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IHクッキングヒーターの良さってなに？種類やデメリットも解説！
IHクッキングヒーターの需要がが伸びていますが、そもそもIHとはどういうシステムなのか、IHクッキングヒーターはなぜ魅力なのかが気になりますよね。今回の記事では、IHの概要やIHクッキングヒーターの種類、メリットとデメリットを解説します。
目次
IHとは一体どういうシステム？IHクッキングヒーターの種類も紹介
特に新築住宅でIHクッキングヒーターの需要が伸びている事実がありますが、IHとは一体どういうシステムのことを指すのでしょうか。今回の章では、IHの概要やIHクッキングヒーターの種類を紹介します。
IHは電磁誘導加熱の意味
IHは「Induction Heating」で「電磁誘導加熱」の意味です。
どういうことかというと、金属製のもの（フライパンなど）の近くで磁石を動かすことで電気が生じる仕組みで、フライパンなどの調理器具を直接発熱させることができます。
IHクッキングヒーターの種類について
続いて、IHクッキングヒーターの種類を紹介します。これからIHクッキングヒーターの購入を考えている方はしっかり確認してください。
ビルトイン型
IHクッキングヒーターで特におすすめなのが、ビルトイン型です。
ビルトイン型というのは、システムキッチンのサイズ感にしっかりハマっているタイプのもので、簡単に取り外しはできません。
特に新築住宅に採用されており、幅60cmと75cmタイプの2種類があります。
ビルトインコンロからの交換も可能なので、ガス併用型からオール電化の家に変更する場合も安心です。
据置型
据置型のIHクッキングヒーターは特に賃貸住宅で採用されており、設置スペースに合わせたIHクッキングヒーターを選ぶ必要があります。
ビルトイン型では3口タイプが多いのに対し、据置型は2口タイプが主流です。また、商品のバリエーションもビルトイン型に比べて乏しいという特徴があります。
ワンルーム用
ワンルーム用のIHクッキングヒーターは、1口タイプもしくは2口タイプになります。その名の通り、ワンルームや1LDKなど、一人暮らし用の賃貸住宅に採用されている場合が多いです。
IHクッキングヒーターとは？メリットとデメリットを一挙に紹介！
IHクッキングヒーターに変えるとどのようなメリットを得られるのか、反対にどのようなデメリットを我慢しなければならないのかを見ていきましょう。
IHクッキングヒーターの主なメリット4選
まずは、IHクッキングヒーターの主なメリットを4つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
メリット①熱効率が非常に良い
IHクッキングヒーターのメリット1つ目は、熱効率が非常に良いことです。
- 前章で紹介した通り、IHは対象物（フライパンなど）を直接発熱させます。
- フライパンなどの金属製のものと直接触れているIH部分しか発熱しないため、熱効率が非常に良いのです。
メリット②コンロの掃除が楽
IHクッキングヒーターのメリット2つ目は、コンロの掃除が楽なことです。
- IHクッキングヒーターは、コンロがフラットな作りになっています。
- したがって、ガスコンロのように掃除が面倒ではなく、サッとひと拭きで掃除が終わるメリットがあります。
- キッチンコンロは普段から使う場所ですから、掃除が楽なのは嬉しいメリットといえるでしょう。
メリット③火災のリスクを最小限にできる
IHクッキングヒーターのメリット3つ目は、火災のリスクを最小限にできることです。
- IHクッキングヒーターは火ではなく熱で加熱します。
- 炎が出るわけではないので、火災のリスクを最小限にできるというわけです。
- しかし、火災のリスクをゼロにできるわけではないので、調理の際はガスコンロ同様の注意が必要になります。
メリット④キッチンが暑くなりにくい
IHクッキングヒーターのメリット4つ目は、キッチンが暑くなりにくいことです。
- ガスコンロは火を使って調理器具を温めるため、どうしてもキッチンが暑くなりがち。
- 特に夏場は、多くの人が「キッチンに立つのが嫌だ」と感じているのではないでしょうか。
- しかし、IHクッキングヒーターはフライパンや鍋のみを温めるシステムなので、周辺温度に変化は現れません。
- 夏場でも快適な自炊ができるでしょう。
IHクッキングヒーターの主なデメリット4選
IHクッキングヒーターに変更するにあたって、どういう部分を妥協しなければならないのでしょうか。下記では、IHの主なデメリットを4つ紹介します。
デメリット①IH対応の調理器具を新調する必要がある
IHクッキングヒーターのデメリット1つ目は、IH対応の調理器具を新調する必要があることです。
- 前章で紹介した通り、IHは金属製のものを温めるシステムです。
- したがって、非金属製の調理器具をIHクッキングヒーターで温めることはできません。
- 必ずIH対応型の調理器具を新調するようにしてください。
デメリット②調理器具の交換頻度が高い
IHクッキングヒーターのデメリット2つ目は、調理器具の交換頻度が高いことです。
- IHクッキングヒーターは、ヒーターに直接触れている部分にのみ発熱します。
- ガスコンロであれば、鍋の経年劣化により鍋底が変形していたとしても、炎の力で鍋を温めることが可能ですが、IHクッキングヒーターは鍋底が変形してしまうと使い物になりません。
- つまり、調理器具の交換頻度はガスコンロ時代よりも上がってしまうことでしょう。
デメリット③停電時に調理ができなくなる
IHクッキングヒーターのデメリット3つ目は、停電時に調理ができなくなることです。
- IHクッキングヒーターは基本的にオール電化家庭で採用されているシステムになります。
- したがって、停電時にIHクッキングヒーターが使えなくなる可能性が非常に高いです。
- 停電時に調理ができなくなるデメリットを踏まえ、持ち運び式のガスコンロやガスボンベを常備しておくと安心できるでしょう。
デメリット③慣れるまでに時間がかかる
IHクッキングヒーターのデメリット4つ目は、慣れるまでに時間がかかることです。
今まではガスコンロが主体で、IHクッキングヒーターはここ最近登場してきた新しいシステムになります。したがって、多くの人はガスコンロに慣れていて、新しいIHクッキングヒーターには慣れていません。
新しいシステムを使いこなせるようになるには時間が必要ですが、これはIHクッキングヒーターも同じです。ただ、慣れてしまえばIHクッキングヒーターも使い勝手が良いと思えるので、最初の数か月の辛抱といえるでしょう。
IHとはガスではなく電気を使って調理をする仕組み。メリット・デメリットをよく考えて検討を！
今回の記事では、IHの魅力を紹介しました。
IHクッキングヒーターにはメリットとデメリットが同じようにあることが分かりましたが、それはガスコンロも同じです。IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べて火災のリスクが大きく軽減できるため、特に小さなお子さまや高齢者と同居の家庭におすすめになります。
ぜひ、IHクッキングヒーターの購入を前向きに検討してみてくださいね！
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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