株式会社コロナのエコキュートの特徴を紹介!【選び方も解説】
株式会社コロナのエコキュートの特徴を紹介した記事です。
株式会社コロナの会社概要や、エコキュートの選び方についても紹介しています。
エコキュートの導入を検討している方におすすめの記事です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
株式会社コロナの概要
株式会社コロナは1937年に創業された企業で、元々は石油コンロを製造・販売していました。
そこからストーブなどの暖房事業を中心に発展し、現在は以下の6つの事業を展開しています。
- 暖房事業
- 空調事業
- 給湯事業
- アクアエア事業
- ビジネスサポート事業
- トータルサポート事業
そしてこの中の給湯事業の一環として、コロナはエコキュートの製造・販売を手がけています。
コロナエコキュートの仕様
コロナは2022年モデルとして、以下のような製品ラインナップを展開しています。
- プレミアムエコキュート
- ハイグレードエコキュート
- 薄型タイプ
- 省スペース・スリムタイプ
- スタンダードタイプ
- エコキュートライト
- 多機能タイプ
- 集合住宅向け
また、タンク容量は185L・300L・370L・460Lの4種類があり、製品によって提供されている容量の種類が異なります。
そして一般地向け・寒冷地向け・塩害地向けの種類区分もされていたり、給湯タイプが異なったりなど、様々な種類を提供しているようです。
では、「スタンダードタイプ」の一般地向け370Lモデルの『CHP-37SAY4』の仕様を見てみましょう。
以下の通りです。
型番 | CHP-37SAY4 |
希望小売価格 | 909,700円(税込・インターホンリモコンセット付き) |
年間給湯保温効率 | 3.2 |
サイズ | 【ヒートポンプユニット】 H720mm×W884mm×D299mm 【貯湯ユニット】 H1,860mm×W630mm×D730mm |
機能一覧 |
|
また、コロナは「おひさまエコキュート」と呼ばれる太陽光発電と連携したエコキュートも販売しています。
コロナエコキュートの特徴
コロナエコキュートの特徴は以下の3つです。
- 発熱効率が高い
- 自動配管洗浄機能付き
- 運転音が小さい
それぞれ解説していきます。
特徴①:発熱効率が高い
コロナエコキュートは発熱効率が高いことを特徴としています。
まず、特殊素材を活用したり高品質タンクを搭載したりすることで保温性を向上させています。
特に、きめ細かい温度管理を可能とする”7つのサーミスタ”は、コロナだけが導入しているとのことです(2020年12月のコロナ社調べ)。
また、プレミアムエコキュートには真空断熱材と高効率スクロールコンプレッサーが搭載されており、効率性がより追求されています。
実際、プレミアムエコキュートの年間給湯保温効率は4.0となっており、一般的なエコキュートよりもかなり効率が良いと言えます。
特徴②:自動配管洗浄機能付き
コロナエコキュートには自動配管洗浄機能が搭載されています。
そのため、おふろの栓を抜くだけで自動で配管が洗浄されるのです。
また、貯湯ユニット内の配管はステンレス製になっているため、耐腐食性と耐久性が向上。
それに加えて汚れんコートがエコキュートの外装に導入されているため、汚れもつきづらいです。
このようにコロナエコキュートは、清潔にもかなりこだわっています。
特徴③:運転音が小さい
コロナエコキュートは運転音が小さいのが特徴で、図書館の中と同じぐらいの運転音となっています。
エコキュートは、運転音が問題になることがあり、設置場所によっては近隣住民から苦情が入ることもあります。
そうすると、設置場所を変更したり、最悪エコキュートを取り除く必要が出てきたりします。
そのため、運転音が小さいというのはとても重要な要素です。
コロナエコキュートのメリット
コロナエコキュートのメリットとしては以下が挙げられます。
- 光熱費の削減が見込める
- 災害時にお湯が使える
- 補助金が出ることもある
コロナエコキュート特有のメリットというよりエコキュートにおけるメリットですが、たしかに光熱費の削減が見込めますし、災害時にお湯が使えるのもメリットです。
特に都市ガスが配備されていない地域で、割高のプロパンガスを採用している住宅の場合、エコキュートの導入で光熱費の大幅な削減が見込めます。
コロナエコキュートのデメリット
コロナエコキュートのデメリットは以下の通りです。
- 高額な初期投資が発生する
- 低周波を発生させる可能性がある
- お湯切れを起こす可能性アリ
特に高額な初期投資が難点です。
コロナエコキュートの価格は一般的なエコキュートと同程度の価格帯なので、工事代を合わせると最低でも100万円は見積らなければいけません。
高機能モデルであれば、約200万円は必要でしょう。
これほどの高額な初期投資を支払ってまで、エコキュートの機能を利用したいかどうかは、しっかり検討する必要があります。
エコキュートの選び方
エコキュートの選び方は以下の3つです。
- 給湯タイプで選ぶ
- タンク容量で選ぶ
- 価格・保証で選ぶ
それぞれ解説していきます。
給湯タイプで選ぶ
まずは給湯タイプで選びましょう。
一般的にエコキュートには以下の給湯タイプがあります。
- フルオート
- オート
- 給湯専用
オートであればあるほど自動でお風呂を沸かすことができるため、可能な限り自動化させたい人であればフルオートタイプがおすすめです。
ただしオートであればあるほど、価格が高くなる傾向があります。
タンク容量で選ぶ
湯切れを起こさないようにするためにも、家族構成に合わせたタンク容量を選ぶようにしましょう。
4人家族であれば370Lか460Lがおすすめです。
なお、お風呂は1回あたり200L、シャワーは1回80L、キッチン・台所は1人1日40Lのお湯を利用するとされています。
価格・保証で選ぶ
やはり高額な買い物になるため、価格・保証で選んでみてもいいでしょう。
この場合、様々なメーカーを横断しながら選ぶことをおすすめします。
また、とにかく低価格を追求したいのであれば、大手メーカーだけでなく、知名度の低いメーカーの製品も探してみるといいかもしれません。
ただし、価格が安いからといって、保証を軽視するのは危険です。
エコキュートは屋外に晒される電化製品であるため、何かしらのトラブルで故障することがあります。
価格と保証とスペックのバランスをみながら、エコキュートを選ぶようにしましょう。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
- 株式会社コロナは暖房事業が強い
- コロナエコキュートは豊富なラインナップが展開されている
- エコキュートは「給湯タイプ」「タンク容量」「価格・保証」で選ぶ
コロナは、他の大手メーカーと比べると知名度の低い企業かもしれません。
しかし歴史的な企業であり、実績も申し分ありません。
十分に信頼できる企業だといえるでしょう。
コロナエコキュートは幅広いラインナップが強みなので、お求めのエコキュートもきっと見つかるはず。ぜひ検討してみてください。
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この記事の監修者
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