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雷で停電したらどうする?今すぐできる対策と家電を守る方法、蓄電池の備えまで徹底解説

その他リフォーム 2025年11月10日更新

夏の夕立や台風シーズン、突然の雷鳴とともに電気が消える「雷停電」。テレビもエアコンも使えなくなり、「どうする?」と不安になる瞬間です。

雷による停電は、単に生活が不便になるだけでなく、PCやテレビ、冷蔵庫といった高価な家電を一瞬で故障させてしまう危険性もはらんでいます。

この記事では、雷で停電した時に「まず何をすべきか」という初動対応から、大切な家電を守る具体的な対策、さらに一歩進んだ「停電に備える」ための太陽光発電や蓄電池の活用法まで、専門家の視点で徹底的に解説します。

この記事で分かること

  • 雷で停電した時に「どうする?」が分かる、安全確保と復旧のステップ
  • 家電を壊す「雷サージ」の正体と、今すぐできる具体的な防御策
  • 太陽光や蓄電池がある場合の停電時(自立運転)の正しい使い方
  • 停電の不安を根本から解消する「家庭用蓄電池」という備え

万が一の事態に備え、正しい知識を身につけておきましょう。


目次

なぜ雷で停電が起きるのか?家電が壊れる原因「雷サージ」とは

雷が鳴っている時に停電すると、「雷が落ちたせいだ」と直感的に分かりますが、具体的にどのようなメカニズムで停電や家電の故障が起きるのでしょうか。主な原因は「停電」と「雷サージ」の2つです。

電線への直撃や「誘導雷」が停電を引き起こす

雷が停電を引き起こす主なパターンは2つあります。

  1. 直撃雷文字通り、送電線や電柱、変電設備などに雷が直接落ちることです。設備が損傷し、そのエリアへの電力供給がストップしてしまいます。
  2. 誘導雷電線や通信線の「近く」に雷が落ちた場合、その強力な電磁誘導作用により、電線内に異常な高電圧(誘導電圧)が発生することがあります。これが安全装置(ヒューズやブレーカー)を作動させ、電力供給が遮断されることで停電に至ります。

特に広範囲で停電が発生する場合は、変電設備など電力網の基幹部分が影響を受けている可能性が考えられます。

家電の天敵「雷サージ」とは?

停電以上に厄介なのが、「雷サージ」と呼ばれる現象です。これは、雷の影響で瞬間的に発生する「異常な高電圧・大電流」のことを指します。

雷サージは、電線だけでなく、電話線やインターネット回線、アンテナ線など、外部とつながるあらゆる線を経由して家の中に侵入します。家庭用の電化製品は通常100V(ボルト)で動作するように設計されていますが、雷サージは何千~何万ボルトもの電圧になることがあり、精密な電子回路を瞬時に破壊してしまいます。

特に、以下のような機器は雷サージの影響を受けやすいため注意が必要です。

  • パソコン、ルーター、モデムなどの通信機器
  • テレビ、レコーダー
  • 固定電話、FAX
  • エアコン(基板が損傷しやすい)

「停電は復旧したのに、パソコンが起動しない」「テレビが映らなくなった」という場合、この雷サージによる故障が疑われます。

【まとめ】雷による被害は「停電(不便)」と「雷サージ(家電故障)」の2種類があり、両方への対策を考える必要があります。


【雷で停電】今すぐ「どうする?」初動対応と安全確保の手順

ゴロゴロと雷が鳴り、突然電気が消えた時。まずは慌てず、安全を確保しながら状況を確認することが重要です。「雷 停電 どうする?」と焦った時のために、正しい初動対応ステップを覚えておきましょう。

ステップ1:まずは安全確保

雷がまだ近くで鳴り響いている場合、まずはご自身の安全を最優先にしてください。屋外にいる場合は、すぐに建物の中や車の中など、安全な場所へ避難します。家の中にいれば比較的安全ですが、電化製品や壁、水道管などからは念のため1メートル以上離れることが推奨されます。

ステップ2:停電範囲の確認(自宅だけか?近隣一帯か?)

次に、停電しているのが「自分の家だけ」なのか、「近隣一帯」なのかを確認します。窓から外を見て、近所の家の明かりや街灯が消えているかを確認しましょう。

  • A. 自宅だけが停電している場合雷の影響で、ご家庭の「漏電ブレーカー」または「安全ブレーカー(配線用遮断器)」が作動した可能性が高いです。分電盤を確認し、落ちているブレーカーがあれば、一度全ての安全ブレーカーを切り、漏電ブレーカーを入れ、安全ブレーカーを一つずつ入れていくことで、問題のある回路を特定できる場合があります。

