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ガス代の平均値は?プロパンガスと都市ガスの違いやオール電化も!

その他リフォーム 2024年01月04日更新

特に冬場になると気になるガス代ですが、平均値はいくらなのでしょうか。

今回の記事では、ガス代の平均値、プロパンガスと都市ガスの違い、オール電化にしたほうが良い理由について解説します。

ガス代の平均はいくら?1か月の平均値を紹介!

ガス代の平均はいくらなのかが気になりますよね。

そこで、総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)」を参考に、1か月のガス代の平均額を紹介します。

【世帯人数別】1か月のガス代平均値

世帯人数別の1か月のガス代の平均値は以下の通りです。

世帯人数

1か月の平均ガス代

1人

3,012円

2人

4,488円

3人

5,061円

4人

5,129円

5人

5,350円

当然の如く、世帯人数が多ければ多いほど1か月の平均ガス代は高いです。

とはいえ、5人家族でも月々5千円ちょっとの金額なので、ガス代はそこまで家計をひっ迫させるようなものではないと推測できます。

【月別】1か月のガス代平均値

続いて、1か月のガス代平均値を月別に見ていきましょう。

1月

6,295円

2月

6,954円

3月

6,616円

4月

5.882円

5月

6,012円

6月

4,616円

7月

3,794円

8月

3,390円

9月

3,002円

10月

3,073円

11月

3,668円

12月

4,751円

熱いお湯を頻繁に使用する冬季が、ガス代のピークであることが分かります。
とはいえ、冬季でも1万円越えする家庭は稀。

つまり、ガス代を節約しようとしても、そこまで大きな期待はできないということです。

ガス代の平均額は家族構成や居住地によって異なる

世帯人数別および月別でガス代の平均額を紹介しましたが、ガス代はそれぞれの家庭によって異なります。

たとえば、夫婦の年齢も子どもの月齢もまったく同じ2家族がいたとしましょう。

同じ東京都内に住んでいる場合、ガス代は年間を通じてそこまで大きな差は生じないと思われます。
しかし、たとえば一方が北海道、一方が沖縄に住んでいた場合、同じ家族構成にも関わらず、年間のガス代は大きく異なることでしょう。

つまり、上記で示したガス代の平均値は、あくまでも全国統計の平均値になります。参考程度に見るようにしてくださいね。

ガス代の平均をチェック!プロパンガスと都市ガスの違いは?

「ガス」と一概にいっても、実はプロパンガスと都市ガスという2種類があるのをご存じでしょうか。

ここからは、プロパンガスと都市ガスの違いを解説します。

プロパンガスについて

都市ガスよりも高いといわれているプロパンガスは、LPガスと表記されることが一般的
LPガスは
Liquefied Petroleumガスの略で、液化石油ガスという意味です。
液化石油ガスが主に採掘される場所は天然ガス田や油田などなので、プロパンガスは多くを輸入に頼っています。

だからこそ、プロパンガスは輸入費用分が都市ガスよりも割高になってしまうのです。

また、プロパンガスを契約している家庭は、ガス会社から定期的にガスボンベを配送してもらわなくてはなりません。

つまり、配送費や人件費がかかっているということです。
プロパンガスが都市ガスよりも高いのは、様々なコストがかかっているからなのですね。

プロパンガスの主なメリットとデメリットは、以下の通り。

プロパンガスの主なメリット

プロパンガスの主なデメリット

  • 日本全国どこでも契約が可能
  • 熱効率が高い
  • 災害時に復旧が早い
  • 実は環境に優しい 
  • ガス基本料金が高い
  • ガス使用量が高い
  • ガスボンベの設置場所が必要

料金が高いというデメリットばかりが伝えられているプロパンガスですが、メリットも意外と多いことがわかりますね。

都市ガスについて

都市ガスはその名の通り、比較的人口が密集している都市部でのみ契約できます。

都市ガスは、地下の導管を通じて各家庭にガスが供給される仕組み。
仮に地方で都市ガス工事をしても、需要が見込めないため設置費用の回収は保証できません。

つまり、地方で都市ガスが供給されているケースはほとんどなく、だからこそ「都市ガス」という名前が付けられているのです。

都市ガスの主なメリットとデメリットは、以下の通り。

都市ガスの主なメリット

都市ガスの主なデメリット

  • ガス代がプロパンガスの2分の1~3分の2
  • ガスボンベの設置が不要

 

  • 熱効率が低い
  • 災害時の復旧が遅い
  • 初期費用が10万円程度かかる
  • 都市部でしか供給されていない

ガス代に関しては、プロパンガスと比べて大幅に安いというメリットがあります。

しかし、プロパンガスに比べて火力が落ちるというデメリットがあるので、たとえば飲食店の経営を考えているなどする場合は、都市ガスよりもプロパンガスを契約するのがおすすめです。

ガス代の平均値より高い!オール電化を検討すべき理由は?

ガス代は毎月かかってくるものなので、できれば節約したいと考えている方も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、オール電化にすることです。

最後に、オール電化を検討すべき主な理由を以下の通り3つ紹介します。

ガスの基本料金分は家計が浮くから

ガス代が高い家庭でオール電化を検討すべき理由は、ガスの基本料金分は家計が浮くからです。

都市ガスでもプロパンガスでも、ガス契約をしていることで発生するのがガスの基本料金。

都市ガスの場合、ガス使用量によって基本料金は変動するものの、平均で1,000円前後の基本料金を負担しなくてはなりません。
プロパンガスに至っては、平均で2,000円前後の基本料金を負担する必要があり、家計を大きく圧迫している事実があります。

しかし、オール電化にしてしまえば、1,000〜2,000円前後の基本料金を支払う必要はなくなるのです。

つまり、年間12,000〜24,000円前後の節約が可能になるということ。とても効率的な節約術ですよね。

プロパンガスを使用しているから

プロパンガスを使用している家庭も、オール電化を検討すべきといえます。

既述の通り、プロパンガスは都市ガスよりも割高。
同じガスを使用しているにも関わらず、地方に住んでいるがためにプロパンガスを使わなくてはならないのは正直痛いところですよね。

だとすれば、オール電化にしたほうが経済的メリットを大きく感じられることでしょう。
もちろん、オール電化にする初期費用はかかってしまいますが、プロパンガスを使っていくよりも長期的な金銭面的メリットを得られますよ。

太陽光発電や蓄電池を導入予定だから

オール電化を検討すべきなのは、太陽光発電や蓄電池を導入予定の家庭です。
もちろん、オール電化にかかる費用、太陽光発電や蓄電池の購入費用はかかってしまいます。

しかし、太陽光発電や蓄電池には補助金制度があるため、お得に購入できる可能性が高いです。

また、オール電化にしてしまったほうが、ガスの基本料金分は最低でも浮く計算になるので、よりお得を感じられることでしょう。

太陽光発電や蓄電池を設置すれば、電力会社からの買電率も少なくなり、結果として電気代の減少も見込めます。
固定費が削られることで、家計も大きく助かります。

ガス代の平均値は?プロパンガスの場合はオール電化がおすすめ!

都市ガスとプロパンガスの2種類があるガス契約のうち、特にプロパンガスが割高であることが分かりました。

したがって、プロパンガス契約の家庭は、ぜひオール電化を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

同時に太陽光発電や蓄電池を導入すれば、ガス代がゼロになるのはもちろん、電力会社からの買電を減らすことができて電気代も大幅削減が見込めます。

リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。

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手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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