メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上
クレジット
ローン
銀行振込

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

太陽光パネルと蓄電池のセット導入!メリット・デメリット徹底解説

太陽光発電 2025年05月30日更新

太陽光発電の導入を考えるとき、多くの方が一緒に検討するのが「家庭用蓄電池」です。電気代の節約や災害時の備えとして、太陽光パネルと蓄電池をセットで導入する家庭が近年増えています。「でも、セットで導入すると何が良いの?」「費用はどれくらいかかるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、太陽光パネルと蓄電池の基本的な関係性から、セットで導入するメリット・デメリット、失敗しないための選び方のポイント、費用相場まで、網羅的に分かりやすく解説します。

目次

太陽光パネルと蓄電池の基本的な関係性:発電と蓄電の連携

まず、太陽光パネルと蓄電池がそれぞれどのような役割を果たし、どのように連携するのかを見ていきましょう。

太陽光パネルの役割:日中に電気をつくる

太陽光パネル(ソーラーパネル)は、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する装置です。屋根などに設置し、主に日中の太陽が出ている時間に発電します。発電した電気は、家庭内でリアルタイムに使用することができます。

蓄電池の役割:電気をためて、必要なときにつかう

家庭用蓄電池は、電気を貯蔵しておくことができる「大きなバッテリー」のようなものです。太陽光パネルが発電した電気や、電力会社から購入した電気を貯めておくことができます。そして、貯めた電気を、太陽光パネルが発電しない夜間や早朝、あるいは停電時など、必要な時に放電して使うことができます。

なぜセットで導入するの?連携の仕組み

太陽光パネルと蓄電池をセットで導入する最大の理由は、太陽光パネルが発電した電気を最大限に活用するためです。

日中、太陽光パネルで発電した電気は、まず家庭内で消費されます。消費しきれずに余った電気(余剰電力)は、通常であれば電力会社に売電されます。しかし、蓄電池があれば、この余剰電力を売電せずに蓄電池に貯めることができます。そして、太陽光パネルが発電しない夜間や朝夕の時間帯に、蓄電池に貯めた電気を使うことで、電力会社から電気を買う量を減らすことができるのです。

この発電、消費、蓄電、放電といった電気の流れをコントロールするのが「パワーコンディショナ(パワコン)」という機器です。太陽光パネルと蓄電池を連携させるためには、それぞれの機器に対応したパワコンが必要となります。

太陽光パネルと蓄電池をセット導入するメリット

太陽光パネルと蓄電池をセットで導入することには、多くのメリットがあります。

メリット1:電気代を大幅に削減できる(自家消費の最大化)

最大のメリットは、電気代の削減効果を高められることです。太陽光発電だけの場合、昼間に発電した電気しか自家消費できません。しかし、蓄電池があれば昼間の余剰電力を貯めて夜間も使えるため、電力会社から購入する電気量を大幅に減らすことができます。特に、近年電気料金が上昇傾向にあることや、FIT(固定価格買取制度)の売電単価が低下していることを考えると、発電した電気を売るよりも自家消費する方が経済的メリットは大きくなっています。

メリット2:停電時でも電気が使える(災害への備え)

地震や台風などの自然災害で停電が発生した場合でも、蓄電池に電気が貯まっていれば、非常用電源として活用できます。停電が長時間続いても、日中に太陽光パネルが発電すれば、再び蓄電池に充電することも可能です(天候によります)。照明、冷蔵庫、スマートフォンの充電、情報収集のためのテレビやラジオなど、最低限の電力を確保できる安心感は、お金には代えられない大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3:売電収入も期待できる(条件による)

蓄電池を導入しても、発電量が自家消費量と蓄電量を上回る場合は、余った電気を電力会社に売電することも可能です(FIT制度適用期間中や、卒FIT後の売電契約による)。ただし、売電単価は年々低下しているため、売電収入を主目的とするよりも、自家消費を優先する方が経済的には有利になるケースが多いです。

メリット4:深夜電力の活用(電力プランによる)

