大阪府の蓄電池・太陽光発電の補助金はいくら?昨年とも徹底比較!
「2022年に大阪府でもらえる蓄電池の補助金はあるの?」
「補助金がもらえるなら、ぜひ活用して安く蓄電池を導入したい!」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、大阪府にお住まいで蓄電池を検討している方に向けて、以下の3つの役立つポイントを解説しています。
- 2022年に大阪府で蓄電池補助金はあるかどうか
- 大阪府の各自治体が実施する蓄電池の補助金
- 大阪府の蓄電池補助金と合わせて使える国の補助金
本記事を読めば、2022年度に大阪府で補助金を活用してかしこくお得に蓄電池を買う方法や注意点までしっかり理解できるようになります。
国の補助金も利用すれば大幅に安く蓄電池を導入することも可能ですので、興味がある方はぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
目次
【2022年】大阪府の蓄電池補助金の最新情報は?
まずはじめに、2022年の大阪府の蓄電池補助金について解説していきます。
大阪府の蓄電池補助金の概要
2022年、大阪府は蓄電池の補助金事業を実施していません。
一方で、大阪府の各自治体は独自の蓄電池補助金制度を実施しています。
つまり、2022年に大阪府でもらえる補助金は「自治体と国」の2種類のみということですね。
2021年と補助内容は違う?
昨年度も同様に、大阪府からは蓄電池に対する補助金の交付はありませんでした。
各自治体の補助金額も大きな金額の変化は少なく、2021年度とほぼ同じです。
蓄電池本体の値下がりも落ち着いてきたため、補助金がもらえる今は購入に適した時期と言えそうですね。
大阪府で蓄電池補助金を実施している自治体を5つご紹介!
続いて、2022年に大阪府で蓄電池の補助金制度を実施している自治体を5つご紹介していきます。
①【上限4万円】堺市
2022年に堺市が実施している蓄電池補助金の詳細は以下のとおりです。
名称 | 令和4年度 堺市スマートハウス化支援事業 |
申請条件 | 太陽光発電システムと複合設置すること ※集合住宅への設置であれば蓄電池単体でも補助対象 堺市に居住、または集合住宅のオーナーであること 導入する設備は未使用品に限る |
補助金額 | 蓄電池…設置費の5分の1(上限4万円) 太陽光発電…設置費の5分の1または1kWhあたり2万円 (どちらか低い方が適用される) |
募集期間 | 2022年6月中旬〜2023年2月15日(予定) |
昨年度の堺市の蓄電池補助金は6月18日からが申請期間でしたので、2022年もおそらく6月に入ってから情報が更新されるもようです。
本年度から補助金額などが変更される可能性もありますので、堺市にお住まいの方はこまめに確認しておけば間違いないですね。
②【上限6万円】東大阪市
2022年に東大阪市が実施している蓄電池補助金の詳細は以下のとおりです。
名称 | 令和4年度 再生可能エネルギー等補助制度 |
申請条件 | 東大阪市民であり、対象設備を設置した住居に住所があること 市内の対象設備付き住宅の購入でも補助対象 東大阪市税の滞納がないこと |
補助金額 | 蓄電池…1kWhあたり1万円(上限6万円) |
募集件数 | 蓄電池…約120件 |
募集期間 | 2022年6月1日〜2023年2月28日 |
東大阪市の蓄電池補助金制度は「約120件」を募集件数を公表しています。
確実に補助金を利用したい方はなるべく早めの申請をおすすめします。
③【上限4万円】茨木市
2022年に茨木市が実施している蓄電池補助金の詳細は以下のとおりです。
名称 | 令和4年度 茨木市住宅用太陽光発電システム等設置事業補助制度 |
申請条件 | 茨木市民であり、対象設備を設置した住居に住所があること 市内の対象設備付き住宅の購入でも補助対象 茨木市税の滞納がないこと 過去に同一種類の補助金を受けていないこと |
補助金額 | 蓄電池…上限4万円 |
