パナソニックの太陽光発電の魅力は?販売価格や口コミ評判についても
日本の大手メーカーであるパナソニックは、太陽光発電分野でも高いシェア率を誇っています。
では、パナソニックの太陽光発電には、どのような魅力があるのでしょうか。
今回の記事では、パナソニックの太陽光発電の特徴や販売価格、口コミ評判を紹介します。
パナソニックの太陽光発電の購入を検討している方、必見です。
目次
パナソニックの太陽光発電は魅力的?主な特徴6選!
昨今、中国製太陽光発電が多く出回っていることで価格競争が激化していますが、以前は日本製太陽光発電の中でも、特にパナソニックの太陽光発電のシェア率が非常に高い時代がありました。
具体的には、2019年頃までシェア率50%を超えていたというから驚きですよね。
そんなパナソニックの太陽光発電ですが、一体どのような魅力あふれる特徴があるのでしょうか。
主な特徴を厳選して6つ紹介します。
特徴① 安全性が高い
パナソニックの太陽光発電の特徴は、安全性が高いことです。
日本人ならず世界の人が知っているパナソニックという大企業だからこそ、企業側は安全性に強い自信があり、消費者側も安心して太陽光発電を利用できます。
具体的には、超巨大台風(風速60m)を想定した試験や、耐震の試験を独自に実施し、日本独自のJIS規定よりもさらに強度な太陽光発電を販売しています。
さらに、EL検査と呼ばれるレントゲン検査のようなものまで実施しており、目視では確認できないような細かな部分の不備に気付くことが可能です。
したがって、消費者の手に届く太陽光発電は、かなり安全性が高いものなのです。
太陽光発電の寿命は30年以上といわれていますから、安全性が高いのは嬉しい特徴ではないでしょうか。
特徴② 発電量が多く見込める
発電量が多く見込めるのも、パナソニックの太陽光発電の特徴です。
実は、競合他社の太陽光発電の発電効率が最大で24%だったのに対し、パナソニックの太陽光発電の発電効率は25.6%という結果があります。
これは、太陽光発電に汚れが付きにくくする細工を施してあるがゆえのこと。
さらに、曇天時や積雪地域でも発電量を増やせるように開発・設計してあるのだとか。
発電量が多く見込めれば初期費用の回収ペースも早まるため、大きなメリットといえるでしょう。
特徴③ 長期に渡る無償保証を実現
パナソニックの太陽光発電の特徴は、長期に渡る無償保証を実現していることです。
以下は、パナソニックが実施しているメーカー保証になります。
保証内容 | 保証期間 |
モジュール出力保証 | 25年 |
モジュール保証 | 25年 |
システム機器瑕疵(かし)保証 | 15年 |
機器瑕疵(かし)保証 | 15年 |
さらに、有償にはなるものの、自然災害補償を別途で付けることも可能です。
太陽光発電は30年以上も使える代物といわれています。
だからこそ、充実した長期保証を持っているのは安心できますよね。
特徴④ デザイン性が高い
太陽光発電のデザイン性が高いのも、パナソニックの太陽光発電の特徴です。
標準の長方形や正方形タイプの太陽光パネルだけではなく、屋根の形に合わせて台形タイプも選ぶことができます。
台形タイプの太陽光パネルがあることで、住宅の屋根を最大限利用することができ、より多くの発電量を見込めるでしょう。
特徴⑤ 家庭用蓄電池との連携が上手
パナソニックの太陽光発電は、家庭用蓄電池との連携が上手という特徴もあります。
パナソニックは住宅の総合メーカーというだけあって、太陽光発電のみならず家庭用蓄電池の販売も行っています。
基本的に、太陽光発電と家庭用蓄電池は同一メーカーで揃えると良いといわれているため、どちらもシェア率が高いパナソニック製にすれば、発電した電力を無駄なく蓄電できるなど、確かな安心を得られるメリットがあるのです。
特徴⑥ メンテナンスの対応が迅速
メンテナンスの対応が迅速な点も、パナソニックの太陽光発電の特徴です。
パナソニックは、日本人であれば誰もが知っている大手メーカーです。
だからこそ、日本全国に営業所などの拠点があり、太陽光発電が何らかの不具合が生じた場合も迅速に対応してくれる期待が持てます。
パナソニックの太陽光発電はいくら?具体的な販売価格について!