電力会社によっては、夜間の電気料金が割安になるプランがあります。こうしたプランを利用している場合、夜間に安い電気を蓄電池に貯めておき、電気料金が高い昼間の時間帯に使う、といった賢い使い方も可能です(ただし、近年深夜電力プランのメリットは小さくなる傾向にあります)。

メリット5:環境に優しい暮らしの実現

太陽光発電は、発電時にCO2(二酸化炭素)を排出しません。蓄電池と組み合わせることで、再生可能エネルギーの利用率を高め、化石燃料への依存度を減らすことができます。環境負荷の低減に貢献できる点も、大きな魅力の一つです。

メリット6:電気料金の変動リスクに強くなる

電力会社から購入する電気の量を減らすことで、将来的な電気料金の値上げに対するリスクを低減することができます。エネルギー価格の変動に左右されにくい、安定したエネルギーライフを目指せます。

太陽光パネルと蓄電池セット導入のデメリット・注意点

多くのメリットがある一方、セット導入にはデメリットや注意点も存在します。導入後に後悔しないためにも、しっかりと把握しておきましょう。

デメリット1:初期費用が高額になる

太陽光パネルと蓄電池の両方を導入するため、太陽光発電システム単体で導入する場合に比べて、初期費用は大幅に高くなります。 数百万円単位の費用がかかるため、資金計画を慎重に立てる必要があります。

デメリット2:設置スペースが必要になる

太陽光パネルを設置する屋根のスペースに加え、蓄電池本体とパワーコンディショナを設置するためのスペースが屋内外に必要となります。特に蓄電池はサイズや重量があるため、設置場所の確保が可能か、事前に確認が必要です。

デメリット3:蓄電池の寿命と交換費用

蓄電池には寿命があり、一般的に10年~15年程度で性能が低下し、いずれ交換が必要になる可能性があります。交換時には、再びまとまった費用(本体価格+工事費)が発生することを念頭に置く必要があります。

デメリット4:定期的なメンテナンスが必要

太陽光パネル、蓄電池、パワーコンディショナともに、長期間安定して使用するためには定期的なメンテナンスが必要です。メーカー保証に含まれる点検のほか、必要に応じて有償の点検や清掃、部品交換などが発生する可能性があります。

デメリット5:発電量は天候に左右される

太陽光発電の発電量は、日射量に依存するため、曇りや雨の日、冬場などは発電量が少なくなります。天候によっては、期待通りの発電量が得られず、蓄電池に十分な電気を貯められない日もあります。

デメリット6:「元が取れるか」は条件次第

高額な初期費用やメンテナンス費用、将来の交換費用などを考慮すると、「経済的に元が取れるか」は、設置条件、自家消費率、電気料金や売電価格の推移、補助金の活用状況など、様々な要因によって変わってきます。導入前に詳細なシミュレーションを行い、長期的な視点で経済性を評価することが重要です。

太陽光パネルと蓄電池の選び方:失敗しないためのポイント

セット導入で後悔しないためには、ご自身の家庭に合ったシステムを正しく選ぶことが重要です。

最適な容量の選び方

  • 太陽光パネルの容量(kW)
    設置可能な屋根の面積や形状、方角、予算、年間でどれくらいの電気を発電したいかなどを考慮して決定します。一般家庭では4kW~6kW程度が主流ですが、屋根の条件によって設置できる容量は異なります。
  • 蓄電池の容量(kWh)
    以下の点を考慮して選びます。
  • 家庭の電力使用量
    特に夜間や早朝にどれくらいの電気を使うか。
  • 停電時の備え
    停電時にどの家電をどれくらいの時間使いたいか。
  • 太陽光パネルの容量とのバランス
    太陽光パネルの発電量に対して蓄電池の容量が小さすぎると昼間の余剰電力を貯めきれず、大きすぎると満充電にならない可能性があります。
    一般的に太陽光パネル容量の1.5倍~2倍程度の蓄電容量が目安とされることもありますが一概には言えません。
  • 予算
    容量が大きいほど価格は高くなります。

