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蓄電池の訪問販売で無料って本当？騙されないための注意点も解説！
蓄電池の訪問販売が増えていますが、そこで「蓄電池を無料で設置できる」といううたい文句を伝える営業マンも多くいます。
ともなれば「高額な蓄電池を無料で設置できるって本当？！」と、期待に胸を膨らませてしまう方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、蓄電池を無料で設置できるというのは本当なのか、蓄電池のレンタルの主な特徴、訪問販売に来る悪徳業者に騙されないための方法を紹介します。
目次
蓄電池の訪問販売が来た！蓄電池を無料で設置可能って本当？
蓄電池の訪問販売で「蓄電池を無料で設置できます」と言われたことがある方もいるのではないでしょうか。
蓄電池は、初期費用が150万円前後もかかる高額商品なので、本当に無料で設置できたら嬉しいですよね。
では、蓄電池は本当に無料で設置ができるのでしょうか。
蓄電池は無料で設置はできない
結論からお伝えすると、蓄電池を無料で設置することはできません。
蓄電池の訪問販売の営業マンが「蓄電池を無料で設置できます」と言ってきた場合、無料の範囲は工事費である可能性が高いです。
したがって、無料の範囲をしっかり営業マンに聞き、納得ができる場合にのみ契約を交わせると良いでしょう。
実は、蓄電池の訪問販売は悪徳業者が多いといわれています。
悪徳業者は、消費者に「蓄電池を無料で設置できる」と伝えて契約を結び、実際は口約束だったということも。
最初にお伝えした通り、蓄電池を無料で設置することはできません。
だからこそ、一見お得に感じる情報に惑わされず、納得した上で契約することをおすすめします。
蓄電池は購入orレンタルで！
蓄電池を家庭に導入したい場合、購入もしくはレンタルするしか方法がありません。
購入であれば、150万円前後の初期費用がかかってしまうものの、自宅の所有物ということで使い方に制限はなく、蓄電池を導入したメリットを大きく実感することができるでしょう。
レンタルの場合、高額な初期費用を負担することなく、家庭で蓄電池を使用できるメリットを実感できます。
蓄電池をレンタルする場合の具体的なメリットやデメリットは次章で解説するので、参考にしてください。
蓄電池の訪問販売で無料は嘘！蓄電池のレンタルの主な特徴は？
蓄電池の訪問販売で「蓄電池の設置が無料でできます」といううたい文句を発する営業マンもいるかもしれませんが、2023年現在、蓄電池を無料で設置することはできません。
ただ、蓄電池のレンタルサービスでは、初期費用無料で蓄電池を自宅に設置することは可能です。
そこで今回は、蓄電池をレンタルする場合の主なメリットを3つ、デメリットを2つ紹介します。
蓄電池をレンタルした場合、どういったメリットを実感でき、どういったデメリットを痛感してしまうのでしょうか。
具体的に解説します。
特徴①初期費用が不要
蓄電池をレンタルする最大のメリットは、150万円ほどする蓄電池の初期費用が不要ということです。
蓄電池を所有することで、電気代の削減や停電対策などに役立ちますが、初期費用の高さが最大のネックと捉えている家庭も多いでしょう。
しかし、蓄電池のレンタルサービスであれば、高額な初期費用を投じずとも蓄電池を家庭で使うことができます。
特徴②メンテナンス費用が不要
メンテナンス費用が不要な点も、蓄電池をレンタルするメリットです。
蓄電池は寿命が15年前後と、中長期的に使っていくことのできる電化製品になります。
しかし、他の電化製品同様、経年劣化で色々と不備が出てしまうもの。
この時、自家所有している蓄電池だと、メンテナンス費用は全額自腹です。
しかし、蓄電池のレンタルサービスでは、月々のレンタル料にメンテナンス費用も含まれているため、メンテナンス料を別途支払う必要はありません。
どのようなアクシデントが発生しても別途料金を支払う必要がないというのは、家計にとって大助かりではないでしょうか。
特徴③固定資産税の支払い義務がない
蓄電池をレンタルするメリットは、固定資産税の支払い義務がないことです。
しかも、蓄電池のレンタル代は経費として計上できるというメリットも。
蓄電池を購入した場合は固定資産税の支払い義務が生じてしまうので、税金面で大きなメリットを実感できることでしょう。
特徴④契約満了後の引き取りができない可能性も