多くの魅力的な特徴があるパナソニックの太陽光発電ですが、具体的な販売価格が気になりますよね。
今回の章では、パナソニックの太陽光発電がいくらで購入できるのかを解説します。
100万円前後で購入が可能
パナソニックの太陽光発電は、パネルの形によって販売価格が異なります。
公式ホームページを見ると税込み9〜33万円前後/枚で販売されているようです。
しかし、この数値はあくまでもメーカー希望小売価格で、実際に取引されている金額はさらに安くなります。
ちなみに、一般的な住宅では3〜5kWhの太陽光発電を取り付けるとされていますから、最低でも100万円の初期費用は覚悟しておくべきといえるでしょう。
数年前よりも手が出しやすい金額で販売されている
パナソニックの太陽光発電は、今まで国内生産にこだわっていました。
したがって、販売価格が少々割高というデメリットがあったのです。
しかし、昨今の世界的な太陽光発電の普及により、販売価格を落とさなければ太刀打ちできなくなった影響で、パナソニックの太陽光発電の販売価格も下落傾向にあります。
具体的には、今まで1kWあたり40万円前後で取引されていた太陽光発電が、生産拠点を日本国内からマレーシアなどに移したことによって同21万円前後に大幅下落しています。
補助金制度の利用で更にお得に購入が可能
パナソニックの太陽光発電に限らずですが、国や各自治体は太陽光発電に対して補助金制度を設けています。
したがって、補助金制度を上手く利用することで、太陽光発電の初期費用を大幅に削減することが可能です。
ただ、国の補助金制度は太陽光発電単体に充てられてはおらず、家庭用蓄電池など他の省エネシステムを導入した場合に得られるものになります。
したがって、太陽光発電の効率を考える上でも、家庭用蓄電池を併用することをおすすめします。
パナソニックの太陽光発電が欲しい!事業から撤退したって本当?
最後に、パナソニックが太陽光発電事業から撤退した噂について解説します。
今後、私たち消費者はパナソニックの太陽光発電を購入することはできないのでしょうか。
パナソニックは太陽光発電の生産を2021年度で終了した
実は、パナソニックは太陽光発電の生産を2021年度末で終了しています。
一時は国内のシェア率ナンバーワンにまで上りつめたパナソニックの太陽光発電。
しかし、中国製太陽光発電が多く進出してきたことによって、価格競争に太刀打ちできなくなったことが影響し、2021年度で太陽光発電の生産を終了したのです。
したがって、今後新しい太陽光発電がパナソニックから発売されることはありません。
日本製品を好む人にとって、なかなか寂しい現実といえるでしょう。
今後も太陽光発電の電子機器や家庭用蓄電池は購入できる
とはいえ、今後も太陽光発電周辺の電子機器や家庭用蓄電池などは生産を続けるということです。
したがって、パナソニック製品で安心を購入することは可能です。
パナソニックの太陽光発電の購入を検討している方は、ぜひ在庫がなくなる前の早め早めの行動をお願いします。
パナソニックの太陽光発電は魅力がたくさん!前向きに検討しよう!
今回の記事では、パナソニックの太陽光発電の特徴や販売価格、生産を終了した事実を紹介しました。
パナソニックの太陽光発電は、国内の大手メーカーということもあって、様々な魅力がありました。
しかし、中国製太陽光発電などの筆頭により価格競争に負けてしまい、太陽光発電事業から撤退してしまった事実があります。
今後、新たな太陽光発電は販売されないので、パナソニックの太陽光発電を購入したい方はぜひ早めの行動をしましょう。
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この記事の監修者
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太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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