができることは何か?【すぐできる2つのこと】
SDGsの取り組みについて自分たちができる2つのポイントを紹介します。
ひとり一人の意識・行動によって、大きな取り組みにつながります。
無理せずできることですので、自分ができることから始めましょう。
日頃の節水こそ行動の一つ
世界の水不足は、人口の増加に伴い深刻化されています。
2017年ユニセフとWHOは、21億人が安全に管理された飲み水を飲めないと発表しています。
SDGsの取り組みの中でも、節水は最も重要なポイントです。
トイレを流すときは、レバーを小にしてみたり、シャワーヘッドを節水タイプのものに換えることで節水の効果につながります。
安全な水とトイレを世界中に使えるように、日頃から水を大切に使う行動を心がけていきましょう。
「安全な水とトイレを世界に」ユニセフに募金してみる
SDGsの取り組みの後押しができることの一つに、ユニセフの募金があります。
スーパーやコンビニのレジ横に募金箱が設置されており、誰でも募金できます。
その他の募金方法には、電子マネー・インターネットバンキング・クレジットカード、コンビニストアで募金することも可能です。
募金をすることによって、世界中で安全な水が利用できたり、子供たちを支援することができるでしょう。
【世界的な水不足まで残り3年】SDGsの達成にむけて水は大切に使おう
世界的な水不足まで残り3年といわれており、2025年には約2/3になると予測されています。
水不足は人口増加や環境問題によって、より深刻化すると考えられています。
2030年SDGsの達成にむけて、日頃からひとり一人の節水の意識を高めることが重要です。
世界中のすべての人々が、安全な水とトイレを使えるように家庭における水の使い方をもう一度見直してみましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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