東京ガスのずっとも電気とは?魅力やメリット・デメリットについても
東京ガスが提供している「ずっとも電気」という電気プラン。
オーソドックスな電気プランではあるものの、多くのお得を感じることができると話題になっているのです。
今回の記事では、東京ガスの「ずっとも電気」の特徴、メリットやデメリット、東京ガスで電気契約をするメリットを紹介します。
目次
ずっとも電気とは?どのような特徴があるの?
東京ガスの「ずっとも電気」とは、いったいどういう特徴がある電気プランなのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
東京ガスが提供している電気プランのこと
「ずっとも電気」は、東京ガスが提供している電気プランのことです。
したがって、東京ガス供給エリアにお住まいの方であれば、誰でも契約することができます。
東京ガス供給エリアとは、以下の地域のことです。
- 東京都
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 山梨県
- 静岡県
ずっとも電気は、以下のようにバリエーション豊富になっています。
ずっとも電気1 | 30A~60A家庭向け 従量電灯B相当 |
ずっとも電気1S | 10A~60A家庭向け 従量電灯B相当 |
ずっとも電気2 | 従量電灯C相当 60A以上の商店向け |
ずっとも電気3 | 低圧電力相当 |
2021年5月16日をもって上記3つの電気プランは新規申し込みが停止しており、2022年6月現在、新規で申し込みが可能なのは「ずっとも電気3」のみになります。
しかし、商店や事務所など専用の電気プランである「ずっとも電気3」は、個人宅では契約ができません。
そこで登場したのが、東京電力の従量電灯BおよびCに相当する「基本プラン」です。
一般家庭はもちろん、個人商店なども契約ができる電気プランになります。
ずっとも電気の料金設定について
ずっとも電気は、料金設定が「基本料金+従量電灯」になります。
基本料金は契約アンペア数で定められており、10Aで286.00円です。
つまり、50A契約の家庭であれば、1,430.00円が基本料金になるということ。
基本料金は、どちらの「ずっとも電気」を選択しても同じです。
従量電灯とは、電力使用量分の電気料金を支払うシステムのこと。
第1段階から第3段階まで階級制で電気単価が高くなっていくシステムなため、電気使用量が少なければ少ないほど、電気代を大幅に抑えることが可能です。
従量電灯の料金体系に関しては、選択した「ずっとも電気」によって電気単価が変動します。
「ずっとも電気1」の料金体系
第1段階料金 | ~140kWh | 23.67円/kWh |
第2段階料金 | 140~350kWh | 23.88円/kWh |
第3段階料金 | 350kWh~ | 26.41円/kWh |
「ずっとも電気1S」の料金体系
第1段階料金 | ~120kWh | 19.85円/kWh |
第2段階料金 | 120~300kWh | 25.35円/kWh |
第3段階料金 | 300kWh~ | 27.48円/kWh |
商業向けの「ずっとも電気2」の料金体系
第1段階料金 | ~360kWh | 23.63円/kWh |
第2段階料金 | 360kWh~ | 26.47円/kWh |
「ずっとも電気3」は既述の通り、個人宅では契約ができません。
そこで、新たに誕生した「基本プラン」の料金体系を紹介します。
「基本プラン」の基本料金は、紹介した電気プラン同様「10Aごとに286.00円」です。
従量電灯に関しては、以下の表の通りになります。
第1段階料金 | ~120kWh | 19.78円/kWh |
第2段階料金 | 120~300kWh | 25.29円/kWh |
第3段階料金 | 300kWh~ | 27.36円/kWh |
今までの「ずっとも電気1S」より多少割安になっているのが、消費者にとって嬉しいですよね。
ずっとも電気について!プランのメリット&デメリットは?
続いて、東京ガスの「ずっとも電気」のメリットとデメリットを見ていきましょう。
ずっとも電気のメリット
ずっとも電気の最大のメリットは、電気をたくさん使う家庭ほどお得という点です。
たとえば、東京電力エナジーパートナーと東京ガスの電気単価を比べると、第一段階(最初の120kWhまで)は東京電力エナジーパートナーが優勢なのですが、第二段階以上(120kWh以降)は東京ガスのほうが優勢になることが分かっています。
つまり、年間で数千円程度、支出を減らすことが可能になるということです。
電気代が年々高騰している昨今、多少なりとも電気代を削減できるのは嬉しいポイントといえるでしょう。
ずっとも電気のデメリット
ずっとも電気の最大のデメリットは、ネット上のアプリ「My Tokyo Gas」の更新が遅いことです。
他社が行っている同様のアプリでは、最短半日でその日のガスや電気の使用量が分かるシステムが構築されています。
しかし、東京ガスの「My Tokyo Gasアプリ」は、情報が反映されるまでに一日半もかかるのです。
したがって、ガスや電気の使用量を逐一確認したい!という方には、あまりおすすめできません。
ずっとも電気はお得?東京ガスで電気を契約するメリットは?
ずっとも電気がお得だと紹介してきましたが、そもそもガス会社で電気契約をするメリットは何があるのでしょうか。
最後に、東京電力エネジーパートナーではなく、あえて東京ガスで電力契約をするメリットについて解説していきます。
支払いがスマートになる
東京ガスの「ずっとも電気」を契約するメリットは、支払いがスマートになることです。
たとえば、電力とガスをそれぞれ別会社で契約した場合、請求が2つ来ることになります。
支払日や支払い口座がバラバラになってしまう可能性が高く、面倒を感じてしまうことでしょう。
その点、電気とガスをセットで契約すれば支払いのひと手間が減るので、精神的にもお得を感じることができますよ。
セット割が適用される
東京ガスでガスと電気を契約すれば、セット割が適用されます。
割引額は、275円(税込み)。
ちなみに、東京電力エネジーパートナーで電気とガスの契約をした場合、セット割で引かれる額はたったの102円(税込み)。
どちらがお得なのかは、一目瞭然ですよね。
ポイントが貯まりやすい
東京ガスでガスと電気を契約すると、ポイントが貯まりやすいというメリットもあります。
東京ガスには「パッチョポイント」というものがあり、ガスおよび電気料金に対して、以下のような付与率でポイントを貯めることが可能です。
- ガス…利用料金1,000円で5ポイント
- 電気…利用料金1,000円で15ポイント
貯まったポイントは、毎月の支払いに充てることができる他、楽天ポイントやdポイントなど、市場で利用できるポイントカードのポイントに移し替えることができます。
東京ガスでガスだけを契約した場合、貯まるポイントはごく僅かです。
しかし、東京ガスで電気契約もすれば、1,000円で15ポイントずつ貯まっていくので、ポイントが着々と貯まっていることを実感できるでしょう。
ずっとも電気には魅力が多数!ガス+電気契約でお得を手に入れよう!
今回の記事では、東京ガスの「ずっとも電気」の特徴、東京ガスで電気契約をするメリットについて見てきました。東京ガスの「ずっとも電気」は、2022年6月現在「基本プラン」というものに名前を変えています。
しかし、内容はかつての「ずっとも電気」と同様です。
東京ガスであえて電気を契約する理由は、東京電力エナジーパートナーよりもお得感があるから。
ガス会社や電力会社の見直しを検討している方は、ぜひ東京ガスも選択肢に入れてみてくださいね。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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