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蓄電池の訪問販売は信頼できる？相場価格や注意点を徹底解説！
蓄電池の購入方法の一つとして訪問販売がありますが、価格相場や訪問販売の注意点、訪問販売でのトラブル事例にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回の記事では、蓄電池を訪問販売で購入するデメリットを紹介します。
目次
蓄電池の訪問販売に要注意！蓄電池の相場価格について【2022年最新版】
蓄電池の相場価格はいくらなのでしょうか。
今回の章では、蓄電池の相場の決まり方や、蓄電池の相場価格を紹介します。
蓄電池の相場の決まり方
蓄電池の相場は、主に以下の内容によって決定します。
- 蓄電池の容量
- 蓄電池の性能
- 停電発生時の出力の大きさ
- 蓄電池のサイズ感
①～③に関しては大きければ大きいほど価格が上昇し、④は小さければ小さいほど価格が上昇します。
また、塩害地域や豪雪地域にお住まいの場合は、対象の蓄電池を購入する必要があるため、販売価格が上がってしまう傾向にあります。
2022年度における蓄電池の相場価格
2022年度における蓄電池の相場価格は、50〜150万円です。
しかし、蓄電池は購入して終わりではなく、設置工事も必要になります。
蓄電池の設置工事に必要な金額は20〜30万円ほどなので、蓄電池の初期費用の合計は70〜200万円ほどになります。
蓄電池の訪問販売は危険？！訪問販売の注意点には何がある？
蓄電池に限らず、訪問販売は「割安に見えて実は割高」という欠点があります。
では、訪問販売にはどのような注意点があるのでしょうか。具体的に解説します。
市場価格よりも割高で販売してくる
訪問販売の注意点として、市場価格よりも割高で販売してくる点が挙げられます。
訪問販売に限らずいえることですが、最も費用がかかるのが人件費です。
その人件費が必然的にかかっている訪問販売は、蓄電池の販売価格が高くなって当然といえるでしょう。
強引な値引き交渉をしてくる
訪問販売の注意点として、強引な値引き交渉をしてくるのも挙げられます。
訪問販売の営業マンの目的は「契約数をいかに伸ばせるか」なので、消費者側が購入を渋っている場合は、あの手この手で契約させようと試みます。
その一つとして挙げられるのが強引な値引きです。
- 今日のうちに契約してくれれば、大きな値引きが可能です
- このお値打ち価格で蓄電池を購入できるのは今日までです
「お得な価格で購入できるなら…」と、つい契約書にサインしてしまいそうになりますが、これは実はとても危険なこと。
というのも、既述の通り、訪問販売はそもそもの値段設定が非常に高いので、値引き額が大きかったとしても、市場価格に比べたらまだまだ割高だからです。
アフターフォローを一切してくれない可能性がある
訪問販売の注意点として、アフターフォローを一切してくれない可能性も考えなくてはなりません。
訪問販売は既述の通り、消費者に対象となるもの（今回の記事では蓄電池）を購入させることが最終目的です。
したがって、アフターフォローが手薄だったり、最悪の場合はアフターフォローを一切してくれない業者もあります。
蓄電池の寿命は10〜15年なため、アフターフォローがしっかりしている会社でないと後々困ってしまいまうでしょうし、万一のことが起こった場合は大変です。
購入させるために蓄電池のメリットしか話さない
訪問販売は、消費者に蓄電池を購入させることが最終目的なので、蓄電池を購入させるために蓄電池のメリットしか話さないという特徴があります。
たしかに、蓄電池は地球環境のためになりますし、停電時に恩恵を受けることができる素晴らしいものです。
しかし、だからといって万人受けする商品かといえば、実際問題そうでもありません。
たとえば、蓄電池は太陽光発電を所有していない家庭ではあまり意味を成しません。
また、塩害地域や豪雪地域では地域対応型の蓄電池を購入する必要性があり、標準仕様の蓄電池よりも初期費用がかかるため、所有する意味があるのかを問いてしまうこともあるためです。
訪問販売は蓄電池を売ることが仕事なので、蓄電池に対する細かい内容は理解していません。