    ※ただし、雷サージの影響が疑われる場合は、むやみにブレーカーを操作せず、復旧後のステップ(後述)を待つか、電力会社に相談するのが安全です。

  • B. 近隣一帯が停電している場合電線や変電設備など、電力供給網側でトラブルが発生している可能性が高いです。この場合は、ご家庭でできることはなく、電力会社の復旧を待つことになります。

ステップ3:情報収集(電力会社の停電情報を確認)

近隣一帯での停電と判断したら、電力会社の停電情報を確認します。スマートフォンなど、バッテリーが残っている通信機器で、契約している電力会社の「停電情報」ページにアクセスします。

(例)

東京電力パワーグリッド 停電情報

関西電力送配電 停電情報

これらのサイトでは、停電している地域や、復旧見込み時刻が公表されることがあります。復旧見込みが立っていない場合や、停電が広範囲にわたる場合は、長期化に備える必要があります。

ステップ4:家電製品のコンセントを抜く

これは「雷サージ」対策として非常に重要です。停電が復旧し、電気が再び流れ始める瞬間に、不安定な電圧(サージ)が発生し、家電製品にダメージを与えることがあります。

また、雷サージは停電中にも電線を伝って侵入してくる可能性があります。雷が鳴っている間の停電時は、以下の家電製品を中心に、電源プラグをコンセントから抜いておくことを強く推奨します。

  • パソコンや周辺機器
  • テレビ、レコーダー
  • インターネットルーター、モデム
  • その他、高価な電化製品や精密機器

【まとめ】雷で停電したら、まず安全確保、次に停電範囲(自宅or近隣)を確認。近隣一帯なら電力会社の情報をチェックし、家電のコンセントを抜いて復旧を待ちましょう。


家電を雷から守る!具体的な「雷サージ」対策と予防法

停電が復旧しても、雷サージによって家電が壊れてしまっては元も子もありません。大切な家電を雷から守るための、最も効果的な対策と、日頃からの予防法をご紹介します。

今すぐできる最強の対策:「コンセントから抜く」

雷サージから家電を守る最も確実で、コストのかからない方法は、「物理的に線を抜くこと」です。雷が近づいてきたと感じたら、早めに対策を打ちましょう。

  • 電源プラグを抜く:これが基本です。
  • アース線も抜く(可能なら):アース線を伝ってサージが侵入することもあります。
  • 電話線・LANケーブル・アンテナ線を抜く:雷サージは電源線以外からも侵入します。PCやルーター、テレビを守るためには、これらの線も抜いておくのが理想です。

特に外出前や就寝前、雷雨が予想される日は、使わない機器のプラグを抜いておくと安心です。

日頃からの予防策:「雷ガード(サージプロテクター)」の導入

とはいえ、冷蔵庫のように常に電源を入れておく必要があるものや、雷が鳴るたびに全てのプラグを抜くのが現実的でない場合もあります。

そのための予防策が、「雷ガード(サージプロテクター)」機能付きの電源タップや、「UPS(無停電電源装置)」です。

対策機器 特徴 主な用途・注意点
雷ガード付き電源タップ 内部の保護素子(バリスタなど)が、一定以上の異常電圧を検知すると、それを吸収・遮断し、接続機器を守ります。 比較的安価(1,000円~)で導入しやすいです。

※PC、テレビ、ルーターなど。ただし、保護能力には限界があり、直撃雷など強力なサージは防ぎきれない場合があります。

UPS(無停電電源装置) 内部にバッテリーを搭載し、停電時に一時的に電力を供給します。多くの機種が雷サージ保護機能も備えています。 PC(安全にシャットダウンする時間を稼ぐ)、NAS(データ保護)など、停電で即データが失われると困る機器に最適です。
※機器の性能(最大サージ電圧など)を確認して選びましょう。

もし壊れたら? 火災保険の適用を確認

万が一、雷サージによって家電が故障してしまった場合、加入している火災保険が使える可能性があります。

多くの火災保険では、「落雷」による損害が補償対象に含まれています。ただし、補償範囲は契約内容によって異なります。

  • 建物・家財の補償:雷の直撃で屋根が壊れた、火災が発生した、といった場合に適用されます。
  • 家財の「電気的・機械的事故特約」または「破損・汚損」特約:雷サージによる家電の故障は、こちらの特約でカバーされることが多いです。

「落雷が原因」であることを証明する必要があるため、故障した日時や天候、可能であれば家電修理業者による「落雷による故障」の所見書などを準備できるとスムーズです。一度、ご自身の保険証券を確認してみましょう。

【まとめ】雷サージ対策の基本は「プラグを抜く」。常時接続機器には「雷ガード」を設置し、万が一の際は火災保険の適用も確認しましょう。

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太陽光発電・エコキュート設置家庭の停電時「どうする?」

すでに太陽光発電システムやエコキュートを設置しているご家庭では、雷による停電時に特有の対応が必要です。いざという時に慌てないよう、正しい操作方法や注意点を理解しておきましょう。

