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【忖度なし】V2Hのデメリットは？やめた方がいいって本当！？
蓄電池や太陽光発電システムの需要と比例して、人気が出てきているV2H。
V2Hは、EVを充電することができ、EV内の電気を非常用電源として利用することができます。
しかし、V2Hは初期費用が必要になる上、EVを使用しなくなってしまったら、役に立ちません。
V2Hを導入する際には「EVに乗り続けるか？」、「初期費用を支払って導入する価値があるか」を再確認しておくことが大切です。
目次
V2Hがやめた方がいいって言われてしまう理由は？
V2Hの導入をやめた方がいいと言われてしまう理由は、主に以下の通りです。
- EVがなければ意味がない
- 設置にスペースが必要
- 初期費用が高額
- 対応していない車種がある
- 寿命がきたら買い替えなければならない
それぞれ解説します。
理由① EVがなければ意味がない
V2Hは、電気自動車（EV）から家庭へ電力を供給するシステムです。
V2Hを活用するためにはEVを所有している必要があります。
V2Hの導入時には、EVを導入する人がほとんどでしょう。
しかし、V2Hを使用している間「EVを使い続けられるか？」・車を買い換える時に「V2H対応の車種に限られてしまって問題ないか」を確認しておきましょう。
理由② スペースが必要
V2Hシステムを導入するには、車両と家庭の間に電力を送受するための充電器やインバーターなどの設備が必要です。
住宅の敷地や屋内のスペースに余裕がない場合には、導入が難しいケースがあります。
スペースがあっても、V2Hの機器を導入することで、車庫などが狭くなってしまう場合には注意が必要です。
理由③ 初期費用が高額
V2Hシステムの導入には30万円から50万円の初期費用がかかります。
初期費用が高額であるため、経済的にメリットが大きくない場合には、V2Hの導入はやめた方が良いでしょう。
理由④ 対応する車種が限られてしまう
現時点では、すべての電気自動車がV2Hに対応しているわけではありません。
一部の特定の車種のみがV2H機能を搭載しており、他の車種では利用することができない点には注意が必要です。
自身が所有しているEVがV2Hに対応していない場合や、将来的に車を買い替える際にV2Hに対応した車種を選ぶことが難しい場合には、V2Hの導入をやめておいた方が無難です。
理由⑤ 寿命がきたら買い換えが必要
どんな機器もそうですが、V2Hも寿命がきたら買い替えが必要になります。
V2Hの導入には、30万円〜50万円程度の導入費用が必要になるので、買い替え時には撤去費用を合わせて40万円〜60万円以上の費用が必要になるでしょう。
V2Hの導入のメリットが大きくない場合や、これからもV2H対応のEVに乗るかどうかわからない場合には、V2Hの導入をやめておいた方が無難です。
【後悔しないために】V2Hの導入がおすすめの家庭は？
V2Hの導入で後悔しないためには「V2Hを導入してどんなメリットがあるのか」を事前に考えておく必要があります。
V2H導入がおすすめな家庭は、以下の通りです。
- 太陽光発電を使用している
- 停電対策に力を入れたい
- 燃料費を抑えたい
それぞれ解説します。
家庭① 太陽光発電を使用する家庭
V2Hの導入は、太陽光発電を使用する家庭におすすめです。
太陽光発電によって家庭で電力を作る場合、余剰の電力をV2Hシステムを通じてEVに蓄えることができます。
さらに、停電時などEV内の電気を必要な時に家庭内で使用することができます。
太陽光発電システムとV2Hを組み合わせることで、自家消費率を高めることができ、電力料金の削減にもつながります。
家庭② 停電対策をしたい家庭
停電時にはV2Hシステムを活用することで、EVの蓄電池から家庭への電力供給が可能です。
これにより、停電時でも一部の電気機器や照明を使用することができます。
災害時や自然災害の多い地域にお住まいの方や、停電対策を重視する家庭にとって、V2Hの導入は有用な選択肢となるでしょう。
家庭③ 燃料費を抑えたい家庭
V2Hを導入することで、EVの蓄電池を利用して家庭の電力を賄うことができます。
V2HとEVを併用することで、蓄電池導入と同じ効果を期待することができ、結果的に電気代を抑えることができます。
さらに、EVを自宅で充電することができるようになるので、ガソリン代や電気代などもかなり安くなることが予想されます。
電力の自給自足によって家計の負担を軽減したい家庭や、節約意識の高い家庭にとって、V2Hは経済的なメリットがあると言えます。
【本当にやめた方がいい？】V2Hを導入するメリットは？
「V2Hはやめた方がいい」と言われてしまうこともありますが、メリットが多い住宅設備であることも事実です。
特に、EVの燃料費が安くなる点には、大きなメリットがあると言えます。
メリット① 停電時にEV内の電気を使用できる
V2Hの導入により、停電時にEV内に蓄えられた電気を家庭で使用することができます。
通常の家庭では、停電時には電力供給が途絶えますが、V2Hを活用することで一部の電気機器や照明を稼働させることが可能です。
停電時でも家庭の機能を一部維持することができるため、快適さや安全性の向上につながるでしょう。
メリット② EVの燃料費が激安になる
V2Hと太陽光発電システムを併用することにより、EVが走行するための電気を自宅で発電することができます。
自宅でEVの充電できる電気を買う場合には、月々数千円の費用が必要です。
対して、自宅に太陽光発電とV2H、EVを導入していれば、無料でEVを充電することが可能になります。
メリット③ 太陽光発電×蓄電池で夜間に充電可能
V2HとEVの他に、太陽光発電システムと蓄電池を導入することで、自宅で発電した電気で夜間にEVの充電ができるようになります。
特に、通勤にEVを使用したい場合などには、夜間にEVが充電できる点は大きなメリットとなるでしょう。
V2Hはやめた方がいいわけじゃない！家庭によってはメリットも
V2Hは必ずしも「やめた方がいい」わけではありません。
V2Hの導入で、電気代がお得になったり、災害時の安心を得られる家庭は多くあります。
ただし、V2Hは高価な住宅設備なので、導入時には後悔しないようにチェックしておいた方がいいことがあります。
チェック① 信頼できる業者に頼む
V2Hの導入を検討する際には、信頼できる業者に相談しましょう。
適切な設置やシステムの運用には専門知識と経験が必要です。
信頼できる業者は、適切なアドバイスや専門的なサポートを提供してくれるため、トラブルや後悔を避けることができます。
チェック② V2Hに対応した車種を購入するのか？
V2Hを利用するためには、V2Hに対応した車種が必要です。
現在、一部の電気自動車（EV）やプラグインハイブリッド車（PHV）がV2Hに対応していますが、すべての車種が対応しているわけではありません。
V2Hを導入する前に、所有または購入を検討している車両がV2Hに対応しているか確認しましょう。
チェック③ V2H設置に適した場所があるか？
V2Hシステムの設置には、EVの充電や蓄電池の接続を行うための適切な場所が必要です。設置場所は、家の構造や電気設備などを考慮して行う必要があります。
また、将来的な拡張や改修の可能性も考慮に入れると良いでしょう。
事前に専門家と相談し、適切な設置場所を確保しておくことがおすすめです。
V2Hは「やめた方がいい」って声だけで諦めるのはもったいない！
今回は、なぜV2Hはやめた方がいいと言われてしまうのかを解説しました。
V2Hは、用途が限られる住宅設備なので、しっかり事前準備をしなければ、導入に後悔してしまう可能性があります。
V2Hを導入する際には、今回紹介したチェック事項を事前に確認し、慎重にV2H購入を決定することで、後悔を未然に防ぐことができるでしょう。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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