まずはご家庭の電力使用状況を把握し、何を目的として蓄電池を導入するのか(電気代削減?災害対策?)を明確にした上で、業者と相談しながら最適な容量を見つけましょう。

蓄電池のタイプの選び方

蓄電池にはいくつかのタイプがあり、機能や設置方法が異なります。

  • 単機能型 vs ハイブリッド型
    • 単機能型
      蓄電池の充放電機能のみを持つタイプ。太陽光発電用とは別に、蓄電池用のパワーコンディショナが必要です。すでに太陽光発電を設置していて、パワコンがまだ新しい場合などに選択されます。
    • ハイブリッド型
      太陽光発電用と蓄電池用のパワーコンディショナ機能が一体化されたタイプ。
      新規で太陽光発電と蓄電池を同時に設置する場合や、太陽光発電のパワコン交換時期に合わせて導入する場合に効率的で設置スペースも抑えられます。
  • 全負荷型 vs 特定負荷型
    • 全負荷型
      停電時に、家全体のほぼ全ての電気回路に電気を供給できるタイプ。
      普段通りの生活に近い形で電気を使えますが、価格は高めです。
    • 特定負荷型
      停電時に、あらかじめ選んでおいた特定の電気回路(リビングの照明、冷蔵庫、コンセントなど)にのみ電気を供給するタイプ。
      全負荷型より安価ですが、停電時に使える範囲が限定されます。

どちらのタイプが良いかは、停電時の備えに対する考え方や予算によって異なります。

メーカー選びのポイント

太陽光パネル、蓄電池ともに、多くのメーカーが存在します。メーカーを選ぶ際は、価格だけでなく、以下の点も考慮しましょう。

  • 信頼性・実績
    長年の実績があるか、品質管理体制はしっかりしているか。
  • 製品の性能・特徴
    発電効率、蓄電効率、機能、デザインなど。
  • 保証内容・期間
    システム保証、出力保証(太陽光パネル)、容量保証(蓄電池)などの内容と期間は重要です。長期保証(15年以上など)を提供しているメーカーもあります。
  • サポート体制
    設置後のアフターサービスや、万が一のトラブル時の対応体制。

信頼できる販売・施工業者の選び方

システム選びと同じくらい重要なのが、信頼できる販売・施工業者を選ぶことです。

  • 実績と専門知識
    太陽光発電・蓄電池の販売・施工実績が豊富か。専門的な知識を持っているか。
  • 提案力
    家庭の状況をしっかりとヒアリングし、最適なシステムを提案してくれるか。シミュレーションは詳細で、根拠が明確か。
  • 見積もりの透明性
    見積もり内容が詳細で分かりやすいか。不明瞭な点はないか。
  • 施工品質
    自社施工か、提携業者か。施工に関する資格や研修体制はどうか。
  • アフターサポート
    設置後の点検や保証、トラブル対応はしっかりしているか。
  • 補助金申請サポート
    補助金の知識があり、申請をサポートしてくれるか。

必ず複数の業者から見積もりを取り、提案内容、価格、保証、サポート体制などを比較検討して、納得のいく業者を選びましょう。

太陽光パネルと蓄電池の導入費用と補助金

最後に、セット導入にかかる費用相場と、活用できる補助金について触れておきます。

セット導入の費用相場(2025年)

太陽光パネル(4kW~5kW程度)と蓄電池(5kWh~10kWh程度)をセットで導入する場合の費用相場は、2025年現在で、おおよそ200万円~350万円程度が目安となります。

ただし、これはあくまで目安であり、選択する機器のメーカー、容量、性能、設置工事の内容、業者によって大きく変動します。正確な費用は、必ず複数の業者から見積もりを取って確認してください。

活用できる補助金制度

高額な初期費用を軽減するために、国や地方自治体が補助金制度を設けています。

  • 国の補助金
    「DR補助金」(蓄電池)や、「子育てグリーン住宅支援事業」(ZEH関連や省エネリフォーム)などが利用できる可能性があります。
  • 地方自治体の補助金
    お住まいの都道府県や市町村が、太陽光発電や蓄電池の導入に対して独自の補助金制度を設けている場合があります。国の補助金と併用できるケースも多いです。

補助金制度は、年度ごとに内容が変更されたり、予算上限に達し次第終了したりします。最新情報を常に確認し、利用できるものは積極的に活用しましょう。 補助金の申請は手続きが煩雑な場合もあるため、業者のサポートが受けられるかどうかも確認しておくと安心です。

