アイビスセブンの特徴は?販売価格や保証内容の充実度についても!
蓄電池を検討していると、アイビスセブンという蓄電池の名前を耳にするでしょう。
では、具体的にどのような特徴がある蓄電池なのでしょうか。
今回の記事では、アイビスセブンの具体的な特徴はもちろん、豊富な魅力に迫っていきます。
目次
アイビスセブンとは?特徴やメーカー希望価格も紹介!
アイビスセブンはとても有名で人気な商品ですが、どういった特徴がある蓄電池なのでしょうか。
まずは、アイビスセブンの主な特徴や具体的な販売価格を紹介します。
ダイヤゼブラ電機が開発・販売している蓄電池
アイビスセブンは、ダイヤゼブラ電機(旧・田淵電機株式会社)が開発・販売している蓄電池です。
田淵電機は、アイビスセブンとアイビスという2種類の蓄電池のみの販売でしたが、この両者の評判がとても良いのです。
田淵電機がダイヤゼブラ電機と商号を変更した理由は、元々有名だった太陽光発電での業績が、販売価格の全体的な低下などで悪化したからです。
2021年10月1日付けで、田淵電機からダイヤゼブラ電機と商号を変更しています。
したがって、「商号を変えたダイヤゼブラ電機の蓄電池は信用性がない」などというマイナス要素はないので安心してください。
アイビスセブンの主な特徴
アイビスセブンの主な特徴は、以下の通りです。
- 全負荷型蓄電池
- 200V対応型
- 蓄電池の増設が可能
- ハイブリッド型
全負荷型蓄電池のアイビスセブンは、停電時にも平常時と同様に家庭内すべてのコンセントに送電が可能です。
また、200V対応型というのも嬉しいポイント。
オール電化家庭やエコキュートなどを使用している家庭も安心です。
蓄電池の増設が可能なので「蓄電池の初期費用を少しでも抑えたい」「将来的に家族が増える可能性が高い」という家庭も安心です。
ハイブリッド蓄電池なので、太陽光発電との連携が取りやすいのもポイント。
太陽光発電が発電した電力を無駄にすることはありません。
アイビスセブンのメーカー希望価格
アイビスセブンのメーカー希望価格は、残念ながら不明です。
しかし、オープン価格では、蓄電容量7.04kWhのアイビスセブンが200万円前後で販売されているという事実があります。
より多くの販売店に足を運んで、価格帯に納得のいく販売店を見つけられると良いでしょう。
アイビスセブンが欲しい!メリットやデメリットには何がある?
続いて、アイビスセブンのメリットやデメリットを紹介します。
アイビスセブンの主なメリット
アイビスセブンの主なメリットは、以下の通りです。
- 停電時に自立運転に自動で切り替わる
- 1日に2サイクル以上稼働できる
- 運転モードが4つあってお得を感じやすい
それぞれ具体的に見ていきましょう。
停電時に自立運転に自動で切り替わる
停電時に自立運転に自動で切り替わるのは、アイビスセブンのようなハイブリッド蓄電池の大きな特徴の一つ。
アイビスセブンに関しては、停電を察知してから10秒以内に自立運転に自動で切り替わります。
ほんの僅かの時間は停電を感じてしまうでしょうが、自動的に運転モードが切り替わってくれるのは嬉しい特徴といえるでしょう。
1日に2サイクル以上稼働できる
1日に2サイクル以上稼働できるのも、アイビスセブンの嬉しい特徴の一つ。
現在販売されている蓄電池の多くは、1日1サイクルを基本としています。1サイクルは「満充電⇔放電」のこと。
つまり、夜間の割安電力を充電している家庭は、日中に太陽光発電が発電した電力を充電することは事実上不可能だったのです。
一方、アイビスセブンは1日に2サイクル以上稼働させることが可能。
つまり、以下のような使い方ができます。
1サイクル目
| 充電 | 夜間の割安電力を使って蓄電池に充電する |
放電 | 太陽光が出ない朝方に蓄電池に貯めた電力を使う | |
2サイクル目
| 充電 | 太陽光発電が発電した電力を蓄電池に充電する |
放電 | 太陽光が出ない夕方以降に蓄電池に貯めた電力を使う |
昨今は売電価格が大幅下落しているので、以下のように考えている家庭も多いでしょう。
