蓄電池は業者選びが重要?蓄電池のメリットや悪徳業者の条件も!
蓄電池の需要が高まっていますが、併用がおすすめされている太陽光発電の需要が高まっているので当然です。
では、蓄電池を導入する際に注意したい業者選びの基準は何があるのでしょうか。
今回の記事では、蓄電池を家庭に導入するメリット、業者選びの基準、悪徳業者と判断できる条件について解説します。
目次
蓄電池は業者選びが重要!蓄電池を導入するメリットは何がある?
まずは、蓄電池を家庭に導入する主なメリットを3つ紹介します。
メリット①停電対策ができる
蓄電池を導入すると、停電対策ができるメリットを実感できます。
あくまでも蓄電残量が残っている場合のみ適用されるものですが、短時間の停電を免れることができるのは嬉しいメリットといえるでしょう。
メリット②電気代を節約できる
電気代を節約できるのも、蓄電池を導入する場合のメリットです。
蓄電池を導入後は、電力会社との電力契約を「夜間:割安電力」「日中:割高電力」という電力プランに変更することが推奨されています。
つまり、今までと同じ電力使用量だったとしても、最終的に請求される電気代が安くなる期待が持てるのです。
昨今は電気代の高騰が問題視されていますから、蓄電池を導入することで、とても大きな恩恵を実感できるでしょう。
メリット③太陽光発電と連携できる
蓄電池を導入するメリットは、太陽光発電と連携できることです。
蓄電池のデメリットとして、蓄電残量が底を尽きてしまうと使い物にならないということが挙げられます。
しかし、太陽光発電と連携すれば日中の蓄電が可能になるので、より強固な停電対策が可能です。
さらに、日中の割高電力の買電量が減るので、電気代のさらなる削減も望めるでしょう。
蓄電池は業者選びが重要といわれる理由は?業者の選び方6選!
蓄電池の魅力が分かったところで、続いては蓄電池を購入する際の業者の選び方について見ていきましょう。
蓄電池の平均寿命は15年とされているので、業者選びには細心の注意を払って、将来的にも安心できる業者と契約を結べると良いですね。
選び方①きちんとした実績があるか
蓄電池は、きちんとした実績がある業者を選ぶことが重要です。
お伝えしている通り、蓄電池の平均寿命は15年です。
これは、冷蔵庫やテレビなど、一般的な家庭に必ずある電化製品と同じ平均寿命になります。
しかし、蓄電池の初期費用は、冷蔵庫などの3〜5倍ほども必要です。
つまり、より一層、業者選びに気を付けなければならないというわけです。
業者選びのポイントとしては、過去の実績例・口コミ評判などをしっかり見ておきましょう。
全ての人が満足いく施工をできる業者はないので、マイナスな意見があるのは仕方ないことです。
ただ、マイナスな意見の中でも許容できるものとできないものの判別はしっかり行い、それなりに納得できる業者と契約を結ぶようにしましょう。
選び方②保証制度が充実しているか
保証制度が充実していることも、蓄電池の業者選びのポイントです。
蓄電池は長期的に使っていくもので、メンテナンスなどを怠ると火災の発生リスクがある危険なものになります。
したがって、保証制度をしっかり見極めるのも大変重要です。
初期費用だけにとらわれず、長期的に見て金銭面的な負担を抑えられる業者と契約を結びましょう。
選び方③土日祝日のサポート体制があるか
蓄電池の業者選びのポイントとして、土日祝日のサポート体制が充実していることも挙げられます。
蓄電池は電化製品なので、万が一の時に有識者の意見を聞きたくなるものです。
しかし、蓄電池が故障するタイミングは読めません。
したがって、会社が休みになりがちな土日祝日のサポート体制についてしっかり調べておけると安心です。
選び方④正しい見積もりを提示してくれるか
蓄電池の業者選びのポイントとして、正しい見積もりを提示してくれるかも挙げられます。
蓄電池は最近日の目を見るようになったものなので、消費者側の知識がまだまだ未熟です。
だからこそ、高額見積もりを提示して、鵜呑みにしてくれる消費者に蓄電池を購入させる業者もあるのだとか。
