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【電気代が高い原因6選】家庭ですぐできる節約術を紹介!

その他リフォーム 2024年01月04日更新
  • 電気代が高い原因
  • 世帯別の電気代の平均額
  • 電気代の仕組み

上記の内容をメインに「電気代が高い」理由や原因などについて解説していきます。

電気代の節約方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

電気代の仕組み【4つの構成で決まる】

電気代の仕組みは、下記の4つの構成の金額を足して電気代が決まります。

  • 基本料金:毎月かかる固定の料金
  • 電気量料金:電気を使用した分だけ支払う料金
  • 燃料調整費額:燃料の価格を調整するための料金
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金:太陽光発電などの再生エネルギー促進のための料金

電気代が高い理由として、「燃料調整費額」が高騰していることも原因の一つ。

全国の電力エリアでは、燃料調整費額の上限額に達しており、電気代が高く感じる方が多い傾向です。

電気代が高くなる6つの原因

電気代の仕組みや原因を理解すれば、日々の生活で電力の使い方を見直すキッカケになります。

ここからは、電気代が高くなる6つの原因について解説します。

使用量の増加

コロナが原因で自宅に居ることが多くなり、自炊やデスクワークで電力使用量が増加したことも原因です。

日中の使用量が増えるほど、高い電気料金を支払わなければなりません。

また、夏場や冬場にエアコンを使用したり、ホットカーペットや扇風機を併用したりすると、使用量が多くなり消費電力も高くなります。

一年中、家族と居る機会も増えたことで、電気製品を使う機会が増えたことも電気代が高い原因として考えられます。

電気料金の高騰

原油や液化天然ガスなどの価格高騰の影響で、電気代が高くなっています。

東京電力の燃料調整費額は、2円も高くなっており、支払い料金が増えています。

燃料調整費額は、増えたり減ったり各電力会社で料金が違ったりするので、気になる方は公式ホームページからチェックしてみて下さいね。

再エネ賦課金の増加

FIT固定買取制度を支えるために、年々「再エネ賦課金」が増加しています。

2022年度の単価は、1kWh3.45円となり、再エネ賦課金制度が始まった10年前より3.12円も高くなっています。

1ヵ月の電気使用量が300kWhの標準家庭の場合、月々1,035円の負担がかかります。

今後も、太陽光発電の導入が増え続けているため、値上がりする傾向です。

世帯人数が増えた

二世帯になったり、子供が増えたりなど世帯人数が増えると電気代が高くなります。

なぜなら、部屋ごとにエアコンやテレビなどの使用回数や時間も増えるからです。

その分、消費電力が高くなるため、世帯人数が増える場合は、電気代が増加することも覚えておきましょう。

古い電気製品を使用している

10年以上前の家電製品の消費電力を比べると、テレビは約42%、エアコンは約17%の省エネ効果があります。

 

10年以上前

2018年~2019年

テレビ

144kWh 

84kWh 

エアコン

978kWh 

881kWh

(引用元:経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」)

