【注意が必要な業者も】外壁塗装の工事には何日かかる?
ついつい後回しにしてしまいがちな外壁塗装。
外壁塗装には、100万円程度の費用や、一週間程度の時間が必要です。
外壁塗装は、季節や天気によって塗装完了までの時間が異なります。
外壁塗装を依頼する際には、余裕を持って一週間から二週間を確保できる時期に依頼しましょう。
目次
【工事の流れ】外壁塗装に必要な期間は7〜10日間!
外壁塗装に必要な工事期間は、7日から10日程度です。
しかし、塗料が乾きにくくなる湿気の多い日などには、10日以上必要になるケースもあります。
外壁塗装は、ただ塗装すれば良いだけではなく、足場をかける時間や壁の汚れを落とす時間が必要です。
① 近隣挨拶と準備
外壁塗装を始める前に、匂いや騒音などで迷惑をかける近隣住民への挨拶が必要です。
事業者によっては、塗装業者が挨拶を行ってくれるケースがありますが、自分でも近隣住民に挨拶を行っておくと良いでしょう。
② 足場・シートの設置
外壁塗装を行うための足場や、飛散防止シートの設置には1日から2日程度かかります。
飛散防止シートは近隣の建物などに塗料が飛んでいかないために設置するものです。
シートをかけずに工事を行う業者や、シートの掛け方が雑な業者には注意が必要です。
そのような業者に施工を任せてしまった場合、塗料が飛んでしまって近隣住民とトラブルが起きてしまう可能性があります。
③ 高圧洗浄
外壁塗装を行う前に、高圧洗浄や特殊な洗剤で壁の汚れを落とします。
高圧洗浄を行った後は、1日〜2日かけて壁を乾かします。
汚れがひどい場合には、2日以上時間が必要な場合もあるので、あらかじめどのくらい時間が必要かを確認しておきましょう。
④ 下地処理・養生
壁の汚れを落とした後、完全に壁が乾いたら塗装する前の下地処理を行います。
下地処理とは、壁の塗装を剥がしたり、平らにしたりする作業です。
その他にも、窓ガラスなどに塗料がつかないよう、養生を行います。
おおよそ1日で作業は終わりますが、下地処理に時間がかかってしまった場合には、1日以上必要になるケースもあります。
⑤ 塗装作業
高圧洗浄や下地処理が完了したら、いよいよ外壁塗装工事が始まります。
外壁塗装工事は、下塗りから始まり中塗り、上塗りの3工程で行います。
それぞれの工程で、塗料をしっかり乾燥させなければいけません。
通常は3日程度で終了しますが、雨が降ってしまった場合は3日以上かかってしまうことがあります。
外壁塗装に使用する塗料によっては、中塗りが必要ない塗料もあります。
必ずしも中塗りが必要になる訳ではないので、2度塗りだからと言って不安になる必要はありません。
⑥ 点検
外壁塗装の工事が終わったら、外壁業者と点検を行いましょう。
点検の際には、塗り忘れなどがないか確認しなければいけません。
外壁塗装が終了した自宅の壁を確認し、疑問に思った点はしっかりと確認しておきましょう。
塗り直しが必要になった場合には、追加で1日程度必要になります。
⑦ 足場撤去・片付け
外壁塗装工事が終了したら、足場などの片付けに入ります。
片付けが終了したら工事は終了です。
工事が終了したら、近隣の住民への気遣いとして挨拶回りをしておくと良いでしょう。
外壁塗装に加え屋根塗装をする場合の期間は10日から14日!
外壁塗装に加えて、屋根の塗装工事を行う場合は、10日から14日の期間が必要になります。
外壁塗装だけの工事に比べて、期間が長くなってしまうので注意しましょう。
工事期間を短くするには人を増やすなどの対策も!
外壁塗装や屋根塗装の工事は、7日から14日程度の時間が必要になります。
どうしても工事期間を短くしたい場合には、人手を増やす、塗料が乾きやすい季節にずらすなどの対策があります。
しかし、いくら人手を多くしても塗料が乾く時間を短くすることはできません。
大幅に工事期間が短くなる事はないので、注意が必要です。
また、「工事期間は一週間以内」と言う業者には注意しましょう。
外壁塗装や屋根塗装は、しっかり塗料を乾燥させなければトラブルが起きてしまう可能性があります。
予定より長引いてしまう場合があるので注意!