「蓄電池は絶対に必要なものです」「蓄電池が無ければ家計がどんどんマイナスになりますよ」など、蓄電池絶対主義者のような話を繰り広げ、消費者を騙して購入させる手口を取ります。
注意しましょう。
蓄電池の訪問販売には要注意！訪問販売でのトラブル事例や解決策は？
蓄電池の訪問販売は、これまでにも様々なトラブルがありました。
最後に、訪問販売で蓄電池を購入した際のトラブル事例と解決策を紹介します。
ここで紹介するトラブルの被害者にならないためにも、できれば訪問販売で蓄電池の購入は止めておくのがベターでしょう。
よくあるトラブル事例について
蓄電池の訪問販売は、2016年度に325件だったのに対し、2020年度には1,314件と4倍近くに跳ね上がっています。
よくあるトラブル事例は、以下の通りです。
- 補助金申請をやってくれると言ったのに結局やってもらえなかった
- アフターフォローが充実していると言っていたのに、何もしてもらえない
- 契約しないと帰ってくれない圧がすごくて、泣く泣く契約することになった
- 蓄電池があれば家計が大きなプラスになると強く言われた
蓄電池には、国や自治体から出る補助金があります。
補助金の申請を個人で行う場合もありますが、手間暇がかかって面倒です。
そんな面倒な補助金申請の手続きを訪問販売の会社がすべて請け負ってくれるというのは、とても嬉しい提案ですよね。
ところが、待てど暮らせど進捗状況が上がってこないので、どうなっているのかを問い合わせたところ、業者から「補助金の申請手続きを代理で行うなどという話はしていない」と言われるケースが相次いでいるというのです。
また、訪問販売の営業マンの仕事は「1件でも多くの契約を取ること」なので、その場限りの嘘を平気で付く特徴があります。
たとえば、先ほどの「補助金申請を代理で行う」や「アフターフォローが充実している」などです。
また、蓄電池を購入させるために「蓄電池があれば家計が必ずプラスに転じる」とまで断言してきます。
実際問題、蓄電池は使い方によって家計にどれくらいの恩恵をもたらすかが変わります。
したがって、すべての家庭がプラスになることはなく、プラスになる度合いも異なるため「絶対」と謳うのは論外なのです。
訪問販売のトラブルに巻き込まれない方法
蓄電池に限らず、訪問販売は何かしらのトラブルが付き物です。
以下は、訪問販売のトラブルに巻き込まれない方法になります。
- 居留守を使う
- 今日は契約しないという強い意志を持つ
- 複数の業者で見積りを取る
- トラブルに巻き込まれた際は、消費者生活センターなどに相談する
インターホンが鳴って見ず知らずの人が来たら、その場でしっかり要件を聞きましょう。
相手が訪問販売業者だと分かったら、闇雲に玄関へ出てはなりません。
また、インターホン越しにでも喋ってしまうと断れないかもしれないと思う方は、最初から居留守を使うのがベターです。
蓄電池はどんなに安いものでも50万円以上はする高額商品です。
だからこそ、その場の流れで契約するのではなく「今日は絶対に契約はしない」「家族としっかり話し合ってから決める」という強い心を持ちましょう。
とはいえ、相手は営業のプロです。
どうしても断り切れず、訪問販売の営業マンが帰った後に我に返って「やってしまった…どうしよう」と頭を悩ます場面もあるかもしれません。
そういった場合は、迷わず消費者生活センターなどに相談し、クーリングオフなどの手続きを踏むことが大切です。
蓄電池の訪問販売に騙されないで！蓄電池の購入は信頼できる販売店で
訪問販売はとてもお得な方法に思えてしまいますが、実はデメリットも多数です。
できれば訪問販売での購入は避け、実際に店舗に足を運ぶなどして、蓄電池を購入できると良いでしょう。
仮に、訪問販売で蓄電池を購入して後悔してしまっても安心してください。
消費者生活センターなどに相談し、クーリングオフの手続きなどが取れる可能性もあります。
とはいえ、まずは訪問販売に騙されないことが大切です。
しっかり自分を持って、断ることが苦手な方は最初から玄関先に出ないなどの対策を講じましょう。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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