ニチコン蓄電池ESS-U4X1の特徴やスペック・価格を徹底解説！

「なるべく大容量の蓄電池で、停電対策や電気代の節約がしたい！」とお考えの方は多いのではないでしょうか？

とはいえ、蓄電池の価格は容量に比例するため、なかなかコスパに優れた蓄電池を探すのは難しいものです。

そこで今回は、「日本最大級の大容量16.6kWh」ながら「実売価格300万円以下」の安さが魅力的なニチコン蓄電池「ESS-U4X1」の特徴やメリット・デメリットを徹底解説していきます。

他メーカーで悩んでいる方も、国内の蓄電池シェアNo.1のニチコンを検討する価値は十分ありますので、ぜひサッと記事に目を通してみてくださいね！

ニチコン蓄電池ESS-U4X1のスペック・特徴・価格をくわしく解説

はじめに、ESS-U4X1のスペックや特徴、価格設定や保証内容をくわしく解説していきます。

【表で解説】ESS-U4X1のスペック・価格・保証期間

まずは、ESS-U4X1のスペックの詳細や価格設定、保証期間を以下の表にてご確認ください。

ESS-U4X1は、ニチコンラインナップの中でも一番バッテリー容量の大きい「単機能型」の蓄電池です。

単機能型とは、太陽光のパワコンとは別に蓄電池用のパワコンを必要とする仕組みのことで、パワコン1台で2つの設備を管理できる「ハイブリッド型」と区別されます。

単機能型には「すでに設置した太陽光パワコンがそのまま使える」「ハイブリッド型より安い」というメリットがあり、根強い人気があります。

さらに、ESS-U4X1は「蓄電池の本体の中にパワコンが内蔵されている」点も優れています。

屋外に設置するのは本体のみですので、外観も損なわずにすみますね。

【特徴】国内最大クラス「16.6kWh」の大容量！節約効果が高い

ESS-U4X1の特徴は、国内最大級の「16.6kWh」という大容量バッテリーで、停電対策や電気代の節約に非常に役立つことです。

一般的なオール電化の家庭なら、台風や大雨による停電でも「最大36時間」もの間、エアコンやIH調理器、エコキュートなどを普段どおり使えます。

また、ESS-U4X1は停電時に家中の電気をまるごとバックアップする「全負荷タイプ」であり、高負荷の家電も難なく動かせる「200V対応」である点も特徴的です。

太陽光発電や「深夜電力」のお得な電気をしっかり蓄え、電気代の割高な日中に使えるため、「毎月1万円〜2万円」の節約もムリなくできるでしょう。

【独自の強み】常に「30%」の容量をキープ！万が一の停電でも安心

ESS-U4X1の強みは、突然の停電に備えて、いつでも「約30%」のバッテリー容量を自動的にキープする機能にあります。

ESS-U4X1は容量が非常に大きいため、約3割といっても「5kWh以上」もの余力となります。

停電中でも「約12時間」の電気が使えるので安心ですね。

また、停電に備えて残しておきたい電力量は、室内のリモコンから30%〜70%の間で微調整することもできます。

以上の設定は完全にオフにすることも可能ですので、「停電の心配がない日はバッテリーを使い切りたい！」というニーズにも柔軟に対応してくれます。

【価格設定】シンプルな「単機能」で驚きの安さを実現！

ESS-U4X1は、16.6kWhという大容量ながら、メーカー希望価格が「450万円（税抜き）」と非常にコスパが良い点も強みです。

安さの理由は、あえてシンプルな構造の「単機能型」で設計したことによる、徹底的なコスト削減が大きな原因といえます。

たとえばニチコンのハイブリッド蓄電池「ESS-H2L1（12kWh）」の定価は「420万円（税抜き）」であり、4.6kWhも容量の大きいESS-U4X1と30万円しか差がありません。

