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蓄電池自作のリスクと最適な導入方法

2025年09月10日更新

蓄電池の自作が注目される理由と基本的な考え方

近年、電気代の高騰や災害時の備えとして、蓄電池への関心が高まっています。そんな中で「蓄電池を自作できないか」と考える方も増えています。蓄電池の自作は技術的には可能ですが、安全性や法的な規制を考慮すると、多くのリスクを伴います。

蓄電池システムは単純に見えても、実際には複雑な電気回路や制御システムで構成されています。適切な知識と経験なしに自作を試みると、火災や感電といった重大な事故につながる可能性があります。

蓄電池自作に伴う主要なリスクと危険性

安全面でのリスク

蓄電池の自作における最大のリスクは、火災や爆発の危険性です。
リチウムイオン電池は不適切な取り扱いにより熱暴走を起こし、発火や爆発を引き起こす可能性があります。特に以下のような危険が想定されます:

  • 過充電による電池の膨張・発火
  • 不適切な配線による短絡事故
  • 温度管理の不備による熱暴走
  • 防水・防塵対策の不備による機器故障

法的・技術的な問題

電気設備の設置には電気工事士の資格が必要な場合があります。無資格での電気工事は電気工事士法違反となり、罰則の対象となります。 また、系統連系を行う場合は電力会社への申請が必要で、認定を受けていない機器は接続できません。

経済的なリスク

自作による故障や事故の場合、保険の適用外となる可能性があります。また、機器の不具合により他の家電製品に損害を与えた場合、高額な修理費用が発生するリスクもあります。

家庭用蓄電池の種類と特徴

リチウムイオン蓄電池

現在最も普及している蓄電池で、最新のリチウムイオン蓄電池の充放電サイクル数は6,000回から12,000回程度 となっています。コンパクトで高効率ですが、温度管理や充放電制御が重要です。

その他の蓄電池タイプ

NAS電池などの産業用蓄電池もありますが、NAS電池の寿命は15年程度
とされており、家庭用途には向いていません。鉛蓄電池は安価ですが、容量あたりのサイズが大きく、メンテナンスが必要です。

市販蓄電池の導入費用と相場

容量別の価格相場

家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり20万円~30万円程度 が基準となります。容量別の詳細な相場は以下の通りです:

  • 小容量(3kWh~5kWh):100万円~150万円
  • 中容量(6kWh~10kWh):150万円~200万円
  • 大容量(10kWh以上):200万円~350万円程度

設置工事費用

蓄電池の標準的な設置工事費用は20万円~35万円程度 となります。設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

自作と市販品のコスト比較分析

自作時の必要コスト

蓄電池を自作する場合、以下のような費用が必要です:

  • リチウムイオンセル:容量1kWhあたり5万円~8万円
  • BMS(バッテリー管理システム):3万円~10万円
  • インバータ:5万円~15万円
  • 筐体・配線材料:2万円~5万円
  • 安全装置・計測器:3万円~8万円

これらを合計すると、自作でも容量1kWhあたり18万円~46万円程度の費用
が必要となり、市販品と大きな差がありません。

隠れたコストの存在

自作の場合、以下のような隠れたコストも考慮する必要があります:

  • 専用工具の購入費用
  • 試行錯誤にかかる時間コスト
  • 安全対策のための追加機器
  • 故障時の修理・交換費用

蓄電池導入の正しい選択肢と手順

信頼できるメーカー製品の選択

蓄電池の寿命は30年前後 と長期間使用するものです。そのため、実績のあるメーカーの製品を選択することが重要です。主要メーカーには以下があります:

  • パナソニック
  • 京セラ
  • オムロン
  • ニチコン
  • シャープ

適切な設置業者の選定

蓄電池の設置には専門的な知識と技術が必要です。以下の点を確認して業者を選択しましょう:

  • 電気工事士の資格保有
  • 蓄電池設置の豊富な実績
  • アフターサービスの充実
  • 適切な保証制度の提供

太陽光発電との連携メリット

システム連携の効果

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることで、電気の自給自足率を大幅に向上
させることができます。日中に発電した電力を蓄電池に貯め、夜間や悪天候時に使用することで、電力会社からの購入電力を削減できます。