したがって、消費者側は悪徳業者に引っかからないよう、見積もり額が適正かを判断できるような知識を入れておくことが重要といえるでしょう。
選び方⑤営業マンに誠意があるか
営業マンに誠意があるかについても、蓄電池の業者選びで忘れてはならないポイントです。
消費者が疑問に思っていることに対して適切な回答をくれる、親身になって相談に乗ってくれるなど、営業マンの誠意を判断しましょう。
無理に購入させようとしてこない、というポイントも重要です。
選び方⑥公式ホームページが充実しているか
蓄電池の業者選びで重要なことは、公式ホームページが充実していることです。
蓄電池の需要が高まっていることで、蓄電池を販売している業者が非常に多くなっています。
したがって、どのような業者が良いのかをネットに頼る消費者も多いでしょう。
公式ホームページは、いわば企業の顔。
だからこそ、公式ホームページが充実していない業者は、施工も適当に済ませてしまう可能性が非常に高いです。
細部にまでしっかりこだわった自社ホームページを作っている業者であれば、工事内容も納得のいくものを仕上げてくれる可能性が高いといえるでしょう。
蓄電池の業者選びは重要!悪徳業者と判断できる条件は?
最後に、蓄電池の業者選びで気を付けたい、悪徳業者について紹介します。
悪徳業者と判断できる条件には何があるのでしょうか。
条件①訪問販売
蓄電池の悪徳業者と判断できる条件として、訪問販売が挙げられます。
訪問販売に悪徳業者が多い理由は、営業マンが自ら消費者宅に足を運ぶので消費者が営業を断りにくく、営業マンに帰ってほしいがために契約書にサインをしてしまう確率が高いからです。
そのため、営業マンは行きあたりばったりでインターホンを鳴らし、引っかかってくれるカモを探しているのです。
ちなみに、大手と呼ばれる業者の多くは、業者側から営業をかけずとも消費者が自ら足を運んで話しを聞きに来るため、訪問販売は行いません。
だからこそ、訪問販売に訪れる業者は悪徳業者だと判断し、インターホンに出ないなどの対策を取るようにしましょう。
万が一のために、クーリングオフ制度について見直しておくと安心できるかもしれません。
条件②メリットばかりを押し付けてくる
メリットばかりを押し付けてくるのも、蓄電池の悪徳業者と判断できる条件です。
蓄電池を導入すると、停電対策になったり電気代を削減できたりします。しかし、これらはあくまで一般論で、蓄電池を導入した全ての家庭が恩恵を受けられるわけではありません。
たとえば、太陽光発電を導入していない家庭では、夜間の停電は避けられないですし、電気代の削減も微々たるものになる可能性があります。
太陽光発電を導入している家庭であっても、元々の電気代が少ない家庭の場合は蓄電池の導入で浮くお金が微々たるものになる可能性も。
蓄電池を導入した場合のメリットは確かにありますが、実感できるメリットは家庭によって異なります。
このあたりの説明がなく、とにかく「蓄電池を導入すれば必ずメリットを実感できる」と営業をかけてくるのは、悪徳業者といえるでしょう。
条件③名刺やパンフレットを持ち帰る
蓄電池の悪徳業者と判断できる条件として、名刺やパンフレットを持ち帰ることも挙げられます。
一般的な営業マンは、名刺やパンフレットを消費者宅に置いて帰ります。
消費者側の意見が良い方向に変わった時、すぐに連絡してもらえるようにと考えての対策です。
しかし、蓄電池の悪徳業者はそもそもの営業内容が法に触れるか触れないかの微妙なラインなため、物的証拠を残さないために名刺やパンフレットを持ち帰ってしまいます。
蓄電池は業者選びが重要!悪徳業者対策として知識を付けよう!
今回の記事では、蓄電池の業者選びについて解説しました。
蓄電池を導入するとメリットを実感できますが、あくまでも一般論なため、メリットを実感しにくい家庭もあることを頭に入れておきましょう。
悪徳業者に引っかからないため、消費者側も蓄電池に対する知識を付けておくと安心です。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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