カナディアンソーラーの魅力は?会社概要やデメリットも徹底解説!
カナディアンソーラーが販売している太陽光パネルの需要が高まっていますが、海外製品ということもあり「本当に大丈夫なの?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、カナディアンソーラーの会社概要や日本法人について紹介すると共に、カナディアンソーラーの太陽光パネルの魅力、主なデメリットを紹介します。
目次
カナディアンソーラーとは?会社概要や日本法人についても!
カナディアンソーラーが販売している太陽光パネルの魅力を紹介する前に、カナディアンソーラーという会社はどういう会社なのかを見ていきましょう。
カナディアンソーラーの会社概要
カナディアンソーラーはカナダに本社がある太陽光発電メーカーで、世界的なシェア率が高いメーカーとして知られています。
2023年3月現在、カナディアンソーラーの太陽光発電システムは世界160の国々で使われており、その需要の高さをうかがい知ることができるでしょう。
ちなみに、子会社は6大陸23ヵ国に、太陽光パネルの製造施設はアジアと南北アメリカに20施設あるのだとか。
とても景気の良い会社であることがわかりますよね。
カナディアンソーラーの日本法人について
カナディアンソーラーは、2009年12月から日本での太陽光パネルの販売を開始しました。
2009年といえば、日本でFIT制度が始まった年。
したがって、多くの需要が見込まれたのは言うまでもありません。
2009年6月にカナディアンソーラーの日本法人が立ち上がって以降、以下のように各地点に営業所を構え、日本の顧客に手厚いサービスをしています。
- 東京本社:東京都新宿区新宿
- 大阪営業所:大阪府大阪市中央区高麗橋
- 仙台営業所:宮城県仙台市青葉区中央
- 福岡営業所:福岡県福岡市博多区祇園町
2020年には、カナディアンソーラーの太陽光パネルが累計140,000棟の住宅に設置されたといいます。
需要が高まっているといわれる理由がわかりますね。
カナディアンソーラーはなぜ話題になっているの?主な魅力4選!
カナディアンソーラーの需要が高まっていますが、なぜ話題になっているのでしょうか。
具体的な魅力を4つ紹介します。
魅力①発電効率が高い
カナディアンソーラーの魅力は、発電効率が高いことです。
発電効率が高いということは、より多くの発電を期待できるだけではなく、より多くの発電した電力を家庭で使用できるということ。
太陽光パネルを設置する上で発電効率の良いものを検討するのは当然のことなので、発電効率が高いカナディアンソーラーの太陽光パネルが売れている理由がわかりますね。
魅力②平均よりも初期費用が安く済む
平均よりも初期費用が安く済むことも、カナディアンソーラーの魅力の1つです。
2023年の太陽光パネルの初期費用の平均値を見ると、1kWあたり255,000円前後になっています。
しかし、カナディアンソーラーの同価格は1kWあたり220,000円前後。
初期費用が安く済む期待が持てますよね。
太陽光パネルの初期費用はただでさえ高額ですから、少しでも初期費用を安くできるカナディアンソーラーが売れているのも納得です。
魅力③寒冷地や豪雪地域でも安心できる作りを実現している
カナディアンソーラーの魅力は、寒冷地に強い設計で安心できることです。
カナディアンソーラーは、カナダで誕生した太陽光発電メーカーです。
カナダといえば、かなりの極寒で知られている地ですから「カナダで販売されている太陽光パネル=寒冷地に強い設計」という構図になります。
しかも、豪雪地域でも発電できるように設計してあるという魅力も。
なんと、2.5m以上の積雪にも耐え得る作りなのだとか。
さすがカナダ発の太陽光パネルメーカーと言えますよね。
毎年雪が降り積もる地域でも、カナディアンソーラーの太陽光パネルは安心できることでしょう。
また、強風にも強い設計を実現しています。
なんでも、真っすぐ歩けないような毎秒60m以上の強風でも、太陽光パネルが飛ばされたりする心配はないということです。
魅力④アフターフォローがしっかりしている
カナディアンソーラーは海外企業にも関わらず、アフターフォローがしっかりしているという魅力もあります。
具体的には、以下のような保証を持っているので安心です。
保証内容 | 保証期間 |
太陽電池モジュール出力保証 | 25年 |
太陽電池モジュール製品保証 | 25年 |
製品保証 | 15年 |
自然災害補償 | 10年(有償) |
常に屋外に設置されている太陽光パネルは、自然災害が原因となる故障のリスクは付き物。
したがって、有償にはなるものの、自然災害補償を付けられるのは嬉しい魅力だといえるでしょう。
自然災害補償の対象は、以下の通りです。
- 落雷
- 雹災
- 風災
- 雪災
- 水災
- 火災・爆発・破裂
昨今、地球温暖化の影響で自然災害の規模も大きくなっていますから、しっかり自然災害補償を付けておくと安心できるでしょう。
カナディアンソーラーにマイナス要素はある?主なデメリット3選!
最後に、カナディアンソーラーに存在している主なデメリットを3つ紹介します。
メリットとデメリットを天秤にかけ、購入の有無を検討できると良いですね。
デメリット①複雑すぎる屋根には設置できない可能性がある
カナディアンソーラーのデメリットは、複雑すぎる屋根には設置できない可能性があることです。
というのも、カナディアンソーラーは長方形の太陽光パネルしか製造・販売していないのです。
つまり、台形の太陽光パネルが必要な家庭、ハーフサイズの太陽光パネルが必要な家庭では、カナディアンソーラーの太陽光パネルを設置できない可能性が高いといえます。
まずは図面などを見て、住宅の屋根の形を確認できると良いですね。
デメリット②すべての施工店が扱っているわけではない
すべての施工店が取り扱っているわけではないことも、カナディアンソーラーのデメリットです。
これは「カナディアンソーラーだけが」というわけではないですが、カナディアンソーラーのように海外メーカーの太陽光パネルを取り扱っていない施工店は意外と多いといわれています。
しかし、カナディアンソーラーは海外メーカーの中でも魅力的な特徴が多いですし、昨今、需要が高まっているメーカーです。
したがって、多くの施工店で取り扱いを増やしているという情報も。
カナディアンソーラーの太陽光パネルが欲しいと思ったら、お近くの販売店に取り扱いがあるかの確認ができると良いでしょう。
デメリット③将来的に日本から撤退する可能性が少なくない
カナディアンソーラーのデメリットとして、将来的に日本から撤退する可能性が少なくないということも挙げられます。
ただ、これは日本企業にもいえる話。太陽光パネルは昨今普及の一途を遂げているため競合他社が増えて、競争に勝てない企業は業界から軒並み撤退しています。
太陽光発電システムの寿命は30年以上といわれていますから、将来性のある企業の太陽光パネルを購入したいと願うのは当然ですよね。
カナディアンソーラーの将来性をしっかり確認できると安心できるでしょう。
カナディアンソーラーは魅力的!購入を積極的に検討しよう!
今回の記事では、カナディアンソーラーの魅力やデメリットを紹介しました。
海外製の太陽光パネルではありますが、多くの人が連想する「海外製=マイナス」というイメージを覆すようなメリットが多くあることがわかりました。
太陽光パネルの初期費用を少しでも軽減させたいと願う方は、ぜひカナディアンソーラーの太陽光パネルの購入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者
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