売電価格との関係

住宅用太陽光発電(10kw未満)の売電価格は、1kWhあたり15円(設置年度や電力会社によって異なります)となっています。電力会社からの購入単価と比較すると、自家消費の方が経済的メリットが大きくなります。

補助金制度の活用方法

国や自治体の支援制度

蓄電池導入には様々な補助金制度が用意されています。2025年度も継続して以下のような制度が利用可能です:

  • 国の住宅用蓄電池導入支援事業
  • 各都道府県の独自補助金
  • 市町村レベルの支援制度

補助金を活用することで、導入費用を大幅に削減 することができます。ただし、申請期限や条件があるため、事前の確認が重要です。

申請時の注意点

補助金申請には以下の点に注意が必要です:

  • 申請期限の確認
  • 必要書類の準備
  • 対象機器の確認
  • 設置業者の要件確認

安全で確実な蓄電池導入のための推奨手順

事前調査と計画

  1. 電力使用量の分析と必要容量の算出
  2. 設置場所の確認と環境調査
  3. 予算の確定と資金計画
  4. 補助金制度の調査と申請準備

業者選定と契約

  1. 複数業者からの見積もり取得
  2. 実績と資格の確認
  3. 保証内容とアフターサービスの確認
  4. 契約内容の詳細確認

設置と運用開始

  1. 設置工事の実施
  2. 動作確認と操作説明
  3. 保証書類の受領
  4. 定期メンテナンスの実施

まとめ:安全性と経済性を両立する選択

蓄電池の自作は技術的には可能ですが、安全性、法的規制、経済性を総合的に考慮すると、信頼できるメーカーの製品を専門業者に設置してもらうことが最適解 です。

自作によるコスト削減効果は限定的である一方、安全リスクや法的問題、保証の欠如といったデメリットが大きく上回ります。長期間安心して使用するためには、適切な製品選択と正しい設置が不可欠です。

蓄電池導入を検討される際は、まず専門業者による現地調査と適切な提案を受けることをお勧めします。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

蓄電池を自作する場合、どの程度の電気知識が必要ですか?

蓄電池の自作には高度な電気工学の知識が必要です。特にリチウムイオン電池の特性、充放電制御、BMS(バッテリー管理システム)の設計、インバータ回路の理解などが求められます。また、電気工事士の資格も必要になる場合があります。安全性を考慮すると、専門業者による設置を強く推奨します。

自作蓄電池と市販品で性能面での違いはありますか?

市販品は厳格な品質管理と安全基準をクリアしており、長期間の安定動作が保証されています。自作品では温度管理、充放電制御、安全装置の精度が劣る可能性があり、結果として寿命が短くなったり、性能が不安定になるリスクがあります。また、メーカー保証がないため、故障時の対応も自己責任となります。

蓄電池自作にかかる総費用はどの程度になりますか?

容量1kWhあたり18万円~46万円程度の材料費に加え、専用工具の購入費用(10万円~30万円)、安全対策費用などが必要です。さらに試行錯誤にかかる時間コストも考慮すると、市販品の導入費用(容量1kWhあたり20万円~30万円程度)とほぼ同等か、場合によっては高額になる可能性があります。

自作蓄電池でも補助金は受けられますか?

補助金制度は基本的に認定を受けた製品の導入が対象となっており、自作品は対象外となる場合がほとんどです。また、電力会社との系統連系も認定機器でなければ承認されません。補助金を活用して経済的に蓄電池を導入するためには、対象製品を専門業者に設置してもらうことが必要です。

蓄電池の設置に必要な資格や許可はありますか?

蓄電池の設置工事には電気工事士の資格が必要な場合があります。特に分電盤への接続や高電圧部分の工事は有資格者でなければ実施できません。また、系統連系を行う場合は電力会社への申請と承認が必要です。無資格での工事は電気工事士法違反となり、罰則の対象となります。安全で合法的な設置のためには、必ず有資格者に依頼してください。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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