- 太陽光発電が発電した電力は極力自家消費したい
- 太陽光発電の余剰電力を効率的に自宅で使いたい
上記のように考えている家庭では、1日1サイクルではないアイビスセブンは、とても大きなメリットになるでしょう。
運転モードが4つあってお得を感じやすい
運転モードが4つあるのも、アイビスセブンのメリットの一つ。
選択可能な運転モードは、以下の4つになります。
モード名 | モードの詳細 |
ノーマルモード | 積極的に売電する。夜間電力が割安な家庭向け |
スマートモード | 蓄電池を1日に2サイクル以上稼働させる家庭向け |
蓄電モード | 蓄電池を災害対策として稼働させたい家庭向け |
節エネモード | 太陽光発電で発電した電力を自家消費する家庭向け |
家庭に合った運転モードで稼働させることができれば、より多くのお得を感じられることでしょう。
アイビスセブンの主なデメリット
アイビスセブンの主なデメリットは、以下の通りです。
- 蓄電池増設のタイムリミットが3年以内
- 無停電電源装置が搭載されていない
- 蓄電池を2日以上利用しないと有償で直してもらう必要がある
それぞれ具体的に見ていきましょう。
蓄電池増設のタイムリミットが3年以内
アイビスセブンは、蓄電池の増設が可能です。
しかし、増設のタイムリミットは3年以内と定められています。
蓄電池を初めて導入して3年以内に何らかの影響で増設を考えるのであれば、最初から大容量の蓄電池を導入したり、蓄電池を2つ導入するケースがほとんど。
したがって、3年以内のタイムリミットがあることによって、アイビスセブンの「蓄電池を増設できる」というメリットを潰してしまっている気がしてなりません。
無停電電源装置が搭載されていない
無停電電源装置が搭載されていないことは、アイビスセブンのデメリットの一つです。
アイビスセブンは、停電を察知すると自動的に自立運転モードに入ってくれますが、約10秒間のブランクがあります。
したがって、無停電電源装置が必要な機器(電源が突然切れるのはNGとされている機器)がある家庭は、アイビスセブンの購入は難しいといえるでしょう。
蓄電池を2日以上利用しないと有償で直してもらう必要がある
蓄電池を2日以上利用しないと有償で直してもらう必要があるのも、アイビスセブンのデメリットになります。
旅行などで長期間家を空ける場合、パワーコンディショナーの電源をオフにしたり、蓄電池への充電をストップさせることで万が一の火災などを防ぐことが可能です。
しかし、アイビスセブンは、蓄電池の蓄電残量がゼロという状態が2日以上続くと、自動的に使用停止となります。
使用停止状態を回復させるには、ダイヤゼブラ電機のメーカー対応となるため有償になるケースがほとんど。
頻繁に旅行に出かける家庭では、気を付けておきたいポイントです。
アイビスセブンは魅力が豊富!保証内容の充実度は?
最後に、アイビスセブンの保証内容にはどのようなものがあるのでしょうか。
具体的に解説します。
長期保証を実施
アイビスセブンは、蓄電容量保証と製品保証を15年間設けています。
これは、業界でもトップクラスの保証の充実度です。
蓄電池を長期的に安心してお使い頂けることでしょう。
安全性能が高い
アイビスセブンは、安全性能が非常に高いといわれています。
具体的には、JIS規格で定められている以上の安全性を求め、日々試験を繰り返しているのだとか。
どのような過酷な環境下であっても、蓄電池が誤って発火や破裂しないことを実証しています。
魅力が豊富なアイビスセブン!保証制度も充実していて安心!
今回の記事では、アイビスセブンの特徴などを紹介しました。
アイビスセブンは、使い勝手がとても良さそうでしたよね。
アイビスセブンが家庭に合っていると感じている場合は、導入をぜひ前向きに検討していけると良いでしょう。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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