また長年、電化製品を使っていると、塩化ビニールなどの絶縁物が古くなり、漏電を引き起こす原因になります。

省エネタイプを選ぶことで、劣化故障を防ぎ、節電効果に期待できます。

電気が盗難されている

マンションのベランダやガスメーターの横にコンセントがある場合、延長コードを使って、電気が盗難されている場合があります。

施錠付きのコンセントカバーを付けたり、防犯カメラを設置したりすると、勝手に電力が使われるリスクを減らせるでしょう。

電気代の平均額【世帯別に紹介】

「2020年分の政府統計 家計調査」によると、世帯別の電気代の平均額は下記の通りになります。

世帯人数

一ヵ月の平均の電気代

一年間の平均の電気代

1人暮らし

5,468円

65,616円

2人暮らし

9,183円

110,196円

3人暮らし

10,655円

127,860円

4人暮らし

11,376円

136,512円

5人暮らし

12,423円

149,076円

6人暮らし

14,852円

178,224円

一人暮らしから二人暮らしになった時が、電気代が高くなりやすい傾向です。

家族人数が増えたり、使用環境が変わったりすることで、電気代が増えて高くなります。

電気代をご家庭で応用できる6つの節約術

電気代を節約する方法を、6つご紹介します。

どれか一つ取り入れるだけでも、節電効果に期待できるでしょう。

では早速、それぞれの方法について解説していきます。

電気の契約アンペア数を下げる

契約中のアンペア数を下げることで、基本料金が安くなり、電気代を節約できます。

一段階アンペア数を下げると、300円程度安くなります。

変更方法は、ブレーカーを交換するだけで完了するため1時間もかかりません。

アンペア数

基本料金

10A

286円00銭

20A

572円00銭

30A 

858円00銭

40A

1,144円00銭

50A

1,430円00銭

省エネ家電を使用する

省エネ性能が高くなれば、電気代の節約に期待ができます。

省エネ製品を選ぶ一つとして「統一省エネラベル」の家電製品を使用するのもポイントです。

ラベルの色が緑だと100%以上を達成しており、オレンジ色なら100%未満の省エネ効果があります。

統一省エネラベルに対応している家電製品は7製品が対象です。

  • 照明器具
  • 電気冷蔵庫
  • 電気冷凍庫
  • 電気便座
  • テレビ
  • 電気温水機器
  • ガス・石油温水機器

省エネ性能が高いものに買い替えることで、消費電力が小さくなり電気代を安く抑えられるでしょう。

待機電力を削減する

公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」によると、待機電力にかかる電気代は、年間7,068円の料金がかかります。(2022年7月22日に電力単価を31円/kWhに変更)

一世帯当たりの年間消費電力は、4,432kWhとし、待機電力を228kWhと推計しています。

電気代を削減するためにも待機電力をカットできる「電源スイッチ機能のコンセント」を使うと、プラグを抜かずに節電ができますよ。

電力プランを変更する

新電力プランは、基本料金が0円になり電気代の削減に期待ができます。

しかし電力の使用量やアンペア数が少ない場合は、従量電灯Bより電力単価が高くなるため、使用量が多いご家庭に向いています。

 

基本料金

電力単価

LOOPでんき

0円

28円80銭(~120kWh、121kWh~300kWh、301kWh以上)

東京電力(従量電灯B)

・10A:286円00銭

・20A:572円00銭

・30A:858円00銭

・40A:1,144円00銭

・50A:1,430円00銭

~120kWh:19円88銭

121kWh~300kWh:26円48銭

301kWh以上:30円57銭

ポータブル蓄電池を活用する

ポータブル電源は小さな容量から大容量まであり、手に届きやすくラインナップが豊富です。

小型タイプは、スマートフォンが充電できたり、大型タイプはテレビや電気ケトルなど消費電力の高いものが使えたり、幅広く活用できます。

例えばソーラーパネル付きなら、日中の電気を発電して蓄電池に貯めて、夜間のキャンプや車中泊で使えます。

ポータブル電源は「持ち運びできる蓄電池を探している方」や「設置工事なしですぐ使いたい方」におすすめです。

太陽光発電や蓄電池の導入

太陽光発電と蓄電池の併用で、自家発電・自家消費ができます。

自宅で発電した電気に関しては、燃料調整費も再エネ賦課金の負担ゼロになります。

 

一ヵ月の料金

一年間の料金

燃料調整費

1,590円

19,080円

再エネ賦課金

1,035円

12,420円

(2022年12月の燃料調整費:5.13円/kWh)、(2022年の再エネ賦課金:3.45円/kWh)

「再エネ賦課金」と「燃料調整費」の両方の負担が減らせるため、月2,625円、年間31,500円の節約になります。(※一ヵ月300kWhの使用の場合)

電気代が高い今こそ【節電対策で安くしよう】

節電対策をしっかり行うことで、一ヵ月の電気代が安くなります。

毎月の電気代を抑えることができれば、一年間で数万円以上の節約が期待できます。

今回ご紹介した節電対策を参考に、ご家庭にぜひ取り入れてみて下さいね。

リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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