村田製作所の蓄電池の性能は?補助金は受け取れる?
停電対策や光熱費の削減などに大きく役立つ「家庭用蓄電池」。
今回は、数ある蓄電池の中の村田製作所の蓄電池について解説していきます。
村田製作所の蓄電池は、組み合わせることによって蓄電容量を増やすことが可能です。
また、品質の安定化を図るため、日本国内で製造されており、標準保証は15年。
値段は少し高めだと言えますが、値段よりも品質にこだわる人にとって、十分購入に値する蓄電池だと言えるでしょう。
目次
村田製作所は1950年に設立された大手メーカー
村田製作所は1950年に設立された老舗メーカーです。
創業は1944年で、地上波で放送されているCMで知っている人も多いのではないでしょうか。
村田製作所は、蓄電池以外では主に電子部品の製造をしている会社です。
電子部品以外にも、時計電池や疲労ストレス計などの製造販売も行っており、幅広い分野で活躍している会社です。
村田製作所の蓄電池の主な特徴は5つ!
村田製作所の蓄電池には、主に5つの特徴があります。
特に、日本国内で製造・組み立てをしている点は、生産国にこだわる人にとって大きなポイントとなるのではないでしょうか。
また、村田製作所の蓄電池は、組み合わせることで2.3kWh・3.5kWh・4.6kWh・5.8kWh・8.1kWh・11.6kWhから蓄電容量を選ぶことが可能です。
特徴①日本国内で組み立てることで品質の安定化を
村田製作所の蓄電池は、福島県と福井県の工場で蓄電池セルの製造と組み立てが行われています。
海外で製造や組み立てが行われている製品が悪いということはありませんが、自分たちが住んでいる国で製造されていると、さらに安心することができます。
特に、日本製の蓄電池を購入したい方は、村田製作所の蓄電池がおすすめです。
特徴②コンパクトな一体型蓄電池!
村田製作所の蓄電池は、蓄電池とパワーコンディショナーが一体化されています。
パワーコンディショナーが内蔵されているので、家の外観を壊しにくくなります。
また、パワーコンディショナーを設置する手間が省けるので、工事を簡単に済ませることが可能です。
特徴③4つの運転コースで電力の最適化が可能!
村田製遺作所の蓄電には、現在販売されている2種類の製品両方に、4つの運転コースが搭載されています。
経済的に最適となるように蓄電池を運用する「自動運転コース」や、「自家消費優先コース」、「夜間充電優先コース」など、電気をどう使いたいかによって運転モードを選ぶことが可能です。
もちろん、停電に備えて蓄電池を充電する「備蓄優先コース」も搭載されていますので、停電が心配な時にも安心です。
特徴④蓄電ユニットで蓄電容量を増やすことが可能!
村田製作所の蓄電池は、2種類の蓄電池に加えて増設用の蓄電ユニットが販売されています。
増設用の蓄電ユニットは蓄電容量3.5kWhで、増設することにより4.6kWh・5.8kWh・8.1kWh・11.6kWhに蓄電容量を増やすことが可能です。
細かく蓄電容量を選ぶことが出来るので、少人数の家庭から大家族な家庭でも導入することができます。
特徴⑤安心の15年保証
村田製作所の蓄電池は、高純度の素材を使用することで超長寿命の実現を図っています。
販売されている2種類の蓄電池と増設用の蓄電ユニットの保証は、標準で15年。
本体保証に加え、定格容量の60%の容量保証も付帯しています。
蓄電池の寿命は10年から20年と言われており、蓄電池は長く使用することが出来る住宅設備です。
長寿命設計に加え保証も充実しているので、長く蓄電池を使用したい人も、安心して蓄電池を導入することができます。
村田製作所の蓄電池の価格や性能は?