まとめ:セット導入で賢く快適なエネルギーライフを

太陽光パネルと蓄電池のセット導入は、電気代の大幅な削減、災害時の非常用電源確保、環境貢献など、多くのメリットをもたらします。一方で、高額な初期費用や設置スペース、メンテナンスといったデメリットも存在します。

導入を成功させるためには、メリット・デメリットの両方を十分に理解した上で、

  • ご自身の家庭の電力使用状況やライフスタイルに合った最適なシステム(容量、タイプ)を選ぶこと
  • 複数の業者から見積もりを取り、価格、提案内容、保証、サポート体制を比較検討すること
  • 利用可能な補助金制度を最大限に活用すること

が重要です。

この記事を参考に、ご自身の家庭にとって太陽光パネルと蓄電池のセット導入が最適かどうかをじっくりと検討し、賢く快適なエネルギーライフを実現してください。

太陽光パネルと蓄電池に関するQ&A

Q1: 太陽光パネルだけ先に設置して、後から蓄電池を追加(後付け)することはできますか?

A1: はい、可能です。太陽光パネル設置後に、ライフスタイルの変化や予算の都合に合わせて蓄電池を追加導入するケースは多くあります。ただし、後付けの場合、セット導入に比べて工事費が割高になる可能性や、既存の太陽光発電用パワーコンディショナとの互換性の問題(場合によってはパワコン交換が必要になる)などが生じる場合があります。将来的に蓄電池の導入を考えている場合は、最初からハイブリッド型パワーコンディショナを選んでおくなどの選択肢もあります。

Q2: 太陽光パネルと蓄電池、どちらの容量を優先して考えるべきですか?

A2: 一概にどちらを優先すべきとは言えませんが、バランスが重要です。まず太陽光パネルは、設置可能な屋根面積や予算から最大限設置できる容量を検討することが多いです。その上で、発電量予測と家庭の電力使用量(特に夜間)を考慮して、蓄電池の容量を決定するのが一般的な流れです。蓄電池の容量が太陽光パネルの発電量に対して小さすぎると余剰電力を貯めきれず、大きすぎると初期費用がかさむ上に満充電にならない可能性もあります。シミュレーションを通じて最適なバランスを見つけることが大切です。

Q3: 太陽光パネルと蓄電池をセットで導入した場合、保証はどうなりますか?

A3: 通常、太陽光パネル、蓄電池、パワーコンディショナそれぞれにメーカー保証が付いています(例: 10年、15年など)。保証の内容(機器保証、出力保証、容量保証など)や期間はメーカーや製品によって異なります。また、設置工事に対する保証(施工保証)は、施工業者が独自に設けている場合が多いです。セットで導入する場合、システム全体を一貫して保証してくれるメーカーや業者を選ぶと、万が一の際に窓口が一本化できて安心な場合があります。契約前に保証内容をしっかり確認しましょう。

Q4: 賃貸住宅でも太陽光パネルと蓄電池を導入できますか?

A4: 戸建て賃貸や分譲マンションの場合、大家さんや管理組合の許可が得られれば設置可能なケースもありますが、一般的には難しいことが多いです。特に屋根へのパネル設置や壁への穴あけ工事が必要になるため、現状復帰の義務などを考えるとハードルは高いと言えます。近年、設置工事不要のポータブル電源と小型ソーラーパネルのセットなども登場していますが、本格的なシステム導入は持ち家が基本となります。

Q5: オール電化住宅の場合、太陽光パネルと蓄電池のセット導入メリットは大きいですか?

A5: はい、オール電化住宅は、ガスを使わない分、電気の使用量が一般の家庭より多くなる傾向があります。そのため、太陽光発電と蓄電池を導入して電気の自家消費率を高めることによる電気代削減メリットは、より大きくなる可能性があります。また、停電時には、エコキュートなど電力が必要な給湯設備も使えなくなるリスクがありますが、蓄電池があれば(容量や出力によりますが)お湯の使用など最低限の生活を維持しやすくなるため、災害対策としてのメリットも大きいと言えるでしょう。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!