募集期間 | 2022年4月18日〜2023年3月10日 |
④【上限5万円】岸和田市
2022年に岸和田市が実施している蓄電池補助金の詳細は以下のとおりです。
名称 | 令和4年度 地球温暖化対策設備導入補助事業 |
申請条件 | 岸和田市民であり、対象設備を設置した住居に住所があること 岸和田市税の滞納がないこと JIS規格または第三者認証機関により認証された機種であること 未使用品であること |
補助金額 | 太陽光+蓄電池+HEMS+燃料電池…定額5万円 太陽光+蓄電池…定額5万円 |
予算額 | 500万円 |
募集期間 | 2022年6月1日〜2023年2月1日 |
⑤【上限5万円】池田市
2022年に池田市が実施している蓄電池補助金の詳細は以下のとおりです。
名称 | 令和4年度 池田市家庭用蓄電システム設置費補助制度 |
申請条件 | 池田市民であり、対象設備を設置した住居に住所があること 池田市税の滞納がないこと JIS規格または同等の認証を受けた機種であること 未使用品であること |
補助金額 | 蓄電池…定額5万円 |
予算残額 | 190万円(4月末日時点) |
募集期間 | 2022年4月1日〜2023年3月24日 |
大阪府の蓄電池補助金と合わせて使える「国の補助金」は?
最後に、大阪府の蓄電池補助金とダブルでもらえる国の補助金制度について解説していきます。
【HEMS導入なら】DER補助金
DER補助金はSii(環境創生イニシアチブ)が実施する補助金のことで、概要は以下のとおりです。
申請条件 | 蓄電池+HEMS機器を設置すること 1週間程度の実証試験に参加すること |
補助金額 | 蓄電池…1kWhあたり3.7万円 HEMS機器…1台あたり5万円 |
募集期間 | 2022年6月1日〜2022年12月23日 |
例えば、容量10kWhの蓄電池であればHEMSの補助金も合わせて42万円もの交付が受けられます。
大阪府の補助金額に比べるとはるかに高額ですので、ぜひとも活用したいところですが、たった3日で受付終了となりました。
【リフォームでもOK】ZEH補助金
ZEH補助金は環境省など複数の機関が実施する補助金のことで、概要は以下のとおりです。
申請条件 | 新築でZEH住宅を購入すること ※ZEH住宅と認められればリフォームも対象 |
補助金額 | ZEH…55〜140万円 ZEH+…定額100万円 次世代ZEH+…定額100万円 |
募集期間 | 2022年4月1日〜2023年3月15日 (各省庁により多少前後) |
ZEH住宅とは、創エネ性能やエコ性能を高めた「光熱費差し引きゼロ円」の家のことです。
ZEH住宅と認められるにはさまざまな条件がありますが、補助金としては破格の金額がもらえるため、チャンスがあれば申請したいですね。
【まとめ】大阪府の蓄電池補助金を使ってできるだけ安く買おう
本記事で解説してきた重要なポイントを、以下にもういちどまとめていきます。
- 大阪府は2022年度も蓄電池の補助金事業を実施していない
- 大阪府の市町村は独自の蓄電池補助金を実施している
- 補助金の残額や対象者には限りがあるため、早めの申請が安心
- 国のDER補助金を利用すれば1kWhあたり3.7万円もの交付を受けられる
- ZEH補助金を使えば、50万円〜100万円以上の補助金をもらうことも可能
大阪府の蓄電池補助金は市町村によって申請条件や補助金額が大きく違うため、購入を決める前にしっかりと内容を確認しておきましょう。
特に「太陽光との同時設置が条件」の自治体もありますので、対象機器や申請方法なども含めていちど市役所などで相談しておくと安心ですね。
DER補助金など、国の補助金と合わせれば大幅に安く蓄電池が購入できますので、高くて諦めていた方もぜひ購入を検討してみてくださいね!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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