現在、村田製作所では2種類の蓄電池と1つの増設ユニットが販売されています。
下記にそれぞれの蓄電池の特徴と性能をまとめましたので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
3.5kWh!MPR01S5535MR
All-in-One蓄電池システム「MPR01S5535MR」は、3.5kWhの蓄電池です。
全負荷対応の蓄電池で、停電時にも安心です。
ECHONET Liteも搭載されているので、蓄電容量などをモニタリングすることが可能です。
「MPR01S5535MR」は当社で販売しており、当社での販売価格はWEB限定価格106万2500円(税込み)です。
蓄電池定格容量 | 3.5kWh |
IP等級 | IP55 |
外形寸法 | W697.5×H792×D325.5mm |
製品重量 | 88kg(梱包重量:98kg) |
太陽光発電電力変換効率 | 96.2%(定格)、ピーク97% |
2.3kWh!MPR01S4023MR
All-in-One蓄電池システム「MPR01S4023MR」は、2.3kWhの小型蓄電池です。
「MPR01S4023MR」は、特定負荷で、停電時には特定の部屋へ給電します。
特定負荷は、不便なように思えますが、蓄電池内の電気をなるべく長く使用することが出来るメリットがあります。
ECHONET Lite対応にも対応しているので、loT住宅にも最適です。
「MPR01S4023MR」の価格は、残念ながら村田製作所のホームページに公開されていませんでした。
蓄電池定格容量 | 2.3kWh |
IP等級 | IP55 |
外形寸法 | W711*H735*D324mm |
製品重量 | 75kg(梱包重量:85kg) |
太陽光発電電力変換効率 | 96.3%(定格)、ピーク 96.8% |
容量を増やす!3.5kWhのMPR01H2035MR
3.5kWhの蓄電ユニット「MPR01H2035MR」は、All-in-One蓄電池システムに加えて導入することで蓄電容量を増やすことが出来ます。
リモコン1台にAll-in-One蓄電池システムを2台接続可能で、All-in-One蓄電池システム1台にHVDC蓄電池ユニット1台接続可能です。(最大4台)
最大で11.6kWhまで蓄電容量を増やすことが可能です。
蓄電池定格容量 | 3.5kWh |
IP等級 | IP55 |
外形寸法 | W645*H735*D324mm |
製品重量 | 72kg(梱包重量:82kg) |
村田製作所の蓄電池の口コミはいい!?
残念ながら、村田製作所の蓄電池に関する口コミを見つけることが出来ませんでした。
しかし、販売台数が多いのにも関わらず、口コミが少ないのは購入した人が満足しているという見方もできます。
村田製作所に関する悪評も見つけられなかったので、会社や蓄電池に対する評判は悪くないと言えるでしょう。
村田製作所の蓄電池で補助金は受け取れる?
脱炭素化に向けて世界中で取り組みが行われている現代。
日本でも再生エネルギーの利用を個人単位で行ってもらうために、蓄電池や太陽光パネルなどに補助金を交付しています。
蓄電池に関する補助金は、国(SII)だけではなく都道府県や自治体からも受け取ることが出来るので、蓄電池を購入する際には必ずチェックしておきましょう。
国(SII)の補助金は?
村田製作所の蓄電池は、国から補助金を受け取ることができます。
2022年度の補助金額は、1kWhあたり3.7万円です。
補助金を受けるためには、実証実験の参加などの条件がありますので、事前に必ずチェックしておきましょう。
都道府県や自治体の補助金は?
国からの補助金を受け取ることが出来る村田製作所の蓄電池は、都道府県や自治体からの補助金を受け取れる可能性が高いです。
都道府県や自治体の蓄電池に関する補助金は、実施している所としていない所があるので、お住まいの地区の情報を事前にチェックしておきましょう。
また、対象の蓄電池やその他の条件も、都道府県や自治体によって変わります。
村田製作所の蓄電池は高い品質を求める人にこそおすすめ!
今回は、村田製作所の蓄電池について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
村田製作所の蓄電池は、高い品質や長い保証期間が付帯されている蓄電池を求める人におすすめです。
今年度は、村田製作所の蓄電池導入で補助金を受け取ることが出来るので、導入をお考えの方はお早めに。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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