防災対策には家庭用蓄電池が必須!?本当に必要な防災グッズとは
地震や台風などの災害時に役立つ防災対策。 災害に備えておくことで、いざというときに落ち着いて行動ができます。 しかし、本当に必要なものが分からず、防災対策ができずにいる方も多いのではないでしょうか。
特に、停電時に必要なグッズは数が多く、何を用意したらよいか迷ってしまいますよね。 実は、家庭用蓄電池を設置しておくことで、停電になっても懐中電灯やローソクを使わずに過ごすことができるのです!
そこで今回は、防災対策としてやるべきことや本当に必要な防災グッズを紹介します。 正しい防災対策を行って災害に備えましょう。
目次
必要なものを知って正しい防災対策をしよう
記録的な台風や大雨が増える近年、国民の防災対策意識は年々高まっています。 2020年に行われた「防災に対する意識調査」では、「今後の災害や被害拡大を懸念する」と答えたのは全国民の86.0%、60代以上の女性では94.0%と、非常に高い割合を占めました。
【アンケート結果1】※
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一方で、「防災対策をしている」と答えた人は、全体の4割と半分に満たない結果となっており、対策には至っていないことが分かります。
【アンケート結果2】※
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さらに、防災対策をしていない理由の大半は、「具体的にどのような対策をすればよいかわからないから」という回答であることから、正しい防災対策のやり方を知ることが大切といえます。
【アンケート結果3】※
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今後も災害が起きる可能性は十分にあるため、今のうちから正しい防災対策を行って災害に備えましょう。
(※参考:防災に関する意識調査より)
防災対策としてやるべきこと
防災対策として、最低限やるべきことを解説します。 メモと紙を用意して、必要事項を記入しておきましょう。
家族との連絡方法や連絡先の確認
災害時に備えて家族との連絡方法や連絡先を確認しておくことが大切です。 違う場所で災害が起きた場合、安否やけがの確認を速やかに行う必要があります。 家族の連絡先を携帯電話や紙にメモしておくことで、落ち着いてコンタクトを取ることができます。
連絡先をメモするときは、携帯電話だけでなく、紙に書いて保存するようにしましょう。携 帯電話だけに保存していると、停電時に連絡が取れない可能性があります。
また、回線が混みあっていたり電話が手元になかったりしたときは、スムーズに連絡が取れないかもしれません。 そのため、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言版を活用するなど、連絡方法を事前に決めておくことも重要です。
避難場所や避難経路を確認
災害時にスムーズに避難するために、避難場所や避難経路を確認しておくようにしましょう。 災害が起きたときは、焦らず速やかに行動することが大切です。
事前に避難場所や移動方法が分かっていると、災害が起きたときに落ち着いて行動することができます。
避難場所は、お住まいの自治体のホームページや国土交通省のサイトから知ることができます。 防災マップやハザードマップを見て事前に避難場所を確認するのがおすすめです。
また、地震や水害など災害の種類によって避難場所が変わることがあるため、正確に把握しておきましょう。
非常用持ち出しバッグを準備する
長期の避難を想定して非常用持ち出しバッグを準備するとよいでしょう。 避難所に無事到着しても、食べ物や布団がすぐに用意されることは少ないです。 また、家で過ごしている場合でも、コンビニやスーパーがやっていない場合があります。
避難生活が続くことを考えて、非常食や電気用品などを揃えておきましょう。バッグやリュックに入れておくと、避難時にすぐに持ち出すことができます。
おすすめの防災対策グッズ
災害時におすすめの防災対策グッズを紹介します。 停電時にも使えるものがあるので、事前にしっかり準備しておきましょう。
非常食
災害時でも栄養を補給できるように非常食を用意するのがおすすめです。 長持ちする非常食は、火や電気を使わずに食べられるので長期の避難生活に役立ちます。
非常食を購入するときは、パンや菓子類、カロリーメイトなど高カロリーな食べ物を選びましょう。 また、レトルトカレーやパックご飯も一緒に用意しておくと、ライフラインが復活した後に必要な栄養を補給することができます。
非常用飲料水
ライフラインが断たれた場合を想定して、非常用飲料水を用意しておきましょう。 人間は、3~5日水分を摂らないと死に至るといわれています。 災害時は、水道が止まり水がなくなることがあるので、事前に長期保存が可能な飲料水を準備しておくことが大切です。
防災対策として水を用意する場合は7日分が必要です。 1日に2L飲むことを考えて14L分の水を備えておきましょう。 持ち出し用のリュックには、500ml2本程度を入れておくのがおすすめです。
非常用トイレセット
