京セラ蓄電池の主な特徴は?商品ラインナップや販売価格についても!
京セラは、太陽光発電を日本で初めて販売した企業で、昨今では蓄電池業界でもトップクラスのシェア率を誇っています。
では、京セラの蓄電池にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回の記事では、京セラの蓄電池の特徴はもちろん、商品ラインナップやメーカー希望価格、メリットやデメリット、保証内容についても紹介します。
目次
京セラの蓄電池を購入したい!主な特徴には何がある?
京セラの蓄電池には、豊富な魅力や特徴があります。
では、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
まずは、京セラの蓄電池にある主な特徴を3つ紹介します。
大容量の蓄電池を選ぶことができる
京セラの蓄電池は、蓄電容量15.0kWhや12.0kWhの大容量なものを選ぶことが可能です。
昔から「大は小を兼ねる」といいますが、大容量の蓄電池を所有しておくことで、万一の際に大きな助けとなるでしょう。
もちろん、5.0kWh程度の小容量タイプの蓄電池もあるので、小容量サイズを探しているという方も安心してくださいね。
デザイン性に優れている
京セラの蓄電池は、デザイン性に優れている特徴もあります。
特に、京セラの蓄電池の中でも昨今特に有名なEnerezza(エネレッツァ)は、デザイン性抜群です。
どのような住空間にも溶け込むように設計されているため、しっかりと作り上げた家の景観を乱すようなことはありません。
押し上げ機能を使うことができる
京セラの蓄電池は、押し上げ機能を使うこともできます。
押し上げ機能とは、太陽光発電が発電中もしくは売電中に、蓄電池内にある電力を使えるシステムです。
押し上げ機能を使えることで売電量を増やすことができるので、家計をプラスに持っていきやすくなります。
京セラ蓄電池を購入したい!商品ラインナップやメーカー希望価格は?
続いて、京セラの蓄電池の商品ラインナップやメーカー希望価格を紹介します。
京セラの蓄電池の商品ラインナップ
まずは、京セラの蓄電池の商品ラインナップを紹介します。以下の表をご覧ください。
| 型番 | 蓄電容量(kWh) |
Enerezza(エネレッツァ)
| EGS-LM1500 | 15.0 |
EGS-LM1000 | 10.0 | |
EGS-LM500 | 5.0 | |
大容量タイプ | EGS-LM1201 | 12.0 |
マルチDCリンクタイプ | EGS-ML0650 | 6.5 |
Enerezzaの最大の特徴は、同じ機種で蓄電容量を3種類の中から選択可能ということ。
大容量タイプは、その名の通り12.0kWhの大容量。
しかも、大容量タイプにも関わらず、コンパクト設計という点が魅力です。
マルチDCリンクタイプは、太陽光発電が発電した電力をそのまま蓄電池に蓄電できるシステムのこと。
無駄を最小限に省くことができるので、太陽光発電を無駄にすることはありません。
京セラの蓄電池のメーカー希望価格
続いて、京セラの蓄電池のメーカー希望価格を紹介します。
| 型番 | メーカー希望価格 (税込み) |
Enerezza(エネレッツァ)
| EGS-LM1500 | 5,390,000円 |
EGS-LM1000 | 3,850,000円 | |
EGS-LM500 | 2,310,000円 | |
大容量タイプ | EGS-LM1201 | 4,070,000円 |
マルチDCリンクタイプ | EGS-ML0650 | 2,970,000円 |
最も安いものでも、蓄電容量5.0kWh(EGS-LM500)の231万円であることが分かりました。やはり、蓄電池は高額商品ですね。
とはいえ、京セラの蓄電池は基本的にはオープン価格で販売されているため、ここに記載した値段よりも圧倒的に安価で購入できます。
できるだけ多くの販売店に足を運んで相見積もりを取り、妥協できる範囲内で京セラの蓄電池を購入できたら良いですね。
京セラの蓄電池の魅力!メリットとデメリット・保証内容は何がある?
最後に、京セラの蓄電池のメリットとデメリット、保証内容について紹介します。
京セラの蓄電池の主なメリット
京セラの蓄電池の主なメリットは、以下の通りです。
- 大容量タイプなのに超薄型のコンパクト設計を実現
- 寒冷地対応型の蓄電池が充実している
- 蓄電池が長寿命
大容量タイプのEGS-LM1201は、蓄電容量12.0kWhと大容量なのに奥行きがわずか30cmと超薄型。
「蓄電池は欲しいけれど設置場所の確保が難しい」と悩んでいる方に、特におすすめです。
京セラの蓄電池の中でも「Enerezza」および「大容量タイプ」は、-20℃まで対応できる寒冷地対応型蓄電池があります。
しかも、屋外置きも可能。寒冷地域で屋外置き蓄電池を探している方に、特におすすめです。
また、蓄電池が長寿命というメリットもあります。
特にEnerezzaは、クレイ型リチウムイオンという、従来の蓄電池に比べて長寿命な電池を使用しています。
したがって、同じ蓄電池をより長く使うことができ、家計にも優しいです。
京セラの蓄電池の主なデメリット
京セラの蓄電池の主なデメリットは、以下の通りです。
- 重塩害地域対応型の蓄電池は販売していない
- EnerezzaはKDDI回線との契約が必要
京セラの蓄電池は、寒冷地対応型の蓄電池は充実しているものの、重塩害地域対応型の蓄電池は販売していないデメリットがあります。
重塩害地域とは、海岸から200〜500m以内の地域を指しますが、この地域にお住まいの場合は京セラの蓄電池に魅力を感じても購入することができません。
また、Enerezzaに限ったことではありますが、別途KDDI回線との契約が必要になります。
つまり、KDDIと契約を結べる地域にお住まいでないと、Enerezzaの購入を断念せざるを得ないということです。
このように、居住地域によって、選べる蓄電池の幅が狭まってしまうことが京セラ蓄電池のデメリットといえるでしょう。
京セラの蓄電池の保証内容
最後に、京セラの蓄電池の保証内容を紹介します。
京セラの蓄電池は、15年の機器保証および容量保証、10年の自然災害保証が付いています。
容量保証に関しては、寒冷地で屋外設置している場合は10年に短縮されるので注意してください。
10年の自然災害保証で保証されるものに関しては、以下の通りです。
- 落雷
- 火災
- ひょう災
- 洪水
- 台風
- 飛来物被害
地震や地震が原因による火災や津波などは保証の対象外となるので、注意しましょう。
京セラ蓄電池は魅力が豊富!選択肢の一つとしてしっかり吟味しよう!
今回の記事では、京セラの蓄電池の特徴やラインナップ、メーカー希望価格やメリットとデメリット、保証内容を紹介しました。
京セラの蓄電池は魅力がたくさんありますが、お住まいの地域によっては京セラの蓄電池を購入することができないデメリットがあることも分かりました。
とはいえ、京セラの蓄電池を購入できる地域にお住まいの方が大半でしょうから、ぜひ蓄電池選びには京セラの蓄電池も検討対象に入れてみてください。
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この記事の監修者
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