蓄電池の価格を大きく左右するのは「電池容量」ですので、16.6kWhで「実売価格225万円〜315万円」という価格は、国内メーカーでは最安値級と断言できます。

【保証内容】最大「15年」の長期保証！自然災害補償も「10年」

ESS-U4X1は「有償で最大15年」の長期保証はもちろん、「無償で10年間の自然災害補償」が付いてくることも大きなメリットといえます。

「自然災害補償」とは、落雷や台風、地震や洪水などの自然災害による蓄電池のトラブルを補償するもので、他の大手メーカーでは付帯していません。

他メーカーの蓄電池で自然災害補償を受けたい場合には「別途で火災保険などに加入」しなければならないため、保険料を考えれば本当にお得といえますね。

ニチコンESS-U4X1は今買うべき？メリット・デメリットを比較！

つづいて、ESS-U4X1を今すぐ購入すべきメリットと、注意しておきたいデメリットをくわしく比較していきます。

【メリット①】とにかく安さが魅力的！補助金でさらに安く買える

ESS-U4X1の最大のメリットは、なんといっても「実売価格225万円〜315万円」という安さにあります。

補助金を使えばさらに格安で購入できるでしょう。

たとえば、「電池容量1kWhあたり約3.7万円」もらえる「国のDER補助金」を利用すれば、「16.6kWh × 3.7 = 約61万4,200円」もの助成を受けられます！

さらに、お住まいの自治体が独自の蓄電池補助金を実施している場合、条件によっては「両方とももらう」こともでき、「200万円以下」での購入も視野に入ってきます。

ESS-U4X1は、「とにかく大型で、日本で一番安い蓄電池が欲しい！」とお考えの方にはまさに「理想的」な蓄電池といえるでしょう。

【メリット②】ニチコンV2Hと相性バツグン！めんどうな操作も不要

ESS-U4X1はニチコン製のV2H機器「EVパワー・ステーション」との相性が非常に良い点も見逃せません。

V2Hとは「太陽光・蓄電池・電気自動車の間で自由に電気のやり取りができるシステム」のことで、ESS-U4X1と連携すると以下のようなメリットがあります。

• 蓄電池3.0kW、V2H機器6.0kWの電力を合わせて、停電時に「9.0kW」の高出力で家電が使える
• V2H機器と蓄電池を同メーカーで揃えることで、充電・放電中の「電気ロス」が最小限ですむ
• 連携を前提に設計されているため、めんどうな設定や操作なしで直感的に各設備が使える

ニチコンはV2H機器の国内トップシェア企業でもあるため、「将来、電気自動車を購入したい」とお考えの方は、蓄電池もニチコンで揃えることをオススメします。

大容量のESS-U4X1を太陽光でフル充電し、電気自動車に移せば「電費0円」で数百キロも走行可能です！

高騰するガソリン代でお困りの方は、ぜひV2Hも検討してみましょう。

【デメリット①】太陽光発電を後付けする場合はパワコン設置が必要

ESS-U4X1の注意すべきデメリットは、「単機能型のため、太陽光パネルを後付けする際は別途パワコンが必要になる」という点です。

太陽光パワコンの設置には「本体価格や工事費」がかかるうえに、屋外に設置スペースが必要になってしまいます。

「できるだけ家の外観をスッキリ見せたい！」という方は、パワコン内蔵型のハイブリッド蓄電池「ニチコンESS-H2L1（12kWh）」がオススメです。

一方で、ESS-U4X1は太陽光パワコンの設置費用を差し引いても「ハイブリッド蓄電池よりも断然安い」というメリットがあり、単機能型であることが必ずしもデメリットとは断言できません。

【デメリット②】薄型コンパクトだが「壁掛け」「室内設置」は不可

ESS-U4X1は16.6kWhという大容量ながら「奥行き300mm」という薄型ボディが魅力ですが、残念ながら「壁掛け設置」や「室内設置」には対応していません。

本体の重量が「約236kg」あることが壁掛け・室内設置ができない大きな理由ですが、「屋外スペースが狭くなる」デメリットは頭に入れておきたいところです。

しかしながら、屋外にしか設置できないという短所は、「蓄電池の動作音が気にならない」「室内スペースを広く使える」というメリットにも置き換えられます。

一般的な蓄電池の動作音は「40デシベル」ほどであり、25デシベルほどの冷蔵庫と比べると意外と大きいため、屋外に設置したほうが無難ともいえるでしょう。

【まとめ】ニチコンESS-U4X1は大容量と驚きのコスパが魅力！

ニチコンESS-U4X1は、国内最大クラスの「16.6kWh」という大容量と、「実売価格225万円〜315万円」という驚異のコスパが大注目の蓄電池です。

大規模な停電中でも「約36時間」も家電が使える余裕があるうえ、無償で「10年間の自然災害補償」が付帯する点も魅力的！停電対策としては万全といえます。

大容量のESS-U4X1なら「国のDER補助金」を使えば「約61万4,200円」もの助成を受けられますので、とにかく安く蓄電池を設置したい方はぜひご検討ください！

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