太陽光発電:「自立運転モード」への切り替え

太陽光発電システムは、停電が発生すると、安全上の理由(復旧作業中の感電事故防止など)から自動的に発電を停止します。つまり、停電しただけでは電気を使うことはできません。

停電時に太陽光の電気を使うためには、手動で「自立運転モード」に切り替える必要があります。

【自立運転への切り替え手順(一般的な例)】

  1. メインのブレーカーを「オフ」にします。(電力会社からの逆流を防ぐため)
  2. 太陽光発電用のブレーカーも「オフ」にします。
  3. パワーコンディショナ(パワコン)本体の「自立運転」ボタンを押すか、設定を切り替えます。
  4. パワコン側面などにある「自立運転用コンセント」に、使いたい電化製品のプラグを差し込みます。

※メーカーや機種によって操作方法が異なります。必ずご自宅のパワコンの取扱説明書を確認し、操作方法を把握しておきましょう。

【自立運転の注意点】

  • 使用できるのは日中、発電している間だけです。夜間や雨天時は使えません。
  • 使用できる電力の上限があります(通常1,500W=1.5kWまで)。消費電力の大きい機器(ドライヤー、電子レンジ、エアコンなど)は同時に使えないことが多いです。
  • 自立運転用コンセントからしか給電できません。家全体の電気が使えるわけではありません。

蓄電池がある場合:自動で電力が供給される

家庭用蓄電池を設置している場合、対応は大きく異なります。

蓄電池は停電を検知すると、自動的(数秒~十数秒)に蓄電池からの電力供給に切り替わります。雷で停電しても、照明や冷蔵庫などが止まることなく(または短時間で復旧して)使い続けられるため、非常に安心です。

  • 太陽光発電との連携:日中は太陽光発電で電気を使いつつ、余った電気を蓄電池に充電できます。
  • 夜間も安心:日中にためた電気を夜間に使えるため、停電が長引いても冷蔵庫や最低限の照明、スマートフォンの充電などを確保できます。

ただし、どの範囲の電気が使えるかは、蓄電池のタイプ(全負荷型・特定負荷型)によって異なります。

  • 全負荷型:家全体の電気がほぼ(200V機器除く場合も)通常通り使えます。
  • 特定負荷型:あらかじめ決めておいた特定の部屋やコンセント(例:リビングの照明と冷蔵庫)だけが使えます。

エコキュート:断水していなければお湯は使える

エコキュートは電気でお湯を沸かすため、停電中は「お湯の沸き増し」や「追い焚き」はできません。リモコン操作も不可になります。

ただし、タンク内に貯まっているお湯は、断水していなければ蛇口やシャワーから出すことができます。(※機種や設定によります)

また、多くの機種では、断水時にタンクの水を「非常用水」として取り出すことが可能です。飲料水には適しませんが、生活用水(トイレを流すなど)として非常に役立ちます。取り出し方は機種によって異なるため、取扱説明書で確認しておきましょう。

【まとめ】太陽光は日中「自立運転」で限定的に電気が使えます。蓄電池があれば「自動」で切り替わり夜間も安心。エコキュートはタンクのお湯が使えます。

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停電への「備え」としての蓄電池の重要性と選び方

雷だけでなく、台風や地震など、日本で暮らす以上、停電のリスクは常につきまといます。懐中電灯やモバイルバッテリーも重要ですが、「普段通りの生活をできるだけ維持する」ための根本的な備えとして、家庭用蓄電池の重要性が高まっています。

ポータブル電源と家庭用蓄電池の違い

停電対策として「ポータブル電源」を思い浮かべる方も多いでしょう。ポータブル電源は手軽ですが、家庭用蓄電池とは根本的な役割が異なります。

項目 ポータブル電源 家庭用蓄電池(定置型)
容量 小さい(0.5~2kWh程度が多い) 大きい(5~15kWh程度が主流)
停電時の動作 手動で持ち運び、コンセントを差し替える 自動で切り替わる
充電方法 普段はコンセントから充電(手動) 太陽光発電から自動充電、または深夜電力で自動充電
主な役割 非常時の最低限の電力確保(スマホ充電、小型家電)

アウトドアでの利用

家全体のバックアップ電源(レジリエンス)

普段の電気代節約(自家消費)

※製品の仕様により異なります。

ポータブル電源が「点」の備え(スマホ充電など)だとすれば、家庭用蓄電池は「面」の備え(冷蔵庫や照明、通信機器など生活インフラの維持)と言えます。

蓄電池の選び方:容量と機能

蓄電池を導入する際、「どうする?」と悩むのが容量(kWh)と機能(負荷タイプ)です。

  1. 容量(kWh)の選び方停電時に「どの家電を」「何時間くらい使いたいか」で決まります。例えば、「冷蔵庫(約100W)とリビングの照明(約50W)、スマホ充電(約10W)を24時間動かし続けたい」場合、最低でも (100+50+10)W × 24h = 3,840Wh = 約3.8kWh の容量が必要になります。