外壁塗装に使用する塗料は、完全に乾燥するまで3ヶ月程度の時間が必要です。
だからといって、適切なタイミングで中塗りや上塗りを行わないと、せっかく塗り直した外壁にトラブルが起こる可能性が高くなります。
特に、塗料が乾きにくい雨の日や、湿度が高い季節には次の工程まで時間がかかってしまうケースがあるので、事業者の説明をしっかり聞いておきましょう。
【要注意】要注意な外壁塗装業者の見分け方!
外壁は外から見える部分なので、悪質な業者に目をつけられやすいです。
特に、「外壁塗装しないと危ないです」などと言って、いきなり訪問してくる業者には注意しましょう。
外壁塗装でトラブルに巻き込まれないためにも、悪質な外壁塗装業者の特徴を覚えておきましょう。
① 契約を急かされる
「今日だけ安くなっています」などと言って、契約を急かしてくる外壁塗装業者には注意が必要です。
悪質な外壁塗装業者の特徴として、冷静に考えさせないといった特徴があります。
少し考えたいと言っても食い下がってくる事業者とは、契約を避けた方が無難でしょう。
② 不安を煽る
「今すぐ外壁塗装をしないと危険」などと言って、契約を迫る外壁塗装業者には注意が必要です。
外壁のトラブルは、よほど外壁がボロボロになっているケースを除いて、緊急性はありません。
1日や2日考えたところで、家が崩壊してしまったり、中の木材が腐ってしまうことも考えにくいです。
外壁塗装業者に不安を煽られても、すぐに契約することはせず、一度冷静に考えましょう。
③ 大幅すぎる値下げ
外壁塗装には塗料代だけではなく、足場代や養生代、人件費など多くの費用が必要になります。
外壁塗装は、100万円前後で行うことが可能ですが、半額など大幅に値下げすることは不可能です。
万が一、大幅な値下げを提示された場合には、なぜそこまで値下げできるのか疑いましょう。
安すぎる事業者に工事を頼み、故意に手抜きされてしまうというケースもあるので、注意が必要です。
④ 見積もりが大まかすぎる
外壁塗装の見積もりには、塗装代以外にも足場代や養生代などがあります。
どうしても細かい経費が出てしまうことがあるので、その他経費と言う項目があっても仕方ありませんが、大まかすぎる見積もりには注意が必要です。
なんの費用か分からない項目がある見積もりを提示されたら、事業者に聞いてみましょう。
質問した時にはぐらかされたりした場合には、契約を控えた方が無難です。
⑤ 状況確認を怠る
外壁塗装を行う前の外壁の状況確認は必須です。
外壁の状況を事前にチェックしなければ、正確な見積もりを出すこともできません。
特に注意して欲しいのが、突然やってくる訪問販売業者です。
外壁を少し見ただけで契約を迫る業者に、外壁工事を任せてはいけません。
⑥ 工事期間が短すぎる
外壁塗装には、7日以上の時間が必要です。
外壁塗装に加えて屋根の塗装を行う場合には、二週間程度の時間が必要になるでしょう。
外壁塗装期間中は、匂いや音が気になってしまうので、なるべく早く終わらせたいと言う気持ちはわかります。
しかし、塗料の乾きによって左右されてしまう外壁塗装の工事は、工事期間を大幅に短くすることは困難です。
一週間以内に工事を終わらせるという事業者は、手抜き工事をしている可能性もあるので注意が必要です。
外壁塗装を依頼するときは保証内容もしっかりチェック!
外壁塗装で利用できる保証は、塗料メーカーの「メーカー保証」と事業者による「工事保証」です。
万が一、トラブルが起きてしまった時に備え、それぞれの保証内容を事前に確認しておきましょう。
また、リフォームを行なっている事業者であれば「リフォーム瑕疵保険」に加入しています。
リフォーム瑕疵保険とは、事業者とトラブルが起きた際に、第三者機関が検査や保証をしてくれる保険です。
外壁塗装業者がリフォーム瑕疵保険に入っていれば、第三者機関に検査をしてもらうことができるので安心できるでしょう。
外壁塗装工事には1週間以上の期間が必要!
外壁塗装工事は何日必要か?という疑問は解決できたでしょうか?
外壁塗装工事には、7日から10日程度の時間が必要になります。
さらに、外壁塗装以外に屋根塗装の工事をする場合には、14日以上かかることもあるので、余裕がある時に依頼すると良いでしょう。
外壁塗装は、天気や季節によって日程が変わります。
「まだ終わらないの?」と不安にならないためにも、外壁塗装業者は信頼できる会社を選びましょう。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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