防災対策におすすめのグッズは、非常用トイレセットです。 地震や水害が起きたときは、トイレに行けない可能性があります。 簡易トイレを準備しておくことで、いざというときに使うことができます。
非常用トイレは、長期の避難生活を過ごすために50回以上使えるものを選ぶとよいでしょう。
携帯ラジオ
携帯ラジオは、災害時の情報収集に便利なアイテムです。 スマホだけでは、回線状況によって使えなかったり、信憑性の低い情報に出会ってしまったりと、デメリットが多いです。
携帯ラジオは、回線の状況に左右されず、信頼性のある情報を手に入れることができます。 スマホと一緒に携帯ラジオを持っておくことで、正しく情報収集をすることができるでしょう。
懐中電灯
停電時に備えて懐中電灯を準備しておくとよいでしょう。 懐中電灯は、サイズや形状が様々なので使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
電源タイプは、電池やソーラー、手回しなどがあります。 サブとして手回し用を持っておくと、充電が完了する間も明るく照らすことができます。 また、光にビニール袋を被せることで柔らかく明るく照らすことができるので、工夫して利用しましょう。
ローソクやマッチ
ローソクやマッチは、光としての役割に加えて火起こしができるので、災害時に役立ちます。 電気を使わずに火をつけられるグッズがあると、いざというときに暖を取ったり調理をしたりと、幅広く使うことができます。
充電の必要がなく場所を選ばないので、便利なアイテムです。 また、サイズも小さく防災リュックにも入れることができます。
モバイルバッテリー
災害時でもスマホを使うためにモバイルバッテリーを準備しておくことが大切です。 モバイルバッテリーは、コンセントがない環境でもスマホを充電することができます。
モバイルバッテリーがあれば、停電時にテレビから情報を得られない状況でもスマホで情報収集ができるでしょう。 種類は、電池やソーラーなどがあり、100均でも手に入るので事前に購入しておくとよいでしょう。
防災用リュック
防災対策グッズを準備するのが面倒な場合は、防災用リュックがおすすめです。 防災用リュックは、災害時に必要なアイテムがまとめて入っているので、簡単に防災対策ができます。
ただし、リュックによって中身が異なるため事前に確認し、足りないものは自分で買いそろえるようにしましょう。
蓄電池こそ最強の防災対策グッズ
災害時は、食料だけでなく電気の代わりとなるグッズをいくつか用意する必要があるため、準備するのが大変ですよね。 停電時でも場所を取らずにおうちで電気を使う方法があるとしたらどう思いますか?
実は、蓄電池を1つ用意しておくと、停電中でもおうちの家電を安心して使うことができるんです! 蓄電池は充電して何度も使える電池のことで、事前に電気を貯めておき、必要なときに電気を利用することができます。
災害時に蓄電池さえあれば、ローソクやモバイルバッテリーがなくてもスマホでの情報収集や調理が可能です。
実際の活用事例として、2018年9月に起きた北海道胆振東部地震において、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた住宅でほぼ日常に近い水準で電力を使えたという報告がありました。
(参考:産経新聞「積水化学、太陽光・蓄電住宅が災害時の大規模停電中も日常電力を供給」より)
家庭用蓄電池で電気代を気にせず防災対策をしよう
家庭用蓄電池は、貯めておいた電気を好きな時に家電や電気に使うことができるもので、一般住宅で使用できる二次電池のことです。
災害時の家庭用蓄電池のメリットは、主に2つです。
・停電時でも普段とほぼ変わらずに数日間生活できる
・太陽光と組み合わせると長期間の停電にも対応できる
事前に蓄電池に電気を貯めておくことで、停電時に家電製品や充電器などを利用することができ、日常生活と変わらずに数日間過ごせるでしょう。 また、太陽光発電と併用すると、天気がいい日に電気を貯めることができるので、悪天候が続いたときも安心です。
また、家庭用蓄電池には、電気料金を安くできるというメリットもあります。 蓄電池を使って電気料金が安い夜に電気を貯め、昼間に貯めた電気を利用すると、日々の電気代を節約することができます。
家庭用蓄電池は、災害時に役立つことはもちろん、経済的なメリットもあるのでぜひ活用しましょう。
しかし、蓄電池は、設置にお金がかかるというデメリットがあります。 補助金の活用などで実質無料で導入できるケースもあるため、詳しくはぜひお問い合わせください。
正しい防災対策で災害に備えよう
今回は、防災対策でやるべきことやおすすめの防災対策グッズを紹介しました。 災害時は、停電や避難生活が想定されるため、様々なアイテムを揃えておく必要があります。
中でも蓄電池は、不安が多い災害時でも安心して電気を使えるアイテムです。 太陽光と組み合わせることで長期間の停電に耐えられるほか、日常生活の電気料金を安くできるというメリットもあります。 経済的にも嬉しい蓄電池を取り入れて災害に備えましょう!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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