    多くのご家庭では、太陽光発電との連携や夜間の使用も考慮し、5kWh~10kWh程度の容量を選ぶケースが一般的です。

  2. 機能(全負荷・特定負荷)の選び方前述の通り、停電時に家全体をカバーしたいか(全負荷)、特定の部屋・家電だけでよいか(特定負荷)を選びます。

    特定負荷:費用を抑えたい、最低限のバックアップで良い場合に適しています。

    全負荷:停電時も普段通りに近い生活をしたい、エアコンなど(200V機器)も使いたい場合に適していますが、その分コストは高くなります。

導入費用と補助金の活用

家庭用蓄電池の導入費用は、容量や機能、メーカーによって大きく異なりますが、工事費込みで100万円~250万円程度が相場です。

高額に感じるかもしれませんが、国や地方自治体は、再生可能エネルギーの普及や災害対策(レジリエンス強化)のために、手厚い補助金・助成金を用意している場合があります。

(例)

・DR補助金(電力需給ひっ迫時に蓄電池を遠隔制御することに協力する補助金)

・自治体独自の導入補助金(東京都の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」など)

・(併用可能な場合)子育てエコホーム支援事業など、他のリフォーム補助金との組み合わせ

これらの補助金は年度ごとに予算や要件が変わるため、最新情報のチェックが不可欠です。専門の販売・施工店はこうした情報に詳しいため、見積もりと同時に利用可能な補助金がないか相談してみましょう。

【まとめ】蓄電池は停電時の安心を確保する最適な備えです。ライフスタイルに合った容量と機能(負荷タイプ)を選び、補助金も賢く活用しましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 雷で停電したら、まず何をすべきですか?

雷で停電したら、まず「どうする?」と慌てず、以下の手順で対応してください。

  1. 安全確保:屋外にいる場合はすぐに屋内へ避難します。
  2. 停電範囲の確認:自宅だけか、近隣一帯かを確認します。
  3. 情報収集:近隣一帯での停電の場合、電力会社の停電情報を確認します。
  4. 家電の保護:復旧時のサージや雷サージに備え、PCやテレビなどのコンセントを抜きます。

※自宅だけの停電でブレーカーが落ちている場合、むやみに上げず、少し時間を置いてから操作するか、不安な場合は電力会社に連絡してください。

出典:東京電力パワーグリッド「雷が鳴ったら」

Q2. 雷から家電を守る一番の方法は?

最も確実でコストのかからない方法は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」です。雷サージ(異常電圧)は電線だけでなく、電話線やアンテナ線からも侵入するため、可能であればそれらの線も抜くとより安全です。

常に電源が必要な冷蔵庫や、毎回抜くのが難しい機器については、「雷ガード(サージプロテクター)」付きの電源タップを設置することで、被害のリスクを軽減できます。

※雷ガードは万能ではなく、強力な雷サージは防ぎきれない場合もあります。

Q3. 太陽光発電は停電しても使えますか?

停電すると、太陽光発電は安全のために自動停止します。停電中に電気を使うには、パワーコンディショナ(パワコン)を「自立運転モード」に手動で切り替える必要があります。

ただし、自立運転モードには以下の制限があります。

  • 太陽が出ている日中しか使えない。
  • 使用できる電力が限られている(通常1.5kWまで)。
  • パワコン本体の「自立運転用コンセント」からしか電気が取れない。

※操作方法はメーカーや機種により異なります。必ず取扱説明書をご確認ください。

Q4. 蓄電池があれば停電時にどうなりますか?

家庭用蓄電池が設置されている場合、停電を検知すると自動で蓄電池からの電力供給に切り替わります。そのため、雷で停電しても照明や冷蔵庫などが止まらず(または短時間で復旧し)、電気を使い続けることができます。

太陽光発電と連携していれば、日中に発電した電気を蓄電池にため、夜間の停電時にも使用できるため、長時間の停電にも強い備えとなります。

※家全体が使えるか(全負荷)、特定の部屋だけか(特定負荷)は、設置した蓄電池のシステムによります。

Q5. 雷で壊れた家電は火災保険で直せますか?

加入している火災保険の契約内容によりますが、「落雷」による損害が補償対象に含まれている場合が多いです。

ただし、雷サージによる家電の故障は、「家財」の補償であり、さらに「電気的・機械的事故特約」や「破損・汚損」特約などが必要となるケースがあります。ご自身の保険証券を確認するか、保険代理店に問い合わせてみてください。

※保険申請には、落雷による故障であることの証明(修理業者の所見など)が必要になる場合があります。

出典:日本損害保険協会「そんぽQ&A」

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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