契約満了後の引き取りができない可能性があることは、蓄電池をレンタルするデメリットです。
契約満了後の蓄電池の所有権については、契約している企業によって異なります。
ただ、現時点では、契約満了後の蓄電池の所有権が消費者側に渡るケースは稀です。
つまり、消費者はレンタルという様々な縛りがある中で蓄電池を使っていくことしかできず、損をしてしまう可能性が高いでしょう。
特徴⑤蓄電池の種類を選べない
蓄電池をレンタルするデメリットは、レンタルしたい蓄電池の種類を選べないことです。
2023年現在、各メーカーが魅力的な特徴を持つ蓄電池を販売しています。
蓄電池を購入する選択をすれば、市場に出回っている多くの魅力的な蓄電池の中から家庭に合う蓄電池を探すことができるでしょう。
しかし、蓄電池のレンタルを選択してしまうと、レンタル会社が提供している蓄電池の中から家庭に導入する蓄電池を決めなくてはなりません。
したがって、家庭にとって最適な蓄電池を使える可能性が低くなるというデメリットがあります。
特徴⑥途中解約をすると違約金を支払う必要がある
途中解約をすると違約金を支払う必要があるのも、蓄電池をレンタルするデメリットです。
蓄電池のレンタルは、基本的に10年間と長期的になります。
その10年という期間の中で蓄電池のレンタルを解約したいと思った場合、残っているレンタル代や蓄電池の撤去費用などを請求される可能性が。
仮に転勤などでやむを得ず引っ越すという場合も、契約の途中解約に代わりはないので、違約金を支払わなくてはならないかもしれません。
このあたりは、契約までにしっかり内容を確認しておくと安心できるでしょう。
蓄電池の訪問販売で無料は嘘！騙されないための注意点は？
蓄電池の訪問販売で頻繁に伝えられる「蓄電池を無料で設置できます！」といううたい文句。
最後に、そのうたい文句に騙されないための注意点を2つ紹介します。
口が達者な営業マンの圧力に打ち勝つため、しっかりと騙されないためのポイントを抑えておきましょう。
注意点①無料の範囲をしっかり聞く
蓄電池の訪問販売が伝えてくる「蓄電池を無料で設置できる」といううたい文句に騙されないため、無料の範囲をしっかり聞くことが大切です。
お伝えしている通り、2023年現在、蓄電池を無料で設置することはできません。
したがって、営業マンが「蓄電池を無料で設置できる」と口にしたら、言葉をそのまま鵜呑みにはせず、以下のような疑問を持って、営業マンに問うことが大切です。
- 蓄電池を所有する上で何が無料になるのか
- 初期費用が無料なのであればレンタルになるのか
蓄電池は高額商品ですから、騙されてしまわぬよう、抱いた疑問をしっかり解決してから契約を結ぶようにしましょう。
注意点②悪徳業者だと思う場合はすぐに帰ってもらう
悪徳業者だと思う場合はすぐに帰ってもらうのも、蓄電池の訪問販売で騙されないための注意点です。
蓄電池の訪問販売は、とにかく1件でも多くの契約を取ることを最重要課題としているので、消費者の気持ちに寄り添った営業はしてくれません。
訪問販売の悪徳業者の主な特徴は、以下の通りです。
- 今日中の契約を迫ってくる
- 蓄電池で絶対に元が取れると言い張る
- 強引な値引きをしてお得感を演出する
- 蓄電池を無料で設置できると言い張る
何度もお話ししている通り、蓄電池は150万円ほどする高額商品。
だからこそ、訪問販売の営業マンの口車に乗せられて蓄電池の購入を即決しないように注意しましょう。
また、蓄電池を所有しているからといって、確実に元が取れるかといったら嘘になります。
元を取れるか否かは使い方次第なので、営業マンが「蓄電池を所有しないなんて絶対に損」などと言ってきた場合は、悪徳業者だと思うようにしましょう。
訪問販売の営業マンを上手く帰せそうにない人は、最初から居留守を使うなど、悪徳業者に引っかからない対策を講じておくと安心です。
蓄電池の訪問販売で無料は嘘！騙されないために知識を付けておこう！
今回の記事では、蓄電池を無料で設置はできないこと、初期費用を無料にしたいのであればレンタルしか方法がないこと、蓄電池の訪問販売に騙されないための注意点を紹介しました。
お伝えしている通り、2023年現在、蓄電池を完全に無料で設置はできないので、その点はしっかり頭に入れておきましょう。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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